カイト編   作:シェルター15

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エクシーズコースの担任

次の日、俺はLDSのエクシーズコースの新クラスにいた。

 

昨日提出した、希望コースの調査票に基づいてクラス分けされたのだ。

 

早いな、仕事

 

なんか周りは、坊ちゃんばかりな気がする。

偏見だと思っておこう。

 

なんか、見たことあるやつもいた。

紫の髪で、北斗七星のカチューシャ?をしている。

 

あれじゃないっすか。

あのガチデッキ使いの、志島北斗さんじゃないですか。

 

君も、今年度入学だったんですね。

半年であそこまで強くなったんですか。

すごいですね(棒)

 

あっ担任が来た。

マルコ先生じゃない泣泣

 

最初の授業は、自己紹介から始まった。

とりあえず、当たり障りなく、終わらせた。

なんかいろいろ配られて、初日終了。

 

 

2日目

なんと驚き、数学の授業が始まった。

 

一、2時間目は必ず毎日普通科の授業があって、ランダムに科目を一つやるのだそうだ。

それを受けないと、そのあとのデュエル授業が受けられないのだそうだ。

 

これは、すべての塾で共通なのだそうだ。

まさかそんなシステムだったとは………

 

俺は今15才だ。

だけど、この世界では中1で通すことにした。

 

だから、中1の数学などお茶の子さいさいだと思われる。

偏差値45だろうと、望みはある。

 

内容は、正負の数

さすがにできる。

 

空間図形とか、できないかも………

 

やっと終わった………

一時間半にわたる授業は、なかなかに辛い。

 

だが、これでやっとデュエルの授業だ。

何をやるのだろうか?

 

新しい担当だ。

誰?こいつ

イカツイおっさんが来た。

 

「俺が担任の荒木だ!

一年間よろしく!」

 

さて、宜しくお願いしますっと。

どんな授業をするのだろうか?

するとなんか突然、自分のデッキを持っているかを聞かれた。

 

自分のデッキを持っているものは、提出しろとのことだ。

あまり人に渡したくないのだが……

まぁいい

なんだかんだ言ってみんな持ってるし。

 

すると、俺たちのデッキを担当の教師は見だした。

あまり見ないで………

ナンバーズとか、見られたくないんだけど……

 

しばらくして、大半の生徒のデッキは返された。

俺たちのも返してください。

すると俺たちに向かって、

 

「おいお前たち、このエクシーズモンスター達は、召喚できるのか?」

 

と聞かれた。

なるほど、モブのデッキには、エクシーズモンスターは入っていなかったのか。

 

「はい。出来ます」

 

俺はそう答えた。

実際できるのだ。

嘘は言ってない。

 

「もちろんです、先生」

 

北斗もできるらしい。

他の数人はできないと言っていた。

 

「なるほど。

ならばカイトと志島北斗の2人を除き、俺の授業ではこれから配るデッキを使ってもらう」

 

なんかモブが失格もらった。

入っているエクシーズモンスターが召喚できないんじゃ、元も子もないもんな。

デッキを配るって、どういうことだ?

 

「お前達、2人いるならちょうどいい。

この授業ではまず、エクシーズ召喚とはどういうものなのかを感じてもらう。

これからお前達2人には、デュエルしてもらう。

準備しろ!」

 

マジで?

北斗とデュエルすんの?

 

「はっ、君とデュエルか。

いいぜ、望むところだ!」

 

なんか北斗くんやる気満々なんだけど。

 

いいだろう、プレアデス対プレアデス、やってやろう。

 

「宜しく、北斗くん」

 

「いい子ぶりすぎだろ、君」

 

なんか突然の挑発。

まさかこう返されるとは……

 

挑発に乗ってやろう!

 

「ぶっ潰してやるよ。

覚悟しとけ」

 

「はっ、言うね。

潰れるのは君だけどね!」

 

「お前達!

何をやっている?

早く来い‼︎」

 

「なっ……君のせいで怒られたじゃないか!」

 

俺のせいなのか?これ

まぁいいや。

 

「やっと来たか。

ここはLDS内のデュエルスペースの一つだ。

ここでデュエルをしてもらう」

 

周りを見ると、クラスの奴らがいた。

ランク8は出さないほうがいいっぽいな。

 

「行くぜ!」

 

「デュエル‼︎」

 

じゃんけんに負けた。

プレアデス考えたら、先攻を取りたかったんだが…

 

「行くぞ!僕のターン!

僕はセイクリッド・グレディを召喚!

この召喚に成功したとき、手札からレベル4の「セイクリッド」モンスター1体を特殊召喚できる!

この効果でセイクリッド・カウストを特殊召喚!」

 

 

 

《セイクリッド・グレディ/Constellar Algiedi》 †

効果モンスター

星4/光属性/魔法使い族/攻1600/守1400

(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。

手札からレベル4の「セイクリッド」モンスター1体を特殊召喚する。

 

 

《セイクリッド・カウスト/Constellar Kaus》 †

効果モンスター

星4/光属性/獣戦士族/攻1800/守 700

このカードはS素材にできない。

(1):フィールドの「セイクリッド」モンスター1体を対象として以下の効果から1つを選択して発動できる。

この効果は1ターンに2度まで使用できる。

●対象のモンスターのレベルを1つ上げる。

●対象のモンスターのレベルを1つ下げる。

 

 

 

「さっそく揃いやがったぜ…」

 

「セイクリッド・カウストの効果発動!

セイクリッドモンスターのレベルをそれぞれ1上げる!」

 

「これでレベル5のモンスターが2体…

めんどくせー…」

 

「僕はレベル5となった、セイクリッド・グレディとセイクリッド・カウストでオーバーレイ!

2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!

星々の光よ!今大地を震わせ降臨せよ!

エクシーズ召喚!ランク5!

セイクリッド・プレアデス‼︎」

 

 

 

《セイクリッド・プレアデス/Constellar Pleiades》 †

エクシーズ・効果モンスター

ランク5/光属性/戦士族/攻2500/守1500

光属性レベル5モンスター×2

(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、

フィールドのカード1枚を対象として発動できる。

そのカードを持ち主の手札に戻す。

この効果は相手ターンでも発動できる。

 

 

 

「さっそく来たよ…」

 

先攻プレアデスとか反則だろ

 

「僕はこれでターンエンドだ」

 

おっ、カードを伏せなかった。

ラッキー!

 

「俺のターン、ドロー!

俺はフォトン・スラッシャーを特殊召喚!

こいつは通常召喚できず、自分フィールドにモンスターがいないとき、特殊召喚できる!

さらに、フォトン・クラッシャーを通常召喚!」

 

 

 

 

《フォトン・スラッシャー/Photon Thrasher》 †

特殊召喚・効果モンスター

星4/光属性/戦士族/攻2100/守 0

このカードは通常召喚できない。

自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる。

(1):自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在する場合、

このカードは攻撃できない。

 

 

 

 

「フォトン……?

レベル4のモンスターが2体…」

 

「俺はレベル4のフォトン・スラッシャーとフォトン・クラッシャーでオーバーレイ!

2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!

現れろ、ランク4!

輝光子パラディオス‼︎」

 

 

 

 

《輝光子きこうしパラディオス/Starliege Paladynamo》 †

エクシーズ・効果モンスター

ランク4/光属性/戦士族/攻2000/守1000

光属性レベル4モンスター×2

(1):1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除き、

相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。

(2):フィールドのこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動する。

自分はデッキから1枚ドローする。

 

 

 

 

「輝光子パラディオス……

それが君のエクシーズモンスターか……」

 

「そういうことだ」

 

「だが残念だったなぁ、セイクリッド・プレアデスの効果により…」

 

「その前に!

輝光子パラディオスの効果発動!

オーバーレイユニットを2つ使うことで、セイクリッド・プレアデスの効果を無効にして、その攻撃力を0にする!」

 

「なんだと⁉︎」

 

「これでお前のセイクリッド・プレアデスの効果は使えない」

 

「プレアデスの効果を知っていたのか…」

 

「まぁな、面白いもんを見せてやるよ。

俺は手札からフォトン・スレイヤーを特殊召喚!

こいつはフィールドにエクシーズモンスターがいるとき、特殊召喚できる!

さらに手札の銀河眼の光子竜を墓地に送ることで、銀河戦士を特殊召喚!

こいつは手札の光属性モンスター1体を墓地に送ることで、特殊召喚できる!

さらに召喚に成功したとき、デッキから銀河と名のつくモンスター1体を手札に加えることができる!

俺は銀河騎士を手札に!」

 

 

 

 

《フォトン・スレイヤー/Photon Slasher》 †

効果モンスター

星5/光属性/戦士族/攻2100/守1000

フィールド上にエクシーズモンスターが存在する場合、

このカードは手札から表側守備表示で特殊召喚できる。

 

 

 

《銀河戦士ギャラクシー・ソルジャー/Galaxy Soldier》 †

効果モンスター

星5/光属性/機械族/攻2000/守 0

手札の光属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。

このカードを手札から表側守備表示で特殊召喚する。

このカードが特殊召喚に成功した時、

デッキから「ギャラクシー」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。

「銀河戦士」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

 

 

 

「守備表示だが、レベル5のモンスターが2体……

まさか……」

 

「そのまさかだ!

俺はレベル5のフォトン・スレイヤーと銀河戦士でオーバーレイ!

2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!

現れろ、ランク5!

セイクリッド・プレアデス‼︎」

 

「マジか!

君もセイクリッド・プレアデスを使ってたのか!」

 

「まぁな。

んじゃあ行くぜ!

バトルだ!

セイクリッド・プレアデスで、セイクリッド・プレアデスを攻撃!」

 

「くそっ…」

北斗 LP 4000→1500

 

「止めだ!

輝光子パラディオスで、ダイレクトアタック!」

 

「ぐぁぁぁぁ!」

北斗 LP1500→0

 

さて、勝った勝った。

 

「よーし、2人ともお疲れだ。

さてお前ら、これから習得するエクシーズ召喚を目の前で見てみて、どうだ?できそうか?」

 

別に決まり文句を言えれば、なんの問題もない気がする。

できないとか、あるのだろうか?

てか、できそうかってw

 

 

なんか教室に戻ってきた。

 

「よーし、お前ら!

これから、俺の授業で使うデッキを配る!

デッキと一緒に、入っているカードの一覧もついてるから、ちゃんと確認しろよ!」

 

みんなにデッキが配られた。

って、あれ?

俺の分は?

よく見ると、北斗のもない。

 

「先生!

俺たちの分はないんですか?」

 

「ああお前らか。

お前らのデッキはある程度完成してるから、自分のやつを使っていいぞ!」

 

「マジっすか!やった!」

 

助かった。

使い慣れたデッキのほうが、回しやすい。

 

「マジだ!

もともとデュエルの腕を磨くために塾に来ているんだ。

自分のデッキで、みんなできるのが理想なんだが…

それはまぁいい。

とにかくおまえらは、俺の助手として働いてもらう」

 

「「はい?」」

 

「俺1人でこいつら全員を一気に見れないからな。

デュエルの実習のときに手伝ってもらう。

いいな!」

 

「は、はい!」

 

うおーこえー

デュエルの実習で手伝うってどういうことなんだ?

なんかめんどそうだな

 

「よーし、全員カードは全部あったな。

そりじゃあまず、そのデッキについて、軽く説明するぞ!」

 

デッキの説明が始まった。

だけど、俺と北斗は配られていないから暇だ。

ついでだが、俺と北斗の席は最後列の真ん中で隣同士だ。

 

「デッキは、モンスター20枚、魔法、罠それぞれ10枚ずつの計40枚構成になっている。

ちゃんとあるな?」

 

完全に授業用だな、多分。

チラッと見えたが、ハーフ・アン・ブレイクとか入っていた。

エクシーズコースだから、遊馬と似ているのかな?

 

「見ればわかると思うが、デッキのモンスターのほとんどは〝ガガガ〟と名のつくモンスターだ。

一部例外もいるが、これはガガガデッキだ」

 

遊馬のカードだな。

〝ズババ〟とか〝ドドド〟とか〝ゴゴゴ〟はいないのだろうか?

 

「それじゃあ、エクストラデッキを見ろ。

そこにカードが1枚入っているだろう?

〝ガガガザムライ〟というモンスターだ。

そいつがお前たちのエースモンスターとなる」

 

「うぉぉぉぉ!」

 

周囲から、歓声が上がった。

あいつらからしたら、初めてのエクシーズモンスターだ。

テンションが上がるのも、無理はない。

 

「ただし、お前たちがこいつを召喚できるようになるのは、だいぶ先だ」

 

「ぇぇぇぇぇ!」

 

「ブゥゥゥー!」

 

「うるさいぞ!

仕方がない、まずはエクシーズ召喚を使うことを許可するための条件を言う!

その条件とは、ただ一つ!

先日、デュエルのルールテストをやっただろう?

あれで満点を取ることだ!

簡単だろう?」

 

なるほど、つまりルールを理解すらしてないやつは、遊ぶ権利はないということか。

合理的だ。

 

「そんなの、出来るわけないじゃないですかー!」

 

「横暴だー!」

 

「ふざけるなー!」

 

なんか色々言ってるな。

こいつら全員、あの簡単なテストができなかったのか。

バカだろw

エリートwww

 

「せんせー!

なら何でその2人は、やっていいんですかー?」

 

「そうだそうだー!」

 

「ひいきだひいきだー!」

 

「うるさいぞ!

こいつらは、ちゃんと満点を取っている!

お前たちとは違うぞ!」

 

北斗も満点だったのか。

まぁ当然だな。

 

「なら、今から受けさせてくださーい。

受かって見せまーす」

 

「それはダメだ!

言ってなかったかもしれんが、あのテストで満点じゃなかったものは毎月20日に強制的に受けることになる。

それに合格すれば、お前たちもエクシーズ召喚を習うことを許可される。

せいぜい頑張ることだ」

 

なるほど。

そういうシステムなのか。

ところで俺たち合格組は、エクシーズ召喚をさせてもらえるのかな?

 

「ここで、もう1人先生を紹介する。

このクラスの副担任の、伊藤先生だ。

先生、どうぞ」

 

すると、若い?女の先生が入ってきた。

みたところ二十代後半といったところか…

 

荒木がデレてる。

 

「副担任の伊藤と言います。

みなさん、よろしくお願いします」

 

美女と野獣とは、このことだろう。

 

「伊藤先生は、今年着任なさった新任だ。

まだわからないことも多いかもしれないが、みんな頼むぞ」

 

男子のテンションが上がってる気がする。

単細胞共め……

嫉妬しているわけではないぞ?決して。

 

「さて、伊藤先生に担当してもらう授業だが、試験の合格組を担当してもらう。

伊藤先生はプロデュエリストの資格を持っている。

デュエルに関することなら、なんでも聞くといい」

 

プロか……

強いんだろうか?

 

それに伊藤先生担当とか、受かっておいてよかった…(≧∇≦)

 

「未合格組は、俺が担当する。

みっちり仕込んでやるから、覚悟しとけよ」

 

男子の悲鳴が聞こえたきがする。

女子もいたような……

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