METAL GEAR SOLID MILLION MONKEYS   作:竜田揚げ丸

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act6~読心~DATA B

フフフ…ここは俺、サイコ・マンティスの作り出した超能力空間だ。

ここならば誰の邪魔もされない。

そうだ、貴様の趣味を当ててやろう。

 

・・・・。

 

ほう・・・。

ふむ・・・。

 

メタルギアシリーズが好きなようだな。

だからこんなしょうもない二次創作を読んでくれているのか。

なぜか俺も感謝したくなってきたぞ。

 

そこからさらに…。

ふむふむ…。

なにッ…。ここから先は心が読めないだと!?

まさかパーソナル・コンピューターか!?

それともスマートフォンか!?

技術の進化は素晴らしいな。

 

ふむ…まぁいい。

スネークの負けを見せて、ここからメタルギアマンティスのスタートをさせてもらうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだ、今のイメージは。

俺が負けるだのなんだの聞こえたが…。

恐らく奴の念力の仕業だろう。

レーザーガンを取り出し、奴を射撃する。

しかし、避けられた。

 

「またこのパターンか…」

 

先読みされてすべての弾丸が回避される。

モセスの時はどうやって倒したんだったかというのも思い出す。

無線で連絡を取ってみることにした。

 

「ウキィ!ウキキキィ!(わかるぞ!スネーク!貴様は無線で連絡をとろうとしているなぁ!)」

 

相変わらず俺の思考は完全に読まれているらしい。

はた迷惑な奴だ。嫌がらせに性欲を持て余した思考を送り付けてやろうかと思ってしまった。

と、そこまで思考がいったところで思い出した。無線機が例の音楽によって妨害されているのだ。

俺は通信機にかけた手をレーザーガンに戻した。

ここでエネルギーを無駄に使うわけにはいかない。

俺はマンティスと戦った時、どうやったのかを思い出すことにした。

 

『無心の境地だ。頭を空にするんだ。わかるな。いいか、頭を空にするんだ』

 

大佐の発言を思い出す。あの時は確かに思考を空に(コントローラー差し替え)した。

もう一回頭を空にするしかないようだ。

ついでだからここにいるフォックスが操られた時の対処も思い出しておくとしよう。

まぁもう一回気絶させれば大丈夫だろう。

 

―――バァン!

 

 

 

 

「ウキィィ…!?(思考が読めん…!?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音が鳴る。

 

 

 

 

 

「『その程度か?』」

 

 

 

―――ガッ。

 

 

 

―――バァン!

 

 

 

 

 

 

 

「ウキァ…!?(なぜだ!?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『もっと…もっとだ・・・!』」

 

 

 

 

 

―――ガッ。

 

 

 

音が鳴る。

 

 

 

 

 

 

 

―――バァン!

 

 

 

 

 

「『もっとだ・・もっと俺に生を感じさせてくれっ!』」

 

 

―――ゴッ。

 

 

 

―――バァン!

 

 

最後にもう一度、音が鳴った。

 

「ウキィ…キィ…(ぐっ…なんということだ…。なぜ思考が読めない!?)」

「ふん…同じ手は二度も食わん」

 

マンティスは倒れていたが、俺は立っていた。

ついでに言うとフォックスも倒れている。

二、三回ほど操られたからその都度殴り倒したからだ。

戦闘の終盤に至っては殴られて頭の打ちどころが悪かったのか、妙なことを口走っていた。

もしナオミが見ていたらそれはもう烈火の如く怒られたことだろう。

ちなみにだが、俺の勝機はやはり思考を読ませない(地の分を書かない)、ということだった。

 

「ウキィ…キッ…。(そうか…お前も、あの時とは違う、か…)」

「ふん。俺自身どこが変わっているか知らないがな」

「キッ…。キキィィッ…。(そうか…ところで一つ、お前に忠告しておくことがある)」

 

忠告…とりあえず聞いておくことにしておこう。

しかし鵜呑みにするほど俺は愚かではない。嘘をつく可能性があるからだ。

 

「キィ…キキッ(オセロットのことだ…ヤツは…何か別のことを企んでいる…)」

「…何?」

「キキッ…キィッ(それがなにかは俺もわからない。だが…気をつけろ)」

 

マンティスをしても、オセロットの目的は分からず…か。

マンティスを信じるわけではないが、奴の動向は十分に注意しておくことにしよう。

 

「キィッ…キキッ(しかし、お前は戦友に対しても容赦がないな…)」

「亡霊のようなものとレイブンが言っていたものだからな。さぁ、転送するぞ」

 

そうしてマンティスをゲッチュしたのち、俺はオタコンに無線を入れる。

 

『スネーク!よかった、無事だったんだね』

「ああ、なんとかな。フォックスはどうか知らんが。それよりマンティスが興味深いことを言っていた」

『マンティスが?』

 

先ほどのマンティスの話を聞いたオタコンは、うーんと唸る。

そこへ思ったよりも早く目を覚ましたフォックスが頭をさすりながらこちらに近づいてきた。

 

「『スネーク…操られたのを助けてくれたのはいいが…やり方を考えろ』」

「すまないな。モセスの時もあんな感じだったからな」

「『…スネーク、後で覚えていろよ…』」

 

その一言をフッっと鼻で笑って一蹴すると、オタコンから通信が再び入ってきた。

 

『スネーク、そのままブリッジに向かってくれ。捕えれるようならオセロットを捕まえよう。あとは…リキッドか』

「…ああ。だがすることは簡単だ。いつも通り戦って、いつも通りゲッチュするだけだ」

『そうか?とりあえず頑張ってね、スネーク』

 

通信を切ると、俺たちはブリッジに向けて歩き出した。




すみません調子こいて前後編にしたら結構薄っぺらい内容になりました。
待っていただいた方には本当に申し訳なく思っております。

さて、次回はリキッドと闘うこととなります。
見苦しくかつ不定期更新ながら、まだまだ続きますので応援していただけると作者の励みになります。

多分更新スピードは上がらないと思いますが、よろしくお願いいたします。
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