蛍サイド
暇だ
「ねえ、レイ姉さま?女神の気配1つもないのですが…」
僕は灰月を名乗ってレイ姉さんと一緒にいる、キャラ作りはちゃんとしないとね、女神と戦って変身は見せてない、奇襲もしていない、それで数か月経過した、暇だ
「でもなぜ来ないのでしょう…」
「ちょっと影解除しても来ないのは意外です…しばらく様子見しましょうか…」
「えっと…お、おねがいします」
「わかりました、任せてください」
僕は影をすべて消してその場に座った
「…暇だ…」
「おい、灰月はいるか」
「この声は…マジェ姉さま」
「すぐ近くに女神がいる、倒して来い」
「反応は…?」
「ホワイトハートだ、撃退くらいならできるだろう」
「はは…わかってんじゃん、任せて」
僕は女神化して空に飛んで行った
さて、ブランはいるかな…
「どこだよ!」
まさか周りに誰もいない…侵入された?いや、気配はない…だまされた?
「テンツェリントロンペ!」
「ひゃぁ!」
僕は気配のない一撃をくらった、痛い
「くぅ…何者…気配を消してくるなんて…」
「私はホワイトハートだ!お前に用があってきた!」
「…何の用…」
「お前は蛍なのか」
「別人と言ったら?」
「交渉する」
「本人と言ったら?」
「連れ戻す!」
「…アリス」
僕は本を取り出した
「っ…戦うしかねえのかよ…」
「どうだろう…私にももうわからないね、革命をおこしに来た、奇襲をされたから反撃する、それだけ」
僕はそう言ってブランに殺意を向けた
「見せてあげましょう…ブラックハートに見せなかった、能力のすべてを」
僕はそう言って本を開いた
「アリス…解放…派生…記憶の書」
本のカバーが真っ白なると薄く光る
「な…」
「1の魔術、ツギハギの虐殺人形」
本から文字通り全身つぎはぎだらけだが体のあちこちから刃物が突き出されてる人型人形が現れた
「魔法!?」
「逝け」
一言いうと人形が体を回転させ刃物を飛ばしブランに突っ込んでいく
「ちぃ…テートラシュラーク!」
ブランが人形を叩き落した…そんなこともできるのか…
「こっちも行くぞ!その気ならわたしはお前を止める!」
「…」
「テンツェリントロンペ!」
ブランが攻撃してくる、正直あれは結構痛い
「…はぁ、1の武器、ハックコプラス!」
僕はコプラスの本当の名を言った
「な、斧!?」
「Bアナザー!」
ブランの上で斧をもって縦回転すると下に重力の塊ができてブランの動きを止める
「はあああああああ!!!!」
僕はブランに向けて斧を振り下ろした
「しま…動けな…」
僕がブランを倒そうとした瞬間
「失敗か…ふん!」
僕に火球が飛んできて…直撃した
「がは…!」
「な、なにが…」
ブランも驚いてるようだった
「奇襲に失敗した時点で逃げる約束だろう、ホワイトハート!」
「マジェコンヌ…」
「マジェ姉…なん…で…」
なんでマジェ姉さんが…そいつらといるんだよ…
「お前をキセイジョウの魔の手から連れ出しに来たと言ったら?」
「何を…言ってる…?」
「キセイジョウは黒だ、お前のことなんてどうも思ってないと言っている」
「…ざ………な」
「なに…?」
「ふざけるな!!!何がどうも思ってないだ!僕はお前のことを信じたのに!裏切った!約束を破るのなら!僕はお前を許さない!マジェコンヌ!」
「私は裏切ってない、お前に言っただろう、革命を起こそうと…それがこのエデンを上にあげることが革命と思っているのか?」
「…どういうこと…なんだよ…なんなんだよ…」
僕の感情がわからない、この人は一体何を言ってるんだ?レイ姉さんが…黒?
「お前に1つ教えてやろう、昔ここにはイエローハートという女神がいた、その女神は別次元からきた存在だが…キセイジョウが記憶を操り女神同士で戦わせた、これがどういうことを意味してるか分かるか?」
記憶の操作…どういうこと…
「…記憶はあいまいになり、障害が出る」
「そうだ、吹き飛ばされた割には冷静だな…だがイエローハートはその後記憶を取り戻し、女神たちと共闘してキセイジョウを倒した」
「…僕も記憶をいじくられると…?」
「そう言っている、倒すじゃなく、殺すに改変されるだろう」
「…なんで…そんなこと言いきれる…」
「私達はもともと7賢人として動いていたからな、その中でもリーダー的存在になってたのはキセイジョウだ、そしてその中で一番黒いにもあいつだ」
「……改心したりしてる可能性は」
「悪いが0だ、あいつはいつ見ても信用ならん」
「…はぁ」
僕は変身を解除して元に戻った
「蛍…」
「…久しぶり、ブラン」
「なんで…普通に行動できないんだよ…お前は…」
「…ごめん」
「で…だ、ここに連れてきた私が言うのもなんだが…ここを出ないか?」
「「…はい?」」
マジェ姉さん…それここでいう?
「いや…本当にあれなんだが…可愛い娘を見てる感覚がしてな、吹き飛ばしてからいうのもあれだが…本当にすまない」
「…マジェコンヌが謝罪してるの初めて見たぞ…」
「ブラン…今更だけど変身解いてもたっていいかな、口調的に違和感すごい」
「あぁ、悪い」
ブランが元に戻った
「はぁ…にしても蛍…貴女はなんでこうも自暴自棄になりやすいのよ…といっても…過去話は言わなくても大丈夫よ」
「え…なんで?」
「来夏から聞いたわ…過去に何があったのか、全部ね」
「うっわぁ…まじかよ…」
来夏…後でオシオキだなこりゃ
「…蛍は男みたいな話し方をするのだな」
「あぁ、マジェ姉にはこの口調でしゃべったことなかったっけ、僕の素がこの話し方だしね、仕方ないよ」
「ところで、灰月とは呼ばないほうがいいか?」
「…好きに呼んでいいよ、灰月は…本当の彼女は別世界だから」
「実在する名前だったのか」
「…義理の妹だよ、その子は」
「な…家族がいたの…?」
「おいおい、僕はこれでも元は人間だよ、生まれたときには両親もいたさ、顔は見たことないけど」
「…捨て子か」
「マジェ姉大正解、僕は捨て子だ、それでも拾ってくれた家族には感謝している」
「傭兵を始めたのは…その家族の仕事柄かしら」
「ブランも正解、そして灰月も傭兵だよ、一応」
「一応だと…?」
「まぁ…深くは聞かないでよ、今度話してあげるから」
僕は話を切った
「…わかったわ」
「無理に聞いてしまったな」
「気にしないって、でさ…そろそろ動かないとやばいんじゃない?」
気配が少し増えた気がする、魔物でも入ってきたかな
「そうだな…しかしどうする、エデンをこのままにするのは…」
「あぁ、それなら…」
僕はスカートの裾からリモコンを出した
「それは…?」
「エデンぶち壊すスイッチ」
「「……は?」」
あはは、困惑してる
「ひっそり仕掛けてたんだよね、これ押せば機能部は壊滅するし修復不可能レベルまで消せると思う」
「…爆弾か?」
「ん~似てるけど惜しい、まぁとんでから教えるよ」
僕はなぜかマジェ姉にお姫様抱っこされた
「ほぇ!?」
「ふふ…娘みたいなかわいさがあるからな、ルウィーまで送って行こう」
「いや、とべ「送って行こう」…はい」
だめだ、このままじゃ収取つかない
「ブランも行こう?」
「え、えぇ」
ブランがなぜか悔しそうな顔してたけど…マジェ姉にお姫様抱っこされたかったのかな?…あと…恥ずかしいんだけど…
「蛍、顔が赤いぞ?」
「う、うるさい…」
「…照れてるのか…かわいいな…」
ブラン、聞こえてるぞ
僕は飛んだ瞬間に髪の色が金髪になった
「な、蛍何をするきだ!?」
「まぁ待ってって…機能部を壊すって言ったでしょ」
「ここかなり離れてるが…見えるのか?」
えぇ、みえますとも、この距離でも見えますとも、機能部は地下にあったし、貫通させればいいだけだもの、というか飛ぶ速度早すぎませんかね?
「まぁみてて…さってら~いと~」
「「は?」」
僕がそういうとエデンのど真ん中に…上空からレーザー砲のような砲撃が落ちた
「「('Д')」」
「よし、帰ろっか」
ブランたちが口を開けてポカーンって顔してる、面白いな…そういえば…ルウィーのアオは元気にしてるかな
「なんか…ホワイトハート…苦労させてすまない」
「…お互いさまだ」
えぇぇぇぇ…なぜに2人とも仲直り状態?一応敵だよね?
僕は困惑しながら帰った
蛍サイドend
一方サテラされたエデンでは
「な、何ですかこれええええええええええ!!!!!」
一人悲鳴をあげるキセイジョウの姿があったとかなかったとか
決別?レイさんとだよ!('ω')ノ
ということではい、短めですが今回はここまでです、珍しく蛍視点のみのお話でした。
次回ですが…日常会にしようかなと思っております、まぁ蛍の髪の毛に変化があるかも?
それではまた次回お会いしましょう、さようなら~