ハイスクールD×D 『観測者の書』を記し者 作:ただのファンだよ。
「へ、へふ…へふ…」
今、私の隣でへふへふ言っている誠奈さん。
それもその筈、何故なら今彼女は大きな荷物を背負って山登りをしているのだから。
ーーー事の始まりは先日。
ライザーさんとリアスさんのレーティングゲームが決まった為、リアスさんとリアスさんの眷属たちで山に修行しに出かける事となり。
その時リアスさんに、
「お願いします、先生。
私たちの修行に付き合ってください!」と言われたので急遽予定を変更し、リアスさんたちの修行に付き合うことになりました。
オーフィスは『観測者の書』に入り共にきています。
オーフィスを一人にしたら後が怖いので。
…いろんな意味で。
「ふ、ふぇ〜〜〜!?」
「何してるの誠奈。
早くなさい」
「う〜、わきゃりましてぃた〜」
もはや呂律の回っていない誠奈さん。
そんな、誠奈さんを心配そうに見つめるアーシアさん。
「…あの、本当に私は手伝わなくてもいいのでしょうか?」
「いいのよ、誠奈はあれぐらいこなさないと強くなれないわ」
ふむ。
なかなか、厳しいんですねリアスさん。
「部長、山菜を積んできました」
すると、祐希さんが苦もなく山を登り、誠奈さんを通り過ぎていく。
彼女も誠奈さんと同じ量の荷物を背負っているのですけどね。
ほら、祐希さんを見た誠奈さんが固まっています。
「……お先に」
更に誠奈さんたち以上よ量の荷物を背負った小猫さんが登っていく。
「…う、…グスッ……エグッ…」
遂に泣き出した誠奈さん。
可哀想になってきました。
「ほら、私も一緒に登りますから、頑張りましょ?」
「…グスッ、はい、先生。
ありがとうございます」
「いえいえ」
なのとか泣き止み、また山道を歩きだす誠奈さん。
私は、常に誠奈さんの隣で励ましながら、山を登った。
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山を登りきるとそこには一軒の木造の別荘があった。
どうやらこれは、グレモリー家の所有物であるようだ。
私たちは、別荘のなかに入ると、リビングに一旦荷物を置く。
「それでは、私たちは上の階で着替えてきます」
「わかりました、私はここにいるので、終わったら来てください」
「はい、わかりました」
「あらあら、覗かないでくださいね?」
私をからかうように言う朱乃さん。
「わかりました」
何時もの事なので、気にしませんが。
「………」
「…まったく、あなたは」
私の反応が面白くないのか残念そうにする朱乃さん。
そしてそんな朱乃さんに呆れるリアスさん。
そして彼女たちは二階へ行った。
十数分程した後、ジャージ姿のリアスさんたちが降りてきた。
「さて、さっそく修行を始めましょうか」
こうしてリアスさんたちの修行が始まった。
うーん、短いな。