雪ノ下と比企谷を結婚させたい理由についてです!どうぞ
高級ホテルの屋上
「やっぱりそれもあなたの仕業ですか…」
と俺は答えた。少し手が震えていた。寒いからなのか。違うこれは怒りなのか?
「お?何やら怒ってるね?どうしたのかな?」ニコニコ
といつもの笑顔で話してきた。
「雪ノ下さんが由比ヶ浜を別のクラスに仕組んで、いじめられる様に仕向けたんですか??」
「それは半分正解で半分不正解かな!」ニコニコ
「どういうことですか?」
「確かにクラスを別にしたのは私だよ!内の家族のコネさえあれば余裕だからね!あと、イジメについては…あれはイジメられる側じゃなくてイジメる側についてもらう為だったの」
「ん??意味が分かりません。何故そんな事を?」
「簡単に言えばガハマちゃんを奉仕部から排除して雪乃ちゃんと比企谷くんを2人っきりにするつもりだったの。」
余計意味が分からない…何故イジメる側に?
「ガハマちゃんのクラスの4人の女の子達はよくイジメる話を聞いてたからね。そこに彼女を入れてイジメをさせる為だよ。そうすればイジメられる生徒がいずれ奉仕部に相談に来れば嫌でもガハマちゃんと奉仕部2人が敵対するからね〜」ニコニコ
「けど…予想とは違ってた…ってことですか?」
「そうだよ!まさか最初の相談者がガハマちゃんだとは思いもしなかった。あの子、周りに合わせてイジメる側につくと踏んでたんだけどね。雪乃ちゃんが信頼してる理由が分かるよ。だからこの作戦は失敗だね。」ニコニコ
ゾッとした。雪ノ下さんがそんな事を考えてたなんて…
「もうそういう事は止めてくれませんかね?」ギリっ
「もう〜目つきが恐いぞ!大丈夫!もうしないから。それに少し後悔してる…」
雪ノ下さんが悲しい顔をしていた。初めて見る顔だ。
「軽い気持ちでしたけど、ガハマちゃんがあんなに変わるとは思いもしなかったから…本当に酷いことしたね。だから今度はガハマちゃんを守る事にした。雪乃ちゃんと同じくらいにね。」
と普段の強化外骨格の笑顔とは違う優しい微笑みをしていた。思わずかわいいと思ってしまった。
「比企谷くん…それは少し恥ずかしいかな//」
心を読まれた。不覚。無心だ無心。
「じゃあ、由比ヶ浜の事についてはもう大丈夫です。雪ノ下さんも反省してるっぽいので何も言いません。」
「ふふ。やっぱり比企谷くんは優しいね!」ニコニコ
「そんな事ないですよ。それで作戦は失敗したのでもう終わりって事でいいんですよね?」
「何をいい感じに終わらせようとしてるのかな?」ニコ
「え??いや、だって…」
「まだ雪乃ちゃんの問題が残ってるでしょ!比企谷くんも気づいたって言ってたじゃない。」
「あーそうっすねー。だからって俺と雪ノ下を結婚させるのが何の解決策になるんですか?」
「少なくとも隼人といるよりかは、イキイキすると思うの!それに…」
と雪ノ下さんが真剣な顔で俺を目を見て言った。
【雪乃ちゃんは自分を持っていない】
俺は一瞬…頭の中に記憶がよぎった。
【本物がほしい】
「今回の結婚は政略結婚なの。両親が勝手に決めてね。雪乃ちゃんは自分を持ってる様で持ってないの…だから自分の道を自分で決められず、親の言うとおりに生きてきた結果が今の現状。」
俺は黙って聞いていた。
「だけど…今の雪乃ちゃんは見てられない。ただの人形。私じゃどうにも出来ない…」
すると雪ノ下さんが泣いていた。
「私じゃ雪乃ちゃんを救ってあげられない…」ポロポロ
すると泣きながら俺の目を見て…
「お願い…雪乃ちゃんを救ってあげて。」
と言って頭を下げてきた。
俺も大概シスコンだが、雪ノ下さんも大概シスコンだな。
「分かりました。何とかします。」
陽乃の真実
この先はどうなるかですね!