遊戯王~先導の神聖騎士団~   作:片倉政実

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政実「どうもお久しぶりです、片倉政実です」
勇騎「どうも、本導勇騎です」
政実「前回から間が空いてしまい、本当に申し訳ありませんでした」
勇騎「大体3ヶ月くらいだからな。理由は他のとこでも言ってるのと同じく、リアル生活が忙しかったからだっけ?」
政実「うん、今はだいぶ落ち着いてはいるんだけどね」
勇騎「ん、了解。そして今回は雨竜のデュエル回だな」
政実「そう、ただデュエル内容に全く自信が無いけどね……」
勇騎「まあそれらに関しては後書きで話すことにするか。さて、そろそろ始めていくか」
政実「うん」
政実・勇騎「それでは第5話の後編をどうぞ」


第5話 囚われた翔! 戦場を駆ける闇の騎士と片眼の龍 《後編》

デュエル終了のブザーが鳴り響いた後、勇騎が俺達の方へと戻ってきた。

 

「ただいま。まずは1勝してきたぜ」

「ああ、お疲れ様」

「お疲れ様、勇騎! 良いデュエルだったぜ!」

「ん、サンキュ。次は恐らく浜口が相手だろうから……雨竜、頼んでも良いか?」

「ああ、承知した」

 

俺は返事をしながらデッキを取り出し、その中から数枚のカードを抜き出した。

……今日はコイツらの手を借りるとするか。特に理由があるわけではないが、その方が良いような気がするからな。

そう考えながらカードをデッキに戻し、俺は勇騎と十代の方に体を向ける。

 

「それでは行ってくる」

「おう。頑張れよ、雨竜」

「俺達がしっかりと応援してるから、安心してくれて良いぜ! 雨竜!」

「頑張って下さいッス! 雨竜君!」

 

勇騎達の声を背に、俺は勇騎が乗っていたボートに乗った。そして勇騎の予測通り、浜口がもう1隻のボートに乗る。

 

「あら……貴方が私のお相手ですのね、毛利雨竜さん」

「ああ、その通りだ」

「明日香さんから貴方の事は聞いております。先程の本導勇騎さん同様、見たことの無いカードを使ってくると」

「見たことの無いカード……まあそうだろうな」

 

確かに彼ら―【戦国】カテゴリーの仲間達は、本来ならばこの世界には存在し得ないカード達だからな。

 

「だからと言って私は恐れたりはいたしません。見たことの無いカードだとしても、私が負けるなんて事はあり得ませんもの」

「ほう……言ってくれるじゃないか……」

 

浜口の言葉に俺の中の闘志が沸き立つ。

元々このデュエルに負ける気は無かったが、尚更負ける事は出来なくなったな。

 

「俺の仲間達に勝てるというのなら……やってみせろ、浜口!」

「ええ、もちろんですわ!」

 

俺達はデュエルディスクにデッキをセットし、そのままデュエルディスクを構えた。

さぁ、見せてやる。数多の戦を越えてきた英雄達の力を!

 

「デュエル!」 「デュエル」

 

 

 

 

毛利雨竜 LP 4000

VS

浜口ももえ LP 4000

 

 

 

先行は……俺のようだな。

 

「俺のターン、ドロー!」

 

手札

【戦国の足軽部隊】

【戦国の騎馬部隊】

【戦国の忍者部隊】

【妖封じの矢】

【武勇の絆】

 

ドローカード

 

【楽市楽座】

 

ほう、【楽市楽座】が初手で来たか。

 

「俺は手札から永続魔法【楽市楽座】を発動する。【楽市楽座】の効果、手札からカードを選択し、それらを墓地に送る。そしてその枚数だけデッキからカードを引く」

「手札からカードを墓地に送り、それと同じだけカードをドローする効果……つまりは墓地肥やしをしながら、別のカードを引き寄せる事が出来るということですね?」

「そういうことだ。俺は手札からカードを3枚墓地に送り、デッキからカードを3枚ドローする」

 

【楽市楽座】

永続魔法(オリカ)

 

この効果は1ターンに1度のみ使用できる。

手札からカードを選択し、墓地に送る。その後その枚数だけデッキからカードを引く。

 

墓地に送ったカード

【戦国の足軽部隊】

【戦国の騎馬部隊】

【戦国の忍者部隊】

 

ドローカード

【決戦の大地 関ヶ原】

【戦国の義勇将軍 長政】

【盗賊の七つ道具】

 

ふっ、早速来てくれたか、長政。

そう思いながら俺は【戦国の義勇将軍 長政】のカードに手を掛けた。

 

「さぁ、行くぞ!

自分の墓地に【戦国】と付くモンスターが3体以上存在する時、このモンスターは生け贄無しで召喚出来る。

義に生き、義を胸に抱きて戦場を駆けた猛将よ。守るべき者のため、今ここに立ち上がれ!

俺は手札から【戦国の義勇将軍 長政】を攻撃表示で召喚する!」

 

【戦国の義勇将軍(ぎゆうしょうぐん) 長政(ながまさ)

効果モンスター(オリカ)

地属性/戦士族/☆6/ATK 2300/DEF 2500

 

自分の墓地に名前に【戦国】とつくモンスターが三体以上存在する時、このモンスターは生け贄無しで召喚できる。

このモンスターが攻撃対象に選択された時、このモンスターは守備表示になり、守備力が500ポイントアップする。

 

 

俺のフィールド上に黒い甲冑に身を包んだ武将が現れる。

 

『どうやら私の出番のようだね、雨竜』

「ああ。共に勝利を勝ち取るぞ、長政!」

『もちろんだ!』

 

そう言いながら長政が腰に差した刀を抜く。

これで守りは万全だが、更にこのカードも出しておくか。

 

「俺は手札からフィールド魔法【決戦の大地 関ヶ原】を発動する。【決戦の大地 関ヶ原】の効果、フィールド上に存在する名前に【戦国】と付くモンスターの攻撃力と守備力を500ポイントアップする。そしてこのカードがフィールド上に存在する限り、お互いのプレイヤーはバトルフェイズに1体のモンスターしか攻撃が出来ず、このカードがフィールド上に存在する限り、お互いのプレイヤーが受ける戦闘ダメージは倍になる」

 

【決戦の大地 関ヶ原】

フィールド魔法(オリカ)

 

名前に【戦国】と付くモンスターの攻撃力と守備力を500ポイントアップする。

このカードがフィールド上に存在する限り、お互いのプレイヤーはバトルフェイズにモンスター1体でしか攻撃できない。

このカードがフィールド上に存在する限り、お互いのプレイヤーが受ける戦闘ダメージは倍になる。

 

【戦国の義勇将軍 長政】ATK 2300→2800 DEF 2500→3000

 

「あら、中々盛りだくさんなカードですのね」

 

【決戦の大地 関ヶ原】の説明を聞き、浜口が落ち着いた声でそう言う。

ふむ……浜口が落ち着いているのが少々気になるな……何が来ても良いようにこの2枚を伏せておくか。

 

「俺は手札からカードを2枚伏せてターンエンドだ」

 

 

毛利雨竜 LP4000

 

手札

【武勇の絆】

 

モンスターゾーン

【戦国の義勇将軍 長政】(表側攻撃表示)

 

魔法・罠ゾーン

【妖封じの矢】(伏せ)

【盗賊の七つ道具】(伏せ)

 

フィールドゾーン

【決戦の大地 関ヶ原】

 

 

「私のターン、ドロー」

 

カードをドローした浜口が俺に話し掛けてくる。

 

「雨竜さん、私が貴方のカード達を見ても焦ったりしないのが気になりますか?」

「まあ……な」

「それならその理由を教えて差し上げますわ。

私は手札から永続魔法【黒蛇病】を発動します。このカードの効果はご存知ですか?」

「……一応はな」

 

浜口に返事をしつつ、俺は【黒蛇病】の効果を思い出した。

 

【黒蛇病】

永続魔法

 

自分のスタンバイフェイズ毎にお互いのライフに200ポイントダメージを与える。

2ターン目以後自分のスタンバイフェイズ毎にダメージは倍になる。

 

【黒蛇病】は発動したターン以降の自分のスタンバイフェイズ毎に、お互いのライフに200ポイントのダメージを与え、更に自分のスタンバイフェイズが来る度にそのダメージが倍になるカード……

これだけ聞けば双方に害のあるカードというだけだ。だが……

 

「それならば説明は要りませんね、そして私は【デス・ウォンバット】を召喚しますわ」

 

【デス・ウォンバット】

効果モンスター

地属性/獣族/☆3/ATK 1600/DEF 300

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、

コントローラーへのカードの効果によるダメージを0にする。

 

くっ、やはり出てきたか。【黒蛇病】のデメリットを0にするカードが。

 

「【デス・ウォンバット】の効果、 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、コントローラーへのカードの効果によるダメージを0にする。

分かっているとは思いますが、これにより【黒蛇病】のダメージを受けるのは雨竜さん、貴方だけになりますわ」

「そうなるな」

 

浜口の言葉に俺はそう返した。

さて……この状況をどう打開していったものか……

 

「更に手札から通常魔法【光の護封剣】を発動致します。

このカードによって、 相手フィールド上に存在するモンスターを全て表側表示になり、このカードは発動後、相手のターンで数えて3ターンの間フィールド上に残り続けますわ。更にこのカードがフィールド上に存在する限り、相手フィールド上に存在するモンスターは攻撃宣言をする事が出来ません。

そして手札から通常魔法【マジック・ガードナー】を発動します。

【マジック・ガードナー】の効果、 自分のフィールド上に表側表示で存在する魔法カード1枚を選択し、カウンターを1個乗せる。選択したカードが破壊される場合、代わりにカウンターを1個取り除く。 私は【黒蛇病】を選択します」

 

【光の護封剣】

通常魔法

 

このカードは発動後、フィールドに残り続け、相手ターンで数えて3ターン後の相手エンドフェイズに破壊される。

(1):このカードの発動時の効果処理として、相手フィールドに裏側表示モンスターが存在する場合、

そのモンスターを全て表側表示にする。

(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、相手モンスターは攻撃宣言できない。

 

【マジック・ガードナー】

通常魔法

 

自分フィールド上に表側表示で存在する魔法カード1枚を選択して発動する。

選択したカードにカウンターを1つ置く。

選択したカードが破壊される場合、代わりにそのカウンターを1つ取り除く。

 

浜口が1度動きを止め、俺の方を向くと、

 

「さあ、雨竜さん。貴方はこの状況を乗り越えられますか??」

 

浜口は微笑みながら落ち着いた声でそう訊いてくる。

乗り越えられるか、か……正直なところ、まだ方法は思い付いてはいない。だが、

 

「浜口」

「はい、何でしょう?」

「乗り越えられるか、じゃない。俺はこの状況を乗り越え、その上でお前を倒す。それだけだ」

 

俺は浜口にそう言い放った。

というものの、今のところこれはあくまでも強がりに過ぎない。だが言ってしまったからには有言実行しなくてはな。

 

「ふふっ、それでは楽しみにさせていただきますわ。私は手札から2枚を伏せてターンエンドです」

 

 

浜口ももえ LP 4000

 

手札

無し

 

モンスターゾーン

【デス・ウォンバット】(表側攻撃表示)

 

魔法・罠ゾーン

【黒蛇病】(カウンター1)

【光の護封剣】

 

 

「俺のターン、ドロー!」

 

ドローカード

【合戦の狼煙】

 

「俺は手札から通常魔法【合戦の狼煙】を発動する」

 

【合戦の狼煙】

通常魔法(オリカ)

 

デッキから攻撃力1500以下の名前に【戦国】と付くモンスターを1体選択し特殊召喚する。

その後、デッキをシャッフルする。

 

「【合戦の狼煙】の効果、デッキから攻撃力が1500以下の名前に【戦国】と付くモンスターを1体選択し、そのモンスターを特殊召喚する。そしてその後、デッキをシャッフルする。

俺はデッキから【戦国の侍竜姫 愛姫】を特殊召喚する。浜口、デッキのシャッフルを頼む」

「ええ、分かりましたわ」

 

戦国の侍竜姫(じりゅうひめ) 愛姫(めごひめ)

効果モンスター(オリカ)

光属性/戦士族/☆4/ATK 1200/DEF 1600

 

このモンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、デッキから【戦国の子竜 梵天丸】または【戦国の独眼将軍 政宗】を1枚手札に加える事が出来る。加えた場合、デッキをシャッフルする。

 

浜口からデッキを受け取り、俺は次の手に移った。

 

「【決戦の大地 関ヶ原】の効果で【戦国の侍竜姫 愛姫】の攻撃力と守備力が500ポイントずつアップする」

 

【戦国の侍竜姫 愛姫】ATK1200→1700 DEF1600→2100

 

「そして【戦国の侍竜姫 愛姫】の効果、 このモンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、デッキから【戦国の子竜 梵天丸】または【戦国の独眼将軍 政宗】を1枚手札に加える事が出来る。加えた場合、デッキをシャッフルする。

俺はデッキから【戦国の独眼将軍 政宗】を1枚手札に加える。浜口、何度もすまないが、デッキのシャッフルを頼む」

「構いませんわ。それにしても……」

「どうした?」

「いえ、シャッフルをする機会が多いデッキなのだと思いまして」

「それについては否定しない」

 

浜口からデッキを受け取りながら俺はそう言う。

 

「俺はこれでターンエンドだ」

 

 

毛利雨竜 LP 4000 (光の護封剣 残り2ターン)

 

手札

【武勇の絆】

【戦国の独眼将軍 政宗】

 

モンスターゾーン

【戦国の義勇将軍 長政】(表側攻撃表示)

【戦国の侍竜姫 愛姫 】(表側攻撃表示)

 

魔法・罠ゾーン

【妖封じの矢】(伏せ)

【盗賊の七つ道具】(伏せ)

 

フィールドゾーン

【決戦の大地 関ヶ原】

 

 

「私のターン、ドロー。

そして『黒蛇病』の効果で、貴方には200ポイントのダメージを受けて頂きます」

「……ああ」

 

毛利雨竜 LP 4000→3800

 

まだ200ポイントではあるが、このまま長引かせるのは得策では無い。早々にどうにかしないとな……

 

「私は手札からモンスターを1体、裏側守備表示で召喚します。更に【デス・ウォンバット】を守備表示に変更します。そして伏せカードオープン、永続罠【グラヴィティ・バインド―超重力の網―】。このカードがフィールド上にある間、フィールド上のレベル4以上のモンスターは攻撃する事が出来なくなります。」

 

【グラヴィティ・バインド―超重力の網―】

永続罠

 

フィールド上のレベル4以上のモンスターは攻撃できない。

 

「更に守りを固めてきたということか」

「ええ、その通りですわ。私はこれでターンエンドです」

 

 

浜口ももえ LP 4000

 

手札

無し

 

モンスターゾーン

【デス・ウォンバット】(表側守備表示)

?(裏側守備表示)

 

魔法・罠ゾーン

【黒蛇病】(カウンター1)

【グラヴィティ・バインド―超重力の網―】

【光の護封剣】

 

 

「俺のターン、ドロー」

 

ドローカード

【兵糧補給】

 

【兵糧補給】……このタイミングで来てくれるとはな。

 

「俺は手札から通常魔法【兵糧補給】を発動する。このカードにより俺は自分の手札が5枚になるようにドロー出来る。俺の手札は2枚、よって俺は3枚ドローする」

 

兵糧補給(ひょうろうほきゅう)

通常魔法(オリカ)

 

自分の手札が5枚になるようにデッキからカードをドローする。

 

ドローカード

・【名刀・黒ん坊切景秀】

・【名刀・燭台切光忠】

・【大嵐】

 

この2枚に加えて【大嵐】まで来たか。これならば何とかなるかもしれないな。となると……そろそろコイツを出しておくか。

俺はそう思いながら手札のあるカードを手に取った。

 

「俺は【戦国の義将軍 長政】と【戦国の侍竜姫 愛姫】の2体を生贄に捧げてコイツを攻撃表示で召喚する。

奥州の地を統べた隻眼の竜よ、その勇ましき姿にて戦場を駆け、数多の敵を打ち破れ!

【戦国の独眼将軍 政宗】!」

 

【戦国の独眼将軍 政宗】

効果モンスター(オリカ)

風属性/戦士族/☆8/ATK 2800/DEF 2500

 

このモンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、デッキの上から5枚までを確認する。その中に名前に【戦国】と付くモンスターがいた時、2体まで手札に加える事が出来る。その後、デッキをシャッフルする。

このモンスターが戦闘によって破壊された時、デッキから名前に【戦国】と付く☆4以下のモンスターを1体特殊召喚する。その後、デッキをシャッフルする。

自分フィールド上に【戦国の侍竜姫 愛姫】または【戦国の侍竜智将 景綱】または【戦国の侍竜勇将 成実】がいる時、このモンスターの攻撃力と守備力を500ポイントアップする。

 

俺がそう言った瞬間に、フィールド上にいた【戦国の義将軍 長政】と【戦国の侍竜姫 愛姫】の周りに渦が現れた。そして2体が渦の中に消えると、渦が1つに合わさった。そして渦が消えていくと同時に、その中から三日月の装飾を施した兜を被り、黒の甲冑を身に纏った武将が姿を現した。その武将はお互いのフィールド上を一目見ると、俺にこう訊いた。

 

『……雨竜よ、まだ儂の出る幕では無い様に見えるが?』

「今は確かにそうだが、直にその時が来る。だから少しだけ待っていてくれ」

『……承知した』

「すまないな、政宗」

『構わんさ、雨竜よ。だがその時には我らの力を存分に見せつけてやるとしよう』

「ああ、もちろんだ。」

 

俺は政宗にそう言い、再び浜口達の方へと顔を向けた。

 

「【決戦の大地 関ヶ原】の効果で【戦国の独眼将軍 政宗】の攻撃力と守備力は500ポイントずつアップする」

 

【戦国の独眼将軍 政宗】ATK2800→3300 DEF2500→

3000

 

「そして【戦国の独眼将軍 政実】の効果を発動する。このモンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、山札の上から5枚を確認する。そしてその中に名前に【戦国】と付くモンスターがいた時、2枚まで手札に加えることが出来る」

 

確認したカード

【戦国の足軽部隊 】

【サイクロン】

【戦国の騎馬部隊】

【戦国の鉄砲部隊】

【戦士の生還】

 

ふむ……あまり良いとは言えない結果だな。だがせっかくだ、これとこれを手札に加えておくか。

 

「俺は確認したカードの中から【戦国の足軽部隊】と【戦国の騎馬部隊】を手札に加える。浜口、デッキのシャッフルを頼む」

「分かりましたわ」

 

 

 

「俺はこれでターンエンドだ」

 

毛利雨竜 LP 3800 (光の護封剣 残り1ターン)

 

手札

【戦国の足軽部隊】

【戦国の騎馬部隊】

【武勇の絆】

【名刀・黒ん坊切景秀 】

【名刀・燭台切光忠】

【大嵐】

 

モンスターゾーン

【戦国の独眼将軍 政宗】(表側攻撃表示)

 

魔法・罠ゾーン

【妖封じの矢】(伏せ)

【盗賊の七つ道具】(伏せ)

 

フィールドゾーン

【決戦の大地 関ヶ原】

 

 

「私のターン、ドロー。『黒蛇病』の効果で雨竜さんには400ポイントのダメージを受けて頂きます」

「……」

 

毛利雨竜 LP 3800→3400

 

「私は手札からモンスターを1体裏側守備表示で召喚します。そしてさっき裏側守備表示で召喚していたモンスターを反転召喚します。反転召喚したのは『デス・コアラ』、よって効果を発動し、雨竜さんには2400ポイントのダメージを受けて頂きます!」

「くっ……!」

 

毛利雨竜 LP 3400→1000

 

【デス・コアラ】

効果モンスター

 

闇属性/獣族/☆3/ATK1100/DEF 1800

リバース:相手の手札1枚につき400ポイントダメージを相手ライフに与える。

 

「私はモンスターを1体裏側守備表示で召喚し、ターンエンドです」

 

浜口ももえ LP 4000

 

手札

無し

 

モンスターゾーン

【デス・ウォンバット】(表側守備表示)

【デス・コアラ 】(表側守備表示)

魔法・罠ゾーン

【黒蛇病】(カウンター1)

【グラヴィティ・バインド―超重力の網―】

【光の護封剣】

「俺のターン、ドロー」

 

ドローカード 【戦国の薬師】

 

【戦国の薬師】……今の状況では中々ありがたいな。

 

「俺は手札から【戦国の薬師】を攻撃表示で召喚し、ターンエンドだ。そして【光の護封剣】の発動から3ターンが経過したため、【光の護封剣】の効果は消滅する」

 

【戦国の薬師(くすし)

効果モンスター(オリカ)

水属性/戦士族/☆4/ATK 1200/DEF 1600

 

このモンスターを生け贄素材としてモンスターを召喚した時、このカードのコントローラーのライフポイントを1000ポイント回復する。

 

【戦国の薬師】 ATK 1200→1700 DEF 1600→2100

 

これで攻撃が出来るようにはなった、だが【黒蛇病】のダメージなどを考えると、俺に残されたターンはわずか1ターン……次の俺のターンで確実に決着を付けなくてはな。

 

 

毛利雨竜 LP 1000

 

手札

【戦国の足軽部隊】

【戦国の騎馬部隊】

【武勇の絆】

【名刀・黒ん坊切景秀】

【名刀・燭台切光忠】

【大嵐】

 

モンスターゾーン

【戦国の独眼将軍 政宗】(表側攻撃表示)

【戦国の薬師】(表側攻撃表示)

 

魔法・罠ゾーン

【妖封じの矢】

【盗賊の七つ道具】

 

フィールドゾーン

【決戦の大地 関ヶ原】

 

 

「私のターン、ドロー。【黒蛇病】の効果で雨竜さんには800ポイントのダメージを受けていただきます」

「……」

 

毛利雨竜 LP 1000→200

 

「そして前のターンに裏側守備表示で召喚していたモンスターを反転召喚します。反転召喚するのは【尾も白い黒猫】です」

 

【尾も白い黒猫】

効果モンスター

地属性/獣族/☆2/ATK 800/DEF 500

 

リバース:相手フィールド上のモンスター2体と

自分フィールド上モンスター1枚を持ち主の手札に戻す。

 

【尾も白い黒猫】……! 今の状況でソイツはマズい…!

 

「この子も【デス・コアラ】同様、リバース効果を持つモンスターですので、効果を発動します。【尾も白い黒猫】の効果、相手フィールド上のモンスター2体と自分フィールド上のモンスター1体を持ち主の手札に戻す。よって私は【尾も白い黒猫】を手札に戻し、雨竜さんには【戦国の独眼将軍 政宗】と裏側守備表示のモンスターの計2体を手札に戻して頂きます!」

「生憎だがそれを通すわけにはいかない! 伏せカードオープン! カウンター罠【妖封じの矢】! 」

 

【妖封じの矢】

カウンター罠(オリカ)

 

このカードは相手モンスターが効果を発動した時、発動できる。

その効果の発動を無効にし、そのモンスターの攻撃力と守備力を500ポイントダウンする。

 

俺のフィールド上に弓兵が1人現れ、【尾も白い黒猫】目がけて矢を放つ。そして矢が【尾も白い黒猫】に当たると、【尾も白い黒猫】は少し苦しそうにしながらその場に座り込んだ。

 

「【妖封じの矢】の効果、このカードは相手モンスターが効果を発動した時、発動出来る。その効果の発動を無効にし、モンスターの攻撃力と守備力を500ポイントダウンする。

よって【尾も白い黒猫】の効果は無効となり、更に攻撃力と守備力を500ポイントダウンさせてもらう」

「【尾も白い黒猫】の効果を躱されてしまいましたか……それでは私は何もせずにターンエンドです」

 

浜口ももえ LP 4000

 

手札

無し

 

モンスターゾーン

【デス・ウォンバット】(表側守備表示)

【デス・コアラ 】(表側守備表示)

【尾も白い黒猫】(表側守備表示)

 

魔法・罠ゾーン

【黒蛇病】(カウンター1)

【グラヴィティ・バインド―超重力の網―】

 

 

「俺のターン、ドロー!」

 

ドローカード 【戦国の侍竜智将 景綱】

 

【戦国の侍竜智将 景綱】……か。政宗もいることだ、ここはコイツにも力を借りることにしよう。

 

「俺はフィールド上の【戦国の薬師】を生け贄に捧げ、コイツを召喚する。

片眼の竜に仕え続けた智勇の将よ、その智で汝の主を勝利へと導け!

【戦国の侍竜智将 景綱】!

そして【決戦の大地 関ヶ原】の効果で、【戦国の侍竜智将 景綱】の攻撃力と守備力を500ポイントアップする」

 

【戦国の侍竜智将 景綱】(せんごくのじりゅうちしょう かげつな)

効果モンスター(オリカ)

地属性/戦士族/☆6/ATK 2400/DEF 2000

 

自分フィールド上に【戦国の独眼将軍 政宗】または【戦国の侍竜勇将 成実】が存在する時、このモンスターの攻撃力と守備力は500ポイントアップする。

 

【戦国の侍竜智将 景綱】ATK 2400→2900

DEF 2000→2500

 

【戦国の薬師】の周りに渦が現れると同時に薬師が持つ器から緑色の霧が発生し、俺を包み込む。そして霧が消え、渦も消えていくとそこには政宗同様黒の甲冑に身を包んだ男性の姿があった。男性はすぐに政宗の元へと歩き、片膝を突くと恭しく言った。

 

『政宗様。片倉小十郎景綱、ただいま参上いたしました』

『ふっ、ようやく来てくれたか、景綱よ。お前が来てくれて儂らは嬉しいぞ? のう、雨竜』

「ああ、もちろんだ。

……政宗、景綱。この戦、絶対に勝つぞ!」

『ああ。この戦に勝ち、あの小娘に儂らの力を見せつけてやるとしよう! さあ、いざ出陣だ! 景綱! 』

『承知しました、政宗様!』

 

2人が浜口の方を見据えたのを確認し、俺はターンを続けた。

 

「浜口、このターンで勝負を決めさせてもらうぞ!

【戦国の薬師】の効果、このモンスターが生け贄素材になった時、このモンスターのコントローラーのライフポイントを1000ポイント回復する。更に【戦国の侍竜智将 景綱】がいることで、【戦国の独眼将軍 政宗】の攻撃力と守備力が500ポイントアップする。それと同様に【戦国の独眼将軍 政宗】がいることで、【戦国の侍竜智将 景綱】の攻撃力と守備力が500ポイントアップする」

 

毛利雨竜 LP 200→1200

 

【戦国の独眼将軍 政宗】ATK 3300→3800 DEF 3000→3500

 

【戦国の侍竜智将 景綱】ATK 2900→3400 DEF2500→3000

 

「そして俺は手札から通常魔法【大嵐】を発動する!」

 

【大嵐】

通常魔法

 

フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。

 

「【大嵐】……私の守りをまとめて崩すつもりのようですが、それは通しません。伏せカードオープン、カウンター罠【アヌビスの裁き】。このカードの効果で【大嵐】の発動と効果を無効にし、更に【戦国の独眼将軍 政宗】を破壊します。そして雨竜さん、貴方にはその攻撃力分のダメージを受けて頂きます!」

 

【アヌビスの裁き】

カウンター罠

 

手札を1枚捨てる。

相手がコントロールする「フィールド上の魔法・罠カードを破壊する」効果を持つ魔法カードの発動と効果を無効にし破壊する。

その後、相手フィールド上の表側表示モンスター1体を破壊し、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手プレイヤーに与える事ができる。

 

「やはりそう来るか。ならばそれにチェーンし……伏せカードオープン! 【盗賊の七つ道具】!俺はライフポイントを1000払うことで、浜口の発動した【アヌビスの裁き】の発動を無効にし破壊する! 」

 

【盗賊の七つ道具】

カウンター罠

 

(1):罠カードが発動した時、1000LPを払って発動できる。

その発動を無効にし破壊する。

 

毛利雨竜 LP 1200→200

 

「【アヌビスの裁き】が破壊された事で、【大嵐】の効果が発動される。これによりフィールド上の魔法・罠カードは全て破壊される!」

 

俺がそう言った瞬間に、フィールド上に嵐が発生し、全ての魔法・罠カードを破壊していく。だが、

 

「私は【マジック・ガードナー】の効果で置かれたカウンターを取り除く事で、【黒蛇病】を破壊から守ります」

 

【黒蛇病】のカードの周りに透明な壁が現れ、【大嵐】から【黒蛇病】を守っていた。そして嵐が止んだ時、【黒蛇病】だけが浜口の魔法・罠ゾーンに残っていた。

 

「私の守りを崩したのはお見事でした。ですが……このターンで勝負を決めることは不可能ですわ!」

「いや……このターンで終わらさせてもらう! 俺は手札から装備魔法【名刀・燭台切光忠】を発動する。」

 

【名刀・燭台切光忠(しょくだいきりみつただ)

装備魔法(オリカ)

 

このカードは【戦国の独眼将軍 政宗】にのみ装備出来る。

このカードを装備したモンスターの攻撃力を1000ポイントアップする。

装備モンスターが守備表示のモンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が越えていれば、その数値だけ相手ライフにダメージを与える。

 

「【名刀・燭台切光忠】の効果、このカードは【戦国の独眼将軍 政宗】にのみ装備出来る。このカードを装備したモンスターの攻撃力を1000ポイントアップし、装備したモンスターが守備表示のモンスターに攻撃した時、その守備力を攻撃力が越えていれば、その数値だけ相手ライフにダメージを与える。

これにより【戦国の独眼将軍 政宗】の攻撃力は4800となる!」

 

【戦国の独眼将軍 政宗】ATK 3800→4800

 

「攻撃力4800の上に貫通効果ですか……ふふ、どうやら私の負けのようですわね」

 

そう言うと浜口は静かに目を閉じた。それを見た俺は【戦国の独眼将軍 政宗】に目配せをした。【戦国の独眼将軍 政宗】は俺の目配せに1度頷いた後、静かに刀を抜き【デス・ウォンバット】の姿を見据えた。

 

「【戦国の独眼将軍 政宗】で【デス・ウォンバット】を攻撃!」

 

【戦国の独眼将軍 政宗】は瞬時に【デス・ウォンバット】の所まで移動すると、その体を真っ二つに切り裂いた。そして切り裂かれた【デス・ウォンバット】が破壊されると、それによって発生した衝撃波が浜口を襲った。

 

「……」

 

浜口ももえ LP 4000→0

 

浜口のライフポイントが0になったと同時に、デュエルディスクからデュエル終了を告げるブザーが鳴り響いた。

 

 

 

 

「浜口、大丈夫だったか?」

 

デュエルが終了すると同時に俺は浜口にそう声を掛けた。すると浜口は微笑みながら俺にこう返した。

 

「ええ、少し衝撃が強かったくらいで、後は何ともありませんわ」

「そうか、それなら良いんだ」

 

浜口の言葉を聞き、俺は胸を撫で下ろした。

【決戦の大地 関ヶ原】の効果で戦闘ダメージが倍になっていたから心配になったが、この様子なら大丈夫そうだな。

俺がそう思っていると、浜口はクスクスと笑いながらこう言った。

 

「そう心配をなさらなくても大丈夫ですよ。デュエリストたるもの、このくらいは覚悟しておくべきだと、私は常に思っておりますから」

「そうか」

「ええ。さて、そろそろお互いの戻るべき場所に戻ることに致しましょうか」

「それもそうだな。まだ十代と明日香のデュエルが控えていることだしな」

「その通りです。では……」

 

そう言うと浜口は明日香達のところへと戻っていった。 さて……俺も行くとするか。

そう思いながら俺も勇騎達のところへと戻った。

 

 

 

 

「ただいま戻った」

「ああ、お疲れさま、雨竜」

「お疲れさま、雨竜! 雨竜も良いデュエルだったぜ!」

 

勇騎達のところに戻ると、勇騎はいつも通りの様子で、十代は興奮した様子で声を掛けてきた。

 

「2人ともありがとうな。さて……最後は十代だな」

「おう! 翔のためにも絶対に勝ってやるぜ!」

「それも大切だけど、いつものお前らしくデュエルを楽しむことも忘れずにな」

「へへっ、分かってるさ!」

 

勇騎の言葉に十代は笑顔でそう返す。そして俺達がそう話していると、

 

「十代、デュエルを始めるから早く来なさい」

 

声のした方を見ると、明日香がボートに乗った状態でこちらの方を見ていた。

 

「ああ、今行く!

よっし、それじゃあ行ってくるぜ!」

「ああ、頑張れよ」

「油断せずにしっかりとな」

「おう!」

 

そう言いながら十代はボートに乗り、先ほどまで俺達がいた位置に着いた。そしてそれから程なくして十代と明日香のデュエルが幕を開けた。

 

 

 

 

「これで終わりだ! ボルティック・サンダー!」

「きゃあああ!」

 

十代の【E・HERO サンダー・ジャイアント】の攻撃が決まり、十代達のデュエルディスクからデュエル終了を告げるブザーが鳴り響く。

 

「ふぅ……これで俺達の全勝だな」

 

十代達の方を見ながら、ホッとしたような表情で勇騎がそう呟く。

ふむ……勇騎にしては珍しいな。

 

「勇騎、何か不安な事でもあったのか?」

「え? 何でだ?」

「今お前がホッとした表情を浮かべていたのでな」

「ああ、なるほどな。うーん、たぶんそれは十代が最後まで楽しんでデュエルをしていたからだと思う」

「ほう?」

「十代のデュエルが始まる前に、俺が十代に楽しんでデュエルをすることを忘れるなって言っただろ?」

「確かに言っていたな」

「アイツの事だから本当はそんな事を言う必要は無かったんだけどさ。たぶん心の隅でちょっとだけ心配してたんだと思うんだよ。アイツが翔の為に勝つことだけに集中して、楽しんでデュエルを出来ないかもしれないってさ。でも結果的にアイツは最後まで楽しんでデュエルをしていた、だから俺は無意識の内にホッとした顔になってたんだろうな」

「ふっ、なるほどな」

 

俺達がそんな事を話していると、

 

「おーい、勇騎-! 雨竜-! 早くこっち来いよ-!」

 

声のする方を見ると、十代が手を降りながら大声で俺達の事を呼んでいた。そしてそのそばに未だに縛られている翔と明日香達も立っていた。

 

「そんな大声を出す必要も無いだろうに……まあ、良いか。よし、行くか、雨竜」

「ああ」

 

そう言い俺達は十代達のところへと向かった。

 

 

 

 

俺達が十代達のところへ着くと、十代が待ち侘びた様子でこう言った。

 

「おっ、勇騎達やっと来たな」

「やっとって程でも無い気はするけど……まあ、良いか」

 

そう言うと勇騎は1度翔の事を見てから明日香にこう言った。

 

「明日香、約束通り翔は返してもらうぞ?」

「ええ、もちろん良いわよ」

「よし。雨竜、十代、翔のロープ解くのを手伝ってくれ」

「了解した」 「おう!」

 

俺と十代はそう返事を返し、勇騎と一緒に翔のロープを解き始めた。

 

「アニキ、勇騎君、雨竜君、本当にありがとう!」

 

ロープが解けると翔はすぐに俺達にお礼を言った。

 

「別に良いよ、翔。友達を助けるのは当然のことだからさ」

「まあこれに懲りて、これからは今回みたいなことは慎んでくれよ?」

「うん……そうするよ。今回みたいな目に遭うのはもうこりごりだから」

 

翔は本当に反省した様子で俺達にそう言う。

この様子なら本当に大丈夫そうだな。

俺が翔を見ながらそう思っていると、十代が明日香達にこう言った。

 

「翔も返してもらったことだし、そろそろ俺達はレッド寮に戻るぜ」

「ええ、それが良いと思うわ。見回りのガードマンに見つかるとお互いに厄介だもの」

 

そう言うと明日香達はブルー寮の方へと体を向けた。

 

「それじゃあね、皆」

「ふん! 本導勇騎、今度はやる時は絶対に負けないわよ!」

「ふふ。それでは雨竜さん、ごきげんよう」

 

そう言いながら明日香達はブルー寮へと歩いて行った。そしてそれを見届けると、十代が欠伸をしながらこう言った。

 

「ふあぁ……さて、俺達も帰ろうぜ」

「そうだな。このままここにいても何も無いどころか、ガードマンに見つかる危険性もあるしな」

「だな。よし、皆撤収だ!」

「了解」

「了解した」

「了解ッス!」

 

そして俺達は来た時同様にボートを漕ぎ、レッド寮に向けて出発した。




政実「第5話の後編、いかがでしたでしょうか」
勇騎「今回はデュエルもストーリーも雨竜視点だったな」
政実「他のところでも同じような事をやってるから、こっちでもやってみようと思ってね」
勇騎「なるほどな。さて、デュエル内容に触れてくか。今回の相手のデッキはロックバーンだったな」
政実「うん……一応どんな感じなのかとかは調べつつ書いてはいるけど、正直自信が無いよ……」
勇騎「まあ前回のもそうだけど、実際に使ったこと無いからな。そしてこれに関しては色んなサイトとか調べて勉強していくしか無いな」
政実「うん。ただ他のとかリアル生活の合間を見ながらにはなっちゃうけどね」
勇騎「まあそれに関してはしょうがないな。さてと、今度は次回について触れていくか」
政実「次回はオリジナル回になる予定だよ。更新日は……まだ未定だけどね」
勇騎「了解した。さて、そろそろ締めてくか」
政実「うん」
政実・勇騎「それではまた次回」

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