ハイスクールD×D 『観測者の書』を記し者   作:ただのファンだよ。

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あぁあァァァあ!?!
何としてもこの合宿中にオカ研メンバーの好感度を上げなければあああ!!?!!?!?!

レヴァ「落ち着きなさい」


第五話『観測天使の強化訓練』【騎士編】

強化訓練その一 『木場 祐希』

 

私と祐希さんは互いに木刀を持ち構えている。

 

「…先生は、剣が扱えれるのですか?」

 

「まぁ、どの武器も、ある程度は使えますが、何分久しぶりなので期待に応じられるかわかりません」

 

「…わかりました。

それでは行きます」

 

祐希さんはそう言うと駆けだす。

 

「ハアァー!」

 

「…フ!」

 

カァン!

 

私と祐希さんが振るった木刀がぶつかり、つばぜり会う。

すると、祐希さんは一度距離をとり、数度木刀を振るう。

 

カァン!カァン!カァン!

 

私は、その攻撃を全て凌ぐ。

 

「くっ!

ハアァー!」

 

カァン!

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「・・・はぁー、はぁー、くっ」

 

あれから、三十分程打ち合っている。

といっても、祐希さんが一方的に攻撃し、私がそれを防ぐの繰り返していた。

だが、祐希さんはその三十分の間、私に攻撃を一度も与えられないでいた。

その為、祐希さんの表情には焦りが見え、攻撃が雑になる。

 

「・・・・う、うぅ〜」

 

しまいに涙目になる祐希さん。

なんでしょう、なんか背徳感が…。

 

「っ!」

 

すると、等々我慢できなくなった祐希さんが大振りな一撃を放つ。

私は祐希さんの一刀を木刀の刀身の上を滑らすように受け流し、そのまま剣を振るう。

私が振るった剣は祐希さんの後首に当たるギリギリのところで止まる。

 

「…まいりました」

 

「…ふぅー」

 

祐希さんの降伏に木刀を下ろす私。

すると、祐希さんがその場にストンと座る。

 

「……あの」

 

「ん、どうしました?」

 

祐希さんが私に声を掛ける。

 

「剣を振るうの。

本当に久しぶりなんですか、先生?」

 

「えぇ、おそらく五年程振るってませんね」

 

「……そうですか」

 

そう言って俯く祐希さん。

うーん、もしかして傷つけてしまいましたでしょか。

 

「……です」

 

え?

 

「先生ってすごいんですね!!」

 

「…え、えぇ。

ありがとうございます」

 

まさか、褒められるとわ。

 

「…さ、さて、では少し休憩した後に今後の方針について話します」

 

「はい!

先生!!」

 

・・・あ、あはは(汗)

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「さて、祐希さん」

 

「はい」

 

あれから途中、祐希さんが我に返り赤面するなど有りましたが、私たちは向き合って話しています。

 

「あなたの剣の腕は素晴らしい。

その年でこれ程なのですから。

いずれ近いうちに私を超えるでしょう」

 

「本当ですか!?」

 

「えぇ。

ですがあなたはまだ若い」

 

「…若いですか?」

 

祐希さんは私の言葉に首をコテンと傾ける。

何故、祐希さんは行動の一つ一つが可愛いのでしょう。

 

「…あなたの剣はまっすぐなのです」

 

「……まっすぐ、ですか?」

 

「はい。

あなたは若いが故に剣を操れていない、只々まっすぐ振るっているだけなのです。

騎士としては素晴らしいですが戦いになるとそれは枷にしかなりません。

そして、あなたは長い攻防に堪えきれず力任せな一撃を振るってしまいました。

あなたのような速さと技術で戦う人には、致命的なミスになります。

…なので、この合宿ではあなたには『剣を手足のように巧みに振るう』技術と『長い攻防に堪えることが出来る集中力と精神力』を身につけましょう」

 

「……わかりました、ですが集中力と精神力はわかりますが、剣の技術はどうすれば?」

 

「そうですね。

・・・なら、少し実践してみましょう」

 

私はそう言い剣を構える。

 

「…ッ!」

 

そして、剣を振るう。

 

「・・・え?」

 

私の振るった剣を見て声を漏らす祐希さん。

それは仕方ない、なんせ私が振るった剣は刀身が‘‘まるで流水のように”動いていたのだから。

 

「…まぁ、これができれば言うことなしなんですが、期間的に無理でしょうね」

 

「え、え?」

 

自分の見たモノが信じられないのか、何度も瞬きする祐希さん。

 

「…せ、先生。

今のは?」

 

「ん?

只、剣を振るっただけですよ。

流石のこれ程とは言いません。

そうですね…せめてテレビに出てくるスターが書いたサインのようなモノができれば上出来でしょうか?」

 

「え、ええぇぇえ!!?!」

 

「さて、それでは始めましょうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーー合宿1日目の夜ーーーーーー

「祐希、レヴァウス先生の修行はどうだったの?」

 

今日の修行を終え、リアスさんの別荘に帰りみんなで食事を取っているとリアスさんが聞いてきた。

 

「…は、ハハ。

なんというか…。

厳しい…ですかね?」

 

「あらあら、意外にスパルタなのですね」

 

朱乃さんが微笑みながら言ってくる。

そんなに厳しかったですかね?

 

「い、いえ!

そういう意味ではなく、先生は優しく指導してくれましたが、なんというか…その…」

 

『???』

 

「…?

じゃあ、どういう意味なの?」

 

「う、うーんと。

なんというか目標が難しいというか」

 

『???』

 

祐希さんの言葉に皆が首も傾げる。

 

「…そうですか?

確かに最初は大変でしょうが『剣でサインを書くくらい』慣れれば簡単だと思いますが?」

 

『・・・・・・』

 

ん?

皆さん、どうしました?

 

「…部長も鬼だと思いましたが、先生もなかなかですね」

 

「…あら、誠奈。

それはどういう意味かしら?」

 

「え!?

い、いや、なんでもございません!」

 

地雷を踏む誠奈さん。

そして、黒い笑みを浮かべるリアスさん。

 

「ははは。

あ、そうだ明日は塔城さんの番ですね」

 

「…え?」

 

「となると今日中に塔城さんのメニューを決めておかないと」

 

「い、いや、あの?」

 

「塔城さんは『戦車』ですからねーーー」ボソボソ

 

「…あの、話を」

 

「ハハハ、小猫ちゃん、頑張ってね」

「頑張ってください、小猫さん」

「あらあら、ふふふ」

「諦めなさい、小猫」

「ファイトです、小猫ちゃん!」

「あら、人の事を言えるのかしら誠奈?」

「ファッ!?」

 

「……グスン」

 

 

 

・・・・・ん?

なにか、話していたのですか皆さん?




今回で祐希ちゃんと小猫ちゃんの話を書くつもりだったのだが。

レヴァ「なら、書けばいいではないですか?」

いや、ならもっと間があくぜ?

レヴァ「それはダメです」
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