もしも十六夜君が魔王側に付いたら?(性格改変&年齢改変)   作:ぴーたー

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極秘ファイル No.4 揺れ出す運命の振り子

  ~極秘ファイル No.4~

 

・少しずつ揺れ出す振り子は何を導き出すのだろうか...

・それは最強最悪の魔王に成り得るかも知れない。

 

  ~その書類内容について語りたいと思う~

                     by詩人

 

扉が開く... 

「殿下置いて来ちゃったけどまあ良いよね。先生は居るかな?」

 

ノースリーブに腰までは有ろう髪の美少女。

 

「ん?ああ、リン君か...今日はどうした?」

 

ストーリーテラーとリンと呼ばれる少女は知り合い。

 

「今日も詩人に成るため勉強を受けに着たんだよって...其処に居る子は?」  

 

リンが指差す方向に逆廻十六夜が居る。

 

「逆廻十六夜君だ。私の最高傑作だよリン君。そうだ!丁度良い...十六夜君?君も少し此方に来なさい」

 

呼ばれた十六夜は手に分厚い本を持って来る。

 

「お呼びでしょうかストーリーテラー殿?それと其処の方はリンさんでしたね。俺は逆廻十六夜、宜しく。」

 

多くシフトアップした事により多くの記憶を失った十六夜。

 

「え、えっと...私は彩藤リン。詩人に成るため勉強中の身です。宜しくお願いします。」

 

(聞いてた情報と違う...もっと野蛮な人って聞いてたんだけど)

 

「リン君。十六夜君が持っている本が分かるかい」

 

「それは、魔道本!!彼は魔法使いでは無いはずじゃあ」

 

十六夜は独学により魔道本を熟知する。

最初は初級からそして中級上級編と直ぐに熟知した。

十六夜は一分間に2000の単語を容易く読み取る事が出来る。

人間が読み取る事が出来る1000単語の倍である。

 

「第一試練クリアっと。今日は十六夜君に教えて貰いなさい。私は少し出掛けて来るさ」

 

そう言って立ち去るストーリーテラー。

残されたのは十六夜とリンの二人。

 

「リンさんはどうして詩人に成りたいんだ?」

 

包み隠さずリンは答える。

 

「リンで良いよ。私は詩人に成って...後で話すよ」

 

「そうか、勉強を始めようか...地震か?」

 

そこは大きく揺れた。まるで地震の様に。

 

「十六夜を返して貰いに来たぞ」

 

それは白夜叉が来た為であった。

 

「これはこれは白夜王。早速来たか、それも仲間を連れてか」

 

ため息を吐くストーリーテラーに白夜叉は

 

「ふん。さて、返して貰おうか」 

 

一歩ずつ確実に近づく白夜叉に対して

 

「リン!!」 

 

名前を呼ばれリンは己が持つ恩恵で其処から立ち去る。

 

「残念だな白夜王。フハハハハ」

 

そう言ってストーリーテラーもまたその場から立ち去る。

 

 

リンの持つ恩恵...アキレス・ハイは距離を操る恩恵。

当てる。当てられない。では無く届かない恩恵である。

 

「ふぅ、此処までこれば安心って十六夜君何処!?ヤバい見つかったら怒られる」

 

そうして十六夜を探すリンとは裏腹に  

 

「さて、探検と行くかなって速いですね」

 

目の前にはリンが立ち塞がって居た。

 

「此処に居た!勝手にどっかに行かないでよ」

 

地味に怒り気味なリンに対して

 

「確かに感謝しているけど協力するとは言ってない...」

 

「な、ならゲームをしましょう。私が勝てば来て貰うから。貴方が勝てば好きな所へ行っても文句無いよ」 

 

勝ち誇った顔をしたリン。

 

「了解だ。ならジャンケンで決めようか」

 

「じゃ、ジャンケン!?」

 

流石に驚くリン。十六夜は笑いながら言う

 

「ルールは単純。ジャンケンに勝てば良い...俺はパーを出すよ」

 

この宣言により緊迫感が高まる。

信じるか否かを

 

リンが出す答えは

 

十六夜はグーでリンはチョキ。

結果は十六夜の勝ちであった。

 

「パー出すって行ったのにー」

 

「騙される奴が悪いって。でもゲームクリアおめでとうさん」

 

悔しがり文句を言うリンを勝者と言う十六夜。

 

「へぇ?」

 

「もしも俺の出すのがグーと読んでいたならパーを出すだろう。それでも君がチョキを出したのは信じることを大切にしたからだろう。俺の予想を越えたんだ、だから勝者だよリン。改めて宜しく」

 

そう。リンの決定の決め手は仲間を信じることに合った。

 

「宜しくお願いしますね十六夜様!」

 

こうして十六夜はウロボロスに所属したのであった。

 

    ~以上 極秘ファイル No.4 ~

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