ロザリオとバンパイア ~刃の音撃戦士~   作:オンドゥルッフ

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第十九の巻「名探偵だよ!?白鋼君…って誰よ!? 」

 僕は放課後に瑠妃さんと一緒に校内のパトロールをしていた。なぜなら最近女生徒の制服が鋭利なもので切り裂かれていたと言う事件で、この前の強盗団で学園内の不安が高まっている。捜査しようにも時間帯もバラバラなので、休み時間にミツキ君達と交代でパトロールしているわけである。因みに僕と瑠妃さんの今の装備は僕は烈光だけ、瑠妃さんは魔具と音叉と鞭(何で持っているのかは聞かない事にした。)だった。僕は最初雷光も装備していこうと思ったが、九曜さん達から

 

 九曜「刃さんは犯人をターミーネートするつもりですか!?」

 

 蛍糸「そうですよ!!この前の強盗団だってほぼ素手で倒したのに今回の事件でそれはいらないです!!」

 

 刃「言い過ぎだって、それに傍から見たら僕達は軽音の部活帰りのカップルにしか見えないでしょ?」

 

 陵「あなたのような世紀末な体格の軽音部員がいてたまるか!!」

 

 直木「この前刃君が公安に殴り込みをかけた時のビデオを見せてもらったすけど…あれは凄いですね。やりすぎですね。」

 

 キリク「頭の中で北○の拳のBGMが聞こえましたよ!正確には世紀末覇王のですけど!!」

 

 ~その時の一部~

 

 モヒ安A「てめえ、公安にこんな事をしてただで済むと思っているのか?」

 

 モヒ安B「ボッコボコにしてやるぜヒャッハー!!」

 

 公安女子「やってやるでしゅ!!」

 

 刃「フッ、そういっている割には我は無傷だが?我からゆくぞ…ムンッ!」

 

 公安C「クペッ!?」

 

 公安D「ハチャ!?」

 

 刃「そして女子には軽くビンタ!!」

 

 公安女子「アウッ!」 

 

 ―――ということで僕は烈光だけ装備していく事になった。僕達は中庭の大きな木の前を通り過ぎている時、僕は隣で腕を組んでいる瑠妃さんに話しかけた。

 

 刃「ごめんね、瑠妃さんこんな用事に付き合って貰っちゃって、瑠妃さんがいないと追っかけに見つかった時逃げ切れるか心配なんだよね~(ん?何かの気配を感じるね…殺気はないな。後悔みたいだな…)」

 

 瑠妃「いいえ、いいのですよ。私は刃さんと一緒なら例え火の中、水の中、ベッドの中までついていきます!!」

 

 刃「瑠妃さん、最後のは僕達が二人きりの時に言おうね。」

 

 僕がそういうと瑠妃さんは顔を赤くしながらあたりを見回していて僕は木の上に指を差し

 

 刃「あ~誰かは知らないが木から降りてきてくれ、その木結構年くっていてもろい所もあるらしいよ~後今は物騒で君がイタズラ魔じゃないのなら早く降りてこないと冤罪がかかっちゃうよ?」

 

 僕がそう言うと灰色がかった黒色の髪の少々老け顔の少年が降りてきた。少年は頭をぼりぼりと掻くと

 

 少年「チッ、お前なんで気づいたんだ?気配も消したつもりなんだけど…」

 

 刃「う~ん・・・君は気配を消し過ぎたからかな?なんか不自然だもの。(表の奴じゃないな…ヤーさんの息子?)それと少年」

 

 白鋼「俺には影野白鋼(かげのしろがね)って言う名前があるんだ。」

 

 刃「そうか僕は松坂刃と言う…君は一年でしょ?」

 

 僕は自己紹介をすると白鋼君は少し驚いた顔だったが元に戻し

 

 白鋼「あ、ああ、それがどうかしたか?」

 

 刃「やっぱり、見たことのない顔だったからね。さて、君は部活は入ってないね?」

 

 白鋼「ああそれが何か?……」

 

 刃「なら…瑠妃さんアレを」

 

 瑠妃「はい、では白鋼君、すいませんがこの書類にサインをお願いします。」

 

 瑠妃さんは書類を挟んだクリップボードを白鋼さんに渡して

 

 刃「ごめんね~最近色々と物騒でアリバイを成立させるためには書類を書かなくてはいけないんだ。」

 

 僕が彼にボールペンを渡すと白鋼さんは

 

 白鋼「そうですか・・・え~っと名前と学年を書いて」

 

 刃「そうそう、で朱肉があるけど印鑑は持っていますか?」

 

 白鋼「ああ、俺は持っていますよ・・・これでよしって、何書かせているんじゃああああ!!」

 

 刃「ナイスツッコミ、乙!!」

 

 瑠妃「ここまで見事なノリツッコミは初めて見ました。」

 

 と書類(入部届)を投げ捨てようとしたが先に回った僕はすぐにそれを回収すると

 

 刃・瑠「「ようこそ新聞部へ歓迎します!!」」

 

 白鋼「体育会系は嫌って新聞部!?先輩の体格で新聞部!?俺はてっきり体育会だと…ま、少しぐらいはいいのか?」

 

 刃「僕は訳ありでね新聞部に入ったんだ。それとさっきの紙は刈り入部の奴だから安心して、それではあs「うわああああ!!」!?瑠妃さん!!」

 

 僕は笑顔で白鋼君に新聞部のパンフレットを渡そうとしたが悲鳴が聞こえてきた。僕は瑠妃さんに声をかけて

 

 瑠妃「はい、白鋼さんもついてきてください!!」

 

 白鋼「はあ?なんで俺がついていk「公安に間違って連行される事を防ぐためだ!!それに君は僕の部活の後輩だ!!」しょうがねえな。」

 

 僕達は声のした方に行くと一人の血まみれの女性を落ち着かせようとしている心愛ちゃんとこーちゃんがいた。

 

 刃「心愛ちゃん!」

 

 心愛「あ、刃義兄さんに瑠妃さんに…なんで同じのクラスの影野がいるの?」

 

 瑠妃「それは後で説明します!!そちらの方は大丈夫ですか!?」

 

 心愛「怪我自体は今の所大したところはないんだけど、包帯持っていない?」

 

 刃「あ~僕は怪我しても自力で治るから持っていないね。」

 

 すると白鋼君は救急箱の中から包帯を取り出し、瑠妃さんに渡した。

 

 包帯を巻くのは瑠妃さんと心愛さんに任せ、男の僕と白鋼君は女性陣に背を向けて話していた。

 

 刃「ねえ、白鋼君の種族ってなんなんだ?因みに僕は鍛えてなれる鬼みたいな人間だよ~」

 

 白鋼「え!!?刃先輩それは校則で駄目ではないのですか?しかも鬼なのか人間なのかどっちですか!?」

 

 刃「ああ、人間が紛れ込んでいたら殺すというのは理事長曰く嘘だって「は!?」それとはっきり言うなら僕人間ね♪後、正体ばらしても教師から怒られる程度だから問題ない…わけでもないね。副顧問の鬼のザンキ先生に怒られたらヤバいな。」

 

 とドヤ顔で言うと

 

 

 白鋼「ええええ!!?アレ嘘だったのですか!?しかも先輩人間って…ああ、突っ込みどころが多すぎてやれきれないわ!!」

 

 白鋼君は頭を抱えて地面をのたうちまわっていた。この子はきっと良い子(ツッコミ役)だな。

 

 刃「まあ、それは後で説明するとして今日はあの方を病院に搬送した後、また改まって説明するよ。」

 

 白鋼「ああ、それと先輩、俺は・・・人狼です。」

 

 刃「そう…うちの部長と同じだな。それじゃあ今日の所はアバヨ!」

 

 僕はそう言い、けがをした人をお姫様抱っこで病院まで瑠妃さんの殺気にさらされながら運び、帰りは瑠妃さんをお姫様抱っこで(瑠妃さんがやってほしいと言ったから)部屋まで運んで鞭も使ってイチャイチャしてから帰った。

 

 ~翌日~

 

 僕は白鋼君がいる教室まで行き、拉致って(追っかけられていたため)煙幕を使って新聞部の部室に行くと、銀影先輩が心愛ちゃんと峡子ちゃんにボコボコにされていた・・・

 

 白鋼「なあ、先輩…ここサディスティククラブじゃないですよね?」

 

 刃「うん、新聞部のつもりだけど…去年闘ってばかりで一時期は正義の味方部って言われてたな…あっ逃げちゃだめだから、逃げようとすれば公安総動員で捕まえるから」

 

 白鋼「先輩なんで公安を指示できるんですか!!「僕、公安委員会総監督だもん♪」だもんって・・・ハア話を聞きましょう。」

 

 この後心愛ちゃんの話を聞くと昨日被害者の仲本こっこさんの前にカチューシャをした人狼がいたらしい・・・しかも関西弁らしい

 

 僕と瑠妃さんは

 

 刃「銀影先輩・・・さっさとワイがやりましたってはいちゃいなさいよ。」

 

 瑠妃(刑事コス)「さあ、お腹がすいたでしょ?かつ丼を食べて正直に話してくださいです。」

 

 銀影「では頂きます!ガツガツガツ………ゲフッだからワイはやってないって!!しかしこのかつ丼美味ッ!?瑠妃ちゃんが作ったん?」

 

 刃「いいえ、私です。「お前かいな!?」全く…今日はカツ丼食べたら去っていいですけど後日もっときついのお見舞いしますよ?」

 

 僕がそういうと銀影先輩はカツ丼(刃お手製)を食べ終わると部室を出ていき、心愛さんが後を追い、少し間を開けて胡夢さんとみぞれさんが出て行った。

 

 僕は椅子に座り、瑠妃さんはどんぶりを片付けると緑茶を入れてくれた。

 

 刃「じゃあ、早速だけど連続イタズラ魔の犯人捜ししますか!」

 

 白鋼「早速ですね・・・あれ?後ろの黒板に今年の新入部員は3人って書いてありますが、俺と朱染で2人だぞ・・・そこの魔女っ娘(紫)か?」

 

 刃「紫ちゃんは二年だから先輩だよ~もし勉強で分からないところがあったら教えてもらうといい。」

 

 白鋼「ではその隣のメリケンサックをつけた人か?」

 

 刃「峡子さんは僕と同い年で後で喧嘩をふっかけてくるぞ?で、最後の一人は「ハァ!!」噂をすれば来たか。」

 

 僕は扉の方へ指を差し、そこにいたキリク君を白鋼君が見た時に

 

 刃「彼が最後の新入部員のキリク=ガーランド君だよ。キリク君、彼は今日から仮部員の影野白鋼君だ。」

 

 キリク君はハアハアと息を切らしながら椅子に座ると

 

 キリク「おう、よろしく…しかし先輩、ほぼ毎日“アレ”から逃げているんですか!?」

 

 刃「去年はなかったんだけど今年は変な噂があったからね~~今のところはほぼ毎日だけど」

 

 白鋼「?刃先輩“アレ”ってなんですか?」

 

 刃「ほら、今日君をここに来るとき拉致って来ただろ?あれは僕のすぐ後ろを女の子が追っかけてきてたからなんだ。と言っても最初いた人の何割かはキリク君に流れていったから僕は楽だったけどwwww」

 

 白鋼「はあ、凄いですね…」

 

 キリク「全くだ…そう言えば彼とは闘ったんですか?」

 

 刃「いや、しないから第一入部前に闘おうとしたのは君ぐらいだよ!!」

 

 僕達が書類をまとめていると白鋼君が訊ねてきた。

 

 白鋼「刃先輩、すいませんが銀影先輩の性格を教えてくれませんか?」

 

 刃「ん?女たらしのスケベ狼と言ったところだが、何か気付いたのか?」

 

 白鋼君は被害者リストを広げると

 

 白鋼「いえ、今の所被害者が全員三年です、もし俺が襲うなら学園生活慣れてない一年を襲います。まあそんなメンドクサイことはしたくありませんが、…つまり」

 

 キリク「つまり今回の事件は、銀影先輩が犯人ではないが、解決への重要なキーマンというわけか…」

 

 僕は被害者表を取り月音君に向いて、

 

 刃「月音君、被害者と銀影先輩の交友関係を調べてくれ!!」

 

 月音「あ、それならあらかた調べてみたけど・・・」

 

 刃「けど…どうしたの?」

 

 萌香「最後の犠牲者の仲本先輩だけ何の関係もないの・・・」

 

 萌香さんの一言に僕達が首を傾げると一人納得したような顔の白鋼君は部室を窓から出て行った。僕も後に続いて窓から出て、後を追うと心愛ちゃん、胡夢さん、みぞれさん達が銀影先輩と向き合っていた。殺気も交じっていることから戦闘前と言った感じである。

 

 刃「ん?闘っているのか?よし乱入するか!」

 

 白鋼「ええ!?」

 

 僕は茂みから出てくると音叉を鳴らし額に当てて変身した。

 

 刃鬼「三人とも、何やっているんだ?シュッ」

 

 胡夢「やい、今は刃鬼だったね。」

 

 みぞれ「実はあいつと闘うことになったのだが…」

 

 僕が心愛ちゃんの胡夢さんとみぞれさんの話を聞くと、心愛ちゃんの方は銀影先輩イタズラ魔であることを言い、先輩を倒すと全部喋ってやると言い、みぞれ さんと胡夢さんは休校期間中先輩が二人の修行相手をしていたがほとんどがセクハラであったため今が袋叩きのチャンスと言い、話を聞き終えた僕は先輩の方を 見ると先輩は

 

 銀影「げっ!?刃鬼相手か・・・辛いな」

 

 と言ったがじりじりと寄ってきて僕の目の前から消え、横に来ていたが、僕は避けなかったすると

 

 銀影「ガッ!?」

 

 銀影先輩は吹っ飛び僕の隣には人間の体に白い体毛が生え赤と黒の瞳を持った…・

 

 刃鬼「え?どちら様?マスク・ザ・斉藤さん?」

 

 白鋼「影野ですよ!!顔丸出しでしょ!?」

 

 白鋼君はツッコミをしたが、白鋼君が言った通り顔に体毛が生えてなく顔がすぐに判別できた。

 

 刃鬼「おおっ!!確かに分かりやすいね~…しかしなんかアレ(銀影先輩)とやけに違うな?」

 

 白鋼「…俺はアルビノなので不完全なんです。すい「納得!!」ハア!?」

 

 刃鬼「じゃあ、彼は僕が相手するから白鋼君は心愛さんが暴走しないように抑えてくれ…ハァアアアアア!!」

 

 僕は輝になると白鋼君と銀影先輩は驚き

 

 白鋼「げ!?な、なんなんですか!?」

 

 銀影「それが噂の輝かいな・・・」

 

 刃鬼輝「さて、先輩…メンバーチェンジですが、貴方を倒せたら話してもらいますよ。」

 

 僕は烈光を構えると突然

 

 銀影「わああぁ、殺さんといてェェェ!!」

 

 白鋼「あ!?」

 

 銀影「流石に学園最強を相手するのは無理があるって!!」

 

 刃鬼輝「いやいや、速さなら先輩の方が上ですって!!」

 

 すると白鋼君が銀影先輩よりもはやい速度で近づき、

 

 白鋼「ハッ!」

 

 左足で蹴り上げた。すると木の陰から

 

 こっこ「ぎ、銀影さん!!」

 

 こっこ先輩が出てきて、銀影先輩に駆け寄った。すると白鋼君が

 

 白鋼「やはり来ましたか……真犯人の仲本こっこ先輩」

 

 その一言に僕達は

 

 胡夢「え?」

 

 心愛「えええ!?」

 

 刃鬼輝「ウェエエエエエエエエエエエエエエ!!」

 

 すると月音君達が来て事情を説明した。すると仲本先輩の頭から血が出てきて、

 

 刃鬼輝「うお!!こっこ先輩の頭から血、血があああ!白鋼君!!」

 

 白鋼「はい、包帯」

 

 キリク「包帯巻くから先輩は動かないでください!!」

 

 僕とキリク君は包帯を巻こうとしたが先輩は

 

 こっこ「あ、これ私の血なの…私は自分の“血液”を操れる妖怪なの。昨日倒れた時も同じ…血にまみれて被害者のフリをしていただけ」

 

 こっこ先輩が理由を話し出したが、その時銀影先輩がま〇とちゃんみたいな顔で笑い出し、こっこ先輩が出るのを待つために心愛ちゃんを利用したことと、付き合ってきた女性の名前を言いだした。

 

 銀影「捕まえてホッとしたわ~俺を恨んでいる奴はぎょ~さんおるからなァ、やきもちやきのあみちゃんやろ、元ヤンのゆみちゃんやろ、独占欲が強いみさこちゃんにクールで怖いみほちゃんやろ…」

 

 白鋼「先輩…キレてもいいですか?」

 

 刃鬼輝「もう少し待て・・・」

 

 僕は瞳のハイライトが消えている白鋼君をなだめると

 

 銀影「…っちゅうわけで自分らこっこちゃんのバツを軽ぅしたってな、軽~う」

 

 銀影先輩は笑いながらそう言うと心愛ちゃん、胡夢さん、みぞれさんが

 

 心・胡・み「「「バツを食らうのはおのれじゃこのクズがああああ!!」」」

 

 銀影「重ぉ――――っ!!」

 

 銀影先輩が吹っ飛んだ瞬間

 

 刃鬼輝「白鋼君…GO!!」

 

 と肩をポンと叩くと白鋼君は銀影先輩が落ちてくる地点に先回りして

 

 白鋼「絶望がお前のゴールだ!!」

 

 と言い右足を軸にして、

 

 白鋼「ウラウイラウラウラウラウラ…ウラァ!!」

 

 と左足で鋭い蹴りを数十発食らわしもう一度上に飛ばすと今度は背を向けた。

 

 銀影「グァア!!…あ~落ちる~~」

 

 再び銀影先輩が落ちてきて白鋼君の頭を通り過ぎた時に

 

 白鋼「ハァ!!」

 

 今度は左足を軸に右足で銀影先輩の腹部に蹴りを食らわすと

 

 銀影「ギャアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

 と空の彼方へ飛んで行った。この後仲本先輩は理事長の元へ行き、その時に白鋼君が

 

 白鋼「こっこ先輩、まあ…その…なんと言えばいいかな。あいつ(銀影)はとんでもない奴だったが、こっこ先輩は顔はいい方で性格もおしとやかで、大和撫子みたいだから思うからいい恋ができると思う。」

 

 と言い、こっこ先輩は白鋼君の方を見ていた。後、僕今回は変身した全く意味がなかったな。それと反省文久しぶりに書いたわ!!

 

 ~翌日~

 

 僕が追っかけから逃げ切って新聞部室の前についた時、反対側から白鋼君と“なぜか”こっこ先輩が来ていた。

 

 白鋼「あの、こっこ先輩…何でこっちに来るんですか?部活があるんじゃないですか。」

 

 こっこ「ん?白鋼君って誰かと一緒にいる事少ないでしょ?もしかして嫌だった?」

 

 白鋼「ええ、いや…まあ大丈夫ですが」 

 

 と仲良く話していた。

 

 刃「ありゃりゃ、白鋼君、春到来ですか。」

 

 と僕はポカーンとしていると肩をポンポンと叩かれ後ろを振り向くと血の涙を流した銀影先輩が立っていた。

 

 銀影「なあ、刃俺とあいつ何が違うや?俺とあいつ人狼やろ?」

 

 銀影先輩の一言に僕はただ

 

 刃「先輩…そんな事僕に聞かれても知りません!!ただいうなら先輩はスケベだから、」

 

 銀影「チキショーーー!!!」

 

 キリク「来るなあああああああああ!!」

 

 追っかけ一同「「「待ってキリク君~~~~~~~!!!」」」

 

 今日の陽海学園は平和‥‥かな?




今回は猛士報告はありません!!次回は雪の里編で刃が歌う、踊る、滑る、闘います!!またみぞれさんのヒロイン回でもあります・・・瑠妃さんの救済をしなきゃ・・・最近心愛ちゃんがヒロインやってしまっていたから・・・・やべえ

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