この建物の中のどこかで闇のゲームが行われているーーーー
【オネスト】がそう言うが
「脅かそうったってそうはいかねぇぜ、なぁみんな?」
「そ、そうッスね」
「なんだなぁ」
そう言うものの全員乾いた笑いしかでない
現実、精霊が目の前にいるのだ。闇のゲームも実在すると見ていい。
そう考えているとーーー
《誰だ!?そこにいる者姿を現せ!》
急に【オネスト】が厳しい顔で廊下に繋がる入り口を見る
「…さすが精霊。気配を絶ったつもりだったが…」
そういい仮面を被った男が現れる。フードを深くかぶっている為髪型など分からない。
「「ひぃぃぃぃぃぃ!」」
またもや翔と隼人が抱き合って悲鳴を上げるが十代はーーー
「誰だお前!」
「私が何者かなどどうでもよいことだ…ふむ、計画が狂ってしまったが、精霊が見える様になったのなら結果的には計画通り…だな。それよりいいのか?その精霊が言ったことは事実。早く行かねば手遅れになるかもしれんぞ?」
「何!?」
仮面の男はそう言うと廊下の向こうへ移動し見えなくなる。
「十代、どうするんだな!?」
「アニキ…」
「…誰かはわかんねぇが、危険なゲームが始まってるってんなら助けに行かなきゃ!」
《私も着いて行きましょう!》
「サンキュー!皆急ぐぞ!」
そういい走り出す
「アニキ、待って〜!」
「待つんだな、十代!」
翔と隼人が走り出し、それを見届け【オネスト】も後を追う
ーーー誰かわかんねぇけど待ってろよ!今助けに行くからな!
ーーーー
ーーー
ーー
ー
「まだお前のターンだ。」
「…私ハこれでターンえンドぉ」
(タイタンが徐々に闇に飲み込まれていく…見ているだけというのも歯がゆい…)
「くっ……察知するだけの能力もこうなっては役に立たない…!…俺のターン、ドロー」
(手札はこれで1枚…ならば)
「裏側守備でセットしていたモンスターをリバースする!リバースモンスターは【メタモルポット】!」
【メタモルポット】
リバース・効果モンスター
星2/地属性/岩石族/攻 700/守 600
このカードがリバースした場合に発動する。
お互いの手札を全て捨てる。
その後、お互いはデッキから5枚ドローする。
「お互いに手札を全て捨て、5枚ずつドロー!俺は1枚捨てる」
「ワタシは2枚捨て5枚ドロー」
(…どんどん侵食され言葉も…)
やるせない気持ちで新たにドローした5枚を見る
(…!バルバロスが手札に来ている!場には…メタモルポット含め3体確保済み…いけるか?除去カードがないから伏せカード対処は出来ないが…)
「俺は3体を生け贄に捧げ!【神獣王バルバロス】を召喚する!」
槍を持った四足歩行の獣人が現れるが…
「リバースカードオープンするゥ!」
【奈落の落とし穴】
通常罠
相手が攻撃力1500以上のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。
その攻撃力1500以上のモンスターを破壊し除外する。
神獣王が落とし穴へ落ち、姿が見えなくなる
「っ!だが召喚に成功したことで【バルバロス】の効果が発動する!トルネード・ブレイク!!」
腕だけまだ見えており、その腕に持っている槍から竜巻が発生しタイタンの場を荒らして行く
「ふハは!リバースカードオープン!」
【和睦の使者】
通常罠
このターン、相手モンスターから受ける全ての戦闘ダメージは0になり、自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
「なんだと!?」
(絶好のチャンスなのにダメージ与えれないのか…!やむを得ない。やれることをやっておこう。)
「リバースカードオープン!」
【リミット・リバース】
永続罠
自分の墓地の攻撃力1000以下のモンスター1体を選択し、表側攻撃表示で特殊召喚する。
そのモンスターが守備表示になった時、そのモンスターとこのカードを破壊する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。
「墓地から蘇らせるのはこいつ!」
【ガードガンナー】
効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻 400/守 400
1ターンに1度、自分のデッキの上からカードを3枚まで墓地へ送って発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、この効果を発動するために墓地へ送ったカードの数×500アップする。
自分フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。
「デッキから3枚墓地に送り…ターンエンド」
「ふハハ!【メタモルポット】使ッテくれテ礼を言ウゾ!【死者蘇生】発動!」
【ヘル・エンプレス・デーモン】
効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2900/守2100
このカード以外のフィールド上で表側表示で存在する悪魔族・闇属性モンスター1体が破壊される場合、代わりに自分の墓地に存在する悪魔族・闇属性モンスター1体をゲームから除外する事ができる。
また、フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、「ヘル・エンプレス・デーモン」以外の自分の墓地に存在する悪魔族・闇属性・レベル6以上のモンスター1体を選択して特殊召喚する事ができる。
(…悪魔使いが死者蘇生ねぇ…確かにいいカードではあるんだがなんか釈然としねぇ…ってそんなこと考えてる場合じゃない!)
「そシテェ!2枚目のフィールド魔法【万魔殿-悪魔の巣窟-】発動!!」
2枚目…!メタモルポットの効果で引かせてしまっていたのか!
「サラぁにィ、【ヘルポーン】を召かぁン!」
バルバロスで一掃したというのに、またうっとおしい奴がきやがった!
「覚悟シロぉ…【ヘルポーン】でそノガラクタへ攻撃ィ!」
「この攻撃は…通す…」
【ヘルポーン】が【ガードガンナー】を剣で突き刺した時、脇腹に尋常じゃない痛みが襲いかかる
「ぐっ!がぁぁぁぁぁぁ!」
痛みのあまり大声をあげてしまう
遊斗:3200-800=2400
「ぐ…!【ガードガンナー】が場から墓地へ送られたことで…はぁっ!1枚ドローする!」
「ふハハ!まダマダ行クゾぉ!【ヘル・エンプレス】の攻撃ィ!」
(こいつを通したら死ぬーーー)
「が…!そうはさせない…!リバースカード…オープン!」
【ガード・ブロック】
通常罠
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
「【ガード・ブロック】の効果で1枚ドロー…くっ」
痛みで顔をしかめる
「ムゥ…耐エラレたか。まぁ良イ。ドコマデ耐エラレルか見モノダ。1枚伏セてターンエンド」
(ほとんど侵食されてしまっているな…っ痛っ!)
なにか液体が流れる感じがしたので脇腹を見ると出血している。
(これが闇のゲーム…肉体ダメージが実体化…か…アニメの闇のゲームはここまで怪我はしないハズだが…)
「俺の、…ターン、ドロー…!」
新しく引いたカードを見る。
…伏せカードは3枚…このターンはなんとかやり過ごせそうだ…
「俺はカードを1枚伏せてターンエンド!」
「ワタシのターン!ドロー!…スタンバイフェイズ時、墓地の【プリズンクインデーモン】ノ効果発動ォ!」
【プリズンクインデーモン】
効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2600/守1700
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に1000ライフポイントを払う。
フィールド上に「万魔殿-悪魔の巣窟-」が存在し、このカードが墓地に存在する場合、自分のスタンバイフェイズ毎にフィールド上に存在するレベル4以下の悪魔族モンスター1体の攻撃力はエンドフェイズ時まで1000ポイントアップする。
(なんだと!【インフェルノクイン】が生存してたらヤバかった!)
ヘルポーン
攻1200→2200
「フふフ…耐エラレルカナ?【ヘルポーン】でダイレクトアタック!!」
(く…耐えろ俺!)
とっさに体を守ろうと腕でかばうが腕を切られる
「あああああああぁぁぁぁぁ!」
(痛いぜくそがっ!)
耐えれた安堵から息を吐くがふらっとしてしまう
(不味い、血が出過ぎて意識が飛びそうだ…!)
遊斗:2400-2200=200
「戦闘…ダメージを、負ったことにより…がはっ!」
堪らず吐血する。
「ハァハァ…罠カードを発動…する!」
これで残りの伏せカードは2枚…!
【ダメージ・コンデンサー】
通常罠
自分が戦闘ダメージを受けた時、手札を1枚捨てて発動できる。
受けたそのダメージの数値以下の攻撃力を持つモンスター1体をデッキから表側攻撃表示で特殊召喚する。
「手札を1枚捨て…ゲホッ」
呼吸がうまくいかない…血をペッと吐き出す。
「【聖鳥クレイン】を攻撃表示…で出す…」
白い鳥が場に現れる。
【聖鳥クレイン】
効果モンスター
星4/光属性/鳥獣族/攻1600/守 400
このカードが特殊召喚した時、このカードのコントローラーはカードを1枚ドローする。
「【クレイン】が…特殊召喚…成功したことに、より1枚ドロー…」
(…あと一手…)
「コレデ終ワリだ!【ヘル・エンプレス】デ攻撃!!」
息を荒くしながら伏せカードを表にして行くーーー
「リバース、カード…オープン!」
ーーーー
ーーー
ーー
ー
廊下を走っていくが中々見つからない。
すると隼人が急に大声を上げる
「十代、皆、こっちに階段あるんだな!」
「でかした!急ぐぞ!」
階段を降りてさらに走って行くと広いところへ躍り出た。
見えてきたのは真っ黒な玉だった。
「これは…?」
《そ、それは…!今まさに闇のゲーム中です!》
【オネスト】が驚きながら答える
この中に…周囲には…
「明日香さん!」
「藤原さんもいるんだな!」
なんだって!?
玉の向こうへ視点をずらすと2つの棺の中に明日香と雪乃が眠らされていた。
「2人は無事か…じゃこの闇の玉の中にいるのは誰なんだ…?」
「ともかく2人を連れ出さないと!」
「そうだな!」
2人が背負い連れ出そうとすると闇の玉の色が少し薄くなり中が見える様になった
「お…中が見える…って遊斗!?」
「えっ!?」
「ひ、ひどい怪我なんだな!」
中にいたのは遊斗と…誰だ?
それはともかく遊斗はひどい怪我…助けないと!
そう思い手を入れようとするが弾かれる。
「くっ!…【ハネクリボー】!【オネスト】!中になんとかして入れねぇか!?」
【ハネクリボー】と【オネスト】がお互い見つめ、頷き合う。
《行きます!》
《クリクリー!》
精霊達の体が光ったかと思えばその光を闇の玉に当てる。
するとヒビが入り、人1人か2人分入れるスペースが出来た。
《恐らく長くは持ちません。急いで!》
「分かった!2人は明日香と雪乃を外へ!【ハネクリボー】!行くぞ!」
「分かった、気をつけて!」
「分かったんだな!」
《クリ!》
《はぁぁぁ!》
遊斗!今行くぞ!うぉぉぉぉぉぉ!
ーーーー
ーーー
ーー
ー
「リバース、カード…オープン!」
【モンスターレリーフ】
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
自分フィールド上に存在するモンスター1体を手札に戻し、その後手札からレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
「このカードの効果で…【クレイン】を手札に戻し、【クレイン】を守備表示で特殊召喚…1枚ドロー…」
全くこうして見るとバランスがやや悪いデッキだわ…調整が必要だな…
「…毎回毎回耐ヤガッテ…イイ加減倒レロォ!」
再び【へル・エンプレス】が【クレイン】を破壊するが今度は守備表示だった為ダメージを受けずに済んだ。
こっちが闇の本性か…?タイタンは完全に呑まれてしまったようだな…
「クソ!ターンエンドダ!」
へルポーン
攻2200→1200
「俺のターン、ドロー「遊斗ぉ!」…!」
力を振り絞って後ろを振り向くと十代がいた。
「十、代…?」
「お前ひでぇ怪我じゃねぇか!変われ!」
「それは無理だ…闇のゲームが、始まってしまったら…交代はできない…」
肩で息をしながらなんとか十代に返事を返す
「フフフ…フハハハハ!ソイツガ終ワッタラオ前ノ番ダ!」
「……タイタン。悪いが…このターン…俺の勝ちだ…」
神様に依頼したことその2…新パックが出る度にこっちの世界に送って欲しい。
それで今日廃寮に来る前に届いていたから開けたら手に入ったカード…全く、遊び心で入れたカードがまさかフィニッシャーになってくれるとは分からないもんだ…
「続きだ……リバースカードオープン」
【メタル・リフレクト・スライム】
永続罠
このカードは発動後モンスターカード(水族・水・星10・攻0/守3000)となり、自分のモンスターカードゾーンに守備表示で特殊召喚する。
このカードは攻撃する事ができない。(このカードは罠カードとしても扱う)
「でっけぇ!」
「バカナ…ソノカードガアッタナラ何故【ダメージ・コンデンサー】ヲ使ッタ!?」
「…あるカードを手札から墓地に落としたかったんだよ…」
「あるカード…もしかして!」
十代は気づいたか。1度見せたことがあるからな。
「そう…こいつらさ!【メタル・リフレクト】のレベルを1つずつ下げ、【レベル・スティーラー】2体を墓地から特殊召喚!」
メタル・リフレクト・スライム
10→9→8
「2枚目ハイツノ間二…」
「【ガードガンナー】の効果発動の時だ…」
「クッ!」
「行くぜ…3体を生け贄に【The tripping MERCURY】を召喚!」
【The tripping MERCURY -ザ・トリッピング・マーキュリー-】
効果モンスター
星8/水属性/水族/攻2000/守2000
このカードが生け贄召喚に成功した時に発動できる。
フィールドのモンスターを全て表側攻撃表示にする。
このカードはモンスター3体を生け贄に捧げることで召喚する事ができる。
上記の方法で召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手フィールドのモンスターの攻撃力はそのモンスターの元々の攻撃力分ダウンする。
このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
「ナンダ、ソノカードは!?」
「プラネットシリーズの1枚、【水星】を司るカードだ!…【The tripping MERCURY】の効果発動!」
あ、この世界でプラネットシリーズどうなってるんだっけ…ペガサス会長に連絡取らなきゃ…
「3体の生け贄召喚に成功した時、相手モンスターはそのモンスターの元々の攻撃力分ダウンする…」
「ナンダト!?」
へルポーンデーモン
攻1200→0
ヘル・エンプレス・デーモン
攻2900→0
「念には念を…【サイクロン】発動…」
タイタンの伏せカードが破壊され、これでタイタンを守るカードはもうない。
「ふぅ…バトルフェイズ…【The tripping MERCURY】は1ターンに2回攻撃が出来る…」
「バカナ…何故ダ!何故私ガァァァ!」
「【へルポーン】、【ヘル・エンプレス】の順に攻撃!…Temperature Change!」
The tripping MERCURYが剣に水を纏わせ悪魔を両断せんと飛びかかり連撃で2体の悪魔を切り裂く。
「グォォォォォォォォォォォォォォ!」
タイタン:4000-2000-2000=0
「…勝った」
安堵したせいで力が抜けて膝を着いてしまう。
「遊斗!大丈夫か?」
「俺より…タイタンは…?」
「ウォォォォォォォォーーーーーー!」
断末魔を上げたかと思ったらそのまま液状のようにトプンと溶け、消えてなくなった。
「…く…助けられなかったか…あ…」
瞼が重くなり前のめりに倒れる
「遊斗!くっ、ここから出ないと!」
十代のその言葉を最後に意識を失ってしまう
ーーーー
ーーー
ーー
ー
「ーーーーー」
ん…?
「ーーーー!」
なんだ…?よく聞こえない…。
「ーーー斗!」
…斗…?俺の名前…?
「大丈夫か、遊斗っ!」
…誰だ?
目を開けると十代が顔を覗き込んでいた。
「遊斗!?目が覚めたか!?」
少し体を起こすが痛みが走り悶えていると隣にいた隼人が体を起こすのを手伝ってくれた。
「ありがとう…ここは…?」
「廃寮の外だよ。お前をここまで運ぶの大変だったんだぜ」
「そうか…ありがとう。明日香さんと雪乃さんは…?」
「ああ、そこで横になってる。まだ目覚めてないんだ…遊斗、何があったんだ?」
「説明は後にしてくれ…今はこの2人に俺のこの姿を見せなたくない…」
少し血が止まったからなんとか動けるな。
「あ、あぁ…それじゃ隼人か翔どっちか遊斗についてってやってくれ」
「じゃボクが行くよ」
「翔君…恩に着る」
残る2人にも礼を言い、足元がおぼつかないながらもすぐにその場を離れようとするが…
「……ここは……?」
「うっ…ん…?」
あ…起きてしまったのか…
「おっ、起きたか?明日香、雪乃」
「雪乃と呼んでいいなんて言ってないわよ、十代のボウ…ヤ?」
…不味い…背中越しだけど明日香と雪乃の視線を感じる…
「ねぇ…遊斗…よね?なんでこっち向かないの?」
明日香がそう聞くと十代達に動揺が走る
「…こっち向いてくれない?遊斗…」
雪乃…はぁ、見つかる前に帰りたかったが…
「………。」
ゆっくりと振り向く
明日香と雪乃の顔が見えるところまで振り向くと2人の表情が驚愕の顔になる。
ホラ、やっぱり…
「なんでこんな酷い怪我を!?」
「説明は後でちゃんとするから今は治療に帰らせてくれない…?」
「じゃ私が付き添う!」
「いや、その…女性がレッド寮に来るのは問題なんじゃないかな〜と…」
「こんな怪我を放置しろというの!?」
「いや、それは…」
雪乃に詰め寄られてタジタジになる遊斗を横目に十代が明日香に声をかける
「明日香」
十代は懐にしまってあった写真を明日香の前に差し出した。
お前ら、こっちはスルーか!助けろ!
「っこれ!間違いない、兄さんの写真!」
目を見開き、それを手に取った明日香は驚きの表情で十代を見る。その視線を受け、十代はあの廃寮の中で見つけたことを説明した。
「ごめんな。これしか手掛かりが見つけられなかった。話を聞いて、少しは役にたてるかなって思ったんだけどさ」
「それじゃ、あなたわざわざそのために?」
「俺達じゃ役に立つか分からないけど手伝うから……あ、藤原、このカード、見覚えないか?」
「っ!優介兄さんの【オネスト】!あ……ありがとう……」
コケコッコー!
「やばっ!皆が起き出す前に戻ろうぜ!」
「アニキ、待って〜!」
「ちょ、遊斗ほっとくんだな!?」
「ほら、私たちも行くわよ!」
「私も手伝うわ」
いや、だから…人の話聞こうよ〜…ていうか引っ張らないで…痛いから…もういいや。
2人とも無事だったんだしそれでいいじゃないか…
腕を引っ張られて痛がりながらも観念して雪乃達とレッド寮へ向かう遊斗だった。
改良する為、アドバイスとかあれば是非よろしくお願いします。