仗助が迷うちょっと前の話
慧音宅にて
「なぁ承太郎?」
「何だ?」
「承太郎には友達がいたのか?」
「・・・ああ、旅の仲間や知り合った仲間、皆どこに行っちまったんだろうか」
慧音の質問に対してきっちりとした答えで返す。
「すまない、何か悪かったな」
「いや謝る必要はない、少し昔の事を思いだしてしまってな」
「ところで承太郎の『スタンド』というやつは凄いのか?」
「・・・・・・凄いとかはわからねえがアンタも持ってるんだろ?」
「ん~承太郎みたく背後霊みたいなのは持っていないな」
背後霊? 見えてはいるが『スタンド』という存在は知らないのだろう・・・
「しかし『スタンド』いう能力は凄いんだな」
「『能力』? 何を言ってるんだ?」
「え!? 違うのか?」
「い、いやそうじゃなくてだな・・・ 『スタンド』はコイツらの総称でアンタの言っている『能力』とは少し違う」
「ん~似たようなものでは無いのか?」
「似てるようで似てないんだ、野球とソフトボールのような違いだがな・・・」
しかし『スタンド』の説明するのがこんなにめんどくさいものだとはな・・・やれやれだぜ。
「・・・『スタンド』総称でこいつの名は『
「『スター・プラチナ』・・・ なんかかっこいいな!」
「・・・・・・」
カッコイイなんて言われたのは初めてだな。
「しかし『時を止める』か紅魔館のメイドとは似てるようで違うな」
「メイド・・・ そいつは一体?」
「咲夜と言うんだが能力が『時を操る程度の能力』なんだ」
時を『操る』だと!?・・・ そんな奴がこの幻想郷に居るのか、あまり戦いたくはない奴の部類に入るな・・・
「まあ君もいつか『会う』のではないか?」
「『会う』?」
「『会う』ということは何らかの『繋がり』があるんだ、まあそれが『危』をもたらすものなのかは解らないけどな」
『危』? 戦うという事があるのだろうか?
「まあいいさ、ところで今回は私の知り合いが来るのでな」
「ほう」
ガララッ
「おっ、噂をすれば・・・」
「こんにちは慧音、そちらのお客さんは?」
「よく来たな妹紅、こいつは空条承太郎だ。承太郎、こいつが私の親友で藤原妹紅だ」
「よろしくな承太郎」
「・・・ああ」
承太郎は軽く会釈する。
「ところでいきなりで悪いんだがこいつと戦いたい、いいかな慧音?」
「いきなり何を言い出すんだ、いいわけないだろ!」
慧音は必死に止めに入る。
「・・・良いだろう、ただ条件がある」
「承太郎!?」
「三本勝負だ、先に二本とった方の勝ちでいいか? 俺もあまり女を傷つけたくないからな」
「GOOD! 乗ったよ承太郎♪」
こいつは分かりましたじゃすまないタイプだろう・・・
「フン・・・」
~◆~◆~◆~
人里から離れた丘にて・・・
「ここならだれも邪魔は無いだろうね」
「ああ」
「本気か承太郎!? いくら『スタンド』持っているからって妹紅に勝つのは難しすぎる」
「心配するな、極力重症にはしない」
「承太郎!」
「ん? どうした」
「アンタは『蓬莱人』かい?」
「? いや、日本人だが・・・」
「じゃあ死ぬ気じゃ武が有りすぎるか・・・」
何を言っているんだ?
「行くぞ!」
「!」
掛け声とともに踏み込み突きを決めてくる。
ドガッ!!
「!?」
「・・・・・・『スター・プラチナ』」
「オラァッ!」
ズドン!
「なッ!?」
スタープラチナの左拳がボディ入る。
「これで1-0だな」
「・・・・・・・・・・・・」
妹紅はゆっくりと立ち上がる。
「痛ぇのは少し我慢しな」
「・・・・・・これ・・・『スタンド』ってのか・・・」
「?」
「なら少し本気になるよォオオオオオッ!」
「炎!?」
「私も最近出来るようになってね・・・『スタンド』ってのが!」
炎をまとっている頭が鳥のようなスタンド・・・
「これはまさか・・・・・・『
馬鹿なエジプトでアブドゥルは死んだはず・・・なのに何故『スタンド』だけ此処にいる!
「へぇ・・・これ『マジシャンズレッド』って言うんだ面白い名前だね」
「テメェには聞かなくちゃいけないことが山ほどある・・・」
「
NEXT STAGE…
作者の黒岑です、今回は承太郎編です、今回の世界では死んだ人間の『能力』引き継いでいるというのがコンセプトです、アヴドゥルはヴァニラアイス戦で粉みじんになっていますので・・・
現在の承太郎編
藤原妹紅(ふじわらのもこう)スタンド名・マジシャンズレッド
空条承太郎(くうじょうじょうたろう)スタンド名・スター・プラチナ
上白沢慧音(かみしらさわけいね)スタンド名・???(現在は無し)
ちょっとした説明です。