ホッ(´▽`)ノ 第2話
sideキリト
これだけは言わせてくれ
「なんでもっと早く声かけてくんないんだ!」
「炊事洗濯丸投げしといてそれ言うかよオイ!」
ど う し て こ う なっ た
「ソノチャリニハバクダンガシカケテアリヤガリマス、トマリヤガッタリゲンソクサセヤガルトドカントイキヤガリマス」
ボカロの音声を切り貼りしたのかギクシャクした声が周りを並走しているセグウェイ、それもウージー付きから聞こえる
「何のイタズラだ!」
聞いてみるが案の定黙っていr「モクヒケンデス」…
「シャベッタァァァア!!」
「キリト、サドルの裏に多分C4!後ツッコミとこ違う!」
顔面蒼白にしたキンジの声を聞き、まさぐってみると ─プラスチック爆弾、それもチャリ相手にはオーバーキルな量がありそうだ
マジか
何でこのタイミングで、チャリジャックなんて起きんだよ!
「どうするキリト」
「オレ1人ならなんとかならなくもないが‥せめてキンジがあのモードならな…」
さて、ホントにどうしよう?
グランドへの道を爆走していたら、どこからともなく女の子がパラグライダーを広げて突っ込んできた
「はぁ!?」
「ちょっ、来んな!このチャリにはC4が─」
言いかけたところで、どっから出したかいきなり黒と銀の拳銃 ─コルトガバメント─ を抜くと、
「ほらそこのバカ2人!さっさと頭下げる!」
ガガガガガガッ
キンジが反応するより早く銃撃を始めた!オレ?銃口と指の動きを見て言われるより早く下げたよ
45口径弾はあっという間にセグウェイを解体(物理)をした。
拳銃をレッグホルスターにしまった少女は、こっちにまっすぐ飛んできた。どうやるかは知らんが助けてくれるらしい
「ッオレは自力で脱出できる!もう1人を頼む!」
後ろからなんか言ってるのが聞こえるが無視!
あいつらから離れ、適当な鉄柱を探す
(あれなら…)
ちょうどいい電柱を見繕うと背中から剣
─エリュシデータを彷彿させるような特注の剣を抜き、立ち漕ぎを始め
(3…2…1……今!)
思いきりジャンプする。ある程度跳んだところで剣を柱に突き刺し体を安定させる。その時
─ドガァァァン
どうやら本物だった爆弾が爆発し、チャリは文字通り吹っ飛んだ
「一件落着か?‥キンジは生きてるかな」
(ケータイでメールを打ってすぐ返信きたし大丈夫だろ。さっさと教室行くか)
「先生、あたしはアイツらの隣に座りたい」
ちょっと待て、何がどうなった。取りあえずここまでの事を振り返ってみよう。
教室入ってしばらく待つ→キンジ入室→ゲンナリしっぷりからあのモードになったらしいので軽く弄る→担任から転入生がいると聞く→さっきの少女(神崎・H・アリアとのこと)が入室→キンジと俺の隣(元々武藤がいた)に座りたいと発言
…もっかい言わせてくれ
ど う し て こ う なっ た!
「よ‥良かったなキンジ!カズト!なんか知らんがお前らにも春が来たみたいだぞ!先生!俺、転入生さんと席変わりますよ!」
「あらあら。最近の女子高生は積極的ねぇー。じゃあ武藤くん、席を代わってあげて」
わーわー。ぱちぱち。
クラスはとうとう拍手喝采を始めてしまった
「キンジ、これ。さっきのベルト」
(はい? ベルト?)
ゆっくり考える間も無く
「理子分かった!分かっちゃった!─これ、フラグバッキバキに立ってるよ!」
(また始まった理子のバカ話。スルースルーと)
「キーくんベルトしてない!そしてそのベルトをツインテールさんが持ってた!これ、謎でしょ謎でしょ!?でも理子には推理できた!できちゃた!キーくんは彼女の前でベルトを取るような何らかの行為をした!そして彼女の部屋にベルトを忘れて来た!つまり2人は─熱い熱い、恋愛の真っ最中なんだよ!」
(これで探偵科Aランクなんだよな。あれでよくつとまるやら)
けどそんなオレの(多分キンジと同じ)心境に反してクラスは盛り上がりに盛り上がった
「キ、キンジがこんなカワイイ子といつの間に!?」「影の薄いヤツだと思ってたのに!」「これじゃキンジ×カズトの原稿が全部パーになっちゃう!」「フケツ!」
盛り上がり過ぎだ。あと後ろから2番目のヤツ、後でガンエッジでのSBSの練習台にしてやる
「お前らなぁ…」
机に突っ伏して動かなくなったキンジの代わりに言いかけた時、
バンバァン!
2発の銃声が、クラスを凍り付かせた
「れ、恋愛だなんて…くだらない!」
これはのちに『緋弾のアリア』となるこの少女が
「全員覚えておきなさい!そういうバカなことを言うヤツには─」
『エネイブル』となるキンジとオレとの
「─風穴開けるわよ!」
最低最悪の出会いだった。
というわけで、第2話でした!
いや~リアルで忙しすぎて投稿が遅れてしまいました
次はなるべく早く続きを打ちたいと思います
ではでは