『ブラックリベリオン』
エリア11に現れた仮面の男「ゼロ」
その男が率いる黒の騎士団が引き起こした悲劇…‥そして自分が止める事が出来なかった悲劇…
僕は再び目覚めた…‥
全てを忘れて…‥自分の犯した罪を…‥血で塗り固められた歴史を…‥
目覚めた時、僕にはこの世界は何の色も持たない物だった…‥
だが、その色のない世界に数々の色で彩りを付けてくれる者たちに僕は出逢う事が出来た。
「枢木スザク」この時代で出会った親友と呼べる人間の1人、温厚で正義感が強くそしてお人好しな僕の大事な友ともであり、同じ理想を胸抱き、共にその理想へ進んでいく戦友。
「カレン・シュタットフェルト」この時代で出会い、そして初めて恋をした相手であり僕がもっとも大切に思う女性。学園でなぜ「病弱」を装おっているかは固くなに教えてはくれいが、自分の前だけで見せてくれる「本来の彼女」に僕は心惹かれていた。だからいずれその理由を教えてくれると信じていた…‥
「ルルーシュ・ランペルージ」この時代出会ったもう1人の親友。容姿端麗、頭脳明晰、体力に難ありの好青年。僕と同じ目線で話す事ができる数少ない人間。どこか自分と似た所があるように感じる悪友。
そしてこんな自分を助けてくれ、自分を友達とよんで一緒に笑いあってくれた生徒会のメンバー
ミレイ会長、シャーリー、リヴァル、ニーナ、ルルーシュの大事な妹ナナリー。
他にも特派のロイドさんやセシルさん。
親衛隊で出逢う事が出来たギルフォード卿やダールトンさん。
素性の分からない自分に期待をしてくれたシュナイゼル殿下やコーネリア殿下
そして…‥エリア11の副総督であり、スザクの主であり、コーネリア殿下の妹であり、僕に無邪気な笑顔を見せてくれた女性。
「ユーフェミア・リ・ブリタニア」
彼女がアッシュフォード学園の学園祭で宣言した政策
それは僕とスザクが抱いていた理想に限りなく近い物だった。
『行政特区日本』
それを聞いた時、僕は必ず成功すると、そして全てが上手くいき、再び目覚めたこの時代を皆と一緒に笑って生きていけると信じていた。
スザクと、ルルーシュと、そして‥‥カレンと共に歩いて行けると思っていた。少なくともこの時点では…‥
「やっと着いた…‥」
僕はやっと自分に与えられた執務室の前までたどり着く事が出来た。
ここは世界の3分の1を支配している大帝国ブリタニア。その帝国首都都市『ペンドラゴン』
その政治と軍事を司る建造物である王宮
その建物中に新しく与えられた執務室を見つけるために1時間ほど王宮の中をうろついていた。
「やっぱりスザクに案内を頼めば良かった」
まさか王宮がこんなに広大だとは思っていなかった。ここにたどり着くまでに何人かの人に(全てがが女性)声をかけたが顔を赤くして走って逃げるか、その場で口をパクパクして固まってしまうので全く道を聞く事が出来ず、結果一時間も歩き回るはめになった。
「とりあえず荷物を開けるか。迷ってしまったせいでノネットさんと約束した時間に間に合わなくる。」
事前に運んでもらっていたダンボールの箱に手をかけた。といっても元々荷物は少ない僕はダンボール1つだけ。中身と言っても筆記用具と写真の入った写真立てが数点、、あとは仕事で使うファイルがあるだけだった。
「にしても王宮の広さにも驚いたけど、この執務室もかなりの広さがあるなぁ~」
自分がエリア11にいた時に見た総督室より広い。さらに机や本棚にいたっては側面や細部に職人の腕前を感じる装飾がされており、明らかに自分が今までいただいていた給料では到底買うことが出来ない程の価値があることを主張していた。
その卓上に僕は写真立てを並べていく。生徒会のメンバー皆が映る写真、学園祭の時の写真、まだ写真の入っていない写真立ても一緒に並べた。
「今日撮る写真はこの写真立てにいれよう」
そして、ダンボールの箱の底にある写真立てに手をかけた。
「…‥これはさすがにマズイよな」
僕はその写真立てを机の引き出しの奥に隠すようにしまった。「おう!やっているな!」
ふと声のする執務室の扉に目をやり、そこに立っている人の名前を呼んだ。
「エニアグラム卿!」
「コラ!ノネットさんと呼べと言っているだろう!」
そう言って彼女は僕の頭を力一杯に撫でた。
ノネット・エニアグラム
彼女はこのブリタニア軍の中で最も強い12人に与えられる称号「ナイトオブラウンズ」を与えられている数少ない人間の1人である。僕がエリア11にいた時にブリタニア本国から派遣されてきた。その時僕はスザクと一緒に一度だけ彼女と模擬戦闘をした。以後何かと僕を気に掛けては連絡をくれたり、僕を助けてくれるため、僕はこの人にどうしても頭が上がらない。
「これからは対等な身分となるのだからな!今さら堅苦しい呼び方はするな!わかったな?」
「…‥はい。ノネットさん。」
「よし、ではいくぞ!もう皆が待っている!」
「え!?式典にはまだ速いですが?」
僕は卓上に置かれたデジタル式の時計を見た。
「今日は式典や御前試合にパーティと忙しいからな!先に挨拶をするために皆に集まってもらった。といっても皆知った顔ばかりだがな」
「そうだったんですか。じゃあすぐに行きましょうか。ノネットさん」
僕は直ぐに返事をして自分のマントを手に取った
「うん!言い返事だぞライ!…‥いやもうただのライではなかったな! 」
そう言ってノネットさんは僕の目をまっすぐ見てこう言った。「よろしく頼むぞ!ナイトオブエイト ライ・アッシュフォード卿!」
僕は今日からナイトオブラウンズのひとりとなる。もう悲劇を繰り返さないために、悲劇を未然に防ぐため、そして…‥
また皆と笑って生きていくために…‥
「…‥カレン…‥」
小さく…‥聴こえないように…‥愛しい女性の名前を呟いた…‥
はじめましてオムロンです。
出来るだけ早く投稿するように頑張ります
これからはよろしくお願いいたします