由比ヶ浜のイジメられる原因と対処する話です。どうぞ
彼女は少し涙目になりながら言葉を発した。
「私、イジメられてるんです」
「そう。ならそのイジメグループを根絶やしにするという事でいいのかしら?」
「えぇ!? え、えっと、その…そこまでしなくてもいいですけどイジメが止まればいいというか…」
困惑しながら由比ヶ浜が話す。まぁ、そりゃあそうだな。いきなり根絶やしするなんて聞いたら誰だって驚くわな。しかし由比ヶ浜がイジメに遭うなんて、少し俺も驚いている。とりあえず経緯を聞いておくか。
「何でイジメに遭ってるんだ?何か原因があるのか聞いてもいいか?」
「そうね、私も少し気になってたわ。由比ヶ浜さん、話してもらえるかしら?」
「う、うん…」
由比ヶ浜は伏せ目がちになっていた。
「由比ヶ浜、あんまり無理して話さなくてもいいぞ?話さなくても俺達は依頼を受けるから気にすんな。」
「そ、そうね。ゴメンなさい。無理に話さなくても構わないわ」
すると由比ヶ浜がすっと顔を上げて
「う、ううん。話させてください。」ウル
「ああ、わかった」「えぇ、お願いするわ」
「私、高校一年生までは普通に友達とかいたんですけど、私達のグループにはイジメがあって何かと理由をつければいろいろな子が目標にされて、今度は私がその目標になって、そ、それで」グス
由比ヶ浜は涙を流していた。だが俺達は最後まで聞こうと黙っていた。
「それで、また他の子が同じ目にあうなら…私がずっとイジメられればいいかなと思って…無心でいれば平気だと思っていました。でも想像以上に辛くてもう嫌になって…」グス うぅ
「由比ヶ浜さん、そこまででいいわ」
と雪ノ下が話を止めた。まぁもう十分だ。
「あなたのそのやり方キライだわ」
…ってオーーイ!何!?そこでダメージを与えてるの?あんまりにもかわいそうだわ。何?ドsなの?すると雪ノ下は続ける
「そうやって自己犠牲をすれば結局悩みは解決しないわ。あなたが不登校になればまたイジメは始まるのよ?それくらいはわからなかったのかしら?」
「オイ雪ノ下。少しは手加減してやれ。あまりにも心が痛いわ。俺が」
「ううん。雪ノ下さん言う通りだよ…やっぱりこんな依頼なんて出来ないよね…ごめ[待ちなさい]?」
「誰が依頼を放棄するといったかしら。あなたのやり方を注意しただけで依頼を受けないとは言ってないわ。」
「まぁ、俺はそのやり方キライじゃねーな。」
「え、、?」
「比企谷くん、あなたの性癖には興味はないの。少し吐き気がしそうだわ。」
「いやいやどんだけだよ…。別にそんな性癖ねぇーから。俺は別にイジメの対象になっても最初からボッチだからダメージはそんなに受けん。だけど由比ヶ浜はリア充満喫ウハウハから一気にどん底ボッチ+イジメはお前にとって初めての経験で耐性がないと思う。」
(どん底ボッチって)
「だから、お前にはそれは合わない。もう泣いてる時点で終わりだ。だからもう2度と自己犠牲なんてするな。わかったか?」
「うん、ありがとう。でもじゃ、じゃあどうすればいいのか、わからない。答えが見つからない…」
「いいえ。あなたはもう答えを出してるわ」
「え?」
「この奉仕部に来たことがあなたの答えよ。もう充分な答えよ」
「えぇっと…つ、つまりどういう」
「まぁその何だ、由比ヶ浜の正しいやり方は他人に相談して悩みを解決してもらうってのが答えだ。簡単に言えばな?誰にでも出来ることと出来ないことがある。だからもうお前は答えを出してる。」
「比企谷くん、勝手に私の言葉を解釈するのはやめなさい。とても不愉快だわ」
「え!?じゃあやっぱり私は雪ノ下さんに迷惑を…」グスっ
「え?い、いえ、そその、あんまり間違ってないわ。彼の言ってることは癪だけれどもほぼ合っているわ」
「ったく素直じゃねーな。よし雪ノ下、早速作戦を張ろうじゃねーか。でどうする?」
と言っても雪ノ下はやり方は完全にイジメグループを塵にするに決まっている。けど由比ヶ浜はあまりそれを望まない。さてどうしたもんか。
「どうするも何も、その頭の悪い子達を完全に塵にしてあげるのよ?話を聞いてなかったのかしら?」
俺の考えほぼ合ってたよ。何だよ塵って怖いわ。
「由比ヶ浜?あんまり揉め事を起こさずに沈静化すればいいんだよな?」
「え?うん、そうだね。」
「じゃあ俺の案に乗ってみないか?」
「待ちなさい。あなたの案は信憑性にかけるわ。それに何だか裏がありそうで恐いもの。」
チッ点数を稼ごうと思ったのに。だが由比ヶ浜の性格で言えばたぶん…
「比企谷くん、そ、その頼んでもいいかな?」
よしキタ!!
すると雪ノ下がムクっと顔をして
「ちょ、ちょっと待ちなさい!何故彼の案に乗るのかしら?彼が調子に乗るのは明白よ。犯罪まがいなことをあなたに要求するかもしれないわよ?」
「いやいや酷すぎじゃね?何でここまで貶められてるの??泣くよ、俺泣いちゃうよ」
「ううん。比企谷くんはそんな事はしないよ。私の家族を命懸けで助けてくれた良い人だよ。あ、あとそれと、すすすごく優しくて…カッコいいと思うな」ウルウル 上目遣い
チーーン はぁ!!アブねぇ気を失いかけた。何だ今の破壊力?!由比ヶ浜の中に戸塚が入ってるんじゃねーのか?やべーよ。ユイユイルートに入って告白して振られるまであるぞ!振られちゃうのかよ。
「あ、まぁとにかく由比ヶ浜は何もしなくていい。もう来週までには大人しくするようにするから心配すんな?とりあえず雪ノ下も俺の案に乗っとけ。俺の案が失敗したら次はお前の案でいくからそれでいいか?」
「うん!わかったよ」
「えぇとても不愉快だけれどもそれでいいわよ」
「よし!それじゃあ解散しますか。あと俺が鍵を返してくるわ。平塚先生に用事を思い出した。だから先に帰ってていいぞ。」
「ええ。ならお願いするわ。ではさようなら。」ガララ
「あ、そ、その比企谷くん今日はありがとう。少し気が楽になったよ。」
「おう、気にすんな。じゃあな」
「うん!バイバイ」ガララ
よし、作戦開始だな。とりあえず職員室に…ガララ
平塚先生は…あ!いたいた。
「あの、平塚先…」机の上を見た 見てしまった。
ゼクシィ、恋占い、合コン必須スキル本、
どんだけ必死なんだよ。誰か貰ってやれよもう。
「おー!比企谷!どうした?」
「あ、えーと鍵を返しに、あと相談があります。」
「ふむ、では場所を移動しようか。少し待ちたまえ。」
生徒指導室
「んで、相談とは?」
「はい、実は由比ヶ浜のことについてです。あいつイジメられてるんです。」
撲滅運動っぽいことを言いましたが少し話が逸れるかもです。
それではまた次回に!