ロザリオとバンパイア ~刃の音撃戦士~   作:オンドゥルッフ

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 どうも別サイトでは善宗のオンドゥルッフです。

 マルチ投稿はじめました(ただしもう一つの方はしないつもりです)。この作品はpixivで投稿しているものに(気まぐれな)加筆をして投稿していますのでご感想よろしくお願いします。


第零の巻「転生」

 俺はコンビニで「ロザリオとバンパイア」の最新刊を立ち読みし終えたところである。

 

 ??「ふ~むなんかわからなくなって来たぞ?これからどうなるんだ?・・・まあ次回にきたいとしておきますか。」

 

 俺はそう呟くとホットコーヒーを買ってコンビニから出た。

 

 しかし俺の意識は突然途切れ、次に気がついたときには自分は何故か青い海が目の前に広がり、小さな家が一軒建っている小さな島の玄関前に倒れていて目の前には

 

 ??2「おお、気がついたかの?」

 

 折畳式の椅子に座っている白髪で長髪の・・・おっさんと見せかけておばさんの人(しかもアロハシャツ)が僕の方へ顔を向けた。

 

 ??1「あのここはそして貴方は・・・?」

 

 ??2「人に名前を聞くときはまずは自分からと言うじゃろ?因みにわしは」

 

 ??1「それもそうだな・・・自分は・・・あれ?」

 

 ??2「どうしたのじゃ?」

 

 ??1「自分の名前が・・・ええ~っと、五代雄介!!違うこれはクウガの主人公だし・・・」

 

 自分の名前が思い出せない・・・たしか大学の入試とか書類とかに書くのにゲンナリしていたのに・・・何故なんだ!?しかもなんで仮面ライダーの主人公の方は思い出すんだ!?

 

 ??2「あ~実はの少年、おぬしの名前は死んだことで一旦なくなったんじゃよ」

 

 ??1「津上翔一、木戸真司、乾巧、本郷猛、風見士郎、南光太郎・・・何故歴代ライダーの主役の名前だけ思い出せるんだ・・・「人の話を聞かんかい!!」・・・すいませんって死んだ?」

 

 僕は女仙人(神様と言うより服装が亀○人ぽかったので・・・あれ?隠す意味が無いじゃん!!)

 

 女仙人「まあ、長ったるい話をぶっ飛ばすとの~君には“ちょっと変わった”ロザリオとバンパイアの世界に転生してもらうことになったのじゃ。ああ、後私は神様じゃ!!」

 

 ??「はあ・・・先に俺いや自分はどんな感じに死んだんですか?」

 

 女神「実はの・・・心臓麻痺での・・・」

 

 ??「いかがなされたんですか?歯切れが悪いのですが・・・」

 

 女神「いや、その~倒れた場所が自動ドアでの・・・今映像出すぞ。」

 

 そう言ってアロハシャツを着ている女神さまは目の前に画像を出したそこには・・・

 

 ガンッ!!ガンッ!!ガンッ!!

 

 自動ドアに頭を何回も挟まれている自分の映像があった。

 

 女神「まあ、今からなら生き返らせることは「やっぱいいです!!」まあ、そうじゃろうな・・・わしだってアレは恥ずかしすぎるわな。で実はのお主を転生させるわけはの・・・お前さんに言ってもらう予定の世界はの融合世界なんじゃが・・・」

 

 ??「なのですが・・・?なにか存在がちゃんとしてないとか?」

 

 女神「実はのそうなんでのお主に決めてもらいたいのじゃ!!」

 

 ??「はあ!?何で僕が「天界の理でそうなっているのじゃよ!!」・・・はあ、じゃあ仮面ライダーでいいんじゃないですか?」

 

 女神「仮面ライダーと言っても色々あるじゃろ?・・・だからコレで決めるぞ!!」

 

 そう言い取り出してきたのは某パジェロコールでおなじみの回転するルーレットと一本のダーツの矢であった。

 

 女神「やれ。」

 

 ??「はあ!?そんな無茶を言いますね・・・その前にこのダーツの的にかかれているライダーを見せて貰いますよ。」

 

 女神「いいぞお主の好きな奴はちゃんと乗っているぞ。」

 

 女神はそう言ったが、たしか僕の好きなクウガは妖怪と一ミリも関係無いはずなのにと僕はそう思いながらルーレットを回しながら見ていった・・・見終わった俺はふと疑問と絶望に思ったことがあって女神に聞くことにした。

 

 ??「なあ、なんでクウガとかのいくつかのライダーがなく響鬼の所だけ文字が金色なんだ?しかも他のより広いし!?」

 

 女神「ああ、そのクウガ等はちょっとわけありでの(作者的な意味で)…それと響鬼はわしが好きなだけじゃ!さあ、やるぞ!!」

 

 女神は俺をルーレットから離し、俺にダーツの矢を持たせ、ルーレットを回した俺は直ぐにやけくそ気味に矢を投げ、当たったのは・・・・

 

 女神「ふ~む・・・よし、響鬼じゃ!!では送るぞ!!「待ってくれ!!」・・・なんじゃおおそういえば、お主の願いを聞くのを忘れおったのさあ、願い事を4つ言え!!」

 

 女神はそう言ったが俺は

 

 ??「まず、俺の生前の記憶は消してくれ。「な!?なぜじゃ!?」俺はこの世界のどっちとも関わりたくないんだよ!!」

 

 女神「・・・お主変わっておるの、他の奴らなら笑顔でチートみたいな能力を欲しがり、これで「俺様だけのハーレムを作るのだフェ~フェッフェッ!」とか言うのにの~まあでも、万が一の為としておぬしはもし、魔化魍、音撃戦士もしくは妖怪に会った時には生前の記憶が蘇らせるようにするが構わないか?セットでその時が襲われているときなら絶対助かるようにしておくぞ」

 

 ??「ふん、勝手にしろ本当は願い事を全部使って転生するのを拒否したいが俺が行かないとその世界が成り立たないのだろ?」

 

 女神「そうじゃ・・・すまんの」

 

 ??「気にするな・・・俺はもう一度人生をやり直せるだけだ。その点だけは感謝する。」

 

 女神「残りの3つは「一つは努力すれば努力するほど自分の実力があがるようにしてくれ、残りは勝手に決めてくれ」じゃあ、もし鬼になったら鬼神の力と特異体質になるようにしておくぞ。」

 

 ??「わかった・・・だが、俺は決して原作には介入しない!!だから力も意味を無くしてやりますよ。」

 

 女神「そうかの・・・さて扉が出来たぞ。ココをくぐればお前はもう一度赤ん坊からやり直すぞそれとじゃ、お前さんが行く世界はロザリオとバンパイアがメインの世界じゃからな、響鬼の方は原作通りには行かないかもしれないそれを聞いていておくれ。」

 

 ??「そうかい・・・あばよ!」

 

 俺はそう言い、扉をくぐった・・・・そして体を光が包み俺の意識はなくなった。

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 少年が通った扉が閉じた・・・あの少年は原作には介入しないといったが

 

 「無理なんじゃよ・・・お主が原作に介入しないと言うのは・・・」

 

 なんせその世界の主人公は仮面ライダー響鬼の主人公の安達 明日夢、響鬼でもロザリオとバンパイアの主人公:青野 月音でもないのじゃよ・・・

 

 「その世界の主人公はお主なんじゃよ・・・少年。主人公としての【引力】からは逃げられないのじゃよ。悲しいが頑張れよ・・・私の子孫よ。」

 

 と女神は呟いた…因みに伏線ではないあえてもう一度言おう伏線ではないと!


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