sideキリト
放課後、何か大切なことを忘れているような気がしつつ、質問攻めにあっているキンジを放置し、さっさと帰宅する。許せ、キンジ。まあ簡単に脱出できるだろうが。
PC(自作 キンジいわく通信科顔負けのスペックらしい)を立ち上げ、ネットゲームにいそしんでいたら、夕方ごろ、やっとこさ逃げてきたらしく、帰ってきた。
「なあキリト」
「なんだ」
「今朝のチャリジャック、なんだったんだろうな」
ピンポーン
「偶然…じゃないのか」
ピンポンピンポーン
「いや、何かひっかかってな」
「じゃあ個人を狙ったもんってか?何のために?」
ピポピポピポピポピピピピピピピンポーン!ピポピポピンポーン!
「「うっせえ!」」
誰ださっきからチャイム連打してるヤツは!
「キリト、行ってこい」
「お前が行けよ」
「「…」」
「「ジャンケンポイ!」」
負けた
ドヤ顔してるキンジの足を踏みつけつつ渋々、ドアを開けると、
「遅い!あたしがチャイムを押したら5秒以内に出ること!」
「神崎!?」
聞こえたのか奥からキンジが行った
「アリアでいいわよ」
答えるところそこじゃねえよ
言うが早いかアリアはさっさと部屋に侵入してきた
「お、おい!」
止めようとしたらかがんでかわされたって、ちっちぇえ!
「コラ待て、勝手に入るなっ!」
「トランクを中に運んどきなさい!ねえ、トイレどこ?」
ス、スルーされた。キンジ、絶句してる暇があれば手伝えよ
妙に重いトランクをえーんやこーらと部屋に引き込んでる間にアリアはリビングの一番奥の窓辺まで行き、
のちに聞かなきゃ良かったと思えるようなセリフを言い放ちやがった
「ーキンジ、カズト。あんた達、あたしのドレイになりなさい!」
「ちょっと待てぇぇい‼︎」
ドヤ顔、絶句、放心と、役に立たない3コンボのキンジの代わりに全力でツッコむ
「待たない!さっさと飲み物ぐらい出しなさいよ!コーヒー!エスプレッソ・ルンゴ・ドッピオ!砂糖はカンナ!30秒以内!」
何だその呪文?ALOにも出てこないぞ
sideキンジ
全く会話が成り立たないアリアに夕食をねだられ、全てにおいてやる気を失ったらしいキリトをつれ、久しぶりにコンビニ弁当を食べながら(俺はハンバーグ弁当、キリトはスパゲティ、アリアは何とももまん7つ)
「…ていうかな、ドレイってなんなんだよ。どういう意味だ」
「強襲科であたしのパーティーに入りなさい。そこで一緒に武偵活動をするの」
「何言ってんだ。キリ‥カズトはともかく、俺は強襲科がイヤで、探偵科に転科したんだぞ。それにこの学校からも、一般の高校に転校しようと思ってる。武偵自体、やめるつもりなんだよ。それに今更、強襲科に戻るなんてー ムリだ」
「あたしにはキライな言葉が3つあるわ」
「人の話を聞こうよ」
ナイスツッコミだキリト
「『ムリ』『疲れた』『面倒くさい』。この3つは、人間の持つ無限の可能性を自ら押し留める良くない言葉。あたしの前では2度と言わないこと。いいわね?」
どうすりゃいいんだ、これ
「あんた達はあたしと同じフロントがいいわ」
「よくない。そもそもなんで俺たちなんだ」
「キンジは質問ばっかりの子供みたい。仮にも武偵なら、自分で情報を集めて推理しなさいよね。カズトをみなさい、質問も反論もないわよ」
イヤな予感がしたので見ると、フォークを握りしめてひん曲げてるキリトがいた。キリトがブチ切れる前兆だ
…逃げちゃダメか、これ
この後、アリアはさらに要求を言いまくった。具体的には
・キリト、俺がパーティーに入るまで部屋に泊まっていく(あやうくハンバーグを戻すところだった)
・突然出て行けとのこと
という訳で、俺はコンビニに、キリトはゲーセンに行った
sideキリト
タイ◯の達人でフルボッコダドン(物理)を連発したゲーセンからの帰り、顔面を陥没させたキンジが廊下でひっくり返っていた。
つついてみる
「返事がない、ただの屍のよう「勝手に殺すな!」‥よく生きてるな、お前。何があった」
「アリアが風呂に入ってる間に武装解除しようとしたら失敗した」
「…お疲れ」
とりあえずシャワー浴びて調べごと頼んだら俺も寝るか
「ベット貸してくれ、寝室にアリアが」
「知らん。毛布は貸してやるからそこらで寝ろ」
イヤマジで
ものすごい今更ですけどキリトを除くか原作キャラのセリフがほぼ同じ…こうなったらアリアをギャグキャラにs「するな!!」ごは!俺を踏みだいに!?
というわけで、キンジがんばれ
キリトはギャグキャラぎみだしSAO組の女性キャラもそのうち(たぶんきっとめいびー)出てくるから