「大変だなぁ。」
とぼやく美鈴。
「ほらいくわよー!」
一方楽しそうなフランの姿があった。どうしてこうなったか経緯をお話しよう。
それは昨夜の話だった。
「美鈴?いる?」
突然自分の部屋にやってきて少しびっくりした様子の美鈴。そこにはフランがいた。
「はい。いますよ?妹様どうなさったのですか?」
そんなテンプレの返事をしつつ聞く。
「いやね?少しお願いがあるんだ…」
「はい、なんでしょうか?」
「私、紅魔館の外。人間たちが住んでる村を見てみたいんだ…」
「そうですか…でもなんで私に?」
「咲夜とかいつも忙しそうじゃん?」
「まるでいつも私が暇人見たいですね。そんな事言われると。」
「あ、あーごめんごめん!そういうことじゃないんだ。だけどあなたなら特別休暇取れるでしょ?私も手伝うからお願い(>人<;)」
「わかりました。そこまで行きたいなら手伝いますよ!それなら少しお嬢様とお話をしなければいけませんね…」
そう言うとレミリアが居る部屋に行き休暇を取りたい理由を述べた。
無事休暇は認められたが、この3つの条件を守ることを約束させられた。
1.絶対にフランとはぐれないこと
2.フランを無事に帰すこと
3.できるだけ楽しい思いをさせてあげること
そして時系列は今に戻り
「まぁ、妹様が楽しんでるならいっか。」
という美鈴。
そして、フランは団子屋をみて
「美鈴!私コレ食べたい!」
「わかりました。」
買ったのはみたらし団子。普段は肉類を主に食べるせいか甘い団子は新鮮なご様子。
「わぁー!これ甘い!美味しいね!美鈴も一個食べる?」
「いえ、私はいいですよ。妹様が楽しんでいただけたらいいので。」
「美鈴。敬語は百歩譲っていいけど、妹様って呼ばれるのはあんまり好きじゃないんだ…だからこれから私のことはフランって呼んでね!」
「でも…」
「でもとか、なんとか言ってもダメ!」
「わかりました。フラン様。」
「はぁ、まぁいいか…」
少し諦めた様子のフランがいた。
「あ!あそこ何?」
とてもワクワクしている感じで話しかけてくる。
「あー、あれは服屋さんですね。何か気になりますか?」
「あの、赤い帯のついたやつが気になるな♪」
「あれは、浴衣ですよフラン様。着てみます?」
「うん!」
そう言うとお店に入って試着したところとても気に入ったのか絶対に買うと言い張ったので購入した。ちなみにお金はレミリアが全て出すとのこと。日もくれかけたところで美鈴はこう切り出した。
「フラン様。そろそろ遅くなるので帰りましょう?」
「うん!そうだね!」
浴衣姿のフランはとても嬉しそうに人間の村を後にした。
「お姉さま!ただいまー!」
「お嬢様、今戻りました。」
「おかえり♪美鈴ご苦労様。」
「いえいえ、とんでもないですよ。私も楽しかったですし。」
「そう?なら良かったわ。」
その日の夜の紅魔館は笑顔で満ち溢れていた。
いやぁ、なんとかかけて良かったです。まじで書いてるのが楽しかったですわ!またいい感じのやつが思いついたら書こうと思います!それでは次回も楽しんでくださいね!