ワールドトリガー ~ー三つの毒に侵された吸血鬼ー~   作:lOOSPH

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雲は龍から逃げる

龍を翻弄して逃げる

だがその雲をあざ笑うのは、悪魔であった・・・・・・・・


・・・もしも、逃げられるのならば

『ユウ!、出水君ととりまる君がベイルアウトした、サポートしてたスナイパー組も新型とワープトリガー使いの女に阻まれてる』

 

「ワープトリガー使いの女・・ミっちゃんか、相変わらずサポートが得意だね、僕たちも修君たちのところに行こう」

 

「烏丸先輩が時間を稼いでくれたとは言え、ワープされたんじゃ意味がない」

 

「でも烏丸先輩から敵の情報がボーダーにいきわたった、戦況は変わるはずだ、僕たちも急ごう!」

 

「ええ!」

 

と急ぐ二人であった・・・・・・・・

 

・・・・・・・・--------・・・・・・・・

 

ある場所、そこでは修と修のサポートに入ったレプリカが、ハイレインと対峙している

 

「(あと少し・・・!あと少しで・・・‼)」

 

するとそこに一つの影、その正体は

 

「・・標的を確認した、処理を開始する」

 

A級7位 三輪隊隊長、三輪秀次であった

 

「ちっ・・・」

 

修を見て気に入らなそうに舌打ちをする三輪

 

「み・・・三輪先輩!、千佳を・・・こいつを頼みます!、キューブにされたうちのC級です!」

 

すると修は三輪に話しかける

 

「僕はここで近界民(ネイバー)を食い止めます!、千佳を・・・千佳を助けてやってください!」

 

と祈願する修、だが

 

三輪は修を蹴り上げる

 

「⁉」

 

「知るか、他人にすがるな」

 

と三輪はハイレインに向き直る

 

「・・・・・なんだ?、お前はあいつの味方じゃないのか?」

 

「黙っていろ近界民(ネイバー)、どちらにしろお前は俺が殺す」

 

とハンドガンを手に向かっていく三輪

 

「三輪先輩・・・(ブラック)トリガーと一対一で・・・⁉」

 

『いや、攻撃の相性は悪くない、敵近界民(ネイバー)の弾丸は生き物の形をしているが実体はない、ボーダーが使うトリオンの弾丸やシールドと同じだ、あのサカナでは三輪の弾丸は防げない』

 

三輪が攻撃する、ハイレインはそれを弾丸で防がんとするがすり抜け、被弾し重りがつくだがハイレインは弾丸を三輪に放っていく、だが三輪はなんとシールドをいくつにも分割し弾丸を防いでいき、弧月を突き出す、ハイレインの体に傷がついた

 

「シールドにあんな使い方が・・・!」

 

「アステロイドのように細かく分割しているようだな」

 

弾丸を打ち、近づいて弧月で切っていく三輪、左肩を切られ後退していくハイレイン

 

「逃がすか」

 

激しい攻防が続く

 

『どうするオサム、動くなら三輪が戦っている今がチャンスだ』

 

「・・・ここまで来たなら強引にでも基地に入ろう、この足じゃ今からほかに回るのは無理だ・・・でもその前にやっておくことがある」

 

すると

 

「アステロイド!」

 

と弾丸を生成しようとするが

 

「・・・⁉、トリオン切れ・・・⁉」

 

『・・・・いや、トリガーの機能障害のようだ』

 

「・・・最後に一回撃てればそれでいい!、力を貸してくれ!」

 

『心得た、「強」印(ブースト)二重(ダブル)!』

 

とレプリカの印のおかげで弾丸を放出できた、だがハイレインの弾丸に阻まれてしまう

 

「ちっ・・・」

 

そのすきをついてハイレインに突きを食らわせる三輪

 

『やはりアステロイドは防がれるか』

 

「・・・いやこれでいい!、行こう!」

 

と先を急ぐ修は基地の入り口にまでたどり着いた、そこにはゲートのようなものが開いている

 

『あれがワープ使いのトリガーだ、遠征艇から空間を直接つなげているようだ』

 

誰もいないこの隙をつこうとする修だったがそのとき

 

空間の裂け目が開き、そこから針のようなものが突き出されていく

 

「目標補足」

 

そこに現れたミラが修に立ちはだかる

 

『開けた場所に出るな、さっきのとげで狙い撃ちにされるぞ』

 

急いでその場を離れようとする修だが、ミラに先回りされていく

 

「あきらめなさい、悪あがきは好きじゃないの」

 

レプリカは不意に修の腕についたヒュースのかけらに気づく

 

『これは、発信機(マーカー)か・・・・!』

 

「気づくのが遅かったようね」

 

『・・・・いや、そうでもないようだ』

 

とそこに降り立つ二つの影、その衝撃であたりに砂埃が立つ、そこから現れたのは

 

「やっと追いついた・・でも藍ちゃん置いてっちゃった・・」

 

ユウであった

 

「ユウ・・⁉」

 

「もう追いついたのか」

 

「さあてミっちゃん、久しぶりに再会したんだから、ちょっと話をしようよ?」

 

「・・はあ、悪いけど今のあなたと話すことは何もないわ」

 

とミラは小窓を繰り出すも、ユウは霧状に霧散しそのとげの上に降り立つ

 

「(・・ユウを倒すには弱点である頭部を狙えばいいだけだけど、私のトリガーは彼に知られているし・・彼を大窓で飛ばしてもきっとすぐに戻ってくる・・味方だったときは頼もしかったけど、敵にこうも厄介な相手はいない・・なら)」

 

「修君!、今のうちに!」

 

「わかった・・・」

 

とユウが修をレプリカとともにいかせようとしたその時

 

「・・っ⁉、レプリカ!」

 

『っ!』

 

レプリカになんと攻撃が入り、真っ二つにされた

 

「れ・・・」

 

「ぬう・・」

 

「ユウ、悪いけど私の狙いはあなたじゃないの・・そして今のでやっとあなたの不意を付けた・・」

 

となんと先ほどレプリカに放った攻撃がユウに放たれた、それも頭部もろとも

 

『警告、ダメージ危険位置』

 

「ぐう・・」

 

幸い伝達脳は避けた、だが傷は深くはない

 

「(さすがに仕留めきれないわね・・)」

 

「っ!」

 

するとそこに爆音とともに三輪とハイレインが飛び出してくる

 

「隊長」

 

すると、ハイレインの弾丸がユウに放たれていく

 

「んん!」

 

徐々にキューブかしていくユウ

 

「ユウ‼」

 

「・・・・・行け修!

 

 立ち止まるな、レプリカを連れていけ!」

 

「でも・・・」

 

すると

 

『・・・・行け、オサム』

 

「・・・⁉」

 

レプリカが声を上げ、修の腕の発信機を外す

 

『ワープ使いの発信機(マーカー)を外した』

 

「レプリカ!、大丈夫なのか⁉」

 

『予備のシステムに切り替えた、ほとんどの機能は停止したが基地の入り口を開けることはできる』

 

「じゃあ・・・このまま僕がレプリカをもっていけばいいんだな?」

 

『そうだ、だが・・・・入り口の解析が終わっていない』

 

レプリカの言葉を聞いて驚く修

 

『入り口に着いてからドアがあくまでおよそ20秒、その間は人型の攻撃をしのがなければならない』

 

「20秒・・・」

 

『・・・・オサム、一つ提案がある』

 

一方

 

「悪いけどこのままおとなしくやられるわけにはいかない」

 

ユウは体を起こすっと

 

「トリガーオフ!」

 

なんとトリガーを解除する、そして

 

「トリガー起動!」

 

腰に差していた剣を抜いた

 

「(一度トリオン体を解除して別のトリガーを・・!)」

 

「行くよ、ミっちゃん、ハイレイン・・、狩りの時間だ!」

 

と武装型トリガーを手に対峙するのであった・・・・・・・・

 

 

 




虎は再び立ち上がる・・・・・・・・
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