「それじゃ、その設定でよろしく〜」
「オッケー」
今俺は、ARCーVの世界に転生したところだ。神のミスで俺が死んだから、どこか好きな世界に転生させてくれると言っていたから、ここを選んだ。
ヒロインが俺のタイプなのだ。あわよくば、付き合いたい。
原作知識は結構ある。時系列は、原作が始まる半年ぐらい前だ。まだペンデュラム召喚はない。
俺の設定は、LDSに入学したての一生徒だ。
これから頑張って出世していこう。
✴︎✴︎✴︎ ✴︎✴︎✴︎
「ふぁぁぁ〜〜ねみぃ〜〜」
今俺が受けている授業は、エクシーズ召喚のやり方だ。
入学した後オリエンテーションを経て、仮の幾つかのクラスに俺たちは分けられた。そこで1週間の間に融合、シンクロ、エクシーズ召喚の簡単な方法を学び、どのコースを希望するかを決定する。そして選択したコースによって再びクラス分けされ、デュエルを学んでいくのだ。デュエルの基本のやり方は、ジュニアクラスの時に学ぶらしい。と言っても、OCGをやっていた俺には簡単すぎることばかりだ。
召喚のやり方なんて、今更言われなくてもわかってるよ‼︎
「でもこの授業は必修なんだよな〜〜〜
はぁ………
設定間違えたかも………」
「コラそこ!
何をブツブツ言っている!
これ答えてみろ!」
怒られた………
んで、出された問題はっと………………
すごいバカにされてる気分になった
エクシーズモンスターの下に重ねてあるエクシーズ素材のことをなんというか?
そんなもの決まっている
「オーバーレイユニットですね…」
「せ…正解………」
なんか周りが「おお〜」とか言ってた。
ずっとこんな調子なのだ。
こんなバカばっかりなのか?この世界は…
先生も先生だ。こんなこと、1週間もやる必要ないんだよな…教師としての能力を疑うぜ…
なんか先生は、ずっと眠たそうにしている俺が気にくわないらしい。結構当てられている。
だがOCG知識がある俺の敵ではない。ことごとく返り討ちにしてやっている。
だから、結構な優等生だと思われているらしい。前世での偏差値は、45だった俺がだ。
因みに今日で最終日だ。この後、1週間の成果を見るために確認テストをやることになっている。
そのテストで合格できないと、もう一度授業を受けないといけないらしい。それでも落ちたら、なんか言っていたが興味なかった。
なんやかんやなんとか起きていた。
やっと終わった………
これでやっと1週間たった………
さて、テストだテストだ。
数日後、俺はLDSの教室にいた。
テスト?
落ちるわけがないだろう
満点合格してやった。
なんかフラグ建ててたっぽい発言もいくつかあったけど、そんなことはなかったぜ!
内容は、ふざけたものばかりだった。
〝通常、シンクロ召喚に必要なのは、何モンスターと何モンスター?〟
とか、
〝カード「融合」のカードの種類は何か?〟
とかだ。
落ちるやつの気がしれん。
そんな俺たちのもとに、一枚の紙が渡された。コース選択のための用紙だ。コースは融合、シンクロ、エクシーズがある。俺は迷わずエクシーズコースを選んだ。
すると、周りからどよめきが上がった。
どうしたんだろうか?
そこへ、一人の女子が話しかけてきた。
「カイトくん、エクシーズコースを選ぶなんて、すごいね。私なんか、シンクロとか融合コースが精一杯なのに………」
かわいい………うん。この世界きてよかった………てか、名前知ってもらえてるだけでも嬉しすぎる。しかも名前呼び。
顔をイケメン設定にしておいたせいかな?なんか悔しい
「なんで?一番召喚が簡単なのは、エクシーズ召喚だと思うんだけど…」
真面目に俺はそう思う。
チューナーとか融合魔法とかがいらないというのは、かなりのアドバンテージのはずだ。
「いやいやいや、そんなことないよ〜エクシーズコースは最近できたコースで、成績優秀者のエリートしか行けないところだよ?」
「そうなの?じゃあ、俺もダメかも………」
エクシーズコースがエリートしか行けないところ?マジで?そんな設定あったの?
「カイトくん、テストの結果はどうだったの?」
「一応満点だったけど………」
「うそ!すごいね!」
なんかまたザワザワし出した。
というかあのテストで、どうやったら満点以外を取れるんだろうか?
「いや、別にそんなに難しくなかったような…
ちなみに、君はどうだったの?」
「えっ、私?
いや、私は……まぁまぁだったかな………」
「ふーん…」
「おい、お前が満点だったなんて、信じられるかよ!
ちょっとテスト用紙見せてみろよ!」
なんか柄の悪いやつに絡まれた。どっかいけよ、お前。今このかわい子ちゃんと話してるんだからよ!
「ははーん。見せられないってことはやっぱり、うそだったってことだな」
なんか一人で納得し出した。別にこいつに興味はないが、舐められるのはムカつく。
「これでいいか?」
俺はテスト用紙を見せた。そしたら急に小さくなって、スゴスゴ帰って行った。
ザマァみろ!
さっきの女の子は、まじまじと俺のテスト用紙を見ていた。
よく見ると、周りのやつもこっちを見てるような…
「とりあえず…エクシーズコースって無理なのかな…?」
俺は沈黙が苦手だ。何か喋らなければ
「た…多分いけるんじゃない?
まさか本当に満点だったとは思わなくて…」
なんか引かれた?
取り繕わなければ
「と、とりあえず、これで出してみるよ。
君はどのコースにしたの?」
「え…カイトくんに比べたら、大したことないよ…」
コース選択に、大したことないとかあるのだろうか?いや、ない‼︎
「別にどのコース選んだって、差なんてないよ」
「そう…かなぁ……一応融合コースなんだけど………」
めっちゃモジモジしてる。かわいい
「融合?マジか。融合なら俺も使えるよ。教えてあげようか?」
別に融合に限らず、エクシーズとシンクロ、儀式も使うことはできる。
とりあえず、接点を持つことだ。そこから始まる。
壮大な物語が(ウソ)
「融合を使えるって、どういうこと?」
「え?」
「いや、習ってないのに、どうやって習得したのかな〜って」
そうだった。しまった。OCGだと、デッキに入れておけばOKだからな。すっかり忘れてた。
ちなみに、俺はこの世界でも召喚できる。事前に確かめてある。
「まぁ、そこんところは自力で…」
結構苦し紛れの言い訳だった
「すごい!一人で覚えたなんて…!」
信じた…‼︎マジか!これも優等生のなせる技なのか?
「ねぇ、じゃあさ、この後教えてよ」
「え?」
「融合召喚。
予習しておけば、有利に立てるし」
真面目ですな
てかそれより、俺に教えて欲しいって言った?
それってつまり、デート⁉︎(違います)
二つ返事で受けるに決まってるだろう!
「いいよ〜んじゃもう授業は終わってるし、デュエルパークにでも行きますか」
「デュエルパークってあの?」
「そうそう。野良デュエルをしたければ、そこに行くのが一番」
「でも私、行ったことないし…」
「別に怖いところじゃないよ。俺が居れば、大丈夫だって」
「それじゃあ、行こうかな……」
「オッケー」
やった、デートだ!(違います)
なんか周りの視線が痛い
とりあえず一回帰って荷物を置いて、デュエルパークの近くで待ち合わせにした。
ばっちしオシャレしていこう!
約束の30分前に来てしまった。
遅れるのは申し訳ないもんね!
別に楽しみすぎて早く来たとかいうわけではないもんね!
10分ぐらいして、さっきの女の子が来た。
メチャメチャかわいい!
教室でも可愛かったけど、やばいわ。
こんな子と俺が、一緒にいていいのだろうか?
神様!ありがとうございます‼︎
「ごめん、待った?」
「いや、だいじょうぶだいじょうぶ。
今来たとこだよ。
それじゃあ行こうか」
「うん」
「さて、着いた」
「ここがデュエルパーク…」
「そ、デュエリストなら、いくらでもいるよ」
「初めて来た……」
「そういえばハルカちゃん、そう言ってたね。」
この子の名前は、ハルカと言うらしい。
さっき聞いた。
ちゃん付けの勇気はヤバかった
「さて、あの人あたりでいいかな…?」
そう言って俺は、そこらにいた人に目星をつける。
デュエルを受けてくれた。
「さてと、良く見といてよ」
「デュエル‼︎」
相手が先攻だ。
「俺のターン!
俺はナチュルクリフを召喚!
カードを1枚伏せて、ターンエンド」
ナチュルクリフか。
攻撃力1500…
噛ませだな、こりゃあ
「さてと、俺のターン!
早速行くよ!
俺は手札から魔法カード、融合を発動!
これにより、手札のフォトン・スレイヤーとフォトン・クラッシャーを融合!融合召喚!
現れろ、ツイン・フォトン・リザード‼︎」
「これが融合召喚……!」
「ツイン・フォトン・リザードで、ナチュルクリフを攻撃!」
「チッ…」
男 LP 4000→3100
「ナチュルクリフがフィールド上から墓地へ送られた時、デッキからレベル4以下の「ナチュル」と名のついたモンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚できる
俺はナチュルクリフを特殊召喚!」
「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド」
「すごい…!
カイトくん、大人と渡り合ってる…!」
「俺のターン!
俺はチューナーモンスター、ナチュル・コスモビートを召喚!
レベル4のナチュルクリフに、レベル2のナチュルコスモビートをチューニング!
シンクロ召喚!
出でよ!ナチュルパルキオン‼︎」
「シンクロ召喚…!」
「攻撃力2500………」
「ナチュルパルキオンで、ツイン・フォトン・リザードを攻撃!」
カイト LP 4000→3900
「カイトくん!」
「おれはターンエンドだ」
「さて、融合召喚も見せたことだし、もうこれ以上このデュエルを続ける意味はないな。
さっさと終わらせよう」
「えっ!」
「なんだと⁉︎」
「俺のターン!一気に決めよう。
俺はフォトン・スラッシャーを特殊召喚!
こいつは自分フィールドにモンスターがいないとき、手札から特殊召喚できる!
さらに罠カードオープン!リビングデッドの呼び声!フォトン・クラッシャーを蘇生する!」
「モンスターを2体並べたか。
だが俺のナチュルクリフの攻撃力には及ばない!」
俺はレベル4のフォトン・スラッシャーとフォトン・クラッシャーでオーバーレイ!
2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!
現れろ、輝光帝ギャラクシオン‼︎」
「エクシーズ召喚⁉︎」
「ギャラクシオンの効果発動!
オーバーレイユニットを2つ使うことで、デッキから銀河眼の光子竜を特殊召喚できる!
降臨せよ、光の化身!
銀河眼の光子竜‼︎」
「攻撃力、3000だと⁉︎」
「さらに手札から魔法カード、フォトン・サンクチュアリを発動!
このカードを発動するターン、自分は光属性モンスターしか召喚・反転召喚・特殊召喚できないが、自分フィールドに「フォトントークン」(雷族・光・星4・攻2000/守0)2体を守備表示で特殊召喚できる。
そして2体のトークンをリリースし、2体目の銀河眼の光子竜を特殊召喚!
バトルだ!
ギャラクシオンとギャラクシーアイズで攻撃!」
「ぐぁぁぁぁ」
男 LP 3100→0
「さてと、融合召喚は分かった?」
「う、うん、まぁ………」
あれ?なんか引いてる?ワンキルカッコよくね?
「それより、最後のエクシーズ召喚はなんだったの?ものすごい強そうなモンスターがたくさん出てきたけど………」
「なんだったのって?」
「なんでエクシーズ召喚が出来るのかなって………」
「まぁ…あれは……独学ってことにしておいて」
早く終わらせるためとはいえ、見せないほうが良かったか…
「独学って言われても……」
「知り合いに、すごくデュエルが強い人がいるんだ。その人に教えてもらったんだよ」(ウソ)
「そうなんだ……」
信じた!優等生パワー恐るべし!
「じゃあカイトくんのデッキは融合召喚とエクシーズ召喚が中心なの?」
「うーん、中心はエクシーズ召喚かなぁ。融合はツイン・フォトン・リザードしか入ってないし…」
なんかすごい尊敬の眼差しを受けた。
聞いたところ、LDSなどの塾で習わない限りはアドバンス召喚しかできないのが普通らしい。それでさえ、難しいとのことだ。
じゃあ、この子達はどうやってエースモンスターを出しているのだろうか?ものすごく気になる。
聞いてみよう
「じゃあ、君たちはどうやってエースモンスターを出しているの?」
「まぁ私たちは一応ジュニアクラスでアドバンス召喚を習ってるから、それで出してるかな。
というかカイトくんってジュニアクラスに所属してなかったの?」
痛いところをつかれたな…
「ジュニアの時は、別の塾に行ってたんだ。ジュニアユースになって引っ越したから、家から近いここを選んだってわけ」(ウソ)
「なるほどね…
カイトくんほどの腕なら、ジュニアで有名でもおかしくないけど、大会とかには出てなかったの?」
「まぁ色々あって、出てないかな」
「なぁ〜んだ…残念。カイトくんがジュニアの時からLDSにいたら良かったのになぁ〜」
あまりそういうことは言われ慣れてない。強引に話を変えよう。
「と…とりあえず、融合は分かった?」
「んーと…」
「基本的には魔法カード「融合」を発動して、手札もしくは自分フィールドのモンスターを墓地に送って、エクストラデッキから融合モンスターを出すんだ。
自分の手札にあっても出せるのが、便利なところだね」
「なるほど…」
「でも実際教えるって言っておいてなんだけど、教えることなんてほとんどないんだよね…
まぁ融合はいろんな方法があるっちゃあるけど、最初は普通の融合から始めるし
気をつけることなんて、エクストラデッキにモンスターを入れておくことぐらいじゃないの?」
「エクストラデッキって、普通のデッキとは違うんだよね?」
「そうそう。
融合、シンクロ、エクシーズモンスターが入っているところだね。
上限は15枚」
「ふむ…」
「たぶん注意点なんてこんなもんじゃないの?
他にわからないこととかある?」
「たぶん大丈夫。ありがとう」
「どういたしましてw
ところでこの後はどうする?」
「どうしよっか?
別に特に予定ないし…」
「それじゃあ、君のデッキを作ってみる?」
「私の?私はもう自分のを持ってるよ?」
「違う違う。今のやつはアドバンス召喚しか出来ないでしょ?融合モンスター用のデッキを見に行こうってこと」
「融合モンスター?私の?」
「そうそう。
それじゃあ、カードショップにレッツゴー!」
「えっ、ちょっと待ってぇ!」
「ところで、カードショップってどこにあるんだ?」
ズザザー
「分からないんかい!」
「あはは…」
「たしか、こっちにあったよ…」
「さすがハルカちゃん!」
「ここだよ」
「おお〜大きい!」
教えてもらった店には、ほぼすべてのカードがある気がした。
マジで大きい
「とりあえず、どんなデッキがいいの?」
「うーん…融合中心?」
「漠然としてるなぁ…w」
「ごめん…」
「いや、まぁ別にやったことないんだったらそんなもんでしょw」
「そんなもんなのかなぁ…」
「別に気にしなくてもいいよ。
融合中心なら、HEROデッキとかどう?」
「ヒーロー?」
「融合で代表的なのは、それだと思うけど…
なんか
「こういうデッキがいい!」
とかある?」
「かわいいモンスターがたくさん入ってるのがいいかなぁ」
「かわいいモンスターか…」
正直困ったぞ………
かわいいモンスターで、強いのはあまりいなかった覚えがある。
〝かわいい〟と〝強い〟は、両立しないのだ。
デストーイいくか?
でもあれは、エッジインプ拒否りそうだしなぁ
うーん………………
あっ、あれとかどうだろうか?
「エルシャドールデッキはどう?」
「エルシャドール?」
「そうそう。
たぶんこのあたりに………ああ、あった
こんなん」
「エルシャドール・ミドラーシュ?」
《エルシャドール・ミドラーシュ/El Shaddoll Winda》 †
融合・効果モンスター
星5/闇属性/魔法使い族/攻2200/守 800
「シャドール」モンスター+闇属性モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードは相手の効果では破壊されない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
その間はお互いに1ターンに1度しかモンスターを特殊召喚できない。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
「使った魔法カードを回収できるし、結構使いやすいかなとは思うけど……」
エースとしては攻撃力が物足りない気がしなくもないが、初心者ならこんなもんだろう。属性も一致してて、出しやすいし。
てか、一度は制限カードになったのだ。攻撃力はともかく、効果はかなり強力だ。
超融合とかでデッキを作れば、そこんじょそこらの奴らには負けない。このことは黙っておこう
てか、安い!今気づいたけど、100円ってなんだよ!どうなってんだ?おかしいだろ!1500円ぐらい覚悟してたのに…15分の1かよ!
レモンとか、50円パックに入ってるんじゃ………
「けっこう気に入ったかも…」
良かった…
いや、やばい。今気づいた。シャドールはかわいいとは程遠い気がするような………
極力触れないように、ごく自然にシャドールを見せよう。案外気に入ることもあるかも………
「ちなみに、シャドールってこういうのね。
闇属性ばっかだから、直ぐに出せるよ」
よし、我ながら名演技!男の世界に、かわいいモンスターなど存在しないのだ!癒しモンスターで十分!
「へぇ…なるほどね……この子達でデッキを組むと、どんな感じになるの?」
やった!気に入った!
よしよし、かわいいモンスター探しのループにかからずに済んだ。正直気に入るとは思わんかった。助かったぜ!
「基本的には〝影依融合〟っていう魔法を使って、融合していくことになるかなぁ」
「影依融合って何なの?普通の融合とは違うの?」
「基本的には同じだよ。ただ、シャドール限定の融合魔法なんだ。普通の融合でもいいんだけど、それだとエルシャドール・ミドラーシュの効果で、手札に加えられないでしょ?それを解決してくれるのが、影依融合なんだ」
正直普通の融合を使いたいが、実際使うことはほぼない。こればかりは仕方がない。とりあえず最初は、普通の融合で回してもらおう。
「なるほど…」
「まぁ初めてなんだから、最初は普通の融合を使うといいよ。慣れてきたら、影依融合を使い出せばだいじょうぶ」
「分かった。じゃあこのシリーズにする。あ、でもお金がない…」
狙ったんすかね?この人?おごるに決まってますが。
「まぁ初融合デッキ記念ってことで、今日は俺が払っておくよ」
「え?でも……」
「大丈夫大丈夫」
ちなみに、必要になったら神に貰える。神様様々だぜ!
「とりあえず必要なカードを全部揃えると………意外とあるな」
バラで60枚近くなんて、初めて買った。なんか恥ずかしかった。
「さて、さっそくデュエルスペースに行きますか。デッキ組んで、俺と練習決闘しよう」
「デュエルスペースって何?」
「へ?いや、机と椅子が置いてあって、デュエルができるようになってるところだよ?」
「何それ?」
探してみると、確かにない。
案内板を見ると(でけぇ!)デュエルはデュエルパークでやれとのことだ。
まぁそんなに遠くないしな。
「仕方がない。
デュエルパークに行きますか」
デュエルパークに戻ってきた
「さて、さっそくデッキを作りますか」
「買ってきたカードって、これで全部なの?」
「そうだよ。モンスター、魔法、罠、融合モンスター全部合わせて60枚弱ってとこかな?」
「ずいぶん多い……」
「wwwこれから君のデッキになるんだよ?全部のカードを把握しないと勝てないよw」
ちなみに、エルシャドールシリーズは一通り買った。全部入れてはおくけど、ミドラーシュ以外はまだ出さない。
というか、出す必要はない。
てか、出せない。
「全部把握…カイトくんは、自分のデッキに入っているカードは全部把握してるの?」
「もちろん!枚数から効果まで、全部把握してるよ。定石的な回し方も、もちろん全部」
「やっぱりすごいね…」
「どうも…こんな感じかな?とりあえずできたよ。はい、君のデッキ」
「ありがとう」
「それじゃ、さっそくやってみようか」
「「デュエル‼︎」」
とりあえず、何回かやってみた。飲み込み悪いな、この子。みんなこうなんだろうか?なんでできないんだろうか?
とりあえず暗くなってきたから、今日はこれで終わりだ。
解散しようとしたら、なんか家まで行きたいとか言い出した。
誘ってるんすかね?
俺は一人暮らしだ。
それは言ってある。
誘ってるんすかね?
誘ってるんすかね?
誘ってるんすかね?
次の日、俺達は汗まみれで朝を迎えたとだけ言っておこう。