妖精とまたまた再び
俺は夕日に向かいそのまま家に帰ってベッドで寝た。
すると光に包まれていき久しぶりの景色が見えてきた。
ガヤガヤ…
結婚式場で俺はまた戻っていた。ぼーっとしていると司会進行役がプログラムを進めていた。
「えー、只今新婦はお色直しに行かれております。しばらくの間御歓談ください。」
何だ…まだ半分もいってないのか…ダルい…
するとうんざりそうに顔を上げていると隣から声をかけられた。
「ちょっと!ヒッキー!!顔が死んでるよ!!特に目が!結婚式でその顔は失礼だよ!」
「おいッ。今の言葉文章に起こしてみろ。どっちが失礼かすぐにわかるぞ。」
とうなだれたまま答えた。
「まったくヒッキーももう少し大人になってよね〜」
「うるせーよ…てか未だにヒッキーって呼び方が幼稚な………え?」
あれ?ヒッキー?何だか久しぶりに聞いた言葉だった。
不思議な感覚に包まれ隣を見ると、髪を染めた昔の由比ヶ浜に戻っていた。
「どうしたの?」
由比ヶ浜が顔を覗かせて聞いてきた。
「あれ?お前今までヒッキーって…髪の色も…さっき染めたのか!?」
俺はいきなりの突然変異に驚いていた。
由比ヶ浜は「はぁ?」と何言ってるのこいつ?という顔で見ていた。
「何言ってるの?高校からずっとこうじゃん。」
「イヤイヤ!え?……でも初めて会った時は染めてなかったよな?」
すると由比ヶ浜は少し頬を染めながら語り出した。
「え?あの時の事…まだ覚えてくれてるの?」
と上目遣いをしながら話してきた。
「え?…まぁ、うん」
いやまぁさっきまで学生だったし…そうかもう今では10年前の話か。何か時間の感覚が狂うな。
「あの時の事は一生忘れないよ。ヒッキーが私を救ってくれた。感謝しきれないくらいに、私の人生を変えてくれた。」
えー…恥ずい……ん?でも髪を染めたきっかけって?
「あれ?お前何で髪染めたんだっけ?」
え!!と言い少し怒りながら由比ヶ浜が言ってきた。
「そこ覚えてないの!?信じらんない!!」
「お、おう…ワリィ」
「昔ヒッキーに『またイジメられたらどうしよう』って相談したらアドバイスくれたじゃん!」
「そうだっけ?俺何て言ったの?」
由比ヶ浜は呆れながらも昔俺が言ったであろう言葉を伝えてきた。
「あの時は、『何だ…そんな事か…まぁお前は髪でも染めて俺と話す時みたいに明るくウザいくらいに振る舞っとけばいいんじゃね?変に陰キャラになるよりそっちが似合いそうだし…』って言ってくれたじゃん!!」と俺のモノマネをしながら昔の事を教えてくれた。
えーーー!?そんな事言ってるのおれ?めっちゃ恥ずかしいエピソード何ですけど!!てか由比ヶ浜も何でそんなに長いセリフ覚えてるんだよ。忘れろよ!恥ずか死ぬ
しかしそうか。
ちょっとした事で未来に影響がこんなにも変わるもんなのか。そしたら雪ノ下にも変化が起きるかもしれない。結構慎重にいかないとな…しかしあの雪ノ下さんが何回もタイムスリップしてこの問題を解決出来ないなんて……少し引っ掛かるなぁ…
と思っていたら会場が静かになっていた。何か始まるのかと思いきや…
「やぁ比企谷くん!久しぶ…グハァ!!」
俺は自称妖精に殴りかかった。会場は停止状態となり、目の前に自称妖精が現れた。いろいろ恨みを晴らすため殴り続けようとしたら自称妖精が何か叫んでいた。
「酷いじゃないか!比企谷くん!いきなり殴るなんて!!」
「うるせーよ。今まで散々変なポーズさせたり変な事に巻き込みやがって。今までの恨みが今爆発したんだよ。」
「待って待って!!ここはロジカルシンキングに論理的に解決してアンサーを出していこうじゃないか!!」
「いやそれ火に油を注いでるだけだから!!」
とツッコミを入れたまま殴りかかろうとしたら女性の声が聞こえてきた。
「はーい!ストップ!じゃれあいはそこまで!!」
声の方を振り向くとそこには雪ノ下さんが立っていた。
祝!!10月に俺ガイル13巻出るっぽいですね!嬉しい 久々の投稿です。よろしくです〜