NARUTO-(続編オリジナルストーリー)-   作:♪noname♪

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No.702

五影会談が終わって、木ノ葉の森の中を歩き砂の国へ帰る我愛羅達。

 

我愛羅「森の中は気持ちいいな」

 

上を見上げると木の間から見える空に鳥が2、3羽気持ち良さそうに飛んでいる。周りには木が生い茂り、遠くの方では我愛羅達に気付いた様子のリスが、逃げるように木を勢い良く登っていく。

 

カンクロウ「普段は見られない風景じゃん。砂の国にもこういうような場所を作ってみないか?」

 

 

我愛羅「そうだな、小規模なら里の中に枯らさないように管理できる施設も作れると思うんだ。場所としては…」

 

自里に緑の自然を作る改革案を互いに提示しながら、ゴツゴツした道を気怠そうに歩いていく。

 

我愛羅「…ナルトの火影姿も見慣れてきたな」

 

カンクロウ「多国との連携も取れているようだし、火影としての仕事は全うできてるっぽいじゃん」

 

我愛羅「あいつは人を惹き付ける不思議な力を持っているからな、他の影達もやりやすいだろう」

 

カンクロウ「そういう所に漬け込まれなければいいけどな、岩隠れの土影なんかは相手の弱みを突いたり…」

 

喋っている所に我愛羅が割って入る。

 

我愛羅「やめろ、カンクロウ。それは昔の事だ。あの人の他里に対する意識は、戦争の時に他の影達と死闘を共にして変わっていった。それに今は土影の座を娘の赤ツチに譲り、前線には出ていない」

 

カンクロウの土影に対する意識を正す様に語りかける。

 

カンクロウ「…ああ、悪かったよ」

 

少し間を置いてそう言うと足元の石を蹴り、拗ねた様子を見せる。

 

我愛羅「忍びの歴史から見れば、五影全員が互いに協力し合うなんてことは考えられなかったことだ」

 

カンクロウ「皮肉にも戦争が五影同士を結びつける結果になったな…」

 

我愛羅「そうさせたのはナルトだ。あいつがいなければそんな関係はおろか、今頃この世界は幻術に支配されていただろう」

 

戦争に負けて、マダラやカグヤの手に落ちた世界を自然に想像してしまっていた二人。カンクロウが話を変える。

 

カンクロウ「修行は上手くいっているのか?」

 

我愛羅「ああ、連携も取りやすくなってきた。疲れても眠ることができるからな」

 

カンクロウ「タフなお前でも疲れるのか」

 

我愛羅「今までの術とは質が違う、時間もかかるだろう…」

 

カンクロウ「ゆっくりやっていけばいいじゃん、世界的にも安定してるし」

 

我愛羅「今はな、またいつ危機がやってくるかわからない。俺が暁にさらわれたときもそうだった」

 

カンクロウ「あのときか…」

 

我愛羅「いずれにしても、争いが無いに越したことはないんだ」

 

目をつむり願うように言った。カンクロウも歩きながら頷く。

 

カンクロウ「…ところで我愛羅」

 

間を置いてから、ふと思い出したように口を開く。

 

カンクロウ「…砂に乗って移動しようぜ」

 

我愛羅「たまにはこういうのもいいじゃないか、もう少し森林浴を楽しもう」

 

カンクロウ「…疲れたじゃん」

 

風影である我愛羅は、平穏な日々を願いながら里を守り今尚、力を付け続ける。

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