投稿間隔も不安定ですが死んではないです。
3/10追記
現況を活動報告に上げました。
もうしばらくお待ちいただければと思います。
◆
「……どこまで飛んでったんだ?」
少年が吹っ飛ばされていった方向を辿っていく魔理沙。
少年の姿を見ないうちに、あるものを見つけた。
「……ん?」
延々と並び、散ることもなく咲き誇る桜の木々。
その中に明らかにほかと違う1本を見つけた。
「あれは…………」
周囲に数百数千と桜が並ぶ中で、この樹だけは虚空を突かんばかりに聳えていた。そして、その大樹へと幻想郷中からかき集められたであろう春が吸い寄せられていく、異様極まる光景…………
「なるほどな。あれが本命ってわけか」
この時、魔理沙はこの大樹なり妖樹なりから春を飛ばしてしまえば異変を解決できると考え、それを実行しようとした。即ち、1枚のスペルカードを持って大樹の方向へと突進した。その行動は、冷泉によって正確に捉えられており、数秒ののち魔理沙の進路のど真ん中を予告線が貫いた。
「なっ…………っとっと」
突如現れた予告線に魔理沙はやや驚きはしたものの焦ることなく上方へ待避し弾幕に備えた。だが、予告線が消えただけで、極太のレーザーはおろか1発の弾も飛んでこなかった。
「…………ん?どうなってるんだ?」
「予告線だけの弾幕」というわけのわからない代物に困惑しつつも、ようやく少年が大樹の側に浮いていることに気づいた。
「ま、聞きゃ分かるか」
そう結論付け、一気に突進し少年と再び相対した時、おもむろに少年から口を開いた。
「ここまで来たか、
「……………………おい」
魔理沙の表情が険しくなる。この少年は魔理沙の名前を知らないはずなのだ。実際ここまで彼女のことは単に「黒いの」と言っていただけだった。
「なんで私の名前を知ってる?そもそもお前は何だ?何故ここにいる?」
「そう一気に聞くんじゃない。……私は西行妖。お前さんの読みは合っているが、流石にそれをやられると困るのでな」
「なんで知ってるかは答えないか。まあいいさ、後ろの奴を吹っ飛ばすからそこを退きな」
「どうしてもやるというのか?」
「ああ」
「それが最悪の選択肢だとしても?」
「…………何が言いたい?」
魔理沙の問いに西行妖を名乗る少年が答える。
「……それはこの桜の封印を解くことがこの異変の目的だからだ。そして、目的が達成されることは何としてでも防がねばならない」
「はぁ?お前は私を排除したかったんじゃないのか?達成させたくないならなぜ攻撃してきた?」
「この樹を破壊した時封印もまた破られ、一人の霊体、いや幻想郷の全てに『死』が広がる。それは霧雨魔理沙、貴女も例外たりえない。故に、私は樹を傷つける者に容赦はせぬ」
「ならどうしろってんだ!?」
「それは私に任せてもらおう」
次第に怒りを含んだものになっていく魔理沙の声を意に介さず、少年は話を続けた。
「今ならば私が春を制御出来る。あの樹に取り込まれた物もな」
「今なら……ね。どうせならもっと早くしてもらいたかったんだけどな」
「遅すぎるよりはよかろう?…………ところでだな」
「ん?なんだ?」
「この騒動の始末をつけて終わりというのも癪なのでな。しばらく付き合ってもらおうか」
「……お前、さっきまで散々だっただろうが。またやるのか?」
「あんなものは技量のない若造が己をもて余したに過ぎんさ。……死符『黒死蝶』」
「随分と好戦的だな…………!?」
「今こそ問おう、現世の囚われ人。汝、安楽を望むか」
幽「MORE」
浪「DEBAN」
…………そんな悲しそうな目でこっち見ないでください。
改めてこんにちは。秋刀魚漁が忙しい栂池です。
浪「んなことやりよる暇あったら書かんかいな……浪速や。よろしゅう」
幽「秋刀魚は刺身にすると美味しいのよね〜。こんにちは。西行寺 幽々子よ」
まだ冬(?)なんで秋刀魚はしばらく先ですからね?というわけで今回はこのお二人です。
幽「前回更新から3ヶ月半経つけれど、次は年明けになるのかしら?」
……正直、いつになるかはさっぱりです。
浪「あれか?前んとき言うとった」
センターまで3ヶ月少々ですからねー。今後も不安定ですが、また次回まで
幽&浪「「ありがとうございました〜」」