ワールドトリガー ~ー三つの毒に侵された吸血鬼ー~   作:lOOSPH

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緑はある出来事において芽を出した

だがまだ芽がのびたての緑は雲を裂く

だがこのやり方に憤慨した空にうまくつかまれ

敗北する・・・・・・・・


・・・さあ、上がろう

『10本勝負終了、勝者・・・・・・・・空閑遊真』

 

アナウンスが響く

 

「よくやったゆうま!、おれはしんじてたぞ!」

 

「よーし白チビ、今度こそ俺と勝負・・・・」

 

とそこに

 

「遊真、修君」

 

ユウが話しかけてきた

 

「!、ユウ・・・!?」

 

「なんだか騒がしいから来てみたけど何があったの?」

 

ユウの登場に周りが騒ぎ始める

 

「お、誰かと思ったらあの時の・・・・」

 

「お、あなたは駅の方でお世話になった」

 

「米屋陽介、よろしくな」

 

「陽介はしおりちゃんのイトコで、おれの’陽‘なかまでもあるのだ」

 

「あ、陽太郎君・・」

 

と陽太郎と陽介が話しかける

 

「実は・・・」

 

遊真がかくかくしかじかと説明しユウはまるまるうまうまと理解する

 

「・・・・確かに修君って他人のことは敏感なのに自分のことは鈍感だからね、それで修君に代わって遊真がお仕置きしたって訳だ」

 

「そういうこと」

 

とそこに

 

「遊真、メガネ君」

 

迅さんが現れた、すると

 

「あっ!、迅さん‼」

 

とブースから一人の少年が出てきて迅の周りを迅さんコールを発しながら回っている

 

「おっ駿、相変わらず元気だな」

 

「迅さんS級やめたの⁉、じゃあ対戦しよう!、対戦!」

 

と迅さんコールを発しながらまだ話をしている

 

「何あれ・・」

 

「緑川は熱烈な迅さんファンなんだよ、近界民(ネイバー)に食われそうになったとこを迅さんに助けられて、ボーダーに入ったらしいからな」

 

「なるほど、だから玉狛に入ったオサムに嫉妬したのか」

 

すると

 

「・・・・・三雲先輩すみませんでした」

 

「えっ⁉、何⁉、なんで⁉」

 

突然謝られて動揺する修

 

「先輩を大勢の前でボコボコにしてしまいました」

 

「うんだってそれはランク戦だし・・・」

 

「違うんです、三雲先輩に恥かかそうと思って、わざと観客(ギャラリー)集めたんです」

 

「あ、そうなの?」

 

やはり気づいていなかった修であった

 

「まあそれはそれでよかったよ、なんだか実力以上の評判が立ってたから・・・」

 

そして盛大にいう

 

「実際風間先輩とは21敗1引き分けだったからな!」

 

それを聞いて周りのギャラリーが納得し、修もやっとほっとする

 

「ふふ、素直なんだね」

 

「・・・・・一応そういう約束だったから、アンタは?」

 

「有谷家夕、ユウでいいよ、でこっちは・・」

 

「空閑遊真、遊真でいいよ、大勢の前でぼこぼこにして悪かったな」

 

「いいよ別に、自分で集めた観客(ギャラリー)だし、次はぼこぼこにし返すから」

 

「ほう、お待ちしています」

 

「うんうん、ライバルっていいね」

 

遊真と緑川のやり取りにうんうんとうなづく迅

 

「ところで迅さん?、遊真と修君に何か用事があるんじゃないんですか?」

 

「あ、そうそう二人ともちょっと来てくれ、城戸さん達が呼んでる」

 

「城戸指令が僕たちを・・・⁉」

 

「ふむ?、誰?」

 

「会ってみたらわかるよ」

 

ユウに言われ、とりあえず了承する遊真

 

「迅さん!、遊真先輩に勝ったら玉狛支部に入れてよ!」

 

「いやお前草壁隊はどうすんの?、やめるのまずいだろA級4位だし」

 

「兼業する!、どっちもやる!」

 

「無茶言うなあ」

 

迅におねだりする緑川であった

 

「・・さて、ほんじゃ行こうか遊真、メガネ君」

 

「あれ?ユウはいいの?」

 

「ユウはこの前城戸さんと会ったからな、それに今回は遊真の力が必要だからな」

 

「じゃあなユウ、すまんな陽介」

 

「ちぇー」

 

と修と遊真、そしてなぜか陽太郎は迅に連れられて行くのであった

 

「城戸指令か、まあこの間の条件もあるし大丈夫・・かな?」

 

「おっ、そうだ、なあユウ俺といっちょバトらね?」

 

「え、でも僕まだC級だよ?」

 

「いいのいいの、俺はそういうのは気にしないしそれにバトるだけなら正隊員側が了承してたら万事オーケーだしな」

 

「うーん、下手に目立ちたくないんだけどな・・いいよちょっとだけ付き合ってあげる」

 

と二人はブースに入る

 

そして・・・・・・・・

 

・・・・・・・・--------・・・・・・・・

 

仮想戦闘フィールド

 

「よっしゃ、それじゃあいっちょ行きますか!」

 

「先に言っておくけど、僕は遊真のように器用じゃないから・・」

 

と陽介は槍型の弧月、ユウはレイガストを構える

 

「お、レイガストか」

 

「僕のスタイルに一番合ってるのはこれだからね!」

 

と素早く陽介の懐に入り、首を貫いた

 

「うおっ⁉、早っ!」

 

『米屋緊急脱出(ベイルアウト)、0-1有谷家リード』

 

続いて二本目

 

「やるねやっぱり」

 

「それはどうも!」

 

と今度は頭を横に切り裂いた

 

『米屋緊急脱出(ベイルアウト)、有谷家リード』

 

三本目

 

「やっぱり強いな、でも大体動きはわかってきたぜ」

 

「じゃあ、見せてもらいますよ」

 

とユウは再び懐に入るも米屋は槍を頭の前にやって、一撃を防いだ

 

「おっしゃ!」

 

ユウが自分から離れていったところにすかさず槍を突き出す、だが

 

「残念!」

 

なんとユウはその体制から槍と刀の動きをうまく合わせ刀を槍に沿わせて行く、だが

 

「その戦法は、前に見たぜ!」

 

と頭を後ろにやってかわした

 

「おっと・・」

 

それを見たユウは体勢を立て直し、後ろに下がる

 

「さっすがA級だね、僕の動きについて行けるなんて」

 

「そっちこそ対応してきてるくせに」

 

にらみ合う双方

 

「ところでほかのトリガーは使わないの?」

 

「だってそんなの不公平じゃん、それに俺はお前が本気になったときにもう一度戦いたいしな」

 

「・・・・ウフフフフフ・・いいね米屋先輩、そういうの嫌いじゃないよ!」

 

と二人は再びぶつかっていくのであった・・・・・・・・

 

・・・・・・・・--------・・・・・・・・

 

『10本勝負終了、勝者有谷家夕』

 

結果は、1-9でユウの勝ちであった

 

「くあー、負けたかー、さすがにうちの隊を四対一で凌いだだけあんなー」

 

「まあトリガー一つだけっていうハンデもありましたけどね・・」

 

この結果に周りの者たちは大きく騒いでいる

 

「そういえばさ、ユウはメガネボーイや白チビとチーム組むの?」

 

「ううん、僕は僕でチームを作ってランク戦にでることにしてる・・僕は玉狛じゃなくって本部の方に入ってるからね」

 

「そうなのか」

 

すると

 

「あ、あの・・」

 

「うん?」

 

緑川が話しかけてきた」

 

「有谷家先輩は遊真先輩と知り合いなんですか?」

 

「うん、僕にとって大切な友達だよ、すっごく強かったでしょ?」

 

「はい!、あの・・俺とも対戦しませんか?」

 

と頼んできたが

 

「そんなに慌てないの、僕はもうすぐB級に上がるからその時になったら勝負しよ?」

 

と返事をする

 

「はい!」

 

「うおっまじか!、だったら次に戦えるとき楽しみだな」

 

「米やん先輩!、俺が先に予約したんだから俺が先にする!」

 

「緑川には白チビがいるじゃん!」

 

「遊真先輩の後に有谷家先輩とする」

 

「だったらバトって決めようぜ!」

 

「望むところだよ!」

 

と二人はブースに行ってしまった、ユウはそれをほほえましく見つめ

 

「さあて、僕もランク戦、やってみようかな?」

 

とつぶやくのであった・・・・・・・・

 

 




新たに友(ライバル)を得た空

空と雲と夕暮れを共に面識を入れた緑

そして夕暮れはついにその時を迎える

だがそれは新たなる時を迎えるためのほんのひと時なのである・・・・・・・・
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