鎮守府の復興とともに提督の体調も復帰し、数ヶ月の月日が流れた。そんなある日のこと。
大淀「レーダーに敵影あり!」
提督「数や戦力の特定を急いでください!」
大淀「これはっ!先日の奇襲部隊を加えた大艦隊です!」
長門「なに!?」
提督「もうきたんですか。マイクを鎮守府内全てに繋いでください」
大淀「はい!」
提督「みなさん先日の奇襲部隊の大艦隊が迫っていています!艦娘の皆さんは直ちに戦闘配置についてください!準備が完了次第対緊急事態作戦に取り掛かってください!緊急事態作戦パターンD!発動!直ちに全艦艇は出撃してください!」
パターンDとは緊急事態において大艦隊が来た場合主力の精鋭部隊を前衛とし全力を持って最短で決着をつけるために考え出された作戦である。
長門「私も!」
提督「まて!本命であることを大本営に発表した以上上からの承認もなしに出すわけにはいかない!今はこらえろ!」
長門「くっ…すまない」
大淀「全艦艇出撃完了、陣形を形成、敵艦隊と衝突まであと5分!」
提督「…嫌な予感がしなくもないのですが」
窓から海戦の様子が見える。
大淀「敵機来襲!かず200!」
提督「対空戦闘用意!全防衛システム始動!秘匿兵器誘導型噴進弾の使用を許可!」
大淀「対空システム始動!噴進弾発射用意完了!」
長門「噴進弾か、はやく見てみたいものだ」
大淀「敵戦闘機部隊射程に入りました!」
提督「攻撃開始!」
轟音とともに高角砲や機関砲が放たれていく。
そして秘匿兵器噴進弾も膨大な量を打ち出して行った。
大淀「!?提督!」
提督「どうしました?」
大淀「敵大艦隊こちらの艦隊を押しながら半数がこちらに来ます!」
提督「仕方ないか…第2秘匿兵器!対艦砲使用許可!海岸線の全魚雷発射用意!」
大淀「対艦砲用意完了、いつでも打てます!続いて魚雷装填完了!」
提督「全魚雷発射!」
大淀「さらに分裂」
提督「対艦砲で抑えてください!」
大淀「このペースならいけます!あ!前衛艦隊より電文!苦戦の模様!」
提督「さすがの戦力だな…」
どうする?練度の高い長門を出すしかないか…
長門「いつき…」
提督「すまん、長門、行ってくれるか?」
長門「ああ!任せろ!」
提督「よし!責任は俺が取る!長門出撃!」
予測通り大本営から連絡が来た。
元帥「どういうつもりだ?」
提督「大艦隊出現のため止むを得ず出撃させました」
元帥「そんなことが許されるか!駆逐艦を盾にすれば済む話だろ!」
提督「自分は!仲間を犠牲にしてまでかつ勝利などいりません!いっそ死んだほうがマシです!」
元帥「貴様!…。良いだろう、好きにしろ」
提督「感謝します」
その後長門が参戦したことにより無事勝利するのだが…
第50話に続く