1,3弟系アルタニオナス家の教団について
1,3,1成立の動機
大粛清に伴い魔法世界最大の権力者になったアルタニオナス家はその権力の及ぶ範囲をさらに拡張しようとした。アルタニオナスの死霊術師は自分たちがそのままでは土壌の栄養分になるはずの死体を"有効活用"しようとしたことが、他のものたちの"原始的"で"野蛮"な生死観によって妨害されたことを強く根に持っていた。このことは生死観の統制、すなわち宗教の作成の直接的な動機となった。死霊術師は初期においては教団成立の強い原動力となった。しかし、魔法世界人で地球で再実体化できない人物に対する死霊術は非効率的であったので、死霊術は魔法世界では衰退し、ゆえに彼らの影響は最初の頃だけにとどまった。
古王朝の官僚は非アルタニオナス派であっても魔法世界の文化が混沌としていることに頭を悩ませたので宗教を介して文化的な均質化を考えた。
アルタニオナスは反対勢力を監視する草として教団を構想した、しかしこのことは教団に諜報組織としてアルタニオナス内においても国家内国家としての性質を持たせ、兄系の諜報組織との対立を引き起こし、のちの分裂の遠因となった。また、魔法世界の術式の維持のためにウェスペルタティア王家をしばらくは維持しなければならなかったため、王家が存在するにもかかわらず実質的な権力をアルタニオナスが握っている状態を正当化する思想が必要であった。しかしながら、同時に大粛清に伴い低下した王の権威を回復する必要もあった。
このような動機から新たに宗教が作られたため、この教団は最初から強い政治性を持っていた。
1,3,2教義の特徴
この宗教では"造物主"は魔法使いを救うためにやってきた神の代理人とされ、その末裔である王家には大きな権威が与えられた。またこれと矛盾しないように過去の歴史が大幅に改変され、地球の人類は邪悪な差別主義者に仕立て上げられた。しかしながら、王家が統治権を持つと解釈されるような文言は注意深く排除された。神官の妻帯は禁止されなかった。
この教団の教義の最大の特徴は経典の全領域にみられる二重語法である。二重語法とは同じ文言を持つ文章に表裏二つの意味を持たせる技法であった。
たとえば表の意味で、「"造物主"は貧しい農家の生まれであったがその神の恩寵ともいえる特異な魔法力によって人々を率いた」という意味の文章は、裏の意味では「"造物主"なんていうのはただ特殊な魔法力を持っただけのおバカな田舎田吾作で、そのおバカの子孫である王家もまたお馬鹿で統治能力のひとかけらもない、だから我々アルタニオナス家が帝国を統治するのだ、連中には王家の魔力が必要な仕事だけやらせりゃいい」という意味になった。
一般信徒はこの二重語法の表の意味だけを知っており、裏の意味を知っていたのは神官とアルタニオナスのみであった。この二重語法は神官になる難易度を大幅に引き上げ、その結果アルタニオナスによる神官の独占体制を生み出した。また二重語法は教団の上層部に経典のあらゆる場所からあらゆる意味の解釈を生み出す能力を与えた。
1,3,3神官の独占
二重語法によって神官になるためには非常に特殊な教育が必要となった。その結果神官のほとんどをアルタニオナスが独占した、わずかに非アルタニオナスの神官もいたが、彼らは数世代のうちにアルタニオナスに同化された。
神官の独占は魔法世界のあらゆる場所に一定数のアルタニオナスがいるという状況を生み出した。彼らは、古王朝の崩壊後も残り、魔法世界各地で少数民族となった。しかし、一方で神官はアルタニオナス内の人数的な大派閥となり、その利害にアルタニオナス全体が振り回されるようになった。神官となったアルタニオナスは古王朝の中ごろには弟系アルタニオナスやナルドゥリオナスと呼ばれるようになった。
1,3,4教義論争と派閥
他の宗教には見られないような高度な人工性・政治性を持つこの教団では特異な教義論争が行われた。
神学の派閥はまず大きく政治派、勤行派、異端の三つに分かれた。
政治派はこの教団が政治的要請に基づいて作られたことを重視し、政治的要請に基づいた行動を行うことを重視する派閥であった。政治派はさらに、虚無派、協調派、統制派、社会派、典礼派、自立派に分かれた、さらに兄系だけにみられる派閥である地球系典礼派(兄系典礼派、超典礼派、地球派とも呼ばれる)もあった。近代になると、ナルドゥリオナス民族派がさらに加わった。
高位の神官のほとんどは政治派で占められていた。
虚無派は政治派に分類されるが異端としての性質も持っていた、彼らは経典の高度な二重語法から、この世にあるものはすべて無意味であるという虚無主義的・無神論的な宗教を引きずり出し、それこそが教団が奉ずるべき真の信仰であるとした。虚無派は下級神官に支持者が多く、潜在的には最大の派閥であったが自身の教義に対して不真面目な構成員が多く、またほかの派閥からは事実上の異端として同盟を組まれることがなかったので権力を握ったことはわずかしかなかった。しかし派閥対立が過激化して教団組織が死に体となると時折政権を握った。
協調派は教団が最初から権力の道具として生まれたことを強調する派閥で、権力者にとって扱いやすい道具であることこそが教団の目的であるとした。
統制派は教団の文化の同化装置としての目的を重視し、教団は民衆の生活のありとあらゆる部門を統制するべきだと主張した。
社会派は教団の政治性を強調し、社会全体の功利の最大化を目指して行動するべきだと主張したが、功利を最大化する具体的な方策について常に論争しており、派閥としてのまとまりに欠けた。
典礼派はただ儀式を行うことを重視する派閥で、一種の穏健な統制派であった。
自立派は教団こそが世界を統治するのにふさわしいと考え、教団の権力の拡大こそが重要であると考えた。
勤行派は教団の経典をまじめに解釈して政治的ではない宗教的な教えを引き出そうとする派閥であった、無数の小派閥が生まれては消えていった。
異端はオスティアの最高神祇官の権威を破壊するような性質を持つ派閥が指定された、彼らの多くは二重語法を否定するする性質を持っていた。彼らは発見され次第抹殺されていった。
しかしながら、兄弟同盟と呼ばれる異端だけは常に存在していた。彼らは実際には異端に関する印象操作や、潜在的な反体制派の吸引、"内通者の密告"による権力闘争のための道具としての性質を持たされた教団のサクラであった。
1,3,5兄系アルタニオナス家における教団
兄系アルタニオナスにおいては教団の影響は限定的なものに限られた。彼らはまじめに宗教を学ぶことはなかったし、ただの道具に振り回されるのもばかばかしいと考えていた。
地球におけるアルタニオナスでは二重語法のうち表側の意味は忘れ去られ、裏側の意味だけが記憶された。
このような状態は弟系アルタニオナスに強い不満を抱かせた。
1,3,6文化的影響
教団による文化への統制は魔法世界の文化を強く均質化した。
また、教団の特異な教義は古王朝期にわたって大量の虚無主義文学(訳注4)を生み出した。また神官たちの間で精神操作魔法が流行し、精神操作魔法の技術が大きく向上した。
というのも、神官同志では王家を公然と非難し、無神論的な裏の意味で会話をし、一方民衆に説教するときにはまじめな宗教者としての顔を見せるのは神官にとって多大なストレスであり。精神障害を負う神官が後を絶たなかった。また神学論争の荒れ地で同じ場所に穴を掘ってはその穴を掘りだした土砂で埋めるような性質は神官の理性を疲弊させた。
このような状態の解決として精神操作魔法が多用されるようになった。説教をするときは説法適応感情調整魔法で完璧な宗教者としての仮面を完全に維持し、それが終わると再び感情操作魔法で宗教者としての仮面を棄却するということや、神学論争は無意味な行動ではなく楽しいものだという価値観調整魔法等が神官たちの間で日常的に行われ、精神操作魔法は大いに発展をした。この時代の精神操作魔法の中には失伝して現在でも再現できないものすらある。しかし、これらの精神操作魔法はアルタニオナスの中でのみ伝えられた。
訳注4:地球でのニヒリズム文学とは内容が異なるので注意
1,4古王朝中期のアルタニオナス
1,4,1中期の改革
古王朝が成立してから200年弱ほどたち、二頭体制も安定した時期になると、アルタニオナスは一般に5部門に分かれるようになった。一つは兄系アルタニオナスの本家と中央の官僚・政治家団、一つは首都に住んでいるアルタニオナスの魔法的な職人集団、一つは地球に住むアルタニオナス、一つは中央の高位神官、いま一つは地方の神官である。前半の3者は兄系アルタニオナスに、後半2社は弟系アルタニオナスに属すると考えられた。また、古王朝の統治機構に属さない一般人のアルタニオナスともいえる集団も増えていった。
このようにアルタニオナスは人数的に肥大化したが、その統治機構は原始的な家父長制のままであった。そのため、中流層のアルタニオナスの間で不満が広まった。彼等にしてみれば、アルタニオナスの本家といえども初代アルディルの子孫であるという点では自分たちと同じであるのであった。
そのようなわけでいくつかの政治改革が行われるようになった。その結果、兄系アルタニオナスと弟系アルタニオナスの間の独立性が高まるという副作用があった。
1,4,2反アルタニオナス派の再結集
初期の大粛清によってほぼ壊滅した反アルタニオナス派であったが、古王朝も中期となると再び勢力をまし、オスティアから遠く離れた土地に再結集した。彼らはのちのアリアドネー学園都市の源流となった。
再生した反アルタニオナス派とアルタニオナスの間の抗争は中期以降の古王朝の歴史の基本的な要素となった。
反アルタニオナス派には時折非常に魔法力に優れた者が現れる時があり、そのような時、政権が一時反アルタニオナス派にわたることがあった。(訳注5)このような時が起きると、アルタニオナスの中枢は財産をすべて持って地球に高跳びした。しかし、古王朝の中央の官僚組織は末端までアルタニオナスで組織されていたので、反アルタニオナス派の政府はたいてい長続きせず、突如としてゲートポートから現れる完全武装の地球駐留軍によって政権が奪回されることが多かった。
訳注5:大戦期における紅き翼の活躍等にみられるように技術の発達した近代後期であっても大枚はたいて大軍を整備するよりも小数名の非常に魔法力に優れた者をスカウトする方が少なくとも短期的には有利である、この時代については言うまでもない。
だが、この事情は反アルタニオナス派にとっても同じであった。この時代の状況をより正確にいえば「ほとんどの場合地力で勝るアルタニオナス派が有利だったが、アルタニオナスが負けるとすれば、それは、反アルタニオナス派に非常に魔法力に優れた者が現れた時であった。」とするべきである。しかし、壺中天では、反アルタニオナス派における非常に魔法力に優れた者の存在のみが強調され、このような歴史認識となっている。
1,4,3魔法優生学の誕生
非常に魔法力に優れた者も脅威はアルタニオナスにとって一種のトラウマとなった。これはアルタニオナス派の非常に魔法力に優れた者に対する風当たりをも強くし、状況を悪化させた。
このような状況に対応して、魔法優生学という学問が生まれた。魔法優生学は両親や祖先の魔法力から子の魔法力を推定したり、交配の統制を行って狙った魔法力を持った人物を輩出し続ける家系を作ったりといったことを系統的に研究する学問であった。また、魔法優生学者たちはアルタニオナス全体での魔法力の遺伝的プールの改善をしきりに主張するようになった。多くの実験が時間流を加速した魔法壺の中で行われるようになっていった。
この時期の魔法優生学は机上の空論としての性質が強く、応用にまではゆかなかった。とわいえ、状況がわかりやすい王家の魔力に関する研究にはある程度の進展がみられた。いまだ魔法世界の術式の維持に王家の魔力が必要とされた最初の数世代の間は、魔法優生学者といえども王家に対して丁重な扱いをしていたが、時代が下ってそのような必要がなくなると、そのような配慮は忘れ去られた。実験に供するため、重要でない王族に対する秘密裏の誘拐や監禁等が常態化した。この時期に得られた知見によって作り上げられた強力な王家の魔力を持った血統がカランドル家である(カランドル家は最初兄系に属したが、大帰還の際地球へ帰還しなかったので、近世以降では弟系に属するとされる)。また、王家の婚姻に際して王家の魔力を維持する具体的な努力が行われなかったが、低下させるための努力も行われなかったので、王家の魔力は王家においてだんだんと退化してゆき、中世の終わりになるとカランドル家に逆転されるようになっていった。このほかの研究の成果として、"造物主"が魔法世界に秘密裏に残しておいた介入手段(造物主の掟)が発見された。これには、起動と動力源として王家の魔力を持った人物が必要であった。これの管理者権限による、魔法世界に依存している物質に対する再構成は地球側で再実体化できない人物に対するおそるべき兵器となった。
1,4,4屍者の軍勢のこと
造物主の掟の発見によって魔法世界の術式を再構成したり、改変したりすることが可能になっていった。そのような訳で、これを再構成以外にも兵器に転用することが考えられた。
そうして生み出されたのが屍者の軍勢である。
アルタニオナスの魔法使いは魔法世界の術式に手を加え、魔法世界で死亡した人物の魂がすべて死霊術の材料として自動的に処理される機能を追加した。これらの軍勢はたんに召喚するだけでなく魔力供給の装置としても利用された。
しかし、地球で再実体化できない者に対する死霊術は非効率的であったので、そのようなものだけに限られた。また、王家の魔力を持つ人物は魔法無効化能力によって対抗されるのでそれに対しては物理的に拷問をした後精神操作魔法を受け入れさせ、その後屍者の軍勢に取り込むという処置が行われた。(カラングール)
1,5古王朝後期のアルタニオナス家
古王朝が成立してから500年ほどたってからの時代を古王朝後期という。この時代、古王朝は次第に衰退してゆき、最終的に崩壊することになる。
1,5,1月章党
アルタニオナスの地球における拠点はこの時期にはすでに植民地と呼べるほどに巨大化していた。アルタニオナスは基本的に環境の調整された魔法壺の中に住みその中に外部から物を持ち込んでその内部で生産活動を行っていた。そのため、アルタニオナスの拠点は外部からは壺が置いてある倉庫にしか見えず、そのため、非魔法族の者たちはアルタニオナスの存在を知らず、無警戒であり、また、地球土着の魔法使いであっても彼らの存在をおぼろげにしか知ることはできなかった。そして生産されたものは多くが魔法世界での権力闘争に利用された。また、金銀などの貴金属については、魔法世界で現金が足りなくなると非魔法族の国家の金庫に略奪しに行くこともあった。また、魔法世界側で権力が暴力的に失われた場合、アルタニオナスの中枢は地球に高跳びしてそこで捲土重来を期すのが通例であった。
このように、地球の植民地はアルタニオナスの魔法世界での立場を支える収入源の一つであったが古王朝後期になると地球に住む者たちの間で地球の富が魔法世界での不毛な権力闘争に浪費されていると考えるものが増えてきた。彼らのことを地球派と呼ぶ。
こういった主張を行った者たちの中で特に系統だった主張をしたのがカリオンの月章党である。カリオンは魔法世界の存在の大半は地球で再物質化できないためそこでの権力闘争には価値はなく、全くの不採算事業だと主張し、ゲートポートを破壊したうえでアルタニオナスは皆地球に帰還するべきであると主張した。彼らは真世界(地球)にあって魔法世界にないものである月をシンボルとし、黒地に白の三日月を党旗とした、そのため彼らは月章党と呼ばれた。月章党はカリオンの個人的カリスマにかなり依存していたため、カリオンが政治犯として投獄されるとその活動は下火となり、分裂していった。しかし、カリオンの影響はその後も残り、地球に住むアルタニオナスの中では半ば神格化された存在となった、また、地球に住むアルタニオナスは、特に古王朝期に地球に住んでいた者の末裔であるイーメンヤールは月章を彼ら自身のシンボルとして用いるようになった。また、現在でも壺中天の旗は黒地に白い月と星(*印)六つである。
地球派の中で、アルタニオナスの本家に従うことを良しとしなかったものは自ら地球のアルタニオナスの社会から離れ、漂泊する者たちとなった。かれらの一部は地球、特に西洋において活動し、一部は土着の魔法使いの中に入で魔法の教師役となり、最終的には同化された。そのため、特に西洋の魔法使いは魔法世界で使用される魔法と非常に類似した魔法を操るようになった、ゆえに、西洋の魔法との接触と魔法世界との接触が同時期となった一部の地域ではこの二つが混同され、西洋土着の魔法とされるべきものが魔法世界式の魔法と呼ばれたり、魔法世界式の魔法のことを西洋魔法と呼ぶようなことが起きた。またほかの一部は定住せずに現在に至るまで漂泊し続け、現在でも当時の文化を残した特異な集団となっている。
1,5,2兄系と弟系の対立
兄系と弟系の両アルタニオナス家は成立当初は良好な関係を保っていた。しかし、古王朝の中期に行われた改革によって、兄系と弟系が各々独立性を高めると彼らの中は次第に以前よりも疎遠になっていった。
古王朝が衰退してゆくと古王朝の権力機構に依存した存在である兄系もまた、その勢力を衰退させていったが、一方弟系は権力機構には直接的に依存せず、宗教的権威によっていたそのため彼らは社会の不安定化に伴い勢力をどんどん伸ばしていった。しかし、兄系は弟系の教団組織を単なる権力機構の一部門として扱い、下にみていたため、弟系は不満を募らせ、次第に兄系の権力機構に対して非協力的になっていった。このことは古王朝の衰退をさらに早め悪循環を引き起こした。
1,5,3古王朝の衰退
要約:古王朝が成立してから500年もたつと中央に従わない軍閥ができてくるようになった。
1,5,4造物主の復活
このように古王朝は衰退していったが、最終的に古王朝に致命の一撃を与えたものとして"造物主"の復活がある。
古王朝の滅亡するおよそ20年前、メガロメセンブリアの町に自分こそが古王朝の初代の王である"造物主"であると主張する者が現れた。(訳注6)彼は実際に強力な王家の魔力を持ち、また容姿端麗で、弁舌上手であったため勢力を拡大した。彼を討伐するために兵が送られたが、彼はまた非常に強力な魔法を扱ったため討伐することはできなかった。
彼は自分の子孫が正しく敬われていないと主張し、その後オスティアに進軍した。オスティアでは激しい戦いが起こり、"造物主"は屍者の軍勢と相打ちになって去り、何とか撃退することに成功したが、この時すでにオスティアの政府に従う者はいなくなっていた。
訳注6:近年になって"造物主"が死亡するまで彼が実際に"魔法世界の建設者たちの長である造物主"であることを示す絶対的な証拠はなかった。そのため、復活した"造物主"は、屍者の軍勢作られたのと同様の方法で作られたよく似た別人であるとアルタニオナスでは信じられていた。ゆえに、一昔前の歴史小説はそのような解釈で描かれているし、現在の歴史小説でもそのように描くものが一部ある。
解説
二重語法の例
王族しか使えない特殊な魔法というモチーフはよく見られますがこういうのが出たらどうするんでしょうかね。
過去の改変、二重語法、兄弟同盟
教団のうち異端を抹殺するための部門は平和局、異端を改宗するための部門は愛情局、教義の解釈、報道、記録担当は真理局、財政担当は豊富局と呼ばれていました、また神官たちはお互いに同志と呼び合うことを推奨されていました、最高神祇官はあなたを見ている(嘘)。
反アルタニオナス派の再結集
アリアドネーの起源について。
この時期の魔法世界は「悪い大臣がいて…」というような典型的貴種流離譚のような感じですが、王権の正当性を主張すると教団に「それ我々がでっち上げたことだから。」といわれて逆にドツボにはまります。
魔法優生学
原作でのナギ‐ネギ間の遺伝を考えると、うまく調整すれば構成員全員がナギクラスの魔法力の共同体も考えられなくはないかもしれない、ここではその方向にはいかないけど。
ただ、より広い視点から考えると、そういう共同体を作ってもよほど閉鎖的にするか、内外の技術差を圧倒的にして内部での生活を快適にしない限り内部で暮らすよりも、外国に行ってそこで自身の高い魔法力を生かした仕事に就くほうが有利になって、意外と簡単に地域的な集団としては崩壊しそうな気がする。魔法力が高いとすれば人口移動が遅いというのもないだろうし。
混同
ネギまの西洋魔法ってラテン語やギリシャ語を使っているというマクガフィンを除くと設定的にも「西洋魔法」という名前を除いては西洋に関連づけられるものがないというか、むしろないと設定する方が自然になるのでこうしました。
造物主の復活
この時期は魔法世界の崩壊のことは発見されていないないため造物主も自由にやってます。