問題児+欠陥製品が異世界から来るそうですよ?   作:零崎良識

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初投稿だし仕方ない!

と開き直りました(笑)


いーちゃんのキャラが違うのは戯言シリーズの原作後だからということでm(_ _)m

アドバイス等があれば直させていただきます


第二話

 

 

十六夜が苛立たしげに言う。

 

「で、呼び出しといて誰もいないってのはどう言うことだ。こういうときは案内人とかがいるもんじゃねえのか?」

 

「そうね。なんの説明もないままでは動きようがないもの」

 

「………。この状況で落ち着きすぎてるのもどうかと思うけど」

 

「まったくだね」

 

ふと十六夜がため息交じりに呟く。

 

「ーーー仕方がねぇな。こうなったらそこに隠れてる奴に聞くか?」

 

「なんだ貴方も気づいてたの?」

 

「当然。かくれんぼじゃ負けなしだぜ?そっちの2人も気づいてたんだろ?」

 

「風上に立たれたら嫌でもわかる」

 

「あれだけ視線を向けられたらそりゃね」

 

そう言って4人が視線を物陰に向けると

 

「や、やだなあ御4人様。そんな狼みたいに怖い顔で見られると黒ウサギは死んじゃいますよ?ええ、ええ、古来より孤独と狼はウサギの天敵でございます。そんな黒ウサギの脆弱な心臓に免じてここは穏便に御話を聞いていただけたら嬉しいのでございますョ?」

 

「断る」

 

「却下」

 

「お断りします」

 

「空気を読んで断るよ」

 

「あっは取りつくシマもないですね♪」

 

バンザーイと降参のポーズをとる黒ウサギ。

 

すると春日部耀が不思議そうに隣に立ち黒ウサギの耳を根っこから鷲掴み

 

「えい」

 

「フギャ!」

 

力いっぱい引っ張った。

 

「ちょ、ちょっとお待ちを!触るまでならまだしも初対面で遠慮無用に黒ウサギの素敵耳を引き抜きに掛かるとはどういう了見ですか!?」

 

「好奇心の為せる業」

 

「自由にも程があります!」

 

「へえ?このウサ耳って本物なのか?」

 

今度は十六夜が右から掴んで引っ張る。

 

「………。じゃあ私も」

 

「ぼくは見てるよ」

 

「ちょ、ちょっと待ーーー!」

 

今度は飛鳥が左から。左右に力いっぱい引っ張られた黒ウサギは言葉にならない悲鳴を上げた。

 






クロスは俺にははやすぎたんだ………


というわけでいーちゃん出番が(゚Д゚;)



………ちょっと修行してきます

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