二人のぼっちと主人公(笑)と。   作:あなからー

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 引き裂いた 闇が吠え 震える帝都に 愛の歌 高らかに 初投稿です

 前回のお話を読んでくださった方々、有難うございます。クロスオーバーの2作をまるで無視したオリジナルの話を作る、というのはもの凄く難しいのだな、とひしひしと感じております。俺ガイル原作ではいきなり夏休みに入った記憶がある(原作紛失、kindleで売ってるかな……)ので、この小説ではそういう細かい所も書けていければと思います。

前回のあらすじ

・天海「迅先輩は大変だ(他人事)」

・ぷよ勝負なんですわぁ……(⌒,_ゝ⌒)

・比企谷、空気

それでは、どうぞ。


(一学期)終わり!閉廷!

 皆は、「おねがいマイメロディ」というアニメを知っているだろうか。女性なら分かる人も複数いると思うが、サンリオの看板キャラクターの一人(?)であるマイメロディが人間界に来て音符を集める、という話だ。いきなり何の話だと思うやつもいるかもしれないが、まあ何が言いたいかというとだ。

 

「マイメロのママって雪ノ下の上位互換っぽくね?」

 

 もの凄く他人に言いたくなった。しっかりしてて毒吐きまくって尚且つ夫を支えることも出来る。しかもその毒は雪ノ下を超える鋭さである。ある話にこんなシーンがあった。

 

 

『パパは野菜を育てて、ママはパパを育てているのよ』

 

 

 最強である。対雪ノ下で雇えないだろうか。

 

 

 

 

 無理だった。その前に俺が沈む。

 

 

 さて、ついに一学期が終わった。兎に角色々な事が起きすぎて思い出すのも面倒だが、かなり濃い学期だったと言えるだろう。奉仕部に入れられたのが全ての悪夢の始まりと言っても過言ではない気がする。その御蔭で戸塚や天海とも出会えたのだからプラス要素もあるっちゃあるが、それ以上にボーダーに入ってるのが周りにバレかけたり(天海がフォローしてくれた)、リア充連中と争うはめになったり(天海が助けてくれた)、由比ヶ浜の料理を…………助けたのは雪ノ下だ。

 

 考えると、俺は果たして必要なのかという疑問が浮かぶ。俺が関わったのは川……川……ああ、川越だっけか?あいつらの時と天海の料理、材木座の駄作を読まされた時くらいで、後は大体雪ノ下がなんとかしていた。第一俺は川越の問題だって別に解決したわけではない。大志とかいう奴が自分で解決したようなものだ。材木座のアレだって俺は別にアドバイスなんぞしてはいないし、天海の料理に至っては後半はただご馳走になっていただけで、とても働いたとは言えない内容である。由比ヶ浜?ああ、いい受付役だと思うぞ。

 もう俺が抜けて由比ヶ浜と雪ノ下、そして天海の3人でやればいいんじゃないかとも思ったのだが、あいつ実は料理部に入っているらしい。俺達も、「あの天海が部活……!?」「彼は無所属だと思っていたのだけど……」「マジ帰宅部っぽいもん……」などと、本人のいない所で酷いことを言っていたくらい意外だった。

 

 平塚先生も俺を外すつもりはないようだし、全くもって不運である。某トゲトゲみたいに、「不幸だー!」と叫べれば幾分ストレスも収まると思うのだが、ヘタレの俺にそんな勇気はないね。

 

「お疲れ様」

 

 はっ。

 

「やあやあマイフレンド!う~ん……今日もまた美しいね!僕の子たちも君と会えて喜んでいるよ!」

 

 間違えた、これはまた別の役だ。……おほん。

 

「すまん、ちょっと混乱してた」

 

「ん」

 

 気にするな、ということらしいのは分かった。ようやく、少しずつではあるが「ん」の解析が進みつつある。解析って新言語か何かかよ。ちゃんと喋れよ。とは思うのだが、どうせ言うだけ無駄であろう。

 

 さて、それはそうとだ。

 

「何か用か」

 

「少し報告」

 

 こいつは基本的に用がある時以外は進んで話しかけては来ない。もっと分かりやすく言うならば、「無駄話がない」というべきか。先のお疲れ様、と言ったのも所謂挨拶のようなものなのだろう。そして、その天海が俺に話しかけてくるということは、告白でなければ、そう、告白でなければ何か用件があるということなのだ。

 案の定、なにか報告があるようなので。

 

「おう」

 

「オペレーターが入った」

 

 

 

 

 

 

 は?

 

「は?」

 

 

 

「それにともなって比企谷隊が成立。……ちょっと待って」

 

と、ポケットからメモを取り出してっておい天海。待って欲しいのは俺なんだが。

 

「おい」

 

「チーム用の部屋も用意されたから欲しいものがあれば、ということと、隊服のデザインどうするか決めておいて……らしい」

 

「おい」

 

「それじゃ」

 

 いや、俺の話を聞けよ。

 

 

 

     *

 

 

 最近、天海がちょっと俺に冷たい気がする。俺はまた何かやってしまったのだろうか。俺の記憶が正しければ何もしていないハズなのだが。無意識の言動があったのか、いや、俺に無意識であれこれ言うような勇気はないはずである。何か行動をするというならともかくとして、言葉を放つなどというレベルの高いことをするとは思えない。

 

 ちょっと自分で虚しくなった。

 

 

「貴様ー?何をしておるのだ? おい貴様!きーさーまーだ貴様!」

 

「小町、そのネタは俺が学校で既にやらかしてるんだわ」

 

「あ、そうなの?あっちゃー」

 

 

 無意識に言葉放っちゃってましたね本当に有難うございました俺のバカ。なーにがマイフレンドだ、俺のキャラではないだろう。どれくらいありえないかと言うと、ニパッと笑顔を見せる明るい天海 くらいありえない。

 

 

 確率1%未満である。某サーヴァント召喚の星5の排出率よりも少ない。

 

 

 そうして小町とひたすら駄弁っていると、LINEの振動が約数週間ぶりにあった。

 

「それ悲しくなってこないのお兄ちゃん?」

 

「いいんだよ別に。いいか? これはあくまで俺の持論だが……」

 

 

 古今東西、人間のコミュニケーション手段というのは様々なものが存在する。直接言葉で伝えるのは勿論、伝令に手紙やメール、SNSと呼ばれるものに加え、歌(短歌や俳句)というものもある。また、暗号等目印を地面に書いて、仲間に内容を知らせる…という技術もある。

 

 さて、LINEも勿論それに含まれるわけだが…………俺はLINEは不便なツールであると思っている。

 長い内容や複数の内容だと通知で全て知ることが出来ず、LINEを開く。そうすると、あの忌々しい既読がついてしまうのである。見たぞというサイン。あれがついてしまえば、何か返信をしないとたちまち「既読無視」として悪者にされる。返事をする価値を見出だせない駄話であっても、一回見てしまえば何か返さなければならないという風潮が根強く存在する。らしい。

 

 らしい、というのは、先ほど小町にも言われたが俺にはその経験がないからである。執行部の面々とボーダー職員の一部、あとは天海くらいとしか俺はLINEを交換していない為、そう言った面倒事が起こる事もないのである。

 俺がこのように話せるのは、由比ヶ浜の存在が大きいだろう。学年、いや、学校のスクールカーストにおける頂点の葉山グループ。その中でも中心に近い由比ヶ浜は、交友関係が非常に広い。深い人間から浅い人間まで幅広く存在する友人関係。もし俺が幼ければ、あるいは憧れだったかもしれない存在。

 だが、LINEというものは予想以上に面倒なものらしく。奉仕部の活動(お茶を飲む、お菓子を食べる、携帯をいじる、本を読む……など)をしている時でも、

 

「あっちゃー、見ちゃった。うー、どうしようかなあ」

 

と由比ヶ浜が唸っている光景を何度も目撃している。初めのうちは俺も雪ノ下も興味がなかったため独り言として処理していたが、あまりにも回数が多いため流石に気になったのだ。聞いてみると、

 

「あんまり親しくない子からLINEきちゃって。で、あたしもそれ見ちゃったんだよね。既読無視ってありえないからさ、何か返さなきゃいけないんだけど……うーん」

 

ということらしかった。つまり由比ヶ浜など、交友関係が広い高校生などにとっては既読無視は「ありえないこと」であるということだ。しかし、それは何も全ての人間に対してだけではなく、

 

「あ、でもゆきのんとかヒッキーとか、優美子達は別だよ?なんか、そういうのを気にするような関係でもないし」

 

とまあ、関係が深くなるにつれてLINEのやり取りがある程度雑になっても許される(?)ようだ。あの三浦でさえ、である。……あー、でもなんかあいつ、職業体験の時とかもそうだったけど世話焼きなんだよな。由比ヶ浜があたふたしてる時にさりげなくフォローしたり、グループの女子の相談聞いてたり……案外ありえるのかもしれない。

 

 というように、(由比ヶ浜の話を聞いて、という形ではあるが)基本的に余程親しい間柄でない限り既読無視は「いけないこと」だと言える。

 

 

 めんどくせ。

 

 

 その点メールというのは便利だ。既読機能もないうえ、段落を変えればいいだけで一回のメールで全ての内容が伝えられる(妹の買い物オーダー)。尚且つ無駄な内容を伝えることも少ないので(ショッピングサイト)、とても安心することが出来る。中学校時代も、俺が女子にメールを送る度にメーラー・ダエモンさんから親切にメールが帰ってきた。今LINEを女子に送ったら良くて既読無視、普通で即ブロック。悪いパターンだと晒しあげだろう。メールならそのようなことなく、メーラー・ダエモンさんがキッチリと処理して返信までしてくれる。

 

 結論に入る。

 

 

 やっぱLINEってクソだわ。

 

「――と、言うわけだ」

 

「友達いない言い訳だよね」

 

「二人、いや三人はいるからセーフ」

 

 

 『ヴー! ヴー!』

 

 そんな事をだべっていたらそのLINEの着信音、というかバイブレーションが鳴る。着信音というのはどうしても好きになれない。もし自由に設定できるのならすぐさまプリキュアの主題歌にしたいところだが、そうやって表に出すような趣味でもないので結局はバイブレーションに落ち着く。

 さて、もし平塚先生とかならとっとと無視したい所だが……

 

 

 

『天海(ユーザー名:OZの魔法使い):明日のお昼、もし時間があれば本部に来てほしい』

 

 

 

 

 速攻で返信ボタンをタッチした。だって平塚先生じゃないし。

 

 ちなみに、雪ノ下はLINEではとても簡潔な文章を書く。罵倒もないし伝えたい事がハッキリと理解できるのでありがたい。小町はあざとい。☆ じゃねえよ。由比ヶ浜は……ゴテゴテしている。とても。絵文字や顔文字に加え、『笑』が付いていることもあった。(笑)の時代は終わったんだな、としみじみと感じる。『藁』や『(wara』というのもあったにはあったが、使われていたのはごく一部で、大体は『(笑)』が使われていたと思う。『wwwwwwww』は俺は大嫌いだ。草生やすな。

 

『何かあるのか?』

 

と送る。既読は付かない。

 

 そういえば天海って基本俺と同類で友達いなかったよな。ということは当然LINEを使う機会もあまり無いわけで、由比ヶ浜のように即返信が帰ってくることもないだろう。

 そう思って携帯をスリープモードにした。今日は仕事もないし、ゆるりと本を読もうと思う。

 

 

 

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「楽しい勝負でしたねー」

 

 僕は最近知ったのだけど、この後「ん?霧が出てきたな……」というのがテンプレートらしい。比企谷君が教えてくれたので、早速使ってみることにする。

 

「ん、霧が出てきた……?」

 

 バッッッ    ガシッッッ

 

 

 

 

 ん?動けなくなった。あと前も見えなくなった。暗い。あとなんか柔らかい。主に顔の辺り。

 

「いやー、理解者はいるもんですねー」

 

と頭上から優希ちゃんの声。それで状況を理解する。後ろに回された手や顔への感触で今まで気づかないのもどうかと思われるかもしれないけど、ここまで大体5秒かかってないと思うので、許して欲しい。僕だって反応が遅れるときは遅れる。女の子に抱きつかれるのはナツで慣れているとはいえ、ここまで勢い強く抱きしめられたことなんてないんだから。

 

「天海先輩はー、『エストポリス伝記Ⅱ』ってゲームを知ってますかー?」

 

「…知らない」

 

「んー、まあクロノトリガーとかが同時期に発売されましたし、結構知らない人も多いんですよねー」

 

 クロノトリガーなら聞いたことがある。とてもヒットしたゲームということは知っているが、なにぶん、RPG系は余りやったことがないので深くまでは知らない。MOTHER2はやった。ドラムロール式、だっけ。あのシステムのゲームは他にやったことがないと思う。あと、女の子が強すぎた。困ったらフリーズ撃っとけば倒せたんじゃなかったか。

 

「で、ですねー。そのエストポリス伝記Ⅱの曲をですねー、『スーパーロボット大戦K』の音楽プロデューサー?まあそんな感じの人が盗作したらしいんですよー」

 

「…………」

 

 スーパーロボット大戦K……Kってなんだろう。

 

「まあ聞いてみれば分かりますよー」

 

と、携帯電話を取り出してニヨニヨ動画を開く。

 

「全く、このパクリ曲作ったの絶対忍者だろ……汚いなさすが忍者きたない」

 

「?」

 

 忍者って、なんだろうか。現代にも忍者は存在……するって言われてる。というか、忍者の家系の人間がいるみたいだ。伊賀とか甲賀とか、かっこいいと思う。コウガマンなら知ってる。えくせれんと・ちぇんじ!

 懐かしい。僕は生まれてなかったから漫画とアニメを見て知ったけれど、小さい頃はおかゆライスに挑戦した記憶もある。

 

 

 

 ちなみに、あんまりおいしくなかった。

 

 

 早速その盗作がどうの、というのを聞いてみる。

 

 

 

 ……

 

 

 

 ……

 

 

 

 

 

 

 

 想定以上にそっくりだった。同じ人か?とも思ったけど、優希ちゃん曰く違うらしい。だからと言ってどうという事もないけど。僕はそのゲームに思い入れがないから、盗作だと言われてもどうしても他人事になってしまうし、他人事以外にする予定も別にない。

 他にも、AliceN○neとかにボス曲がパクられただとか色々聞かされて、とうとうソフトまで押し付けられた。

 

 

 

 ……スーパーファミコン、まだ生きてるかな。

 

 

 

 

     *

 

 さて、話題は変わるけれど。

 

 力、というものは、使うのが『正義』であっても『悪』であっても決して変わることがない、「傷つける」ものだ。

 

 他人を守るための力を僕は願った。そして、身につけた。だけど、その力は大切な人の為に他人を傷つける力だ。力を振るう以上、誰か他人を傷つけないことなんてない。戦いたくないなんて言いながら力を使うのは偽善者のやることだと思う。勿論、やらない偽善よりやる偽善、なんて言葉もあるけれど。だけど、そんな偽善は所詮偽善でしかない中途半端なもの。どれだけ偽善を行っても、それは善にはなることがない。

 

 そもそも、僕が言う『善』や『悪』、『正義』なんてものの定義でさえ曖昧だ。片方の正義が、もう片方にとっては悪である なんてことも多い。正義だとか善だとか、適当に並べ立てれば「よいことである」と思わせる事が出来る言葉は凄いと思う。ズール皇帝こそが正義だ!

 

 僕にとって正義など存在しないものにも等しい。僕の行いが正義であるわけがないのだから。

 

「あ、天海だ……」

 

「アレに近寄るなよ」

 

「あいつに手をだすなよ!分かったか!絶対だぞ!絶対だからな!」

 

 ……一部、他のノリが違う人もいたけど。だけど似たようなものか。一様に皆、僕を遠ざけている。ひしひしと感じる恐れと悪意。今浴びても反射的に逃げ出したくなるような、他人から感じる黒い感情。2年経った今でも、広まった話は中々消えない。限られたグループ内での話なのがなんとも有難い話だろう。でも、彼らのプライドもあるだろうし、広がらないのも当然といえば当然なのかもしれない。

 

 

 

 2年前、僕は妹を守るために他人を傷つけた。それも歳こそ違うけれど同じ学生を。とは言っても、所謂不良と言われている人たちだけど。それでも僕が他人を傷つけたことに変わりはなく、それが余計に事態を面倒にさせたことにも変わりがない。警察からは過剰防衛だとも言われた。けど、たったひとりのかぞくをきズツケラレソうニナッタラ、ヨウシャすルヒツヨウモナイハズ。ソウダヨネ?ボくナラべツにイイケレド、チイサイナツニオソイかカルナンテ、ヒドイトハオモハナイカナ。

 

 

 

 ……ダメダ。タカブっちゃいけない。ああやって暴力を振るうのはもうやめることに決めたんだ。天海樹、心を落ち着かせろ。悪意から逃げるのはまだ早い。僕が『僕』である以上、今はそれから逃げてはいけないのだから。大体、これから逃げ出さないようにするために僕は『僕』になったはずだ。何物をもガラスのようにすり抜けることが出来るような、カラッポな『僕』を作ったはず。

 

 それなのに、最近はどうにも調子が悪い。アレをしたい、コレをしたいと、意思がどんどんと出てくる。カルピスは本能的欲求だから例外。多分大体は奉仕部の面々のせいだと思う。比企谷君とも良い友人でいたいけど、彼にどんどんと感情が引っぱり出されるような

 

 

 そういえばカルピスが切れかけている。大分買いだめはしていたんだけど、何故かすぐになくなってしまう。これはおかしい。業務用のカルピスは1リットルも入っているのに、2日で無くなってしまうし。おかげで僕が飲み足りない。ナツがついにカルピス派になったのだろうか?……いや、それはない。ナツがヤクルト派を降りることなど、例え天地がひっくり返っても、米屋君がテストで100点を取ったとしてもありえない。

 

 

 カルピスに似た商品は続々と世に登場したけど、それでも所詮は二番煎じでしかない。カツゲンなんかはおいしかったけど、カルピスほどじゃなかった。ホワイトウォーターはまた別の何かだし。

 

 帰りにカルピスを買ってから帰ろう、と決める。最近マスターがボーナスをくれたので金銭的には大分余裕があるのだ。

 

 

 

 

 自分のやったことを正当化するつもりはない。理由はあれども暴力は暴力であり、それにより他人を傷つけたことには変わりがないからだ。罪の意識は残り続けるだろう。なら後悔しているのか。これの答えは「NO」。妹さえ救うことが出来るのなら僕はどう思われたって構わないのだから。反省は勿論しているけど、次同じような場面があるならきっと同じ行動をするだろう。他人を殴った罪よりも、妹を守れなかった罪のほうが僕にとってはずっと大きい。

 

 人間というのは所詮自分勝手な人たちが多いんだ。僕も例外に漏れず、そう。自分勝手に、妹が頼みもしていないのに、ただただその妹の為に他人を傷つける。雪ノ下さんだって由比ヶ浜さんだって、戸塚君だって比企谷くんだって。きっとどこかで自分が出てくる。比企谷くんは自分を出し過ぎだとも思うけれど。だけどそれこそが人間の生々しい姿なのかもしれない。

 

 

 

 僕は自分のやりたいように生きる。他人がそう考えているのと同じように。




 前回足りなかったと思うので少しだけ多めにぶち込みんでみました。元ネタの補足もちゃんとしてます。あと天海のアレについては後々きちんと補完する予定なのでヤンデレ属性として見ないであげて下さい、私が書いてる途中に私自身がちょっとそう思ってしまったとかは秘密。

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も と ね た

・おねがいマイメロディ
小さい頃よく見てました。マナちゃんとマイメロママすき。ウサミミ仮面もすき。

・某トゲトゲ
「とある科学の禁書目録」より。かわいそうだとおもいました。

・マイフレンド 貴様 関係
『PSO2』よりピエトロとクラリスクレイス。中の人はそれぞれ江口拓也氏と悠木碧氏です。クラリスちゃんの顔なんとかして 声はすきです

・OZの魔法使い
『オズの魔法使い』より。Wすきトレーズさますきメガネレディきらい

・ん?霧が(以下略)
もう散々使われているが、『スパロボK』の主人公であるミストさんの「楽しい宴会でしたね……」より。他にも「根本的な解決にはなってませんよね?」、「これじゃ、俺…地球を守りたくなくなっちまうよ……」など、数々の名言を残しています。

・エストポリス伝記Ⅱ
私はこれをやって育ちました。難易度こそ高くないものの、謎解きのトリックや様々なやりこみ要素、『いにしえの洞窟』。そしてストーリーの完成度も高く、当時はずうっとハイデッカを連れて洞窟に潜っていました。ムースの名前を「せんざい」にするのはご愛嬌。

・盗作疑惑
バンナムが公式に謝罪をしています。

・汚いなさすが忍者きたない
こういった語録を使っていくことに抵抗が薄れてきているのは確定的に明らか。皆様の見る気がストレスでマッハにならないように、皆様の怒りが有頂天にならないように、気をつけていきますので。もし苦痛ならカカッとバックステッポして下さい。

・コウガマン
「究極超人あ~る」より。鉄腕バーディーの作者と同じ人がバーディーより前に描いたやつ。
因みに飯田線のバラードならDAMで95点取れます それくらい大好きです。

・AliceNi○e
バンドグループ。エストポリス伝記Ⅱの『バトル#2』が使われた疑惑が持たれている。ニコニコ動画で検索すれば出てきます。

・ズール皇帝こそが正義だ!
スパロボ64より五飛のセリフ。動画内では「ごひwwwwwwwwww」などというコメントも多数見られる。因みにウーフェイと読みます。

・絶対だぞ!絶対だからな!
テレビ見ないのでダチョウ倶楽部のノリがイマイチ分からないですごめんなさい。

・ソフトカツゲン
風の噂によれば販売停止になっていたとか。嫌いではありませんでした。ただ、やはりカルピスにまさる乳酸菌飲料はないと思います。


今回はここまで。ではでは。

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