東方宵闇録   作:*青葉*

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投稿ペースは作者の完全な気分ですので普段からこんなペースではないので、ご了承くださいm(_ _)m

さてさて、今回もゆっくりしていってね!


3話《到着 紅魔館 そして試験へ?》

ルーミアと2人で歩いていると紅い大きな屋敷が俺の目に入った。かなり規模が大きく、敷地面積も相当なものだと伺える。

 

「おー!ついたのだー!」

 

「なるほどな、これが紅魔館か…外見にぴったりの名前だな」

 

紅魔館の入口付近まで行くと門番が立っていた…寝てるけど…

 

「な、なぁルーミア、あれってもしかして門番…か?」

 

「うん!もしかしなくても門番なのだ!」

 

まぁ、そんなことだろうとは思ったよ、うん。でも仮にも門番が寝ててもいいのだろうか?なんか起こしてあげた方がいい気がしてきた。

 

「あのー」

 

「んー…はっ!さ、咲夜さん!ナイフだけは勘弁を!…ってあれ?咲夜さんじゃないですね…」

 

「あー、俺は神谷凛だ。外の世界から幻想郷に来てしまって、行く宛もないから、この場所に来てみたんだ。」

 

「ふむ、外来人の方ですか。ご用件は…?」

 

「今日1晩、俺とルーミアを泊めてくれないか?」

 

「え!?私も!?」

 

「あたりまえだろうが…お前いなくなったら俺は明日からどう行動すればいいんだよ…」

 

「あー、それもそうだね…」

アハハっとルーミアは乾いた笑いをしている。

ここまでおバカさんだと逆に安心するぜ。

 

「んー、それは無理ですね。ルーミアさんはともかく、見ず知らずのあなたまで屋敷に入れることは厳しいかと…」

 

「まぁ、予想通りだ。ならルーミアを泊めてやってくれ。俺は他の場所を巡ってみる」

 

「ちょ、ちょっと!なんで私だけ置いていくつもりなの!?さっきどう行動すれば〜とか言ってたわよね!?」

 

驚きすぎてルーミアの口調がブレまくっている。なんだろう、見ていてすごく面白い…。

 

「まぁ、こればっかりは…」

 

と申し訳なさそうに、謝ってくる門番さん。

それじゃあ、行こうかなぁと思っていた俺の目の前に突如メイド服を着た女性が現れる。

 

え?瞬間移動か何かの類の能力か…?急に現れたぞ…?

 

「あら、美鈴、今日は珍しく起きているのね?」

 

「さ、咲夜さん!わ、私だってちゃんと働いていますからね!!」

 

「あれ?でもさっき凛に起こされるまで寝てなかったかー?」

 

ルーミアが純粋な疑問を口に出す。それを聞いたメイドさんが門番さんに問い詰め始めた。

 

「へぇ…?美鈴、それはどういうことかしら…?」

 

「さ、咲夜さん!!な、ナイフだけはお許しを!!」

 

((うっわぁ、上下関係が完全に出来上がってるなぁ))

2人同時に内心呟いているのだった。

 

何故か、門番さんに多数のナイフが刺さったあと、メイドさんがこっちに向き直った。

 

「お見苦しいところをお見せしてしまいました。私は十六夜咲夜。この紅魔館のメイド長をしております。お嬢様のご命令により、あなた達を屋敷に案内しに来ました」

 

「そ、それは助かるよ」

 

なんでここの主は俺達が今日ここに来ることを知っていたんだ…?

未来予知かなにかの能力…?まぁ詳しいことは会って聞けばいいだけか…。

 

「では、こちらへどうぞ」

 

そう言うとメイドさんは少し前を歩きながら館に入れてくれた。

館の中は全体的にみてかなり綺麗に掃除されている。さらに部屋の数もかなりのものと見えた。俺とルーミアが周りを見渡しながらついてくとメイドさんはある扉の前で止まった。

 

「この先にこの紅魔館当主レミリア・スカーレットお嬢様がいらっしゃいます。くれぐれも粗相のないようにお願い致します」

 

「わかった。ルーミア行くぞ」

 

「わかったのだー!」

 

何処と無く重みがある扉を開けるとそこには1人の少女が佇んでいた。

 

「あー、えーとあなたがレミリア・スカーレット…さんですか?」

 

「えぇ、そうよ?あと今回だけはその何かを含んだ間について言及しないであげるわ」

 

あれぇ?なんかバレてるんですけどぉぉ!!ここは冷静に取り繕って行かなきゃ駄目なような…

 

「えーと、さっそくですけど幾つか質問をいいですか?」

 

「いいわよ」

 

「ありがとうございます。それじゃあ遠慮なく…あなたの能力はなんですか?」

 

「へぇ?自分の頼みよりも優先して私の能力を聞くのね」

 

「はい、純粋に気になったので」

 

「因みにあなたの予想は?」

 

「俺は未来予知か何かの類いではないかと思っています」

 

「その理由を聞かせてもらえるかしら?」

 

「えーと、さっき入口のところでメイドさんに言われた『あなた達を案内しなさいと言われているので』みたいな発言から俺らがここに来ることをあらかじめ知っていたのではないかと思い、未来予知の類いだと考えました」

 

「へぇ、なかなかの洞察力ねぇ。いいわ、教えてあげましょう。私の能力は【運命を操る程度の能力】よ」

 

おいおい、最初から規模が大きすぎませんかねぇ?チートすぎんだろ…

 

「予想の斜め上をいく回答をありがとう…」

 

「あら?不満だったかしら?」

 

「いや、反対だよ。凄すぎて言葉が出てこないんだ」

 

「そう?ならいいのだけれど」

 

心做しかレミリアが笑っているように見えた…

 

「あぁ、そう言えば次の質問なんだけど、俺らをここに泊めることはできるか?」

 

「ふむ、泊めることはできるわ。但し条件があるわ。それが呑めないのなら泊めることはできないわ」

 

「条件?なんだそれ」

 

「私の従者である咲夜の攻撃を1分間避け続けることよ」

 

……は?え、なにこの人は何いってんの?弾幕ごっころくに経験したことない俺に攻撃を避け続けろって?これなんて無理ゲー?

冷静になれ…冷静に考えろ…

弾幕ごっこは絶対に避ける方法があるんだ。ならそのルートさえ【視えて】しまえば行けるはずだ…!

 

「いいぜ、その条件。でもかなりのハードルだからな、しばらくは泊めてもらうぜ?」

 

「いいわよ。なら始めましょうか…そこの宵闇妖怪は下がっていなさい」

 

「むー!りん!がんばってね!!」

 

「まぁ、期待しない程度にでも待っとけ」

 

「咲夜、来なさい」

 

「はい、お嬢様。いかがなさいましたか?」

 

相変わらずだが、十六夜さんはどこから現れてるんだ…?

 

「この外来人と宵闇妖怪を紅魔館に泊めるかどうか決める勝負をするのよ。あなたとそこの外来人で」

 

「わ、私がですか!?……わかりました。やらせて頂きます」

 

「では、『外来人が1分間咲夜の攻撃を避け続ける』ことができたら外来人の勝ちよ。2人とも準備はいいかしら?」

 

「あぁ」

 

「はい。お嬢様」

 

「それでは…はじめっ!!」

 

「では、最初から遠慮なく…“時符プライベート スクウェア”!」




次回から主人公の能力に触れていければなと思っています!
キャラの口調とかが崩壊したりするのは気にしないで頂ければと……
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