空母「いぶき」 時を変える艦隊   作:きの Kino

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茶番回。


ダイサンワ 凝固

 

結果は明らかだ。

 

加賀の機は全機ESSM、主砲によって迎撃され、最後にハープーンを加賀に命中させた。

CIWSを使うまでもない、一方的な戦いだった。

 

 

 

「えーと...馬鹿にしてすいません。」

 

「わかればよろしい」

 

 

「で、私達に協力してくれるか?」

提督が言う。

 

 

私達は未来からきた。出来れば歴史に介入したくないが...

 

 

「わかりました。」

 

ちょうかいさん?!

 

 

ちょうかいは、覚悟していた。

歴史に介入することを。

 

 

 

 

 

 

 

ー「今日から横須賀鎮守府に配備される、いぶき、ちょうかい、あたご、ゆうぎり、せとぎり、おうみだ。」

『よろしくお願い致します』

 

私、いぶきはすぐに気づいた。あのどでかい主砲!大和さん!

 

 

「大和さん、またお会い出来ましたね。」

 

「も、申し訳ありません...」

 

まあ、良いんですけどね。当たんなかったし。

 

「もしかして、あのとき敵を攻撃して、私達を守ってくれたのは、あなたたちなんですか?」

 

「いかにも、と言いたいのですが、私じゃ無いんですよ。」

「はい!私、けんりゅうです!」

 

ぴょこっと机から顔を出すけんりゅう。

 

「きゃあ!全く気がつきませんでした!」

 

「当たり前です!未来の技術、なめないでください!」

 

 

しずまりかえる周りの艦娘。

 

そうか、言ってなかったか...

 

「ええええええええええ!」

「未来の艦載機って、どんな感じなんですか?」

目を輝かせる赤城さん。

 

「未来の主砲はどのくらい大きいんデスカ?」

とキラキラな金剛さん。

 

えっと...

 

 

「私が教えましょう。」

 

 

こ、この声は!

 

 

『弾道ミサイル迎撃失敗太郎先p まって!泣かないで!』

 

 

「コ、コホン。では私が説明しよう。」と、あたごさん。

 

「まず、艦載機だが、いぶき、見せろ。」

 

「は、はい。

私の機、F35-JB。毎分6000発の機銃と、対空ミサイルAIM120AMRAAM、対艦ミサイル、ASM-3を搭載しています。簡単に言うと噴進弾です。」

 

「毎分6000発?!そんなまさか...というか、随分大きいし、変な形ですね...どのくらい速いんですか?」

 

「マッハ1.6です。」

 

「まっは?」

 

「時速1930kmです。」『!!』

 

空母の人達は固まってしまった。

 

「はい、次は砲の大きさだ。まあ私のを見ればわかるだろうが、127mm砲が主流だ。」

 

「小さいデスネー。私より弱い...」

 

「因に、射程距離は37kmだ。LRLAP弾を使うと119kmにもなる。」

 

戦艦と駆逐艦が固まった。

 

「魚雷は?」

「そうでち。ごーや達が使ってる魚雷は、未来はどんな感じなのでち?」

 

「けんりゅうが答えます!私の魚雷は89式長魚雷と言って、世界に一つの深々度魚雷です!ちなみに完全誘導です!」

 

「完全誘導?!しんしんど?!」

 

「とっても深くから撃てちゃうんです!」

 

「どのくらいなのね?」

 

「900m位です!」

 

潜水艦が固まった。ついでに重巡と軽巡も。

 

 

こうして見事に皆を固まらせた第五艦隊は、提督に案内されて寮に向かった。

 

 

 

 




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