二人のぼっちと主人公(笑)と。   作:あなからー

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 話の書き方を忘れて絶賛スランプ中なので苦し紛れに初投稿です

■TIPS ~もうここに書こうと思ってた事すら忘れた~
・川崎 大志 やっとマトモな出番が来た主人公。これから一気に彼視点が多くなるものの作者はキャラの確立に凄く悩んでいる。
・古寺 章平 やっと狙撃手連中に出番が来た。次はシューターですね。所謂軍師役ですが作者の頭が悪いため中々名士になれないと思う。ごめんなさい。
・比企谷 八幡 キャラ崩壊バッチコイ。HACHIMAN要素はありません(大事) 妹に悪い虫が付くのを誰よりも恐れている。千葉の兄だから仕方ないね。
・比企谷 小町 夏休み中に塾で色々あって成績が伸びた。実力テストの結果的には総武が狙えるらしい。サンキュータイシ。

~前回のあらすじ~
・風間・太刀川「(天海は才能)ないです」 天海「知ってた」

・よねやん「戦い方の理由教えて(提案)」 いっちゃん「あ、いいっすよ」
じんばか・やりばか「いいのか(困惑)」

・すわ「うん、おいしい!やっぱり、天海くんの……料理を……(台詞忘れ)最高やな!」

あずま「おっそうだな」


 あーもうめちゃくちゃだよ


そげきができるけものなんだね!

「前から思ってたんだが」

 

「うん」

 

「なんでこいついっつも舐めプしてやられてんだよ。とっとと殺せば平和だったろ」

 

「サ○ヤ人はバトルジャンキーですからね、仕方ないね」

 

「強いやつと戦いたいが為に地球を危機に晒すZ戦士の屑」

 

「小さい頃は純粋に見られたのに今ではもう無理なんスよね」

 

「あの時は戻ってこない」

 

「悲しいですねー……」

 

「「「「はぁ…………」」」」

 

 ※茶番タイトル「年を取るということ」 私も純粋な気持ちでアニメが見られなくなりました。やっぱりほんへには関係ありません。

 

 

 

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「すごーい!ぶんかさいたーのしー!」

 

 

 

 ……オレが本部に来てからお兄さんはずっとこの調子だ。普段から濁っている目はもはや光のひの文字すらなく、口からは魂が抜け落ちているようだった。天海先輩はその隣で本を読んでいるし,

比賀先輩はお兄さんの現実逃避動画を撮っている。普段から忍者きたないとか言っている癖にこの人が一番汚いんじゃないだろうか。

 

「ふふふ、これを見せれば土下座間違いなし……!」

 

 なんて人なんだろう、やはり汚いな流石比賀先輩汚い。顔がもう凄く悪そうな顔してるもんな。弱みを握ってやったしめしめ、みたいな。

 ……そうじゃなくて!なんでこんななってるのか聞こうと思ってたんだ!えっと、取り敢えずは……。

 

「あの、今日は先輩どうしたんっすか?」

 

「?」

 

 僕?

 そう言って自分を指差して問う先輩にはい、と答える。というか貴方以外知ってそうな人いないじゃないか!察して下さいよ!……でも、よく考えたら二人共ドライだし、お互いには干渉してないからって事もありうる、のか?

 

「あっ別に知ってたらでいいんスけ「知ってる」」

 

 じゃあ早く教えてくれよ。

 

「でも、私もちょっと気になるんですよねー。だって隊長って普段から死にそうな目してますけど、ここまで全体に負のオーラを漂わせる事ってあんまりないじゃないですかー」

 

 文化祭がって言ってるからそれ繋がりなのだろうか?なんだろう、なんか配役が嫌だったとかそんなのかな。でもああいうのって立候補形式が多いよな?天海先輩によく愚痴を垂れ流してる時はよくサッカー部の阿呆がどうとか言ってたりするし、立候補のそれならサッカー部の人たちが進んでやりそうなものなんだけど。

 

 

 

「じゃんけんで負けて文化祭の実行委員をすることになったらしい」

 

「「あっ……」」

 

「きみはジャンケンがとくいなけものなんだね!」

 

「ヤバイ、重症っす!」

 

 

 

 比賀先輩と二人でお兄さんに向かって手を合わせる。南無。……濁りきった涙の端から見えた涙は見ないことにした。

 

 そして改めて納得する。この人なら「そういうのはリア充の云々かんぬん」って言いそうだしな。可哀想だけど、じゃんけんに負ける先輩自身の運の無さを呪うしかない。……比企谷さんとの話題が増えるかもしれなくてちょっとだけ嬉しかったりするのはナイショだ。……そういえば、

 

「天海先輩はそういうのはないんすか?」

 

 聞いてみると、無言で首を横に振られる。つまりはないって事か。

 

「……僕は調理部の副部長だから免除。この時期は材料の仕入れとかの話し合いで忙しい」

 

「おお、凄いじゃないっすか!というかそんなことやってたんすね」

 

「……最近、僕の扱い雑じゃない?」

 

「いやいや、ソンナマサカ」

 

 副部長。なんかこの隊の面子で言えば一番真面目な事をしてる気がする!勿論、比賀先輩はバレー部で既に準レギュラーらしいしお兄さんには姉ちゃんの恩があるけど。

 

 すると急にそういえば、と思い出したように天海先輩が話を始めた。

 

「来月から、チームランク戦ってのがあるらしい」

 

「そうっすね……」

 

 そうそう、オレ達新入りはB級最下位からのスタートでA級になったら給料が増えるらしい……、

 

「って、知らなかったんすか!?」

 

「うっそー!?なんで?」

 

「わーい」

 

 一人やばそうなリアクションをしている人がいるけど、ホントに大丈夫なのかな……?いや、というか、大丈夫じゃないのは天海先輩だ。なんで隊員なのに知らないんだよ!?

 

「基本ランク戦ブースか仮想訓練室にしかいなかったから情報収集が遅れた」

 

「でもボーダー隊員になる時の書類に……」

 

「あんまり真面目に見てなかった」

 

「え、じゃあ」

 

「夕方、米屋くんに教えてもらった」

 

「先輩……そりゃないッスよ……」

 

「年上勢頼りなさすぎですねー……」

 

 悪びれずサラリと言ってのける先輩に、思わず二人でため息をついてしまう。冗談ではなく、本気なのだから余計に質が悪い。

 

 

 こんな風に、普段の先輩は割と抜けているところが多い。料理は凄く美味いし家事も万能なんだけど、何もない所で躓いたり立ったまま居眠りしてたりという事も結構あったりするし、さっきみたいに結構大事な話題を全く知らずに過ごした、なんてこともあったみたいだ。

 

 そんな先輩だけど、いざ戦闘になると雰囲気が一気に変わるんだ。

 ……ランク戦ブースでの戦いをオレは見たことがある。風間さんを見据える視線は真剣そのもので、何時もの何を考えてるか分からない、どこかやる気のなさそうな目はどこかに消えていた。グラスホッパーとスパイダーを使った時のスピードはマジで凄くて、だけどアレに軽く対応している風間さんはもっと化物で。しかもその風間さんより上に太刀川さんが立っている、先輩はそんな世界であんなにも頑張ってるんだ。

 

 ……だからこそ、負けてられない。オレなんかをエースって言ってくれたんだ、その意味はまだ分からないけど――それでも、オレはその期待に答えたい。少しでも早く、先輩達に追いつくんだ。

 さて、今日も特訓だ!

 

「練習行ってきます!」

 

「ん」

 

「頑張ってー」

 

 

………………。

 

 

 

 

 

 

「ぼーだーちほーはへいわなところだね!」

 

「……この人、どうしますー?」

 

「放置」

 

「やったぜ。」

 

    *

 

 

「いいかい?おれたちスナイパーが位置取りをする上で大事にしないといけないのは、相手のスナイパーやエースは何処にいて、何が狙いなのかっていうのを素早く判断することなんだ」

 

「はい」

 

 古寺先輩はオレに戦い方を教えてくれる。そのマップでスナイパーがよくいる場所は何処か、とか相手はどう動くか、とか。

 

「前にも言ったけど、川崎くんは先ずしっかりとマップを記憶しなきゃいけない。それぞれの狙撃ポイントを押さえておくだけで、自分が相手に直ぐやられる、なんてことは殆ど無くなるからね」

 

「まずは相手の警戒をしっかりして安全の確保、ですよね」

 

「うん。そして相手の狙撃手もそれを理解してる。だからそう簡単にはポイントをくれないし、こっちも与えちゃいけない」

 

 だから狙撃手対狙撃手は膠着が起こりやすいんだ、と眼鏡を軽く上げつつ、しっかりと教えてくれる。その姿に、少し感動してしまった。

 

「どうしたの?」

 

「あ、いや……ウチの隊、そういう事教えてくれる人がいないんで……」

 

「は、ハハハ……確かに、ちょっと個性的な面々だよね」

 

「オブラートに包んでくれて有難うございます!」

 

 ちょっとどころじゃない変な人が3人もいるのにも関わらず、古寺先輩はなんとかフォローをしようと言葉を選んでくれた……んだろうけど、それを持ってしてもフォローしきれないくらいには変人の集まりなんだろう。

 

 言葉遣いが独特すぎる比賀先輩。

 

 いつも無表情で奈良坂先輩以上に顔に感情が殆ど浮かばない天海先輩。

 

 (隠岐先輩曰く)個人ランク戦で相手にするのが面倒くさいランキングトップクラスのお兄さん。

 

 

 

 性格も強烈だし、その内オレが染まってしまうのではないかという恐怖が浮かんできた事もある。というか、浮かんでいる。

 

 

 

「でも、個性は兎も角として実力は――特に天海先輩辺りだと――あると思うよ」

 

 先輩の眼鏡に光が反射して、凄く策略家っぽく見える。そんな中で話は続く。

 

「天海先輩は緑川くん寄りのアタッカー、つまり機動型だ。だけどただ素早いだけじゃない。個人ランク戦を見てると分かるとは思うけど、相手が射撃トリガーを持っているとき、何処で近づいていくか、押し引きの判断が凄く早いんだ」

 

「早い?」

 

「うん。アタッカーが対中距離を相手にする時によく大切だとされるのは接近するタイミングだ。近寄ってしまえば一気に勝てる可能性が上がるからね。だけど、その近づくまでが難しい。弾幕をくぐり抜けるにはシールドを貼ったり回避したりするのが定石だけど、相手も対アタッカーの戦術は勉強してる事が多いから引き撃ちが必然的に多くなる。近寄らせなければいいんだから」

 

「そうっすね。回避したり防御しながらだとどうしても前に進む時間は遅くなりますし」

 

「そうだね。ジワジワ近寄る戦法は確かに存在するんだけど、持久戦になって焦ってしまうことも多くなる。だけど機動型の人達は違う。グラスホッパーで一気に近寄ることも退くことも出来るし、相手の狙いを中々絞りにくくすることも出来る。そしてその中でも天海先輩の間の取り方が上手い。元々トリッキーな戦い方をする人だけど、乱反射(ピンボール)のお陰でより磨きがかかってるね」

 

 待って、凄く分析されてるよ天海先輩。この人ホント怖え!

 

「先輩の強みは攻め入り方の上手さだ。どのタイミングで近づいてフェイントをかけるか、何処で退くかの判断に迷いが全くないから中距離じゃ攻撃がとにかく当たらない。見てみると分かるけど、ガンナーやシューター相手に負けた時も半分以上はかなり近距離まで近づいていけてるんだ。……まあ、それでも負け越しが多いあたり有利不利の関係は大きいんだけどね。那須先輩や犬飼先輩なんかはかなりキツイと思うよ。……あと二宮さんとか」

 

「…………成程」

 

 この人はそこまで見てるのか。いくら戦うかもしれない相手だとはいえ、今のところはB級最下位。そこまで注目は集まらないだろうと思っていたんだけど……そんなに甘くはないみたいだ。

 

「先輩自身のトリオン量も多いからシールドやグラスホッパーも余裕を持って貼ることが出来る。スパイダーを比企谷先輩と張って、そこに敵をおびき寄せる事さえ出来れば一気に暴れられるんだ。まあ、スパイダーを足場にしたりっていうのは結構練習が必要だったりするらしいんだけど……この人の場合、既にその技術の習得が終わってる」

 

「へ?」

 

 終わってる、だって?

 

「後で試合の動画を見るといいんじゃないかな。……兎も角、ランク戦の結果を見ても中堅アタッカーにはほぼ負け無し、負けの殆どは上位アタッカー陣とシューターだね。風間さん相手の試合が凄く多いせいでポイントをゴリゴリ削られてるけど……それでもマスターランクの一歩手前までは来てる」

 

「も、もうそこまで来てるんっすか!?」

 

 入隊時期で言えばオレと先輩はそこまで変わらない筈。それなのにその短い間で凄い差をつけられている。つかオレ、まだ5000超えたばっかりだぞ!?ちょっと早すぎません?

 

「今月の仮想訓練室の使用時間もトップ3に入ってる位だし、その努力が実力を一気に伸ばしてるんだと思う」

 

「あ、なるほど……」

 

 仮想訓練室。そんなのもあったなと。

 

 バイトもして、勉強もして。その上精一杯頑張って戦っている。勉強で思い出したけど、小町さんは頑張って受験勉強してるかな……。

 

 

 してたら良いけど、してないだろうなあ……夏休み、すごく熱心だったから驚いたし、休み明けのテストでも一気に点数上がってたけど、それで目に見えるくらい調子に乗ってたもんなぁ……。

 

 また教える用のノートを作ろう。

 

 

 

 あれ、何考えてたんだっけ。

 

 

 

「来月からランク戦が始まるけど、先輩達と連携していけばイイ所まで行けるかもしれないよ。頑張って」

 

 ああ、そうそうそれだよ!せんぱーい!ウチの隊にそれ今まで知らなかった人がいるんですよー!

 

「ありがとうございます!」

 

「じゃあ話に戻ろう。今度は敵がこういう動きをしてくる時の目的を――――」

 

 

 

 

    *

 

 

 

 スナイパートリガーは、それぞれ音が違う。例えばライトニングだとビシュン、という音だけどアイビスだとドゴン、みたいな。あ、イメージだけど。

 

 そんな色んな音が飛び交う狙撃訓練場。その片隅でオレは、ひたすらライトニングを的目掛けて乱射していた。

 動き回るターゲットを出来るだけ早い間隔で撃ち続ける。その繰り返し。

 

 ライトニングというトリガーを実際に使う人は少ない。それは、一撃で大ダメージを与えられるイーグレットやアイビスに比べて攻撃力が低いからだ。2発目、3発目を当てにいくよりもきっちり一撃で仕留められるほうがいいと考えるのは自然な事だと思う。

 

 じゃあライトニングは必要ないのか?と聞かれれば、少なくともオレはNOと言うだろう。例え威力は低くても、プレッシャーをかけられればその分天海先輩は動きやすくなる。ターゲットはオレに行き、オレは出来るだけ弧月で粘ってその間にお兄さんや先輩に奇襲を掛けてもらう。実際にやってみると難しいかもしれないけど、練習すれば…………そんなプレイ、お兄さんは絶対練習させてくれないけど。「面倒くさい」って言うに決まってる。うーん…………。

 

 チームプレイについて、古寺先輩から教えて貰った事を頭のなかで反芻しながら考える。より先輩たちに動いてもらえるように、動きやすいように。どうすればいいんだろう?

 

 ……いくら考えても、一つの結論しか思い浮かばない。それは、まずはオレが強くなるしかないという事だ。

 

 味方を動かすにはオレじゃあまだ実力が足りない。経験も足りないし、MAPの暗記だってまだまだ足りない。そんなんじゃ何時までたってもイスタンb、もとい、何時までたってもあの二人を動かせやしない。だからとにかく、考えて、その上で努力するんだ。お金も勿論大事だけど……それよりも、姉ちゃん達や小町さんを守れるくらい、強くなりたい。天海先輩やお兄さんに追いつかなきゃいけない。そのためには、もっともっと、もっと頑張らなくっちゃ……!早く、強く……。

 

 撃つ、外れる。

 

「っ!」

 

 また撃つ、また外れる。

 

 外れる。外れる。外れる。

 

 

 さっきまで当たってたのに、急に当たらなくなった?一体どうして?…………気の所為だ、次は当てる、当てなきゃ……

 

「力んでいるぞ」

 

「っ!」

 

 

 急に後ろから声を掛けられた。思わず肩をビクッと震わせてしまう。振り向くと奈良坂先輩がイーグレットを片手に持ちながら立っていた。

 

「肩に力が籠もりすぎだ。余計な事を考えず、心を静めて冷静になれ」

 

「はい!」

 

 そうだ、プレッシャーばっかり自分にかけてちゃ、何時か潰れてしまう。姉ちゃんの事件で分かってたはずなのに!

 落ち着け、落ち着け。オレはオレ、先輩は先輩。自分のペースがあるんだ。逸っちゃいけない、焦らずに。

 

「すーっ、はーっ」

 

 呼吸を整えて余分な力を抜く。……よしっ、切り替え終わり!

 と、奈良坂先輩にお礼を言わないと。

 

「有難うございます!」

 

「ああ」

 

 

 

 ……それにしても、天海先輩はやっぱり無理してるよな。何時か身体を壊してしまわないか、それだけが心配だ。

 

 




 久しぶり過ぎてストーリー忘れましたしそもそもこれどんなプロットだっけ(池沼)
 そんなわけで短めですごめんなさいお茶を濁しましたゆるして

 アタッカーの型は主観で分けています。ざっと思い浮かんでいるのは機動型、バランス型、攻撃型。バランス型の代表格は辻くんとか。攻撃型はヒゲとかコナミとか。



 ワートリ18巻がコンビニにありませんでした(半ギレ) なんで?(殺意)
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