この作品はある程度(個人による物ですので、読者さんには苦手と感じるかもしれません)ギャグを入れたいので入れてます。文句は聞かんぜな!
黒く淀んだ意識の中で、俺は檻の前にいた。ただ突っ立ってその中をじっと見つめていた。何もない真っ暗な檻の中を、俺は瞬きをせずに見ていた。
「ヨゥ、久シブリダナァ。俺。」
その檻から声が聞こえる。暗闇からは血のように真っ赤な二つの光。その声は聞き覚えがある。
「オイオイ、俺様ヲ忘レチマッタノカァ?」
マジでなんだコイツ。俺コイツの声聞いたことはあるっちゃあ、あるけど何なの?赤い何かがフヨフヨ浮いてるだけにしか見えん。目が暗闇に慣れていないのか?
「・・・アァ、スマンスマン。」パチンッ
指でも鳴らしたのだろうか。暗かった事が嘘のように明るくなった。ヘァァ!眼がぁ眼がアアアアアア!イィッ↑タイ↓メガアアアアアアア↑
あぁ~目がシパシパすっ(眼が霞んで見えにくいっ!)
~それから数分~
あ゛~何とかなった。って何アレ?白い(体色が)!紅い(眼が)!キショイ(全体が)!
「オ前サッキカラ心ノ声ダダ漏レダゾ。キショイハ流石ニ酷イダロウ。」
えー?聞こえてたのー(棒)?誠にあーい!とぅいまてーん!
「・・・・オイ、チョクチョクボケナイト死ヌ病気カ?」
んなこたぁどうでもいいんだよッ!(作者の気分次第かもしれないしなッ!)お前は俺のこと知ってるみたいだけども、俺は一切知らん!
「ダロウナ。」
グダグダな平行線を辿る俺とこの珍生物だった。
「・・・・。」
俺は目を開けた。アレは夢だったんだなーとか思いつつ俺はパジャマのまま家の池に来た。ってパジャマ?ナンデ家?記憶が飛んでるぜ・・・。昨日は・・・金曜日?だったよね。ケータイの日付も土曜日だったし。気付かなかったけど・・・この左二の腕についてる腕輪・・・コレ何?
「起きてますか―?」
この池の中には変わった生き物が住んでいる。
長老「起きておる。今日は何用かのぅ?」
このオオサンショウウオっぽい生き物は「長老」と俺が呼んでいる。俺は昨日のことを全て長老に話した。
「・・・・・。」
「俺はどうしたらいい?」
長老「・・・・お主はどうしたい?」
「俺?」
長老「そう。お主はこのまま誰にも自分がどういう存在で、どんな者なのかを一切話すことなく寿命を終えるか、私のように誰かに話してその苦悩を、その心の悲しみを誰かと共有させるかじゃ。」
「・・・・・。」
一方で
「・・・・。」
同時刻、早乙女家リビングではカズキ君の母親と4人が(二人はテレビ電話のような物)話し合っていた。
母「アナタ。やっぱりあの子は・・・・・・・。」
父『うん。きっと覚醒してしまったに違いない。父さんも母さんも感じた?』
祖父「うむ。ワシらもあの子が覚醒してしまうとは思うておらんかったわい。封印が解けてしまうとはな。」
祖母「数年前にも半覚醒していた。アンタの友人とその家族が死ななくて済んだのは不幸中の幸いとも言えるさね。」
母「はい。」
実は数年前に、とある用事で友人とその家族のやっている神社にカズキ君は一時的に預けられたことがある。その時にカズキ君を含む3人は命を狙う者たちに襲われてしまう。カズキ君は殺される寸前に覚醒し、その者たちを全て始末したのだった。友人とカズキ君の母親が駆け付けた時にはカズキ君は化け物の姿で全身傷だらけの血まみれ。友人の家族は無傷だったという。その友人にカズキ君は深く感謝された。
するともう一つの画面に女性が写る。
『こっちはそろそろ完成する。あの子の暴走はさせたくないしねぇ。』
この女性の名は「アザゼル」。カズキ君のなずけ親であり、母の友人でもある。
母「アザゼル。貴女にはすごく感謝してる。」
アザゼルはバイクのグリップのような物が付いた物を見せながら
『アンタには昔世話になったし、少しでも恩を返さなきゃね。何時、暴走して死ぬなんて史上最悪のシナリオは作りたくないよ。』
ボク、キミ、トモダチ(錯乱)