ビスマルクと潜水艦隊の加勢により敵主力艦隊の大半を撃破、損害もさほど出ては居なかった。
しかし、一つの予想だにしていないことが起きた。
突如後方から聞きなれた声が慌てた様子で叫ぶ。
大淀「みなさん!聞いてください!敵の奇襲攻撃により鎮守府崩壊!提督の行方が不明です!」
長門「なに!?レーダーはどうした!?お前もいたろう!」
大淀「突然鎮守府のほぼゼロ距離まえに深海から飛び出し、一撃で…」
金剛「そんなことより!提督は!?大淀がいたなら!守れたハズデース!」
大淀「…っ!」
すっと袖を上げ傷を見せる大淀
榛名「大淀さんっ!?それは!?」
比叡「ひぇぇぇ!」
大淀「敵艦がまえに現れた時でした…提督は、僕のことは良いですから皆さんにこのことを伝えてくださいっと私に伝えた後…窓から私を押し出し落として…助けてくださったのです。申し訳…ありません…っ!」
霧島「なるほど…あの提督ならそういうところもあるでしょうね」
大和「皆さん!一時撤退して鎮守府にもどりましょう!私と武蔵さんで敵艦隊は抑えます!」
武蔵「我々もすぐに行く!急げ!」
ビスマルク「後衛、わたしも参加させてもらうわ。高速戦艦たる私がいたら余裕でしょう」
潜水艦隊「私たちはビスマルクさんの艦隊なので撤退しつつ護衛します!」
残りの艦隊を長門を筆頭に鎮守府に急行した。
その頃鎮守府では。
天龍「なんだよ…これ」
瀧田「天龍ちゃん…」
遠征からもどった天龍達がいた。
それから数分後長門達が帰投した。
瓦礫の中では。
瓦礫の中で提督は目を覚ました。
提督「大淀に連絡は伝えた…みんなは無事だろうか」
その時身体に激痛が走る。
提督「うぐっ!かはっ!ゲホッゲホッ」
下を見ると瓦礫に埋もれて腹部と足に柱の残骸が突き刺さっていた。幸い急所は回避していた。
提督「はぁ、はぁ、俺ももう、終わりか…」
長門「天龍!話は後だ!とにかくあの瓦礫の山に提督は埋もれているかもしれないんだ!手伝え!」
天龍「なに!?無事なのか!」
長門「わからん!だが!信じろ!」
天龍「わ、わかった…」
それから十数分後大和達が帰還。言葉を失ったがすぐに探索を開始した。
金剛「ブッキー!こっちの方手伝って欲しいネ!」
吹雪「はい!」
その時比叡が悲鳴をあげる。
比叡「ひぇぇぇ!」ガタガタ…
榛名「どうしたんですか!?…っ!?これはっ!」
恐らく提督の血飛沫がかかっているであろう真っ赤な柱が顔を出した。
霧島「ま、まだです!例え提督のものでも!あの方なら無事です!さぁ!比叡姉様!榛名姉様!立ってください!」
愛宕「提督〜!いたら返事して〜!」
高雄「提督!どこですか!提督!」
扶桑「提督…っ!」
山城「姉様!あれ!提督の帽子!」
扶桑「あ!みなさん!提督の帽子です!」
大和「そこにいるんですか!提督!」
大和が馬力全開で瓦礫を押し上げる。
武蔵「この武蔵にまかせろ!」
武蔵はその瓦礫を含め一気に持ち上げ投げすてる。
夕立「この奥に!なにかいるっぽい!音がする」
潜水艦の探知能力で提督のわずかな音でも汲み取ろうとしていた時だった。
そして全ての艦娘がその一箇所に集まり瓦礫を避けていく。
そして…
第47話に続く
というわけで!提督生きてんのかねぇ