ハルトがカード化されたか……
〝ハルトが世界の全て〟みたいなキャラだからなぁ〜
これが元で、暴走を始めなけりゃいいけど……
………………
ハートランドで隠密行動という名の散歩をしていた俺だったが、目の前に一つの建物が現れた。
この建物は、遊馬達が学んでいた学校……
だが今は、なぞの設備に覆われていた。
「なんだ……?これは……?」
すると、何人かの男女がその建物から出てきた。こっちに気がついたようだ。
「あなたは……?」
その中の1人の女性が、話しかけてきた。
「ただ見てただけです。ここはなんですか?」
「ここは…「おい待て、アカデミアかもしれないだろ」…そうね」
横にいた男に止められた。おい、知りたかったのに。
「あなたはエクシーズ次元の人?それともアカデミア?」
直球で聞いてくる人だなぁ。
とりあえず正直に答えよう。
「どっちでもないですよ」
「どっちでもない…?」
「ふざけんな!どうせアカデミアなんだろう⁉︎」
信じるという気持ちはないんですかね?
これだけ侵攻されてちゃ、無理かもしれんが。
「ひどいな。どっちでもないって言ってるじゃん」
「敵か味方かは、デュエルで見極める!さぁ、かまえろ!」
聞く耳持たず。仕方がない。
「デュエル‼︎」
「俺のターン!俺はレスキューラビットを召喚!さらにこのモンスターをリリースして、効果発動!デッキからレベル4以下の同名通常モンスターを2体、特殊召喚できる!俺はレベル4の通常モンスター、ヴェルズ・ヘリオローブを2体、特殊召喚!」
兎ヴェルズか……
「俺はレベル4のヴェルズ・ヘリオローブ2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!現れろ、ランク4!ヴェルズ・オピオン‼︎」
ヴェルズ・オピオン……確かこいつは……
「オピオンの効果発動!オーバーレイユニットを一つ使うことで、デッキから〝侵略の〟と名のついた魔法カード一枚を手札に加える!俺はカードを2枚伏せて、ターンエンド」
サーチカード教えてくんないんすか?まぁどうせあれだろうけど。
「俺のターン!ドロー!」
確かオピオンの効果は、レベル5以上のモンスターの特殊召喚を封じる。ならば
「俺は手札から、フォトン・スラッシャーを特殊召喚!このモンスターは通常召喚できず、自分フィールドにモンスターがいなければ、特殊召喚できる!さらに銀河の魔導士を通常召喚!」
「レベル4のモンスターが2体……」
「俺はレベル4のフォトン・スラッシャーと、銀河の魔導師でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!現れろ、ランク4!輝光子パラディオス‼︎」
「エクシーズ召喚……!融合じゃないのか?」
「俺はパラディオスの効果発動!オーバーレイユニットを2つ使うことで、相手モンスター1体の攻撃力を0にし、効果も無効にする!」
「なんだと⁉︎くそっ!」
どうせ伏せてあるのは、侵略の汎発感染だろう。モンスター効果なら突破できる。
「さらに俺は魔法カード、死者蘇生を発動!墓地の銀河の魔術師を特殊召喚!そして銀河の魔術師の効果で、レベルを4上げる!」
「レベルを8に…?何をするつもりだ……?」
「そして俺は手札から魔法カード、銀河遠征を発動!自分フィールドにレベル5以上のフォトンまたはギャラクシーモンスターがいるとき、デッキからレベル5以上のフォトンまたはギャラクシーモンスター1体を守備表示で特殊召喚できる!来い、銀河騎士!」
「レベル8のモンスターが2体……」
「俺はレベル8の銀河の魔導士と銀河眼の光子竜でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!現れろ、No.15!運命の糸を操る地獄からの使者、漆黒の闇の中より舞台の幕を開けろ!ギミック・パペット-ジャイアントキラー‼︎」
「攻撃力1500……」
「ジャイアントキラーの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使うことで、相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を破壊する!俺はヴェルズ・オピオンを破壊する!」
「チッ」
「さらにそのモンスターがエクシーズモンスターだった場合、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!」
「なんだと⁉︎ぐはっ…」
男LP4000→1450
「エクシーズモンスターのキラー効果……!やはりアカデミアか!」
そうなんの⁉︎ともかく…
「俺はジャイアントキラーでダイレクトアタック!」
「ぐぁぁぁぁ!」
LP 0
「貴様、やはりアカデミアか!」
「覚悟しろ!」
キリがない……
てかこれ、勝っても負けてもアカデミア認定されたんじゃ。どうしよう……
「殲滅のタキオン・スパイラル!」
とりあえず、全員黙らせた。
完全に敵対しちゃってるな……こいつらも戦力の1人だっただろうに……どうしよう………
「貴様もアカデミアか!」
また誰か来たよ……
さて、来た人はっと……
不審者さん、いらっしゃいナストラルさんも。
「君もアカデミアならば、容赦はしない」
ナストラル、やる気だ。勝利の方程式は揃っているんだろうか?
とにかくまずいな……
この2人を相手に、2対1で勝てるか怪しい。
てか、ムリ。ダベリオンの餌食になって終わる。
どうせ違うって言ったって、信じてもらえないからなー……それに、さっきのやつらを倒してるところを見られてたら、言い逃れはできない。
はぁーめんどくせぇー
とりあえずチャレンジしてみよう。
「俺はアカデミアじゃないよ。唯の一般人」
「なんだと……⁉︎」
お、いけそうか?
「貴様が一般人かどうかは、デュエルで見極める!来い!」
はい、ムリでした。
なんでみんなデュエルで見極めるんですかね?いちいちやんなくちゃならない方の身にもなってくれよ。
てか、一般人が君たち2人に勝てるわけないじゃないですかやだー
勝ってアカデミア認定か、負けてカード化かの2択か…
勝って、速攻トンズラだな。
「デュエルモード、フォトン・チェンジ!
ハァァァァァ!」
とりあえずフォトン・チェンジ完了。
神によると、ナンバーズを複数使うのは負担が大きすぎるらしい。通常状態では1枚が限界とのこと。CNo.なんて論外らしい。OCGのパチモンのくせにめんどい制約が付いたもんだ。
そしてそれをなくすのが、フォトン・チェンジと言っていた。紋章の力みたいなものということだ。
2人は突然変身した俺に一瞬戸惑ったが、デュエルディスクを構えた。
2対1?マジで?
「バトルロイヤルルールだ。全員1ターン目はバトルなし、ドローもなしでいこう」
「別にいいけど…俺は2人分で、ライフ8000もらおうか」
「なに⁉︎」
「実質的な2対1なんだ。それくらいのハンデは、くれてもいいだろう?」
「いいだろう。いくらライフがあろうと関係ない!全て捻りつぶすまでだ!」
OCG以来だな、8000ライフは。
懐かしい。
「「「デュエル‼︎」」」
「先攻は俺がもらう。俺のターン!俺は幻影騎士団ラギッドグローブを召喚!さらに自分フィールドに幻影騎士団モンスターがいるとき、手札の幻影騎士団サイレントブーツは特殊召喚できる!」
「レベル3のモンスターが2体……」
「俺はレベル3の幻影騎士団ラギッドグローブと、幻影騎士団サイレントブーツでオーバーレイ!戦場に倒れし騎士たちの魂よ。今こそ蘇り、闇を切り裂く光となれ!エクシーズ召喚!現れろ!ランク3、幻影騎士団ブレイクソード‼︎このモンスターはラギッドグローブを素材としていることで、攻撃力を1000ポイントアップする!」
攻撃力3000……
アシッドゴーレムとシャークが泣いてるぞ?
「俺はカードを2枚伏せて、ターンエンド」
「俺のターン!俺は手札の銀河眼の光子竜を墓地に送ることで、銀河戦士を特殊召喚!手札の光属性モンスターを墓地に送ることで、こいつは特殊召喚できる。さらに召喚成功時、デッキからギャラクシーモンスター1体を手札に加えることができる。俺は銀河眼の雲竜を手札に加える。そしてフィールドにエクシーズモンスターがいることで、手札のフォトン・スレイヤーは特殊召喚できる!」
「レベル5のモンスターが2体……」
「融合ではないのか?」
融合なんて使ったら、余計誤解されちゃうじゃん。
「俺はレベル5の銀河戦士と、フォトン・スレイヤーでオーバーレイ!
2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!現れろ、No.61!ヴォルカザウルス‼︎」
「エクシーズ召喚…」
「俺はヴォルカザウルスの効果発動!オーバーレイユニットを一つ使うことで、相手モンスター一体を破壊し、その攻撃力分のダメージを与える!」
「なに⁉︎」
「俺は幻影騎士団ブレイクソードを選択!よって、3000ポイントのダメージを与える!」
「なに⁉︎…ぐぁ……」
ユート LP 4000→1000
「ユート!」
「大丈夫だ。この瞬間、ブレイクソードの効果発動!このモンスターが破壊されたとき、墓地からこのモンスターのエクシーズ召喚に使ったモンスターを特殊召喚できる!その際、レベルは1つ上がる!俺は墓地からラギッドグローブとサイレントブーツを特殊召喚!」
そんな効果があったのか……さてさて……高攻撃力出しても、こいつらには意味ないんだよなぁ
「俺は手札から銀河眼の雲竜を通常召喚!そして効果発動!このモンスターをリリースすることで、手札または墓地から銀河眼の光子竜を特殊召喚できる!」
「ギャラクシーアイズ……?」
「俺は墓地から銀河眼の光子竜を特殊召喚!
降臨せよ、光の化身!銀河眼の光子竜‼︎」
「カイトのモンスターとそっくり…?」
カイトと知り合いなのか。
「俺はこれでターンエンド」
「俺のターン!俺はRR-バニシング・レイニアスを召喚!バニシング・レイニアスの効果発動!手札からレベル4以下のRRモンスター1体を特殊召喚できる!現れろ、2体目のRR-バニシング・レイニアス!」
「レベル4のモンスターが2体……」
「俺はレベル4のRR-バニシング・レイニアス2体でオーバーレイ!冥府の猛禽よ!闇の眼力で真実をあばき、鋭き鉤爪で栄光をもぎ取れ!エクシーズ召喚!飛来せよ、ランク4!RR-フォース・ストリクス‼︎」
ライズファルコンじゃないの?見たかったのに…泣
「フォース・ストリクスの効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを一つ使うことで、デッキから鳥獣族・闇属性・レベル4モンスター1体を手札に加える!俺はレベル4のRR-バニシング・レイニアスを手札に!そして俺は手札からRUM-スキップ・フォースを発動!」
「RUM⁉︎」
「このカードは自分フィールドのRRエクシーズモンスター1体を、ランクが2つ高いRRと名のつくモンスターにランクアップさせる!」
ランクを2つ上げる効果……アストラル・フォース以外にもあったとは……
「誇り高きハヤブサよ。英雄の血潮に染まる翼翻し、革命の道を突き進め!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!現れろ!ランク6!RR-レヴォリューション・ファルコン‼︎」
攻撃力2000……何かあるな……
「レヴォリューション・ファルコンの効果発動!1ターンに1度、相手フィールドのモンスターを破壊し、その攻撃力の半分のダメージを与える!俺は銀河眼の光子竜を選択!」
「なにっ⁉︎ぐはっ……」
カイト LP 8000→6500
ヴォルカザウルスの劣化効果……だけどオーバーレイユニットは使わなくていいのか……
「俺はこれでターンエンド」
「俺のターン!俺はレベル4となった幻影騎士団ラギッドグローブと、幻影騎士団サイレントブーツでオーバーレイ!漆黒の闇より、愚鈍なる力に抗う反逆の牙!今、降臨せよ!エクシーズ召喚!現れろ、ランク4!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン‼︎
そしてラギッドグローブの効果で攻撃力が1000アップ」
来たかダベリオン。だがエクシーズモンスターはレベルを持たない。
「俺はフィールド魔法、星々の契約(オリカ)を発動!」
「なんだ…?これは…?」
突然辺りが、宇宙空間のような空間に支配された。頻繁に流れ星が降っている
「このカードがフィールドにある限り、フィールドのエクシーズモンスターは、そのランクと同じ数値のレベルを併せ持つ!ただしこの効果でレベルを得たモンスターを、レベルを持つモンスターを対象とした効果を発動するために対象とした時、その効果を発動したプレイヤーは200ポイントのダメージを食らう」
んなんアリっすか。完全にダベリオン用じゃないっすか。けどライフを払うとはいえ、エクシーズモンスターでエクシーズ召喚できるのか……
「俺はライフを200払い、ダーク・リベリオンの効果発動!オーバーレイユニットを一つ使うことで、相手フィールドのレベル5以上のモンスター1体の攻撃力を半分にし、 エンドフェイズまでその数値分このカードの攻撃力をアップする!俺はレベル5扱いのヴォルカザウルスを選択!」
ヤバッ
「俺はオーバーレイユニットを2つ使い、この効果を2回使う!トリーズン・ディスチャージ!」
ユート LP 1000→600
ヴォルカザウルス ATK2500→625
ダベリオン ATK3500→5375
「このターンからは、攻撃できる!バトルだ!反逆のライトニング・ディスオベイ!」
「ぐはっ……」
カイト LP 6500→1750
「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド」
いきなりこんなに削られるとは…8000ライフで助かったな