休みが全然なくて書く時間があまり取れず遅れてしまいました。
しばらくこんな感じになってしまうかも知れませんがよろしくお願いします!
「へぇ〜、ここが人里か。割と賑わってるみたいだな」
凛が感嘆の声を上げていると魔理沙が補足説明をしてくれる。
「人里には寺子屋とか居酒屋とかだってあるんだぜ!」
「ちなみに寺子屋には私も通ってるのだー!」
「なるほどなぁ、近いうちに行ってみるとするか…」
凛たちはその後も雑談をしながら、人里を見て回った。
その途中で、ルーミアとフランが
「私たちちょっと行きたいところがあるから先に行ってて!」
と言い始め、走っていってしまった。追いかけようかと思った凛だが、たまには遊ばせるのも大事だと思いそのままにしておいたのだ。
「それで、本音は?」
「ぶっちゃけ追いかけなくても戻ってくるならいいかなぁと」
「お前って本当にブレないんだな…」
魔理沙にツッコまれながらも人里をさらに回って見ると、一箇所人が集まっているところを見つけ、
「あれってなにやってるんだ?」
「あれは『能』ね。ここでやってるってことはこころかしら?」
凛の質問に霊夢が答えた。凛は頭の中で何度も『能』と言う単語を反芻させていた。
「(能…か、なんか引っかかるんだよなぁ…まぁいっか…)」
途中で考えるのが面倒になった凛はその場から立ち去ろうとしたが、“こころ”という少女の近くにルーミアとフランが居たのを見え、霊夢と魔理沙に、
「ちょっとあいつら迎えに行ってくる」
と、告げて2人の方に進み出した。
これとまた同じくらいの時刻、同じく人里に2人の少女が来ていた。
「人里に来るのは久しぶりだね!お姉ちゃん」
「そうね、久しぶりに来たのだから少し見て回りましょうか」
2人の少女は人里を見て回り、凛たちと同じくこころの近くまで来た時に足を止めた。
「あ!こころだ!お姉ちゃん私ちょっと行ってくるね!」
「ちょっとこいし!…ってもう行っちゃった…はぁ、まったく」
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時刻は少し前、こころがちょうど1つ演目を終えた時、こころは2人の金髪の少女たちに話しかけられていた。
少女たちの言うところによれば、彼女たちはルーミア、フランと言うらしい。彼女たちの話はこころに興味を持たせた。
「(2人を助けた人っていったいどんな人なんだろう…)」
こころが少し考え始めたとき、ちょうど後ろからこいしがやってきた。こころとこいしはちょっと前に人里で知り合って以来しばし一緒に遊んだりしている。4人は初対面のはずなのに、打ち解けるのにそう時間はかからなかった。
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凛が離れたところからルーミアたちを見つけ、向かっている途中、さらに1人の少女が3人に混じって楽しそうに談笑し始めた。その光景は見ていて笑みがこぼれるものである。一方、凛は、
「(なんで、女子ってこうもすぐ打ち解けれるんだろう?てか今のかなり打ち解けるのはやくなかったか?もしかしてあれが普通だったりするのか…?)」
1人で微妙なことを気にしていた。
しばらくして、4人が談笑しているところに数人組の男達が近づいてきた。凛はその光景を見て、あぁ、やっぱりか、と素直に感じた。
「まぁ、あの4人が集まってればそりゃ、人目を集めるしあんな輩も出てくるとは思ってたけどなぁ…」
ーまぁ、とりあえず行くかぁー
いつも通り、面倒くさく思いながらも凛はルーミアたちのところに向かっていった。里の人は男達に囲まれているルーミアたちを見て、可哀想だとは思っているが、誰一人として助けようという人はいなかった。そのことを別に凛はおかしいとは思わなかった。なぜなら、『自分自身が一番大事』なんてことは当たり前だとわかっていたからだ。
自分が傷ついたり、嫌な思いをするくらいなら見て見ぬ振りをしてしまった方が楽だし、凛もそのことはわかっている。
「…けど、それがアイツらを見捨てもいい理由にはならねぇんだよ」
凛はルーミア達と男達の間に割って入り、男達をこれ以上近づけまいと立ち塞がった。
「「りん!!」」
ルーミアとフランが凛の名前を呼ぶ。しかし凛は振り返りはしない。
振り返らなくても2人がどんな顔をしているのか容易に想像できてしまうから。
「てか、フラン、俺の呼び方戻したんだな」
「い、今は別にいいでしょ!!?」
フランが珍しくツッコミをする。ルーミアはそれを見て苦笑いを浮かべている。こいしとこころは凛を見て、
「「これが…、、うん。なるほどね」」
と、なにか納得したようだった。
当の本人である凛は自分のことを言われているのだと、理解できるわけもなく、頭上に??マークを出すだけだった。
「おいおい、なんだ?お前、まさか正義のヒーロー気取りかよ!」
不意に男の一人が言う。
「正義のヒーロー…?アンタらはなに勘違いしてるか知らないけど、俺はヒーローだなんて大それたもんじゃねぇよ。ただ単純にこいつらの家族みたいなもんだ」
凛の言葉を聞き、さらに嫌悪感を滲ませる男達。
「まぁ、それならお前を潰してしまえばいいだけだからなぁ!」
男の一人が殺意を剥き出しにして言った。
凛はため息をつきながら、
「はぁ……、そんなのこの間に逃せば…っ!?!?」
後ろを向いて、ルーミア達を逃がそうとした凛の目に、さらに複数の男達が囲むようにいたのが写った。
「おいおい!どうしたぁ?怖じ気付いたかぁ!?」
「(くそ…これは予想外だったなぁ、逃がして俺も逃げれば終わる予定だったのに…面倒になったぞ)」
男達は8人で凛達を囲んでいた。傍から見れば8人で1人を排除しようとしている異常な光景である。凛もこのまま人目を集めるのは嫌だったので、全力で退路を切り開こうと考えた。
そろそろ実行しようと身構えたその時に、ふと、声をかけられ
た。
「8対1か…相変わらず無茶なことしてんなぁ」
その声は心のどこかでもう聞く事はないだろうと思っていた声だった。
「な…なん、でだ…?なんで、お前がここに…?」
凛は驚きのあまり上手く言葉を紡ぐことができなかった。
「なんでって、そりゃお前、俺もこの世界に来たからに決まってんじゃん」
彼は笑いながら続ける。
「……久しぶりだな、凛」
凛にとって大切な親友がそこにいたのだ。
とりあえずやっと親友さんを登場させてあげられて満足度です( ̄▽ ̄)
登場キャラがカオスなのは作者の好きなキャラとかがメインになっているからだと思っていただければ……(´・ω・`)