…イエ、言い訳する気はナインデスヨ?
たまたま実況動画ととあるシリーズにドハまりしていただけでして。
では書きだめ4話分どうぞ
sideキンジ
…
……
………朝か。
…………はっ!?
周りを見ると住み慣れた、けれど最近はアリアを始めとして6人もの女共が住み着きつつある魔窟と化した元、俺(とキリト)の自室だった。
『―アリアを殺しましょう』
(夢、だったのか?)
「昨日?あんたパソコンの前で突っ伏してたわよ?」
砂糖を限界まで突っ込んだどころかちょっと溶けきらずに残ってる牛乳を一気飲みしているアリア聞いたら、昨日の夜俺はパソコンの前で爆睡していたとのこと。
「何でそんなこと聞くのよ?」
「いや、ちょっとな」
「まあいいわ。キンジ!今日こそ一緒に学校行くわよ!」
「…分かった。ちゃんと弾の確認をしろよ」
「断ったら風あ、え?」
何だあれ、すっげー笑顔なんだが。
…ああ、あれか。この間買ったって言ってたチャリ。2人乗りで俺にこがせる気だな。
というわけで、俺・アリアがチャリ(やっぱり俺がこぐことになった)とキリト・アスナがバスで武偵校に行き――
「う、嘘だろーっ!」
絶叫するハメになった。
『 2年A組 遠山金次 探偵科 1.9単位不足 』
(教務科猫探ししかカウントに入れてねぇのかよ!)
このままうだうだ言っててもしょうがないから、緊急任務を見ると―
…何で港区は砂系のものばっかり盗まれてんだ。しかも砂金砂鉄は分かるが砂礫を盗まれて盗難届けを出すって、どれだけ盗まれたんだよ。
『 港区 カジノ「ピラミディオン広場」私服警備(強襲科、探偵科、狙撃科、SSR)』…1.9単位。
「これだ…!」
掲示板の紙を続けて読むと、
『要・帯剣もしくは帯銃。必要生徒数4名。女子を推奨。被服の支給あり』
「アリア」
「何よ?」
「このクエスト一緒に受けるぞ」
「…!いいわよ!」
あと2人は…キリトとアスナでいいか。
『すまんが1.9単位不足で留年の危機にある。足りるのがこれしかなかったんだが手伝ってくれるか?』
送信っ!
返信っ!早!
『別にいいぞ』
おっしゃっ!
朝の騒動後、水泳授業の際人からパクったケータイでデートのメールを書きやがった武藤と不知火をプールに撃沈しつつ放課後。
武偵校では、午後と教科によっては放課後はそれぞれの選択科目ごとに分かれるからうるさいアリアと別れられるから普段は楽なんだが…
(カナが、アリアを…)
大丈夫。大丈夫なはずだ。兄さんがアリアを殺すと言ったとき、『今夜』と宣言していた。つまり、もう過ぎているワケで…
ピリリ ピリリ
「もしもし?」
『キンジさん!?』
「お、ユイか?悪いがキリトは今一緒じゃ『強襲科棟に向かってください!闘技場でアリアさんが他校の女子生徒と戦っています!』―なんだと?」
――アリアを殺しましょう――
くそっ!
なんでだよ兄さん!
強襲科棟に転がり込み、闘技場を覗くと―
パァン パァン
「うぁっ!」
『不可視の銃弾』を撃ち込まれて仰け反っているアリアと、カナがいた。
「やれややれや!どっちか死ぬまでやれや!」
「なっ…」
蘭豹、あのバカ!酔っ払ってやがる。
「おい三上!カズを見なかったか!?」
「うお、キンジ!?カズトなら今闘技場ん中に…」
「おぉぉ」とかどよめいてる連中を1、2人引っぺがしながら、もう一度闘技場を覗くと――
ちょっと前から
sideキリト
「ちょっとキリト!あれ誰よ?」
「誰ってなんで、俺、に…」
「どうしたのキリト君?」
「アリア!あの人に何処で会った!?」
なんで、どうして!?
「さっき話しかけられた、ただそれだけよ!」
カナがこんなとこにいるんだよ!!?
「こんにちは」
アリアの後ろを見れば、カナはもう、そこにいた。
「…カナ、なんでここにいるんだ?」
「キンジの新しいパートナーを見によ。後、実力を確かめに」
「あんたさっきからそればっかり!受けて立ってやるわよ!」
「オレもやる。アスナは「私も銃使っての実戦まだだからやるよ」―そうか」
闘技場内
「さあ、準備はいい?」
「いつでもいいわよ!」
ビィーーーーー!
開始の合図の電子ホイッスルが鳴ると同時に『不可視の銃弾』がアリアに放たれる。
「うあっ!」
その間に素早く後ろに回り込み、二刀で背中を斬りつける、が――
ギャキンッ!
(やっぱりスコルピオがあるか!)
背後に向かって放たれる『見えない斬撃』。
実際には長髪の中に隠されている金属片で切っているだけだが、事前に知っていなければまず分からないだろう。
バララララッ バババババ
スコーピオンとガバの連射音が聞こえるが―
パァン パァン!
「ッ―!」
「アスナ!」
当たってない。
カナが髪を軽く振ると―
ジャキジャキジャキッ
何処かの死神が持ってそうな大鎌が出てきた。
しかも―
ガスッ!
「ガハッ!」
速い。
速すぎる。
「キリト君!」
アスナが細剣を構えて突っ込んでくるが―
ギギンッ!
今度は剣そのものを切られた。
音速で振るわれた鎌で。
「キリト!アスナ!何やってるのよ!」
アリアが叫ぶが、カナを囲うように振るわれる鎌はどうしようもない。
「詰み、かしらね」
sideキンジ
「…そんなことがあったのか」
医務室。負傷したアリアとキリトとアスナの治療をしつつ話を聞いた。
(殺されなかっただけましか)
「…ねえキンジ、キリト。あれ、誰よ?」
「えっとだな…」
兄です、なんて言ったら「ウソ言うな!」ってボコられるだろうし、なんて言えばいいんだ?
しかも、カナはアリアを殺すかもしれないのに。
「…」
「答えなさい!」
俺は、答えることが出来なかった。
その日の夜。
あの後アリアは、
「もういい!自分で調べるわ!」
っと、治療もソコソコに走っていき、アスナも、折られた剣の修理をリズに依頼しに行ったから、久しぶりのキリトと2人での帰宅だ。
「で、昨日何があったんだ?」
「…俺もまだ夢か本当にあったことかハッキリしてないけどな。実はだな――」
キリトなら話しておいても大丈夫だろうし、もしものことがあれば協力してくれるだろうからな。
「…そんなことがあったのか」
「キリト、万が一の時は、」
「負けたばっかりだから断言は出来ないけど、守りきってやるよ」
「すまん、頼む」
でもって部屋に戻ったら――
「ん、キンジ、カズト、おかえり」
「「おいいぃいいぃ!?!?」」
カナがソファーでウトウトしていた。
主に性的興奮をトリガーとして発動するヒステリアモード(例外あり)は、その興奮によって、一部の脳内物質を大きく増加させて、どーたらこーたらで、一時的に超人となる。
デメリットとしては、脳、特に脳髄にかなりの負荷をかけるため、ヒステリアモードが収まったあとにとても眠くなるのだ。カナの場合は女装によって長時間連続でヒステリアモードになるから、後で2、3週間程まとめて睡眠を取る必要がある。
(『ちなみにカナウの場合は、性格をヒステリアモード時とそうでない時とで大きく変えて負担を出来るだけ減らして、ヒスっている時間も短いからバレにくいんだよ。』)
だから何処かで寝始めるとは思ってたが、まさかこことはな…
「そう言えば3人そろうのって初めてじゃない?」
「確かにそうだけどな…そうじゃなくて何でここにいるんだよ?」
「何となく、顔を見に」
「軽っ!」
「ヒステリアモードじゃない時のキンジは、不安になっちゃうくらい普通の男の子だし。昨日も落ちかけたのをワイヤーで釣り上げたら、気絶してたから。まあその後はスゴかったけど…」
「ん?後?カナがここまで運んでくれたんじゃないのか?」
「あれ?覚えてないの?」
「?」
「昨日のヒステリアモードも私のマネだと思って、私以上に完成してたからかなりビックリしたんだけど」
「カナのマネ?どういうことだ?」
後キリト、何で顔が青ざめてんだ?
「マネって、女装によるヒステリアモードのことよ」
「…………………………ハイ?」
え、ちょっと待って、全く身に覚えがないんですが、え?
このタイミングでいくつかの記憶がフラッシュバックする。
CVR生相手に無双するところ。
キリト相手にソードスキルで押し切るところ。
秋葉のメイドカフェで理子だけ冥土カフェ(誤字にあらず)になったところ。
よく分からんが20代くらいの男を一方的にボコってブラドの情報を聞き出しているところ。
そして、カナ相手にワンパンで勝ってしまったところ。
「おい、キンジ?おい!?」
急に、おれの、目のまえが、まっくらになった。
…う、あれ?
「キリト、カナは!?」
「だ、台場の方に部屋を取ったそうだ。えっと、キンジ?具合はどうだ?」
「具合って…ん?」
部屋にカナがいて、何かを話していたことまでは覚えてるけど…
何を話していたかを思い出せない。
「…キリト、カナと何話したか覚えてるか?」
「うぇ!?あ、ああ。今日の戦闘は顔見せで、アリアは『可能性』がある限り手を出さない、だったはずだ」
「ならいいんだけどな。悪いなキリト、変な事聞いて」
ちなみにアリアとアスナは理子と志乃を連れて帰ってきた。
アリアは答えにたどり着けていなかったのかかなり不機嫌だった。
料理スキルカンストの人の料理は、現実でも美味かった。マル。ピンク鬼の癇癪が落ち着いたのも晩飯のおかげだし。
今日は久しぶりにゆっくり眠れそうだ。
深夜。
sideカナウ
―ドッゴァンッ!
「ん〜、やっぱちょっち反動キツイかな?」
そんな異常な銃声と、軽い少女の声。
「元がマグ無しボルトアクション対戦だから連射性能皆無だし。ま、弾倉はどうにかするにしてもこのボルトアクションたるいよ〜。あ、ミッケ!」
ガッチャンッ
その異形の拳銃で狙うは、本来この国にいないはずのコガネムシ。
「いや〜な予感、即☆排☆除♪」
そうしてその―
「ファイヤー♪」
――ドッゴァンッ!
無邪気に放たれた14.5ミリの弾丸は音を置いてけぼりにし、コガネムシを粉にした。
「…前言撤回。やっぱ反動キツ過ぎぃぃい!でもロマン大事ちょー大事!カナウさん頑張っちゃうぞー!」
夕方頃『キンジ』に気づかれかけた事など忘れたように撃ちまくった。
ちなみにその頃。
「なぜじゃ、なぜ妾の呪いは1人にも届かんのじゃ!キィーッ!」
何て絶叫が聞こえたとか聞こえなかったとか。
カナウ(以下カ)「二ヶ月ぶりのカナウだよー」
作者(以下う)「どうも、作者改めうp主と名乗ることにしたトロンザムです」
・遅れた理由
う「前書きにもあるとおり、実況、とくにゆっくりシリーズにはまりまして…」
カ「だから今回私たち饅頭みたいなことになってるんだ」
う「文章で投稿する以上、わかりにくいけどな」
カ「そういえばとあるシリーズにもはまったっていってたよね?」
う「それについてだがカナウ?}
カ「なにー?」
う「一方通行とレールガンとイマジンブレイカー、どれがいい?」
カ「ごまかそうとしても無駄だからね?桜花ァ!!」ズゴォガンッッ!
う「不幸だぁぁあぁあーーーー!」
・新しい銃器
カ「なんか私、今回ゴツイの撃ってるね」
う「一般的な50口径は12.7ミリだからな」
カ「モデルは?」
う「PTRD1941、俗に言う『デグチャレフ対戦車ライフル』、ヘカートⅡやバレットシリーズの仲間だな。……火力はダンチみたいだが」
カ「…少なくとも二発撃ってるけどさ、拳銃として撃てる代物なの?」
う「知らん。デザイン自体はシンプルだからバレルとストックどうにかすればサイズはハンドガンになるだろ」
カ「使い勝手悪そう…」
う「それはこっちで考えとく。撃ちまくるのはしばらくあとだしな」
カ「それじゃ次回もよろしくね!」
う「…あれ、そこは『ゆっくりしていってね』では?」
カ「書きだめだから後3話、すぐ投稿するんでしょ?」
う「…あ」
カ「撃っていい?」