僕が校舎跡を片付け終え建築の準備ができると理事長に呼び出されて、理事長室に行く途中で瑠妃さんと出会い、
刃「おや、瑠妃さんまで呼ばれるとは…まさか妖怪関係の事件か!?おのれクライ○ス!」
瑠妃「急ぎましょう刃さん!!」
僕達は理事長室に入り
刃「理事長、何があったのですかっ!魔化魍ですか?それとも妖怪の事件ですか!?」
と僕が真面目な顔で言うと理事長は黍団子を食べてお茶をすすり言った一言は
理事長「いや、ただの休暇だよ…しかも長期的なものでね、今日は無理だから明日から新学期が始まるまで君達に休暇を言い渡すよ。」
刃「あ、あり?そうですか…休暇なら貰っていたと思っていたのですが…」
理事長「いやいや、君達は魔化魍の退治を含めこの一週間で、外で騒動を起こした陽海学園の生徒の強制送還(萌香・胡夢・紫の三人)、校舎跡の残骸の撤収作業に清掃作業とかなりの量を働いているから、休暇ぐらいはいいだろう。それに暫くの間君の仕事はないからね。」
刃「左様ですか…僕は瑠妃さんと一緒に過ごしているのが休暇だと思ったのですが…まさか!?僕の部屋の壁に穴を開けたのは理事長ですか!?」
理事長「おいおい、私がそんな酷いことしたとする人間だと思っていたのかね?」
刃「僕にとってはご褒美に等しいのですが…それと理事長は妖怪ですよね?」
瑠妃「私も同じ意見です。」
理事長「そのツッコミはなしだよ刃君」
実は学園祭の騒動の時ピンポイントで僕の部屋だけが何故か壁に大きな穴が開き、今まで瑠妃さんのお部屋で寝泊まりしていたのだ…何故同性の九曜さんじゃないって?彼女の部屋に泊まった方がいいでしょう!!まあ理由はもう一つあってなぜか僕と九曜さんのBL同人誌が出ているそうなんだ…しかも大人気僕と九曜さんがそれを初めて知ったとき
刃・九「「僕(私)はノンケだ!!」」
と思わず叫んだけど噂の元は僕がみぞれさんと瑠妃さんに追いかけられてた時に九曜さんの部屋に泊まっていて、それがあらぬ噂を作ったらしいので今はそれはしないようにした。
話を戻すとして休みをもらった僕たちは部屋に戻り準備をしていると携帯に着信がかかり、それを取るとトドロキさんからだった
刃「はい、もしもしトドロキさん、どうかしたのですか?」
トドロキ〔あ、ジ、ジンキ君ッスか!?〕
電話のトドロキさんはなぜか慌てていた…まさか!
刃「トドロキさん、そっちに紫色の髪で袖が長めの服を着ていて口にチュッパチャップスみたいなものを加えた女の子が僕の部屋の押し入れに僕のジャージを着ながら体育座りでもしていたのですか?」
トドロキ〔おおっ、ジンキ君は超能力でも使えるッスか!?全てその通りッス!!〕
刃「違いますよ…トドロキさん…前にもこっちの部屋で同じことをしたのですよその子」
トドロキ〔そうっすか…じゃなくてその子の事を聞こうとしたらエイキさんが暴れて襲い掛かり、エイキさんを止めようとしたダンキさん、サバキさんが氷漬けにされたッスよ!!〕
刃「ああ…その子みぞれさんと言うのですが、明日学園に強制送還ですねと言うことを伝えてください。それと父さんが済まないとも」
トドロキ〔わかったッス!!それと〔まさかその電話の相手は刃なのか!?〕うわ白雪さん!?〕
電話の向こうでどたどたと音がして、ギャアアと言うトドロキさんの叫び声が聞こえると電話に出たのが
みぞれ〔刃か?今どこにいるのだ!?〕
刃「今はまだ学園の瑠妃さんの部屋だよ…それとみぞれさん」
みぞれ〔なんだ?お前とのこづk「言わせねえし、違うから!!」ではなんだ?〕
刃「…そこにいる人達は僕の親のような人たちでそれを氷漬けにするのは君の評価を下げるからやめなさい…さらに瑠妃さんとの差がつくから」
みぞれ〔なん…だと!?〕
その後みぞれさんは落ち込んだのか電話が落ちる音がして、少しして
香須美〔ジンキ君、と言うわけだから早く帰ってきてね!〕
刃「はい…それではイブキさんと仲良くしてやってくださいね。」
と言って電話を切ると瑠妃さんが
瑠妃「みぞれさん、またですか…」
刃「うん、まただよ…ハア」
僕はため息をついた。前は瑠妃さんの部屋に泊まった初日布団を出そうとした時に押し入れにいたのである。
瑠妃「と、とりあえず明日からの休暇を楽しみましょう♪」
刃「そうだね…でもまた裁鬼さんがやられたから魔化魍退治をしなきゃ…」
~そして翌日バスの中にて~
ザンキ「白雪は俺が連れて帰るから安心しろ」
刃「はい!…でザンキさん大丈夫ですかお肌がカサカサになってますが…」
ザンキ「お前達の傑作「白い悪魔」を飲んでいるから大丈夫だ…数分後には元に戻る。」
瑠妃「そ、そうですか……」
と話をしていると立花前に止まり、おやっさんとヒビキさん、香須美姉さんと日菜佳姉さんが白雪さんを連れて出てきた。
おやっさん「お帰りお二人とも」
ヒビキ「ザンキさん大丈夫ですか?顔色が悪いですけど…」
ザンキ「大丈夫だ問題はない‥‥はず」
みぞれさんをバスに積み込むと(みぞれさんが落ち込んで動かないから)店の中から人影が出てきてザンキさんに抱き着いてきた。それは…トドロキさんだった
トドロキ「ザンキさあああああああああああああああああん!!会えて良かったッス!俺、俺…氷漬けにされたとき死ぬかと思い、ず~っとザンキさんの事を考えていたッス!!」
ザンキ「戸田山…お前俺から卒業しただろ、それに普通俺じゃなくて真っ先に日菜佳の事を考えろよ!」
刃「そううですよトドロキさん、ほら日菜佳姉さん泣いているよ。」
日菜佳「いえ、いいんですジンキ君、トドロキさんにとってザンキさんは特別な存在なんですから・・私なんぞが入れる隙間なんて元からなかったんです。」
トドロキ「え?あ、ああ!?すいませんッス!日菜佳さん、俺オロチとの闘いの時日菜佳さんを忘れた事なんてなかったッス!!だから泣かないでください!日菜佳さんはオレの大事な恋人ッス!!今度休みを作るのでその時に温泉でもお食事にでも一緒に行くッス!!」
とトドロキさんが背を向けて語っているとき日菜佳姉さんは悪い笑顔を浮かべガッツポーズをした。その時僕が思ったことは
刃「(トドロキさん…ちょろい、ちょろ過ぎる!!)」
その後みぞれさんを積んだバスは学園に向けて発車して僕が立花に入ると小暮さんが
小暮「今だ!皆の者ジンキを取り押さえろ!!」
と中国軍師みたいなことを言うと
トドロキ「すまないッス!ジンキ君!!」
ヒビキ「年貢の納め時ってやつかな?」
イブキ「ごめん!君にはもっと強くなってほしいんだ!!」
ダンキ「無駄な抵抗するなよ!…それとまた嫌いにならないでくれ!!」
左腕をトドロキさん、右腕をヒビキさん、右足をイブキさん、左足をダンキさんが抑え動けなくなり、
瑠妃「え~っとえい!」
とどめに後ろから瑠妃さんが抱きしめ動けなくなり(胸がああああ瑠妃さんの胸がああああ)、奥からみどりさんがアームドセイバーを持って近づいてきた。
刃「ま、待てみどりさん!!何でそれをもって近づいてくる!!」
みどり「ごめんね~小暮さんがどうしてもって…」
小暮「お前は北は青森から南は鹿児島までいろんな鬼のもとで修行を積んできて私の修行を笑顔でやった…さらに特異体質であるお前ならアームドセイバーを使っても大丈夫のはずだ!!」
と小暮さんが近づいて言ったが
刃「本心は?」
と言うと
小暮「まあ、お前にプレゼントをしたいがなかなかいいのが思いつかなくていっそのことお前専用のアームドセイバーを送ろうかなって…すまない。」
と小暮さんは言ったその間に僕の右手にみどりさんがアームドセイバーを握らせ
みどり「行くよ‥‥えい!」
と下のスイッチを押すとアームドセイバーから赤い波動が出てきた。その時僕の腕に白い波動が出て、それがアームドセイバーにまとわると僕の手からスポーンと離れ天井に刺さった。
皆は僕から離れて天上に刺さったアームドセイバーを見ると
ヒビキ「なんだこの反応…」
ダンキ「俺たちとは違うな…」
トドロキ「でも俺達の場合は俺達が飛ばされたけどこれは明らかにアームドセイバーがジンキ君から飛んていったと言った感じッスね…」
みどり「なんだろうこの反応…後で調べてみよう。」
小暮「ではジンキ鬼の力を使ってみてくれ…鬼爪と鬼火以外でな」
刃「では‥‥ハッ!」
僕は拳に力を入れて雷をまとわせようとしたが
シ~~~~ン
ヒビキ「ジンキでも無理か…」
トドロキ「しかしこれで普通に過ごせば鬼には一か月くらいははなれないっすね。」
おやっさん「まあ、大丈夫だよジンキ君に魔化魍の仕事は今のところないし、これ以上させたら可哀想だ。」
刃「ええ!?マジですかおやっさん!?」
その時おやっさんがエプロンのポケットから一枚のパンフレットを取り出し僕と瑠妃さんに渡した。それは東北の方の温泉宿のパンフレットでおやっさんから衝撃の一言が出た。
おやっさん「そこは僕の知り合いがやっている旅館でねいい温泉があるんだよ。二人ともそこでこれまでの戦いと仕事の疲れでもとってきなさい。」
刃「温泉か‥‥いいですね~入りたいですね~。構いませんがいつ行ったらいいのでしょうか?」
おやっさん「う~ん明後日かな?僕の取った部屋は結構人気で明後日なら空くらしいんだよ。そのかわりその部屋からは自然のいい景色が見れるんだよ」
瑠妃「へ~私温泉なんて初めてですから楽しみです♪」
おやっさん「じゃあ、君達は部屋に荷物を置いて今日は疲れをとったりエイキ君に報告をしてあげなさい。」
刃「はい!いきますか瑠妃さん」
瑠妃「はい!」
僕達は二階へと上がったが、この二泊三日の小旅行が実はおやっさん、小暮さん、御子神理事長の手によって仕組まれたものだとはこの時僕達は知らなかった…。
刃「で、父さんなんで尻を抑えながら悶えているの?」
エイキ「ケ、ケツに何か鋭いものが…刺さった!イテテ…」
瑠妃「あの…魔女の薬を使いますか?」
エイキ「くそ…氷漬けの次はケツに刺さるとは…あのゆ゛る゛さ゛ん゛!」
刃「ごめん、後者は僕のせいだよアームドセイバーを使ったら手から離れて天井に刺さったんだ。」
エイキ「そうか…それとあの雪女の子お父さんは認めないからな!!」
刃「は、はい…では瑠妃さんは?」
エイキ「う~ん‥‥まだ認めれないかな…?でもいい子だからな~オレもそろそろ子離れは‥‥しないといけないか?」
刃「ええ!?、父さんどうしたの!!」
瑠妃「やった!」
こうして帰ってきた初日は宴会で父さんを殴り、その翌日は筋トレをしてディスクと武器の手入れ、持っていく荷物を整理した。
そして旅行当日、僕は酔って抱き付いて来ようとした父さんを気絶させて、日菜佳姉さんに送られて山の中にある旅館にお昼過ぎあたりに到着した。
日菜佳姉さんと別れた僕達は仲居さんに連れられ泊まる部屋まで行った。泊まる部屋は本館から離れていて、純和風でなかなか歴史がありそうで露天風呂までついていたが、この部屋に案内してくれた中居さんが本館に戻る際に
中居「それではごゆっくりと、彼氏さんは頑張って下さい。」
と笑顔で言っていたけど、何でだろう?それと疲れを癒しに来たのに仲居さんの右手はサムズアップではなくモザイクがかかりそうなアレだった。
僕達は部屋に荷物を置くと瑠妃さんが、
瑠妃「ね、ねえ…刃さんこのあたりを散歩してみませんか?」
と言ったので僕も賛成して、旅館の周りを歩くと見事な森で瑠妃さんも嬉しそうに歩いていた。
刃「普通の人なら何もないから嫌とか言いそうだけど、良い森だね。」
瑠妃「はい、ここの森は優しい感じがします…でも魔化魍とか出ませんよね?」
刃「今出たら確実に困るね…旅館に戻りますか?」
瑠妃「いえ、ヒビキさん達が来た時はここにはいないそうです…不吉な事を言ってすいません。」
刃「気にしないでくれよ、瑠妃さんは正論を言っただけだから…ではもう少し歩きますか。」
僕と瑠妃さんは森の中を歩いた。そして気づいたら日も傾き暗くなりそうだった。
刃「これは急いだほうがよさそうだね…そうだ!瑠妃さんちょっと失礼」
瑠妃「キャ!?」
僕は瑠妃さんをしっかりとお姫様抱っこで抱えて、
刃「しっかり捕まってね!」
瑠妃「は、ヒャイ!!」
真っ赤な顔の瑠妃さんにそう言い、僕は旅館まで走っていった。部屋に戻ると瑠妃さんは
瑠妃「あ、あの刃さん汗をかいているでしょうから先にお風呂に入ってはいかがですか?」
刃「そうだね、夕食まで時間があるから入ってくるよ。」
瑠妃「ど、どうぞ!!」
瑠妃さんの様子が少しおかしかったが気にせず風呂場に行って体と頭を洗い温泉に浸かっていると
カラカラカラ…
瑠妃「刃さん、湯加減はどうですか?」
刃「ちょ、ちょっと瑠妃さん!?な、ななななな何故浴槽に!?」
突然瑠妃さんが入ってきて僕は思わず立ち上がりそうになり、タオルが近くにないので浴槽に肩まで浸かった。
瑠妃「そ、その、部屋の風呂は混浴だそうです。」
刃「いや、そっちではなくてですね。僕が女の方に弱いのは知ってますね。」
瑠妃「日菜佳さんからカップルならお風呂に一緒にはいるのが普通だと教えてくれたのですが…」
刃「あ~~多分それは、トドロキさん鈍いからその策を考えていて、とりあえず僕達で実験をしてみようと思ったから瑠妃さんに教えたと思う。」
瑠妃「そうなんですかそ、その入ってもよろしいですか?」
刃「普通、聞くか?寒いんだから早くお入りなさい!風邪をひかせたくないから!!」
瑠妃「では失礼しますね。」
と瑠妃さんは入ってきたが今まで湯気でわからなかったが、
刃「る、瑠妃さん!?裸ですか!?」
僕は急いで瑠妃さんに背を向けて喋ると
瑠妃「え?何かおかしいですか?」
刃「そりゃそうでしょ!!僕男ですよ!?嫁入り前の女性が異性にそう簡単に素肌を晒すのはいかがなものかと…」
僕がそういうと背中にむにゅっと柔らかいものが当たり、
瑠妃「刃さんだから構いません・・・私のこと嫌いなんですか?」
刃「いや、そうではなくてですね僕は女の子に対する耐性がないのですよ。(転生前を含めて彼女がいた事はなし!!)それに…ほら僕の身体中傷だらけで綺麗じゃないし!後筋肉達磨でむさいし!」
と僕は言ったが瑠妃さんは背中の傷跡をゆっくりと触りながら
瑠妃「でも、刃さんはこの傷の分だけ多くの人を守ってきたんですよね?誇ってもいいと思います。自信が無いのなら私がつけてあげます。…それに刃さんはとてもかっこいいです。」
と首に手を回してぎゅっと強く抱きしめたがこっちは
刃「そ、そう?…(瑠妃さんの胸があああ!!瑠妃さんの手がああ!!瑠妃さんの肌があああ!!)そろそろ上がらないかい?」
心の声を外に出さないようにするので精一杯だった。
瑠妃「そうですね私は少し後に出ますので刃さんがお先にどうぞ。」
僕は少し前かがみで風呂場から出て急いで着替え水を飲もうと冷蔵庫を開けると
刃「ゼ○にエ○カップにマムシドリンクに高麗人参酒‥‥ん?手紙」
なんかすごいラインナップの中に白い封筒がありそれを開けると中には
刃へ、妖怪のスタミナは半端ないためマムシドリンクでも飲め!!
by斬鬼
刃「ザンキさん…助言ありがとうございます。でもヤること前提なんですね。」
と言ってひんやりとなっている封筒を折りたたみ冷蔵庫の中へ入れ直し、ミネラルウォーターとマムシドリンクを飲んで瑠妃さんが出てくるのを待っていると食事が来たが、
刃「何故にスッポン鍋!?まあ寒くなってきたからありがたいことはありがたいのだが…なぁ、なんか要求されている気分だよ隠しカメラはないよな!?」
僕はすぐに部屋中を捜したが隠しカメラはなく代わりに
「探さなくても隠しカメラの類はないから by香須美」
「安心しなさい byおやっさん」
「刃鬼君、初めては優しくね! by香須実」
「ギックリにならないように気を付けて by明日夢」
「九曜さんとお茶してくる byアマキ」
「おのれジンキィィィィィィィィ!! byキョウキ」
「大人の階段上っちゃえ!あでも責任はちゃんととれよ。 byヒビキ」
などと言った手紙が出てきた。もちろん父さんのは
「瑠妃コロスコロスコロス… byエイキ」
と書かれてあった。僕は立花での父さんの言葉を思いだし…
刃「立花でのあの違いよう…風邪ひいてたのか。」
と判断し(父さん、風邪ひくとまじめになるんだよね。)、その後瑠妃さんが風呂から出て食事を楽しんだが、食事が終わって外は真っ暗だが、まだ7時半…部屋にはなぜかテレビがねえ、ラジオもねえ、娯楽用具もそんなにねえ!!と言う状況なのでとりあえず布団を2枚くっつけて布団の上に胡坐をかいて座っていると
刃「まあしかしなんだ…暇だ…暇すぎる!!」
と言っていると窓の方で瑠妃さんが冷蔵庫の中身を見て
瑠妃「刃さん…このどこかにカメラとかありませんか!?」
と慌てた顔で言ったので
刃「ないよ…そのかわりに安心しろと言った内容の手紙があった。」
瑠妃「なら心配ないですね…だから私にアレを持たせたのですね…」
刃「ん?何か言ったかい?」
瑠妃「い、いえ…あの刃さん」
刃「ん?なに?「お酒飲みませんか♪」え!?」
と瑠妃さんは酒の瓶を持ってこっちに近づく…って!?
刃「僕はまだ未成年だよ!?よくザンキさんと歩いていたら別の支部の人に居酒屋とかキャバクラに連行されそうになるけど!?」
※未成年の飲酒は法律で禁止されています。皆さんも気を付けるように by作者
…なんか変な電波が入ってきたが座っている僕に瑠妃さんは飛び込み、ドリンクを口に含むと
瑠妃「ん」
キスをして口に含んだものを流し込むと僕の体が熱く感じ瑠妃さんを押し倒して、そこから意識がはっきりとしなかった‥‥
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
~一方立花では…~
日菜佳「ジンキ君と瑠妃さん上手くやっているでしょうかね~?」
香須美「でも、あそこまでお膳立てしているからやらなきゃジンキ君は臆病だよ!!」
みどり「ジンキ君闘いの押しは強いけど恋愛に関しては疎そうだからね~」
アマキ「でも、ザンキさんから聞いた話ですとトドロキさんに恋愛のアドバイスをしていたそうですよ。」
ヒビキ「いや、でも内容はトドロキは何をしたとか、なぜ鰹を送ったとかそういう内容だけどね。」
日菜佳「知識はあるけど実践できない…まさかジンキ君ってむっつりスケベ!?」
アマキ「そうでないことを祈りましょう‥‥。」
キョウキ「破局しろ破局しろ破局しろ破局しろ……」
おやっさん「はいはい、皆もう寝る時間だよほら部屋に戻った戻った。」
ダンキ「よし、ジンキが帰ったやったかどうか聞いてみるか?」
キョウキ「いや、やめてあげましょうよ!!」
クロキ「そうだぞ~~ジンキの話を聞くならミツキに行かせるから」
ミツキ「ええ!?僕ですか!?!?」
ダンキ「因みにもし賭けるならジンキがフラフラに千円」
ショウキ「じゃあ俺は瑠妃さんがフラフラに二千円」
ザンキ「う~む、普通ならジンキがフラフラだが…」
クロキ「双剣で地面を掘り進めるようなスペック持ちだからな~わからん!」
イブキ「皆さんそんなことで賭け事をしないでくださいよ!!」
トドロキ「????(話の内容がいまいちわかってない)」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
刃「ん…ふぁ~~今何時だ?」
僕は目が覚め部屋に備え付けの時計を見ると
刃「え!?10時!?なんでこんなに寝てん…だ?」
僕がそう起き上がろうとしたらなぜか浴衣は着てなく部屋の隅にあって、大量のマムシドリンクの瓶が転がっていた。
刃「ま、まさかね…そんなはずはないよな…部屋エビクサッ!?」
と僕が言って手を横に置いた時に
むにゅ
瑠妃「あん///……」
と声がしてゆっくりとその方を向くと瑠妃さんが寝ていたが‥‥なぜか裸であった。
瑠妃「あ、刃さん…おはようございます。」
瑠妃さんは眠たそうな目をこすりながら起きると
瑠妃「刃さん…昨日は激しくて…嬉しかったです///」
刃「ねえ…まさか僕ヤってしまったのか!?」
瑠妃「えっと…その…はいとても激しく////」
僕はその言葉を聞いて
刃「ちょっと頭冷やしてくるわ。」
と言って風呂に向かって歩くと
瑠妃「私も一緒に行きます…もう恥ずかしがる必要もありませんしその朝ご飯を食べたら…お願いします。」
と顔を赤らめながら微笑んで言い、その顔に不覚にもまた胸にキュンと来た僕は
刃「わかりましたよ…瑠妃さん」
と僕達は風呂場に向かった…の後の事は書くと色々引っかかりそうなので書かないでおこう。こうして刃と瑠妃の仲はますます深くなった。ただし一つ言えることがある。それは瑠妃さんが口移しで刃に飲ませたのは
『彼女に×××したくなる』ドリンク
と書かれたドリンクであった‥‥すげえ効果だな!おい!!
刃と瑠妃が帰ってきたときの立花
日菜佳「あの二人、すごくお肌が綺麗ですね。」
おやっさん「確かあそこの温泉には怪我には効くけど美肌効果ってそんなになかったはずだけど・・・」
香須美「間違いなくヤったわね・・・。」
ザンキ(帰ってきていた)「刃、強いな・・・血色いいな。」
明日夢(同じく)「しかもあの二人仲良く手をつないで入ってきましたね」
ヒビキ「熱いね~~俺でもこればっかりは負けたよ。」
エイキ(旅行時40度近くの熱)「おのれ~~~あの女狐め~~許さん!」
トドロキ「一体何をしてああなったのですか?」
全員「「「「「「はあ・・・駄目だこいつ鈍すぎる」」」」」」
本日の金言「トドロキは恋愛の勉強をしろ!!」