アイドルマスターシンデレラガールズSS集   作:せがわさん

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皆さんお久しぶりです
最近失踪気味だったせがわです
学校の実行委員会やら何やらで忙しかったのです
大根育てたりしてました、僕は悪くないっ
コミケに行ったりして創作意欲が沸いてきたので
妄想を深夜に頑張って書き記しました
それでは本編へどうぞー


橘ありすは子供じゃない?

「橘ですって何回言ったらわかるんですか!!!」

私、橘ありすは今日もそんな言葉を口にする

歌や音楽の仕事につきたいと思いアイドルになって

他の同年代の子たちより早く新しいプロジェクトに誘われて2週間

何でこんなことを言わなきゃ行けないのかというと

同じプロジェクトの先輩に「ありす」という名前をからかわれるからで

他にもなんだかんだ何かにつけて私を子供扱いしてくる

「ありすちゃ~ん、そんなこと言っちゃって~」

宮本さんはこんな感じでいっつもお調子者だし

「おやおやフレちゃん、本日はありすちゃんはご機嫌斜めなご様子ですぞ?」

このひょうひょうとした感じの塩見さんはいつも宮本さんと一緒にからかってくる

「そりゃそうですよ!!宮本さんも塩見さんもなんなんですか!?毎日毎日!!暇なんですか!?!?」

「ひえっ怒った!!にっげろ~」

私が少し大声で対抗すると二人は笑顔で去って行った

「あらら、橘さんは今日も大変ね」

「あ、速水さん。おつかれさまです」

私は速水さんに挨拶を返すと今日あった出来事を話し始める

「ほんと毎日毎日何なんですかね。あの二人はもう少し静かにならないんですかね」

「あの二人は…悪い子じゃないのよね」

「悪い人じゃないのはわかるんですけども…なんて言うか…私を子供扱いしすぎる気がするんです!!」

「子供扱い?」

「私はかっこいいアイドルを目指してるんです!!かわいいとか言ってからかってくるのは絶対子供扱いしてるからなんですよ!!」

「子供扱いがいやなの?」

「いやですよ!!」

「そう…あら?橘さんレッスンの時間じゃないかしら?」

私は机の上に置いてあったタブレットをタップし

現在の時間を確認する

時間はレッスンの開始20分前を示していた

「あっほんとですね、行ってきます」

「はい、行ってらっしゃい」

速水さんに見送られて、私は事務所を出てレッスンルームへ駆け足で向かった

 

「ワンツーワンツー!!」

トレーナーさんのリズムに合わせてステップを踏む

「橘!!遅れてきてるぞ!!」

「はいっ!!」

私は周りに追いつくためにステップをさらに速める

そのとき私の視界が歪み、気がついたら天井が見えていた

「ありす、大丈夫?」

そのとき一緒にレッスンに入っていた渋谷さんが声をかけてきた

「はい…大丈夫です。あと橘です」

私はいつもの台詞を言い放ち止まっていたステップを再開しようとする

「橘、少し休め。おまえはまだ渋谷たちと同じペースについて行くのはきついはずだ」

トレーナーさんからのその言葉が冷たく心に突き刺さる

「なんでですか!!私は他の人より遅れてるのに…追いつかなきゃだめなのに!!」

私はついカッとなってトレーナーさんに反論してしまう

「渋谷たちは前からずっとやってきて今のレッスンに至っているんだ、それをまだ入ったばかりの新人

ましてやまだまだ子供の橘ができるようなものではない。」

それはわかっていたことなんだ

私はまだまだ新人で

まだまだ子供で

多少の運で他の同年代のアイドルたちより少し早くプロジェクトに抜擢されただけで

自分でもまだ早いってわかってはいる

でもやっぱり周りの人に負けたくない

「でも…でも…」

気がついたら私は涙を流していた

自分のことを子供と言ったトレーナーさんへの怒りなのか

何もできない自分に対する怒り、悲しみなのか

今の私にはわからない涙を流していた

「ほら、ありす。向こうに行って休もう」

こんな時にも優しく話しかけてくれる渋谷さんが手を差し出してくれている

「いりません、一人で行けます」

私はわざとらしく差し出された手を払いレッスンルームの外にあるベンチへ向かった

 

「あら?橘さんじゃない」

そこにいたのは次のレッスンを待っていた速水さんと北条さんと神谷さんだった

「三人とも…お疲れ様です」

「おーありすじゃん、どうしたんだ?」

不自然なタイミングで出てきた私が不思議だったのか

神谷さんは首をかしげる

「いえ、何でもありません、あと橘です」

「ん?、そっか」

神谷さんは腑に落ちないような顔でうなずく

私は三人と少し離れたところで腰掛ける

「はぁ…何で私、だめなんだろう…」

「橘さん、レッスン中に何かあったでしょう?」

気がつくと速水さんが私の目の前に立っていた

(うそ!!今の聞かれてた!?)

「な…何でもないですよ…」

「うそ、目の周りが赤くなってるわよ」

その時、私はさっき泣いてしまったこと思い出す

(またからかわれる…)

そう思った時は速水さんの口から出た言葉は意外な一言だった

「子供扱いされているうちは甘えてもいいのよ」

「え?」

速水さんは私が呆然としているのをお構いなしに話を続けて

「私はね、同学年の中でも大人びてみられるからあまり甘えられないの」

そして少し悲しそうな顔をし

「時にはOLと間違えられたりもするわ」

「OLとですか?…どうしたら大人に見られるんでしょうか?」

「大人になる方法…ねぇ、橘さん無理に大人になる必要なんてないんじゃないかしら?」

「どういうことですか?私に大人っぽいってことは似合わないってことですか?」

私はさっきトレーナーさんに言われた言葉を思い出し怒りがこみ上げてきた

「そんなことではないわ、橘さんは橘さんらしくでいいんじゃないか。ということよ」

「私は…私らしく?」

「そう、周囲の目を気にせずあなたの思う橘ありすでいればいいんじゃないかしら?」

「私の思う橘ありす…?」

「ゆっくり時間をかけてあなたのなりたい自分になればいいと思うわ」

そう言って速水さんは北条さんと神谷さんの方へと歩こうとする

「ありすでいいです…」

「ん?」

私の発した言葉が理解できなかったのか

速水さんはもう一度私の方に身体を向けた

「橘…じゃなく、ありすって呼んでください」

それを聞き理解できたのかすこし微笑み

「奏、でいいわよ」

そう言った後私の頭を軽く撫で

「よろしくね、ありすちゃん」

そう言ってまた去って行く

 

…がんばろう

さっきから感じていた怒りはすでにどこかに消えていて

体調も万全

新たな橘ありすでこれからも…

 

そう意気込み再びレッスンルームの扉を開く

「ありす…大丈夫?」

レッスンを続けていた渋谷さんがレッスンをやめ心配そうに話しかけてきた

「はい、もう大丈夫です。」

渋谷さんは私の顔をのぞき込み、うなずく

「そっか、いい顔してるよ」

「ありがとうございます、あと…ご心配をかけてすみませんでした」

渋谷さんは私の言葉に驚いたのか目を丸くしてから

少しほほえんで

「うん、次は倒れないように一緒にレッスンしよう」

「はい!よろしくお願いします!!」

私は…まだまだ成長できるから

 




ぶっちゃけこれ考えて投稿するまでに少し期間があって
気がついたらデレステのほうでありすちゃんがコミュになってしまってるではありませんか
これは早いうちに投稿してしまわないと…
と思い今に至ります
結構頑張って書きました
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