【完結】艦隊これくしょん 提督を探しに来た姉の話   作:しゅーがく

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第38話  『紅葉狩り』⑦

 

 その時はすぐには訪れませんでした。

夕立さん、叢雲さん、金剛さん、鈴谷さんの艤装による三方向からの包囲から膠着状態が1時間程続いたんです。

固唾を呑んで見守り、銃を握り直す音や服の擦れる音が敏感に感じ取れるくらいの緊張感が辺りを覆っています。私もその場に居はしますが、位置が位置です。あちらに私の居場所を悟られている可能性はあまりないように思えます。

彼ら全員が見ている先には、艤装の陰から状況を確認している『柴壁』がいます。そこに私は居ません。誰一人としてこちらを見上げてなど居ないんです。

 ずっと血圧が上がったままで、動悸が収まりません。そんな状態のまま1時間が経っていたんです。

その刹那、カタカタという音が小さいですが聞こえてきました。音の元を探してみると、どうやら入ってきていた第46機械化歩兵師団の歩兵が手を震わせていた音みたいです。小銃が揺れ、鉄の部分がぶつかりあっているんです。

 注視をしていると、その歩兵はゆっくりと小銃を構え、夕立さんの艤装の陰。『柴壁』の『猟犬』が隠れているところに銃口を指向しました。

そしてその瞬間、耳を劈く炸裂音が辺り一帯に響き渡ります。このタイミングを私は逃しませんでした。携帯電話の録画機能をオンにして、レンズをその方向に向けます。

 

「私は撃っていいとは言ってないぞ!」

 

 そんな怒号がかすかに聞こえてきましたが、既に時遅しです。誰ひとりとしてその言葉に耳を傾ける者等居ませんでした。

侵入できた第46機械化歩兵師団の歩兵や機関銃手は鉛弾をばら撒き始めています。そんな状況であるにも関わらず、『猟犬』は手出しをしません。陰に隠れたまま、時より様子を確認する以外はしません。

 数分、数十分が経ったくらいでしょうか。夕立さんの艤装の裏で動きがありました。多分、反撃に出るんでしょう。このまま撃たれっぱなしにも行きませんし、何より攻撃を受けています。

『柴壁』、『猟犬』の人たちが心の中で何を想っているのかは分かりません。私は内心、『同じ日本人を撃って苦しいのでは?』と考えています。ですけどそれは私の想像に過ぎません。彼らがどうしてここに居るのか、どうして銃を握っているのかを考えたら、私の考えなんて一瞬で吹き飛びます。

紅くんのためです。大なり小なり艦娘や『柴壁』の話は聞いていますが、やはりいくら聞いても聞いても出てくるのは紅くんです。

彼らが紅くんにどんな感情を持っているかなんて分かりません。ですけど、これだけの人数にここまで思わせてしまうなんて、紅くんはこの世界で一体何をしてきたんでしょうか。

 

『赤城です』

 

 突然、イヤホンから赤城さんの声が聞こえてきました。

 

「はい」

 

『あちらの攻撃開始から20と6分が経ちました。私たちもそろそろ反撃に移ります』

 

「分かりました」

 

 それだけでした。

その無線の後、艤装裏に隠れていた『猟犬』たちが一斉に攻撃を開始します。私の身体の正面からしか聞こえてこなかった銃声が、背中の方からも聞こえてきます。

銃声が私の背中に突き刺さり、少しばかり身体を震わせました。私に向けられている訳でないことは分かっています。それでも、背後からする銃声に身体が反応してしまうのは仕方のないことです。

 私の左手にあるスマホは動画を撮影しています。指示でやっていることですが、画面越しに見える戦場の様子は凄惨そのものでした。

レンガが敷き詰められていた正門前の道は、またたくまに見ているだけでえづいてしまうような惨状と化しました。

 

『『猟犬』が距離を詰めます。ましろさんは撮影ポジションを変えて下さい』

 

 赤城さんからの指示です。

あくまで私の仕事は撮影。正門前で起きている惨状をカメラに収めることです。

 反論はありません。指示に従って私は移動しました。艦橋内が一番適しているでしょう。夕立さんに許可を貰ってそのまま正門前にレンズを向けました。

 『猟犬』の仕事は確実です。こちらが発砲した弾は全て、門の外に飛ばないように撃っています。

また1人、また1人と倒れていく第46機械化歩兵師団の兵士たちは遂に正門のこちら側から外に追い出すことに成功しました。

 

『そのまま正門を閉めさせます。ましろさんは江島さんから借りたカメラを断りを入れてから持ってきて下さい』

 

「分かりました」

 

 このビデオが何に使われるかは、戦闘が始まる前に聴きました。聞き直す必要はありません。

私は2つ返事をし、夕立さんにお礼を言いました。

 

「ありがとうございました」

 

「いいわ」

 

 艤装の被害状況を妖精さんから聴きながら、私の言葉にも耳を傾けてくれます。

 

「では、赤城さんからの指示がありましたのでこれにて」

 

「えぇ。じゃあ、またあとで」

 

 それだけを言い交わし、私は夕立さんの艤装を降りて江島さんのところへ向かいます。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 正門の両脇、塀に持たれかかる体勢で小銃を離さない江島さんに声を掛けました。

スマホの件です。

 

「江島さん」

 

「ましろさんですか。……携帯ですよね? 持っていって構いませんよ。データの転送ですよね?」

 

「はい。ありがとうございます」

 

「えぇ」

 

 私と話してはいましたが、終始目線は正門に向いていました。

至極当然のことでしょう。いつまた正門から入ってくるか分かりませんからね。

 

「落ち着いたら返しに来ます」

 

 そう言い残して、私は地下司令部に向かいました。

 今思い出しましたが、腰には拳銃が刺さったままです。金剛さんと出てきたときに持っていたものですが、今まで忘れていました。

 

ーーーーー

 

ーーー

 

 

 地下司令部に着いた私は、そのままスマホで撮影していたビデオデータを転送。メモリーカードに保存をしました。

 その後も『猟犬』と第46機械化歩兵師団との睨み合いは続きます。途中、別の『猟犬』2個中隊と交代もしましたが、状況は膠着しました。

 

「正門前の状況はどうですか?」

 

「依然変化なしです。あちらさんも動きませんよ」

 

 あの銃撃戦から3日程経ちました。あれ以来、銃撃戦は1度足りとも起きていません。『猟犬』が睨みを利かせ、動きを封じ込めていると現状を考えた方がいいのかもしれません。

 この部屋に入って4日程経ちましたが、地下司令部というものがどういうものなのか思い知らされました。

地上に出なくても生活出来るんです。消耗品はどうしても消耗してしまいますが、寝るところも水場もちゃんとあります。

私たちはここで交代で過ごしています。『灰犬』からの情報を待っているんです。

 

「……ましろさん」

 

 横で座っている赤城さんが突然話しかけてきました。

 

「はい」

 

「時間がどうしてももったいなくて、付き合っていただけませんか?」

 

 そう考えるのも無理はないです。4日もずっと定時報告待ちをし続けるだけです。私も同じことを考えていたところでした。

 

「いいですよ」

 

「じゃあ……何かお話しましょう」

 

「お話、ですか?」

 

「えぇ」

 

 そう言った赤城さんは柔らかい笑顔を私に向けました。

どうやら、公私を分けたみたいです。状況が状況ですから、そのようなことは良いとは思いませんが、このままだとどうにかなってしまいそうです。

 

「ましろさんがこの世界に来てこのかた、私と話す時は大体真面目な話ばかりでしたよね。何か、砕けた話でもしましょうよ」

 

「……そういえばそうですよね。ずっと紅くん紅くんでしたし」

 

「えぇ。といっても、私が話したいのは紅提督のことですけどね」

 

 そう赤城さんが言った刹那、一緒に座っていた金剛さんがピクリと反応しました。金剛さんも話が気になるのでしょうか。

 

「ズバリ! ましろさん!」

 

 急に赤城さんは言います。いつもと違うテンションに少し動揺してしまいましたが、どうにか調子を合わせます。

 

「どんと来い! です!」

 

「こちらに来る前の紅提督はどんなお方でしたか?」

 

 金剛さんの顔が完全にこちらを向きました。金剛さんは絶対、こちらの話が気になっているに違いありません。

ですので、私は話す前に声を掛けました。

 

「金剛さんもこっち寄ってきて下さいよ。聞きたいんですよね?」

 

 この時の私はにやけていたに違いありません。どうしてそんな表情が出てきたかは分かりませんが、そうなっているのだと思いました。

 

「え、良いんデスカ?」

 

 金剛さんは聞いてきます。というか、この距離なら聞きたくなくても聞こえてしまうでしょうからね。どのみち、聞くことに変わりはありません。

 

「いいですよ。それに、話し相手は多い方が楽しいです」

 

 そう言って私は話し始めました。私からみた紅くんを、私の脳裏に存在する一番新しい紅くんを。

 

「と言ってみたはいいものの、何が聞きたいですか?」

 

 私は2人に聞きました。どの話が聞きたいか。

 不謹慎ではありますが、少し心が跳ねています。なんと言えばいいんでしょう。やはり、女性というものはこういうことが好きなんですよね。

それに真剣ではありますが、赤城さんが少し一生懸命なのが面白いです。きっと、あの時のことでしょうね。

私が奪還作戦をする云々と言っていた頃、赤城さんが言った言葉です。

『では、私にその”紅葉”を一枚』

紅くん奪還作戦の隠語である『紅葉狩り』に掛けたんでしょう。とっさに出てきたものかもしれませんが、その時の私は”そういう意味”だと捉えていました。もちろん、今もそうですけどね。

 赤城さんは絶対、紅くんのことを想っているに違いない。そう思ってしまったんです。どういう付き合い方をしていたかなんて分かりません。ですけど、紅くんならよっぽどのことをしない限り、その辺の男性よりかは落ち着いていると思います。家族という色眼鏡がかかっていますが、なしでもそういう風に見えているかもしれませんね。

 

「紅提督からは学校のことなど、少々伺っています。ですので、家ではどうだったか、とかはどうでしょう?」

 

 赤城さんは少し火照りながら訊いてきます。

 一方で金剛さんは不機嫌そうな表情をしていました。両極端です。もしかして、金剛さんもそっちなのでしょうか。

まぁ、金剛さんがそういうのはよくあることですし、普通なのでしょうね。少々、目の前にいる金剛さんは異常な気もしますけど。

 

「……いいですよ。思い出したものからでも構いませんか?」

 

「えぇ」

 

 私は色々を思い出します。その中には紅くんにとって不名誉なこともありますから、そういったものは無しで行こうと思います。

異世界ではありますが、赤城さんたちは紅くんの部下ですからね。多分、紅くんはそう想っているはずです。

 

「紅くんって実は家事が……」

 

 そう言いかけたら、赤城さんと金剛さんに遮られます。

 

「「知ってます(るデース)」」

 

「え?」

 

 仕方なく作ることがあったんでしょうね。それでバレたんでしょう。

他の話に変えます。

 

「じゃあ、紅くんがミリオタだってことは?」

 

「ミリオタ?」

 

 どうやら知らないみたいですけど、ミリオタという単語自体も知らないみたいですね。赤城さんと金剛さんが頭を傾げています。

 

「銃とか戦闘機とかが好きな人のことです。紅くんもそういうのが好きだったみたいで……。流石、男の子ですよね」

 

 そういうと、またもや金剛さんが不機嫌になりました。何か不味いことでも言ったんでしょうか。

ですけど、そうなってしまった理由がすぐに分かります。

 

「確かに! 紅提督は艦載機のことをよく知っておられました!」

 

 なるほど、そういう訳ですね。赤城さんは話が出来て、金剛さんには艦載機がないからそういう話が出来なかったということみたいです。

ですけど、変な話ですね。赤城さんは女性です。それが何故、紅くんと話が合ったんでしょうか。

女性でミリオタっていう人は聞いたことありませんが、そういう類の人なんでしょうか。

 

「……紅提督って艦載機好きだったんじゃないデスカ?」

 

 金剛さんがボソリと言いました。

どうやら、鎮守府では艦載機の話しか出来なかったみたいですね。どれも好きだったと私は記憶しているんですが。

 

「紅くんは船も戦車も銃も好きだったと思いますけど、特に飛行機は好きだったみたいですが……」

 

 そう私が言うと、金剛さんは何かが分かったみたいです。さっきの不機嫌な表情から一変。少し笑顔が戻りました。

 

「希望が見えてきマシタ!」

 

 どうやら、金剛さんでも話が出来る分野でもあったんでしょうね。

 

「懐かしいです」

 

 金剛さんとは打って変わって、赤城さんが今度は少し悲しそうな表情をしていました。

 

「ましろさん。多分、聞いているとは思いますが、私の艦載機隊。赤城航空隊のこと」

 

「えぇ。鈴谷さんから」

 

 赤城さんの航空隊に何かあったんでしょうか。

 

「私が最初期から鎮守府に居たことから、紅提督には良く攻略作戦に指名されていたんですよ」

 

「任務報酬で、ですか?」

 

「違います。紅提督はあろうことか、最初期から戦艦・空母レシピを回していたんです。司令部レベルが1桁の時に、たまたま出てきたのが私です。その頃はまだ、任務報酬で私を受け取っていない状態でしたから……」

 

 きっと、色々分からずにやっていたんでしょうね。紅くんは。

知っていたら、最初は資源を温存して水雷戦隊で攻略していくのが常套手段のはずですし。

 

「10人も艦娘が居ない鎮守府で、私は長門さんや山城さんで貧弱な小型艦の盾になりながら戦線を押し上げて……。この話は止めましょうか。辛気臭くてなりませんね」

 

 赤城さんは突然、強引に話を折りました。今の話で何かあったんでしょうか。

 聞く気には慣れずに、そのまま話が切り替わります。

 

「紅提督はいつも日付が変わっても起きておられましたが、こちらにいらっしゃる前も?」

 

 こっちでもそうだったんですね。

 紅くんは遅くまで起きて、ゲームやら勉強やらをしていました。その姿は私も何度も見ていますから。

 

「そうですね。いつも遅くまでゲームやら勉強やら」

 

 私は濁して言います。

 考えたんです。紅くんは何時艦これをやっていたのか。それに、赤城さんたちはこの世界と私たちが居た世界との関係性を知らないと思います。不用意に言ってしまうと、何か良くない方向に流れてしまう可能性があります。

 ですが、私の思いすごしでした。

 

「ゲーム……。なるほど」

 

 赤城さんは理解しているような素振りをみせたんです。

 

「そういえば昔、この世界のことをゲームだと言ってマシタ。話を聞いたところ、私たちでも信用出来るようなことを色々聞きましたシ」

 

「どういうことですか?」

 

「何ヶ月か前に、この鎮守府は空襲で焼け野原になっているんデス。その時に、紅提督が言ってマシタ。『俺の居た世界では……この世界は『艦隊これくしょん』というフィクション、つまり作り話だ』と」

 

心臓が跳ね上がります。金剛さんたちはその話を聞いても正気でいられたんでしょうか。私なら無理です。私にとっての現実が作り物だと言われているんですからね。

 

「長門は何か知っているみたいデスガ、聞くのも野暮ってものデス。そのうち分かるでショウ」

 

 金剛さんはそう言いますが、眉はハの字になっています。何か思うところでもあるんでしょうか。

 そんな時に、赤城さんは話を戻しました。多分、さっきと同じ空気になったからでしょうね。

 

「勉強ってアレですか? 数学とかいう……」

 

「そうですね。……そういえば、紅くん。志望校はどうするつもりだったんだろう」

 

「志望校?」

 

「進路です。……あっ」

 

 刹那、私はその場に流れた空気を感じました。

さっきとは比べ物にならない程の、負のオーラが辺りを覆ったんです。

そんな、私はどうやら地雷を踏み抜いたみたいですね。

 

「ま、まぁ、そんな感じですかね?」

 

 強引に変えようとしますが、無理っぽいので私から振る必要がありそうです。

 

「この前小耳に挟んだんですけど、紅くんって料理を振る舞ったんですか?」

 

 小耳に挟んだと言いましたが、違います。確実に話していたことを話題に持ち出しました。

 

「オムレツとチーズリゾットを。厨房を借りて私たち全員分を作って下さいました。美味しかったですよ」

 

「はぁ……」

 

「ん? どうされました?」

 

 正直、家の外で料理を振る舞うことはして欲しくなかったんです。

紅くんの家事スキルは、その辺の一般家庭の主婦並ですし、下手したらそれよりも上です。18にしてはかなり出来るものですから、現実思考の異性からは色々思われていたそうです。赤城さんなどのその他不特定多数はその色々の片方を取ったみたいですけどね。

 

「私は外で出さないように、って言ってきたんですよ。色々面倒なことになりますからね」

 

「その素振りですと、面倒なことを経験されたので?」

 

「えぇ。……ホワイトデーとか、色々です」

 

「ホワイトデー? ……あぁ、アレですか。確か、紅提督はマカロンを……」

 

 ほら、言わんこっちゃないです。やっぱり、面倒なことになってるじゃないですか。

 紅くんは昔、ホワイトデーのお返しを『手作りをくれたのなら、手作りで返す』と言って作ったことがあったんです。

その時返したのは2つでしたが、それが話題になって次の年に大量に作る羽目になったことがあったんです。

 

「はぁ……。紅くんのアホ」

 

「え? 何か良くないことでも?」

 

「良くないですよ。本当に……」

 

 私がげんなりしている一方で、赤城さんと金剛さんはニコニコしています。

お返しがよほど……。

 よくよく考えてみると、この鎮守府には100人単位で艦娘がいます。その全員から貰っていたとすれば、どのくらいの数を作ったんでしょうか。

 

「ホワイトデーの日、紅くんの様子はどうでした?」

 

「確か……目の下が黒くなって」

 

 きっと半徹夜したんでしょうね。

私の予想では、ラッピングを終わらせてその場で寝てしまったんでしょう。ですけど、執務がありますから、いつも通りの時間に起きたに違いありません。

 

「あの日の執務室はとてもいい香りでしたよ! 紅提督の私室にはマカロンが入った箱が一杯ありましたし」

 

 絶対、半徹夜したでしょうね。

 

「あれ? ましろさん?」

 

 律儀ですし、そういうところは気にかけるタイプですから、ちゃんと返すために。

それにしても、一体何個作ったんでしょうか。

 

「ましろさん? おーい」

 

 1人1個な訳ないですから、きっと何百個と作ったに違いありません。

 

「え? ましろさん?」

 

 8時間以上掛かっているに違いないです。

 

「ましろさんっ?!」

 

「しっかりするデース!」

 

 身体は資本ですよ。紅くん。

戻ってきても前途多難ですよ。私は不安です。

 

「気を失ってるデース!」

 

「ましろさーん!!」

 

 私を呼ぶ赤城さんと金剛さんの声を聞きながら、意識を手放しました。

 

 





 最近、一度の投稿文字数が増えているような気がします。ちなみに、今回は7396文字です。
まぁ、それだけシーンを長く書いているということですね。そういうことにしておいて下さい。

 だいたい週一のペースで更新していますがどうでしょうか? すみません。随分適当な質問で。
あまり切羽詰まらないように書いてますので、こちらとしては余裕が出てきてますけどねwww

 ご意見ご感想お待ちしています。

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