二人のぼっちと主人公(笑)と。   作:あなからー

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何番煎じ+処女作なので拙い文章もあるかと思いますがどうか(ブラバ)いかないで



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 大幅に書き直したので次話投稿という扱いにしたかったのですが文字数短いし所詮プロローグだしあんまり価値もないしというわけで編集で終わりにしました。



ぷろろーぐっぽいやつ
俺はローグのプロなんだぜ?つまりプロローg


 

 

 

 ――――今でも、あの日の出来事を思い出す。

 

 

 

「僕達の所へ来て欲しい」

 

「え……?」

 

 

 

 あの人の誘い――半ば脅しだったような気もするけど――がなければ、オレは今こうしていられる事は無かっただろう。

 

 

 

 

「依頼だったからな。いいから早く消えろ」

 

「えぇ……」

 

 

 

 あの人の助けがなければ。オレの家族は今みたいな団欒を前のように過ごす事は出来なかっただろう。

 

 

 

 オレが今ここにいられるのは先輩達のお陰だ。だから。

 

 

 

「さあ、頑張ってきてよ」

 

「さっさと行って来い」

 

 

 

 だから――――

 

 

 

 

-------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

 俺は高校生ぼっち、比企谷八幡。別に名探偵でもなんでもない。本当にただの高校生だ。……一応仕事はしてるけど掛け持ちできるしな。

 

 幼馴染などいるはずもなく入学式があるからと張り切って出かけて、

 

 一匹の犬が道路へ飛び出している現場を目撃した。

 

 犬を救うのに夢中になっていた俺は、横から走ってくる黒塗りの高級車に気づいていたが回避が間に合わなかった。

 

 俺は助けた犬が俺の頬を舐めているのを見ながら意識を失い、目が覚めたら…………

 

 

 

 足の骨が折れてしまっていた……!というかよくそれだけで済んだな俺。普段ツイてない分こういう所で助けてやるよってか。普段から仕事しろ俺の運。運まで働きたくないとか言い出したら終わりだろ働け。

 

 ギプスが取れてクラスに戻ってから慌てて誰かと関係を作ろうと思っても、タイミング完全に逃したし多分もう間に合わない。

 

 妹の毒にも負けず俺の独断で一人で学生生活を送ることにした俺は、ある日まるで女みたいな見た目をした奴に名前を聞かれて、咄嗟に「比企谷八幡でしゅ」……

 

 

 

 

 

 咄嗟に比企谷 八幡と名乗り、その後なんだかんだで隣で飯を食っている。

 

 

 

 

 たった一つの本物見つける、見た目は他称ゾンビ、頭脳は多分普通、

 

 その名は――――

 

 

 

 

 

       *

 

 

 

 

 …………さて、現実逃避はここまでにしておこう。

 

「………………」

 

「………………」

 

 

 冷静に考えて今すぐおうち帰って吊りたくなってきた。どうするよこれ。死にてぇよ。死なないけどな!小町いるし!!さぁ!笑えよ引けよ、大体クラスの奴らはそんな反応するか微妙な目するかだったぞ!あ、ちょっと待ってその顔でドン引きされるのは個人的に辛いものがあるから止めて下さい。中学の頃はこんな可愛い男子なんかいなかったし可愛い女子なんてもんもあんまりいなかったから耐えられたが今この人に言われたらちょっと立ち直れそうにないです「天海」

 

「……へ?」

 

「1-J、天海。天海 樹(アマミ イツキ)」

 

「アッハイ」

 

「ん」

 

 なんか真顔で返された。噛んだのが聞こえなかったのだろうか、それとも堪えているのだろうか。そしてどうやら同じ学年、しかもJ組って事は国際教養部だ。という事はかなりの成績優秀者だろう。そんな人間が何故こんなトコにいるんだ。あそこって偶に選民思想みたいなのがある奴もいると聞いた事がある。勿論、盗み聞きだが。

 

「……いる?」

 

「っ、はい?」

 

「……そのパンだけでは栄養不足」

 

「はぁ……」

 

 買った惣菜パンの袋の上に半分に切ったハンバーグを置かれた。いや、いきなり置かれてもどう食えと。初対面の人間の前で変な食い方なんて出来るはずもない。

 

「はい」

 

「……どうも」

 

 割り箸を渡されました。用意周到ですね。まるでこうなる展開を読んでいたかのような……!

 

 …………この割り箸のタイミングの良さ、初対面の人間への親切さ、無駄のない自己紹介……。読めた。読めたぞ!俺には分かる、いや、俺だからこそ分かる。こういうのは「親切にしてお友達になってもらおう」作戦って言うんだ。因みに俺は失敗した。その前よりもっと扱いが微妙になっただけ。だからそんな成功率の低い作戦を使うことを、というかもうそうやって無理に友達を作ろうとすることを諦めた。だがコイツはそんな作戦を真顔で成功させようとしている。緊張しているのもあるだろうが、この真顔には理由もあると思っている。無理に笑顔を作っても媚びている、キモイと思われがちだ。だが無表情で渡せば「あっ、無愛想だけど優しいな」と思ってもらえるかもしれない。そういう事だろう。

 

 つまり、だ。

 

 こいつも俺と同じぼっち、いやこの態度は俺を超えるぼっちの可能性すらある。だって俺には親友…………親友?悪、友……いや、あっちから来たわけであっちが親友と言ってきているのだから親友だな。そう、親友がいるのだから。だがコイツには恐らくそういった存在がいないのだろう。だからこそ友人を求めてだな。こういう行動に出るわけだ。なんか昔の自分を思い出すようで泣けてくる。いや、あんまり今とは変わらないんだが。

 

 

 

 ただ、一つ気になったこと。天海と名乗ったこの男子、ぶっちゃけそこら辺の女子よりもずっと可愛い。背はとても低く、学生服の袖が少し余って萌え袖のようになっているが、三次元の萌え袖が似合う男子なんていたのかと思わされるくらいだ。後ろは丁度肩の上くらいまでで、頭上で少し跳ねている、そんな銀色の髪は見るからに触り心地が良さそうだ。もう天使でいいんじゃないかな。そして何より大きな特徴は――色のない瞳だ。無色透明、白目の上に瞳があるのは分かるものの、角膜、虹彩、瞳孔全てに色がない為に遠目からだと白目にしか見えない。正確に言えば角膜は微妙に色がついていたりはするのだが、白目に紛れて全然見えん。多分友達が出来ない理由はそれだ。遠目から見たら白目、無愛想、無口。そりゃ中々友達が出来ないだろう。俺だってコミュ障、陰キャラ、ぼっちの3コンボ決めてるんだからな。いや、あっちは4コンボですね。負けたよ、お前がナンバーワンだ。

 

「……?」

 

「あっ、いや……その」

 

 うん、そりゃジロジロ見てたら疑問にも思いますよね。はぁ穴掘って埋まりたい死にたい。

 

「目」

 

「……あ?」

 

「不思議な目」

 

 いきなり何を言い出すんだ、と思っていたがどうやら俺の目のことを指しているようだ。やめて見ないで見つめられると目を逸らしてしまう。

 

「お前にだけは言われたくないんだよなぁ……」

 

「僕も君には言われたくない」

 

 ただの無限ループじゃねえか。

 

 

 

 折角貰ったのでハンバーグをいただく。

 

 ……あっ、美味いわコレ。冷めているのにも関わらず肉汁がまだ中に溜まっていた。冷凍のハンバーグにはそんな事はないから恐らく誰かの手作りなのだろう。塩コショウをあまり入れてないのか、少し味が薄いかと思わなくはないがそれでも肉汁の味だけで十分美味い。

 

「これはおま……天海が、その……作ったのか?」

 

 小さい口にポテトサラダを入れたばかりの天海はコクリと頷いた。凄えな。女子力高いわ。いや、この場合は主夫力とした方がいいだろう。

 

 そもそも、この「女子力」という概念は何なのだろうか。一般によく聞く「女子力」とは、料理が上手だったり、裁縫が得意だったり、リップクリームや日焼け止め、絆創膏などを常に持ち歩いていたり……他には肌に気を遣っているだとか部屋が綺麗、ファッションセンスが優れている、等があるだろう。可愛いものが好き、というのもある。

 

 だがしかし、例えばそれを持っているのが男だったとすれば?女子力が高ければ「女々しい」「男らしくない」と言われて蔑まれることがあるのだろうか。

 

 料理や裁縫が出来て、常に身だしなみに気を遣い、部屋を常に掃除して清潔に保つ男……これはやはり主夫の力が高い、つまりは主夫力が高いと言い換えてもいいのではないだろうか。「可愛いものが好き」「化粧に気を遣う」まで来ると少し女々しい、と言われる事もあるだろう。ただし印象をよく見せたり、程よく場の雰囲気を読んだりする事を果たして全て「女子力高い」の一言で片付けていいものだろうか?

 

 ここで俺は思うのだが、「裁縫や料理が得意」「部屋の掃除をマメにして清潔に保っている」「部屋の色合いや配置に気を遣う」……こういったものは「女子力」ではなく「家事力」にすべきではないだろうか。

 

 さっきの「場の雰囲気を程よく読む」「印象を良く見せる」などは「コミュニケーション力」に該当するだろう。俺は殆ど持っていない。

 

 女子力と言っても人によって色々と異なると聞く――小町は少なくともそう言っていた――が、何でもかんでも女子力の定義に当てはめていくのは如何なものか。

 

 ……なんでこんな話になったんだったか。……料理か。

 

 ともかくただのパンに惣菜が加わって少し得した気分になった。さて、ただ食わせて貰うというのも悪いし箸は捨て……ようと思っていたのだが、天海に手を差し出された。

 

「お箸」

 

「え?」

 

「捨てるから」

 

「いや、これくらい俺が……」

 

「渡したのは僕」

 

「食ったのは俺だからな」

 

「…………」

 

「…………」

 

「僕が」

 

「俺が」

 

「…………」

 

「…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 もし、あの時俺達が出会わなかったら。――――恐らく、こんな関係にはなっていなかっただろう。

 

 

 

 居残り中の冬の冷たい風の中で、春の陽射しが負けじと俺達を照らそうと光っている、そんな3月の初め。

 

 友達が別の高校に一人しかいない人間()と、友達0人疑惑が浮かび上がっている人間(コイツ)の関係は――――

 

「「………………」」

 

 

 

 キーンコーンカーンコーン

 

 

「「あっ」」

 

 

 

 

 ……たかが箸のせいで昼休憩を潰す所から始まった。




 ・俺の名前は云々
 ガバ改変ゆるして

 ※今更ながらこのクソ作品を読む前の注意

 ・タイトルはあんなんですがこの作品のヒーローは川崎大志です

 ・原作と色々異なる路線に入ります。

 ・主人公格は三人ですが真のヒーローは川崎大志です。

 ・脱字は兎も角誤字はお友達です。。

 ・川崎TAISHIです。


 OK?OK牧場?


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