ワールドトリガー ~ー三つの毒に侵された吸血鬼ー~   作:lOOSPH

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未来がまとまりつつある

最悪の未来は二つ、どちらに転び、彼らはあらがうのか・・・・・・・・


・・もしも、未来があるのなら

「三雲君かユウ君が・・⁉」

 

「死ぬ・・・⁉」

 

「いやいやまだ決まったわけじゃない、最悪の場合そうなるってだけの話で、そうさせないために俺たちが行くんだ」

 

「ふむ」

 

「でも遊真を連れて行って、城戸指令とかは大丈夫なんですか?」

 

時枝が訊いた

 

「さっき本部で話はしたよ、警戒区域をでなきゃオーケーだそうだ」

 

「・・・・・⁉、それじゃ結局助けに行けないじゃないか!」

 

「警戒区域出るぎりぎりまで行ってそこでオサムたちを待つってこと?」

 

「いや、メガネ君たちもこっちに向かってきてる、もうそろそろ警戒区域に入ってるはずさ、レイジさん達のおかげでな、でも急ごう!、Terの奴らも一部はそこに向かってきているはずだ」

 

・・・・・・・・--------・・・・・・・・

 

「っ!?、さっすがヴィザ翁・・」

 

ユウがつぶやく

 

「どうしたのユウ?」

 

「さっきレイジさんがやられた、小南先輩の方もうまく引き離されたから・・」

 

「・・・・・・・・」

 

ユウのつぶやきに烏丸は複雑そうにユウを見つめる、なぜなら小南が離れたのはヴィザの放ったトリオン兵が彼の家に方角に向かったからだ

 

「でももう十分引き離したし、すぐに追いつかれることは・・」

 

「ううん、来た!」

 

すると、空から何かが飛んできた

 

「ほっほ追いついた、さすがは最新鋭のトリガーですな」

 

「恐縮です」

 

ヴィザとヒュースだ

 

『気を付けろ、老人のほうは(ブラック)トリガーだ!』

 

「じゃあレイジさんは・・・‼」

 

「迅さんたちとの合流地点まで退くぞ、C級を連れていけ」

 

すると、ユウが前に出る

 

「僕がなるべく時間を稼ぐ、急いでここを!」

 

「ユウ⁉、何を言ってるの⁉」

 

「大丈夫、少しの間なら・・」

 

とレイガストを再び生成し構える

 

「ヒュース殿は手筈通り雛鳥を、ユウ殿や戦闘員は私が切りましょう」

 

「了解しました」

 

構えるユウ

 

「お、意外に早かった・・」

 

すると二人の間に激しい轟音が響き、壁が吹っ飛んだ場所から出てきたのは

 

「あだだだだ・・・・これ勢いつけすぎじゃない?、レプリカ先生、でもおかげで間に合った・・・・」

 

「迅さん⁉」

 

「こいつは・・・?」

 

迅であった

 

「初めましてアフトクラトルの皆さん、俺は実力派エリートの迅悠一、悪いがここから俺が相手をさせてもらう」

 

さらに

 

「弾」印(バウンド)六重(セクスタ)

 

もう一つ何かがヴィザに突っ込んだ、その正体は

 

「おっと間違えた、’俺が‘じゃなくって’俺たちが‘だった」

 

「強」印(ブースト)二重(ダブル)

 

遊真であった

 

「空閑・・・!」

 

「遊真!」

 

「遊真くん!」

 

遊真は攻撃を仕掛けるもヴィザにはかわされてしまう

 

「・・あ、しまった、警戒区域の外でたたかっちゃダメなんだった」

 

「そんな事気にしないの・・」

 

遊真の言葉にユウは突っ込みを入れる

 

「いきなりこれとは・・・いやはやなかなか躾のいい少年だ」

 

するとヒュースがC級に向けて攻撃を放つも、修がそれを防ぐ

 

「ナイス修君」

 

「修君大丈夫!?」

 

「大丈夫だ!、逃げるぞ!、二人がひきつけている間に!」

 

「そっちは頼むぜ京介、メガネ君、ユウ君、部隊はそれぞれTerの相手をしていて救援はすぐには望めない、直接基地を目指してくれ、新型も一部まだ残ってる」

 

「了解!」

 

「それと木虎」

 

「え?」

 

迅に話かけられて慌てて返事をする木虎

 

「ユウを、頼んだぞ」

 

「・・・はい!」

 

迅に言われ迷わず返事をするのであった

 

「おっと、これ以上逃げ回られるのは・・・ごめんこうむりたい」

 

「動くな」

 

すると、ヴィザの身体に鎖が巻き付く

 

「二人も気をつけてね・・」

 

「おう!」「ああ」

 

とユウはC級についていく

 

「ちっ・・・‼」

 

「エスクード」

 

と二人の後ろにバリケードが張られるのであった

 

「お二人さんはもうあいつらには追いつけないよ、俺のサイドエフェクトがそう言ってる」

 

・・・・・・・・--------・・・・・・・・

 

「・・・だめです、ドアが開きません!」

 

「なんですって⁉」

 

「どうして開かないの・・?」

 

すると

 

『ユウ、悪い知らせ、Terの一部が通気口から基地に潜入、隊員たちを襲ってる・・どうやらユウが戦ったあのエネドラていう人型とおんなじようにトリオン体を変形させる能力があるみたいね』

 

「そういえばフェルドの奴がボーダー家畜化計画ってほざいてたな、狙いは戦闘員だけじゃなかったって訳か・・」

 

『諏訪隊や風間隊の二人が相手をして避難を誘導しているけど、負傷者は多数いるみたいだし・・』

 

すると

 

「入れなくても基地には向かう、迅さんは基地に直接向かえと言ったんだ、意味があるはずだ」

 

・・・・・・・・--------・・・・・・・・

 

「通信室が壊滅的被害を受けています!、Terの軍隊は研究室方面へと移動中!」

 

「救護班!いつでも出られるように待機しろ!、敵の軍隊をやり過ごしてから救助に向かえ!」

 

「く、よりにもよって避難されていない区画に侵入されるとは」

 

「ぬう」

 

すると

 

「城戸指令、しばらく指揮をお願いします」

 

「・・いいだろう」

 

忍田本部長が動く

 

「後を頼むぞ沢村君」

 

「はい!、忍田本部長!・・・・お気をつけて」

 

・・・・・・・・--------・・・・・・・・

 

「くそったれ!、基地に戻ってそうそうクソめんどくせーのが来やがったな」

 

諏訪が銃を放ちながら言う

 

「ほう・・・どうやら家畜にも腕の立つ奴がいるようだな、捕まえれば兵隊としても使えるかもしれん・・・」

 

と剣で銃を払いながら向かっていく

 

「弱点は頭だって訊いてても、防がれたら意味ねえだろ」

 

「ほかの奴らはこっちを舐めてくれてたから隙を付けたけど、こいつは僕たちに対して全く油断してない、ほんとよくわかんないですよこいつら」

 

と五人の人物が一人のTerと交戦している

 

「だが任務である以上役目は果たす、来るがいい!」

 

・・・・・・・・--------・・・・・・・・

 

『部隊自体はもう壊滅させてる、でも一人厄介な相手がいるみたい・・』

 

「一般とはいえ、前線任務に出るやつの中には強い奴もいるし、苦戦しててもおかしくないけど」

 

するとユウたちの前にラービットが現れる

 

「新型⁉」

 

「凌ぐぞ」

 

「はい‼」

 

エスクードを立てるも上をまたいでやってくるラービット

 

「真夜さん!、ほかのルート調べられる⁉」

 

『迂回して!、そこに別のルートがある』

 

と言われてそこに向かう

 

「とはいえラービットは七体・・数が多すぎる、僕が向かっても何体かは抜けられるかも・・っ!?」

 

「どうしたのユウ⁉、まさか敵が」

 

「・・・・ううん、敵じゃなく、こっちの増援だよ!」

 

するとラービットに向かって攻撃が放たれるそこに駆け付けたのは

 

「苦労してるみたいだねユウ先輩」

 

「来てくれるって思ってたよ、緑川君」

 

「よう木虎、今回は加勢に来たぜ」

 

「どうも」

 

「よー京介、先輩が助太刀してやるんだ、泣いて感謝しろよ」

 

「泣かないっすけど、感謝はしますよ」

 

米屋と緑川、出水が加勢に出る

 

「C級を基地に逃がすために直接基地へ向かえって迅さんに言われたからそのサポートお願い」

 

「迅さん⁉」

 

「了解、アステロイド!」

 

と出水が弾丸を生成し、ラービットに放つ

 

「そーだこっちだついてこい!」

 

この戦いに修は感服する

 

「すごい、僕の何倍あるんだ・・・⁉」

 

「気を抜かないで三雲君!」

 

「見て!、何体か抜けてきた」

 

ユウと木虎が一体止める、だがもう一体が攻めてくるその一体が腹から何かを放つと、そこから放った何かに引き寄せられる修

 

「これは・・・‼」

 

「修くん‼」

 

「修君!」

 

と修は攻撃を放つ、だがラービットはかわさず受けたすると

 

「修くん、私のトリオンを使って!」

 

とトリガーを臨時接続する

 

「修くんなら私の力をもっとうまく使えるから!」

 

千佳の言葉に修は意を決する、狙うは確実に狙えられる敵、交戦中の敵だ

 

「狙うぞ千佳‼、アステロイド!」

 

そして

 

「えっ⁉」

 

その一撃がラービットを破壊した

 

「うおっ⁉、何だこりゃ⁉」

 

これにはその撃破したラービットと交戦していた出水も驚きを隠せない

 

「アイビス⁉、でも今のは・・」

 

「さっすが千佳ちゃん・・でもはっきり言ってまずいかも・・」

 

木虎も驚いていた、ユウは逆に警戒をしていたのであった・・・・・・・・

 

・・・・・・・・--------・・・・・・・・

 

「ラービット全壊、計測機器がエラーを起こしました・・」

 

「思いがけず金の雛鳥が・・・・・」

 

すると

 

「窓を開けてくれミラ、出るつもりはなかったが、あの雛鳥は俺がとらえる、もしかしたらここで新たな神を拾えるかもしれない」

 

と立ち上がるハイレイン

 

「ハイレイン君?、僕たちも出ようか?」

 

「余計なことはするな、ヴィザ翁が足止めされている以上、今あのユウと戦えるのは俺だけだ、それに・・・・・お前たちは信用できん」

 

「あらららら・・・・」

 

フェルドをそういって制止させるハイレインであった・・・・・・・・

 

 




虎は強い

だがその虎に並び

ともに強者のあかしとされた存在

それは、龍・・・・・・・・
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