扉から出てしばらくすると眼前に星空が広がっていた。
うん、・・・これは驚きますとも
「・・・え!?」
聞いてないよ~神様~
ここは空中だ。そんな泣き言を思ったところで、当然重力には逆らえず真下に引っ張られるように
落ちていく。
いや~やっぱり重力ってすごいね~
・・・って、そんな現実逃避してる場合じゃないよ私。
それにしても高いな~
これだけ高いと着地とかは絶対できないし。
ていうか、まんがいち下に人がいたらまずいよねそれは、
「誰か、ヘルプミー」
とりあえず叫んでみたけど風のせいでまったく聞こえない。
と、ここまできてようやく私は思い出した。
(イノセンスで羽をはやして飛べばよかった)
そうと決まった後は簡単だった。
イノセンスを発動させて翼でゆっくりと降りて行った。
ここだけ見れば完璧で何の問題もないように見える。
実際ここまでは完ぺきだったのだ。
そうAKUMAのちょっとした集団の真ん中に着地さえしなければ
私ってどうしてこんなに運がないの?
私のこの心の中での問いかけに答えてくれる人などいるはずもなく結局AKUMAに見つかった。
「ナンデ、ニンゲンガ、イル?」
「こんにちは、AKUMA]
「ア、ドウモ」
なんで挨拶返してくれてるのー?
あまりにも予想外のの悪魔の行動に口にだして突っ込みたくなった。
ここでツッコムのを我慢した私偉い。
「すみません。さっそくなんですが壊させて下い」
そう言って私は目の前にいたAKUMAを次々と破壊していった。
ホントに私は運がない。
いきなり登場するのが空からだし、しかも着地したところにはAKUMAが10体近くいたし
あ~ホントついてない。私何か恨まれるようなこと知ったけ?
そんな風に考え込んでいると少年の声が聞こえてきた。
「すいませーん。こっちで変なもの見ませんでしたか」
私は、この時久しぶりに神に感謝した。
私に声をかけてきた少年は私が探していた人物だった。
アレン・ウォーカー私が会いたかった人
私は嬉しさで思わず抱きついてしまいそうだったが、それを何とかこらえた。
私はアレンに会ったことはないのだ。
知りもしない相手にいきなり抱きつかれたら、アレンだってビックリするでしょうし。
何より私が未来を知っていることは、まだ知られてはいけないのだから。
「あの、どうかしましたか?」
アレンがなぜか私の方を見て固まっているので聞いてみたのだが
「えっ、あ、あの・・・」
なぜか口ごもってしまった。
口ごもってるアレンなんだかかわいいですね。
「あなたが、追っていたAKUMAなら私が破壊して魂を開放しましたよ」
アレンside
「あなたが、追っていたAKUMAなら私が破壊して魂を開放しましたよ」
そう言ってほほ笑んだ彼女はとても儚げで美しかった。
月明かりに照らされた彼女はとても神秘的だった。
「あなたも、エクソシストの方だったんですね」
「はい、まだ正式にではありませんが」
そう言って笑った彼女を僕は抱きしめていた。
そうしないと彼女は消えてしまうんじゃないかとそんな気がした。
余談だが、自分が何をやったのか正確に考えたアレンはしばらく恥ずかしがっているのだった。
とりあえず第1話書き終わりました。
今後は少しずつ文字数を増やしていくよう頑張ります。