ラブライブ!サンシャイン!!アンソロジー『夏――待ちわびて』   作:鍵のすけ

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 どうも薮椿です!
 トリを飾るのならやっぱりハーレム、そしてハーメルンのラブライブ!小説でハーレムと言ったら私ということで、話の内容としてはガチガチのハーレムモノです!
 しかしこの私が普通のハーレムを執筆する訳ではないことは皆さんもうご存知の通りだと思うので、そこのところはご覚悟を!


奴隷告白~Aqoursハーレムの主になった~

 

 

 

 

 

 

 ――――――いつもこうして、彼女たちを見ているだった。ステージから遠く離れたところから、彼女たちの笑顔を眺めることしかできなかった。

 

 

 

 ――――――でも、今は……。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

 アイドルというのは目の前で現実として存在しているのにも関わらず、俺たち一般庶民にとって決して手の届かぬ存在だ。そう考えればもはや二次元と三次元の境界とさほど変わらないような気がする。どうせ画面で見るか生で見るかの違いしかない。手が届かないなら同じことだ。

 

 もし俺が富豪だったら、もし俺が芸能関係の仕事に携われていたら、もし俺が彼女たちの兄妹や幼馴染であったら、何かが変わっていたのだろうか?正直考えるだけ無駄だ。今の俺はただのしがない高校生。勉強やスポーツが特に飛び抜けている訳でもないし、これといって得意と言えるものもない。もちろん交友関係が広い訳でもなく、プライベートで女の子と話したことなんてほとんどない。

 

 

 

 

 平凡、いやそれ以下の存在だ。

 

 

 

 

 そんな俺でも、彼女たちは優しい笑顔を振りまいてくれる。もちろんその笑顔が俺だけに向けられたものではないことは分かっている。分かった上で更に言う――――――

 

 

 

 

 あの笑顔を、俺だけのモノにしたい。

 

 

 

 

 あの笑顔が欲しい。あの笑顔を他の連中に振りまかないで欲しい。その笑顔は俺だけに向けて欲しい。言ってしまえば――――彼女たちが欲しい。

 

 そんな欲望が俺の心に煮えたぎって止まらない。何もない俺が彼女たちを追いかける内に、いつの間にか彼女たちのことを女性として好きになっていた。だがさっきも言った通り、彼女たちは俺とは別の次元にいる女神たち、俺が必死に手を伸ばしても届くはずもない。

 

 

 しかし、だからこそ欲しくなる。

 

 

 清純な女神たちを俺の手中に収めて、全員俺の恋人にしてやりたい。ステージの外にいる観客には営業スマイルしか見せない彼女たちが、もし恋人になったらどんな顔を見せるのだろうか?俺は彼女たちの()()()()()、そして恋をする()()()()を見てみたい。

 

 

 そしてあわよくば、()()()となった彼女たちも――――――

 

 

 

 

 しかし誰しもがそんなもの儚い夢だと思うかもしれない。だが俺には、昨日携帯に強制的にダウンロードされていた謎のアプリがあった。

 

 

 その名も『MC催眠』。

 

 

 対象となる人にカメラを向けて写真を撮ることで、その人の意識を意のままに操れるというイタズラも過ぎたアプリだ。俺も初めは胡散臭いと思っていたのだが、やはり催眠で女の子を操り人形にできるのは男の微かな夢でもある。試しに妹で実験してみたところ、なんと催眠術に掛けることに成功したのだ。妹は俺の命令なら何でも従い、どんなことをしても疑うこともなかった。

 

 このアプリさえあれば、今まで手の届かなかった女神たちを全員俺のモノにできる。友達にすることも恋人にすることも、更には俺だけの牝奴隷にすることだって……。

 

 

 そうだ、俺はこの催眠アプリでAqoursハーレムを築いてやる!

 女神たち全員を俺の虜にして、俺が黙っていても向こうから身体を擦り付けて抱きついてくるような、俺に従順な牝として洗脳する。全身に走るゾクゾクとした背徳感が堪らない……。

 

 

 そうと決まれば早速行動だ。まず初めに狙うのなら――――――

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

 俺が最初に目を付けたのは、Aqoursのリーダーである高海千歌(たかみちか)だ。

 俺と彼女は途中まで通学路が同じで、今までに何度か彼女を目撃したことがある。向こうはどう思っているのか分からないが、あのAqoursの高海千歌と同じ道を歩けるというだけでも俺は恵まれているのかもしれない。

 

 

 まず俺の催眠の対象を彼女に絞ったのは、それなりの理由がある。

 それは彼女が俺にやたら笑顔を振りまいてくるからだ。彼女を見ていると出会った人には全員挨拶をしているので、俺だけが特別でないことは分かっている。だがその健気な行動がかえって男心を勘違いさせるのだ。その明るい笑顔で何人の男の心を惑わせてきたのだろうか?

 

 

 もちろん俺もその1人だ。だからこそまず彼女を俺のモノにする。その太陽のような笑顔は俺だけに向けてくれればいい。俺の心を散々掻き回した代償は、俺の牝奴隷になることで償ってもらおう。

 

 

 彼女が朝ここを通る時間は大体把握している。もうそろそろだな……。

 

 

 

 

 ――――と思ったその瞬間、彼女の姿が見えてきた。俺はポケットから携帯を取り出すと、例の催眠アプリを起動してカメラモードに入る。俺はもう待ちきれなくなって、彼女が近付いてくるより先に俺から彼女に近付いていた。

 

 

「あっ、おはようございます!」

「お、おはよう……」

 

 

 相変わらずの太陽スマイルの輝かしさに惑わされ、俺は少し後ずさりをしてしまう。だがこのアプリさえあればもう彼女は俺のモノなんだ。そんな欲望が心の内から湧き上がってくる。俺は若干震えた手で彼女に携帯を向けた。

 

 

「えっ、もしかして写真ですか!?いやぁ~私も有名になったなぁ~♪ちょっと待ってくださいね、少し身だしなみを――――」

 

 

 今から俺のモノになるというのに吞気なもんだ。こんな無邪気な彼女を俺の意のままに操れると思うと、僅かながらに罪悪感が生まれないこともない。だがしかしそんな罪悪感さえ潰してしまうくらい、俺の欲望は肥大化している。

 

 

「うぅ~こんな時に寝癖が直らないよぉ~!!もう少しだけ待ってくださいね、アハハハ……」

 

 

 ここだ……ここでシャッターを切れば彼女を俺のモノに!!

 

 

 そして俺は、内心ドキドキしながらも欲望に任せてシャッターを切った。さっきまで笑顔だった彼女の表情が一変、ぼぉ~っとした雰囲気に様変わりする。果たして上手く成功したのだろうか……?

 

 

「…………」

「ほら行くぞ千歌。彼氏を待たせるものじゃない」

「ご、ごめ~ん!朝全然起きられなくって……でもずっと私を待ってくれてたんでしょ?やっぱり優しいねあなたは。さっすが私の恋人さんだよ♪」

 

 

 来た……遂に彼女を俺の手中に収めることができた!!

 千歌は完全に俺のことを()()だと思い込んでいるようだ。付き合ってそこそこの仲で、お互いの生活事情も知っている幼馴染のような関係。

 

 そして持ち前の笑顔を俺に向けると、両腕で俺の右腕に絡み付いてきた。これまで高嶺の花で絶対に手が届かないと思っていた彼女が、今となっては俺の恋人となって抱きついてきている。それに目線が合うたびに彼女は笑顔で俺に微笑みかけてくれる。

 

 

 これだ……これこそが俺が望んでいた展開だ!!

 

 

「もうっ、そんなに見つめられちゃうと恥ずかしいよぉ……」

「悪い悪い、お前の笑顔が可愛くってついな。頭撫でてやるから許してくれ」

「そ、そんなので騙されないもん…………んっ、でも気持ちいいから許してあげる!私の寛大な心に感謝することだね♪」

 

 

 ヤバイ……あの高海千歌と恋人同士の会話ができるなんて!!彼女が見せる笑顔もふてくされる顔も、そして気持ちよさそうな顔も、全て俺のモノになったんだ!!

 

 それにさっきから腕に当たっているこの柔らかな感触は、女の子特有の双丘――――!!

 

 

「おいおい、くっつき過ぎて胸が当たってるんだけど」

「えへへ、当ててるんだよ♪」

「全く、お前がそこまで淫乱だったとはな!」

「きゃっ!あ、ん……こ、こんなところで触っちゃだめぇ~……んっ、あっ!」

 

 

 これがあの高海千歌の胸なのか、思っていた以上に大きいんだな。これは揉みがいがある!手が彼女の胸に吸い付いて離れなくなりそうだ!

 

 

「ふぁ、んっ、あ……!!」

「どうだ?気持ちいいか?」

「うん……自分で触るより、あなたに触られるのが……んんっ、一番気持ちいいよ♪」

 

 

 道の真ん中で、女神の1人である高海千歌が淫猥な吐息を漏らして軽い喘ぎ声を上げている。しかもそれが俺の手によって引き起こされているのだから心底興奮する。それに何より、彼女は一切抵抗してこない。完全に俺のことを愛する恋人だと思い込んで安心しているようだ。そんな騙すような真似も全て背徳感へと代わり、俺の欲望増幅の後押しとなっている。

 

 

「さてと、そろそろ学校に行かないと遅刻しちゃうな」

「え……ここで終わり?さっきから身体が疼いて仕方がないんだけど!?」

「だって学校もあるしなぁ~」

「学校なんてどうだっていいよ!私の身体をこんなのにした責任、ちゃんと取ってもらうから……」

「全く、お前は相当な淫乱だな。言ったからには覚悟ができているんだろうな?」

「うんっ!近くに公園のトイレがあったよね?そこでお願い……できるかな?」

「もちろん」

 

 

 俺から命令しなくても自分からエロいことを懇願してくる。まさに俺の想像通りの牝奴隷になったな。この調子で他の奴らも全員俺のモノにしていくとするか。千歌を使えば他の奴らの呼び出しも容易だろうし。

 

 

 でもまずは、彼女の身体の疼きを抑えてやるとしよう。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「こ、これは一体……!?」

 

 

 浦の星女学院。Aqoursの活動拠点となっている部室で、俺のハーレム計画の第二幕が上がる。部室に入ってきた桜内梨子(さくらうちりこ)は、部室で起こっている惨状に目を丸くして一歩後ずさりした。

 

 

 それもそのはず。だって――――――

 

 

「もうっ!千歌ちゃんばっかりじゃなくて私も構ってよぉ~!」

「曜はさっき散々相手してやっただろ?今は千歌に譲ってやれ」

「ねぇ今度はちゅーしようよちゅー!あなたとのキスはいっつも頭がぽわぽわして気持ちがいいんだぁ♪」

「あーいいないいなー!次は私ね!」

「分かった分かった!全く2人共甘えん坊だな」

 

 

 俺は千歌を恋人にしたあと、次は渡辺曜(わたなべよう)を例の催眠アプリによって俺の2人目の恋人にした。彼女たちが同級生で同じクラスだったことも幸いして、千歌を利用して曜を催眠に掛けることは容易だった。今はこうして椅子に座っている俺を取り合うようにして左右から2人に抱きつかれている。何とも素晴らしいシチュエーションだ。

 

 そして俺が恋人の3人目に選んだのは梨子。彼女もこの2人と同じ学年同じクラスなので呼び出すのは簡単だった。だが催眠アプリを使ってすぐに恋人にしてしまうのは展開としてもマンネリ化してしまうため、今回はすぐにアプリを使うのではなく少し彼女の様子を見てみようと思う。我ながら下衆な考えだが、更なる興奮を得るためだ仕方がない。

 

 

「千歌ちゃん?曜ちゃん?それにあなたは……?えっ、えぇ!?」

「何言ってるの梨子ちゃん。この人は私たちの彼氏だよ♪」

「彼氏……?曜ちゃん付き合ってたの!?」

「私だけじゃないよ。私たちAqoursのご主人様なんだよ!」

「ご、ご主人様!?」

 

 

 これは状況の理解にかなり苦しんでるな。それも無理はない。だって親友2人が見知らぬ男に抱きつき、しかも堂々と恋人宣言をしているんだから。もちろんただの恋人ではなくて、ご主人様と牝奴隷という上下関係付きでな。

 

 

「ねぇねぇご主人様、早くキスしよ♪」

「分かってる分かってる。ほら、こっち向いて」

「うん――――あっ、んっ……」

 

 

 このように、もはや彼女たちは自らキスをしてくるくらい俺の虜となっている。

 千歌は自分の唇を俺の唇に押し当て、気持ちよさそうにキスをし始めた。唇同士が唾液と共に触れ合う淫猥な音が部室中に響き渡る。彼女はもう俺への愛が溢れ過ぎて、梨子に見られていることすら忘れてしまっているだろう。

 

 

「ねぇねぇ!次は私だよ!!」

「はぁ、はぁ……おいおい、少しは休ませて――――んんっ!!」

「あっ、ん……!!」

 

 

 休む間もなく、今度は曜が俺の唇に元気よく吸い付いてきた。もはや曜も俺を恋人兼ご主人様と信じて疑いもすることはない。ただ俺を想いの人と信じ込んで、俺への愛をキスで流し込んでくれる。唾液の音と卑猥な吐息を漏らしながら……。

 

 

「そ、そんな2人共……私たちはスクールアイドルなんだよ!?男の人と付き合う、しかも2人同時にだなんてダメだよ!!」

「ダメなことなんてないよ。この人は私たちAqoursを導いてくれる、私たちのご主人様なんだから!」

「だから梨子ちゃんもご主人様に可愛がってもらお?今の私たちよりもっともっと魅力的になること間違いなしだよ♪」

「おかしい……2人共おかしいよ……」

 

 

 いい感じに絶望の色に染まっているな。気が弱そうな女の子がビクビクしている様子はやはり様になる。こうして間近で見ていると特に興奮が沸き立つってもんだ。

 

 だがそれももう十分に堪能した。次は慌てふためく彼女ではなく、俺に従順な牝奴隷となった桜内梨子を見せてもらおうか。俺はポケットから携帯を取り出すと、またしても例のアプリを起動させて構えた。

 

 

「あなた、一体千歌ちゃんと曜ちゃんに何をしたんですか!?2人を元に戻してください!!」

「心外だなぁ。2人は俺の彼女なんだから……それにキミもそうだろ?梨子ちゃん?」

「違います!!私はそんな――――――」

 

 

 ここで俺は携帯のシャッターを切る。

 その瞬間、あんなに反抗的だった梨子の言葉がぱったりと途切れた。もう完全に元の意識はなくなり、俺の命令に忠実な奴隷へと様変わりしたのだろう。

 

 

「さぁ梨子、おいで。キミも千歌と曜と一緒に可愛がってあげよう」

「嬉しいです!ありがとうございます♪」

 

 

 さっきまで俺を睨みつけていた彼女だが、催眠によりあっという間に俺の恋人となった。やはりすぐ俺に従わせるように催眠を掛けてもいいけど、こうして反抗的な子の意識を無理矢理書き換えるのもゾクゾクしていいものだ。これからは俺がたっぷりと可愛がってやるとするか。

 

 

 左右からは千歌と曜に抱きつかれているため、梨子を俺の正面から抱きつくように指示をした。もちろん催眠によって彼女は嫌がる素振りどころか、嬉しそうに喜んで俺の膝に跨り抱きついてきた。

 

 

「お前たちの身体は柔らかいな。どれ?ちょっと揉みくらべてみようか」

「あっ!そ、そこはおっぱいだよぉ~……ん、あっ♪」

「なるほど、千歌と曜の胸は大体同じ大きさか。初めて知ったぞ」

「んんっ!あっ、はぁ……♪」

「曜もいい声だ。もっと聞かせてくれ」

 

 

 俺は2人の背中に腕を回して、両手で彼女たちの胸を弄った。千歌と曜からは牝の喘ぎ声が漏れ出している。その吐息が左右から俺の耳に掛かって何とも艶かしい。彼女たちのおかげで程よく興奮してきたので、この3人にはもっと俺の性欲を満たしてもらおう。

 

 

「次は梨子、お前の身体を差し出しなさい」

「はい♪でも私は2人みたいに胸は大きくないですが……」

「大きさよりも重要なのは感度だ。お前がいい声で鳴いてくれればそれでいい」

「あんっ!あ、ああっ!!」

 

 

 梨子ももう躊躇いなく俺に身体を差し出してくれた。俺は遠慮なく彼女の胸を真正面から鷲掴みにする。確かに言う通り大きさは2人に負けているようだが、俺の期待通り淫らな雌の声で鳴いてくれているので何の問題もない。むしろ俺の股間に響いてくる声で興奮の度合いが一気に高まる。

 

 

「さて最後の仕上げだ。みんな下を脱いで順番に俺の腰に跨るように。たっぷりとご主人様の種子を埋め込んでやるぞ」

「やった!朝からずっと我慢してウズウズしていたんだぁ♪」

「キスは千歌ちゃんからだったから、次は私からね!」

「2人はさっきからずっとご主人様に可愛がってもらってたでしょ?だからここは私から……」

「喧嘩はよせ。全員平等に出してやるから」

 

 

 こうやって俺との性交渉の順番争いをするほど、彼女たちは俺への愛が止まらないようだ。3人でこれなんだから、もし9人全員が牝奴隷となった場合、全員回る前に俺が力尽きてしまいそうだ。そうならないためにも、この3人でたっぷりと練習をしておかないとな……。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「んっ……ご主人様とのキス、癖になっちゃうよぉ♪」

「オラもご主人様とのキスで身体が熱くなってきたずら……」

 

 

 今度は空き教室で1年生の黒澤(くろさわ)ルビィと国木田花丸(くにきだはなまる)、Aqoursのロリ組を催眠で俺の恋人へと変貌させた。催眠で俺の支配下に置かれているのにも関わらず2人は仲が良く、キスをする時も2人同時に懇願してきた。2人の身体はかなり小柄なため、男の俺なら同時に抱くことなんて容易い。折角だからこれからも一緒に俺へ奉仕してもらおう。

 

 

「あなた!!ルビィたちにそんなことを……!!」

「残念ながらルビィも花丸も俺の可愛い恋人さ。もう俺に全身全霊で尽くすことしか考えられないだろう」

「この手錠を外しなさい!!さもないと――――」

「さもないとどうするって?悔しいだろ?可愛い妹と後輩がこんな姿になってしまって……なぁ、黒澤(くろさわ)ダイヤさん?」

「くっ、この下衆が……」

 

 

 この流れで分かる通り、ダイヤにはまだ催眠を掛けていない。ルビィと花丸を使ってこの空き教室に彼女を呼び出し、手錠と縄で椅子に縛り付けて拘束状態にしてある。もちろん口だけは動かせるようにしてな。さっきの梨子とは違って、このお嬢様はかなり気が強い。そんな子の絶望する表情を見るための、まあ神々の戯れってやつだ。

 

 

「2人共、次はブレザーを脱ぐんだ。ご主人様の俺にお前たちの綺麗な身体を見せてくれ」

「ふ、ふふふ服を脱ぐんですか!?は、恥ずかしいです……」

「マル、あまり身体には自信がないよぉ……」

「何言ってんだ。ルビィも花丸もいい身体をしてるじゃないか。だから臆することはない、俺にありのままの君たちを見せてくれ」

「マルがいい身体……?ご主人様がそう仰るのなら……よろしくお願いします!」

「ご主人様がそこまで褒めてくれるのなら、私、ご主人様を満足させられるように精一杯頑張ります!」

 

 

 この2人は妹のようでついつい優しくしてしまう。千歌たちの時のように少々強引に命令するのも気が引けるくらいに。でもダイヤにとってはこっちの方が受ける精神的ダメージが大きいだろう。自分が可愛がっている妹と後輩が、突然現れた見知らぬ男に服を脱いでしまうくらい懐いているんだから。

 

 

「ルビィ!花丸さん!そんな破廉恥なことやめなさい!!どうしてそんな人の言うことなど聞くのですか!?」

「何を言っても無駄だよ。もうコイツらは俺の恋人だ。それにこれから一生俺の性欲を満たす奴隷になってもらうんだからな」

「ご主人様に一生使って頂けるなんて、オラとっても嬉しいずら♪」

「私もです!ほら、お姉ちゃんも一緒にご主人様のモノになろうよぉ~♪」

「なる訳ないでしょう!?いい加減目を覚ましなさい!!」

 

 

 無駄無駄、コイツらはもう俺のモノになることに喜びを感じている。まるで自分たちの使命であるかのように、2人はずっと俺に奉仕し続けるだろう。妹キャラ抜群の2人で性欲を満たせると思うと、もう今からでも血が滾ってきそうだ。

 

 

 そんなこんなでルビィと花丸はブレザーを脱ぎ捨てた。そして2人の上半身は白いシャツが1枚のみ。先程のキスで汗をかいているせいか、シャツにブラがくっきりと浮き出ている。そして汗で身体にピタッと張り付いたシャツは、彼女たちの胸の大きさがそのまま現れていた。

 

 

「花丸……お前こんなに胸大きかったのか。かなり着痩せするタイプみたいだな。どれどれ、ちょっと触って確かめてみよう」

「あっ!はぁ……♪そんなに強く揉まれると……はっ、んんっ♪」

 

 

 ロリ巨乳とはまさにこのことなのだろう。手に余らず漏れすぎずのこの胸は、俺の手を吸い付かせる魔力でもあるらしい。ずっしり実が詰まっているみたいに重さがあるのに、何故か柔らかい。そしてさっきから彼女の胸を弄る手が全然止まる気配がない。まだ高校1年生だというのにこの胸はけしからん。この俺がしっかりと管理してやらなければ……。

 

 

「次はルビィの番だな。どれどれ――――」

「んっっ!はあぁ……♪」

「大き過ぎず小さ過ぎず、俺の手にフィットするいい胸だ。こんな小さい身体でここまでいい胸を持っているとは、誇っていいぞ」

「ひゃっ!……あ、ありがとうございます……は、ふあぁ……♪」

 

 

 Aqoursメンバーの胸の大きさは、ステージから見た限りではルビィが一番小さいように感じた。その予感は的中していたのだが、貧乳と呼べるほど小さい訳ではない。むしろずっと握っていても違和感がないくらい、彼女の胸は俺の手にジャストフィットしていた。そして彼女、感度はかなりいいみたいで、シャツの上から触っているのにも関わらずもう既に顔が真っ赤になって表情も蕩けている。

 

 

 俺は両手で片方ずつ彼女の胸を弄りながら、手のひらで乳首部分を刺激してやる。

 

 

「あ、んっ!はぁ……♪」

「あっ、ふぁ……んんっ!!」

 

 

 2人共幼気ながらも漏らす声はしっかりと牝の声をしてやがる。優しく扱ってやろうかと思ったけど、こんな淫らな声を聞かされては乱暴をしたくなるもんだ。妹キャラで幼い彼女たちが乱れる姿、何とも唆られるじゃねぇか……次に命令する時は俺専用のオナホールになってるかもな。

 

 

 そして、さっきから喚いているコイツも――――――

 

 

「許しません……あなたを絶対に許しません!!よくもルビィと花丸さんにこんな……こんな破廉恥なことを!!」

「もうさ、いい加減うるさくなってきたんだよね」

「い、一体何を……!?」

「もうお前も俺の恋人になれ。そして牝奴隷となり身をもって俺に尽くせ。なぁに心配するな、お前の身体は俺が有意義に使ってやるから……」

「や、やめて……私は……」

「俺の携帯で写真を撮られれば、お前はもう俺のモノだ」

「い、いや……」

「俺に忠誠を誓え――――――ダイヤ」

 

 

 そして俺は、カメラのシャッターを切った。ダイヤが最後に見せた絶望の顔を脳裏に焼き付けながら、俺は己の欲望のためにまた1人、Aqoursのメンバーを手中に収める。

 

 

「ダイヤ、お前は俺のなんだ?」

「はい。私はご主人様に性欲処理されるためだけの牝奴隷です。いつでもお好きな時に私の身体をお使いください。ご主人様に使われることこそ、牝奴隷の喜びなのですから♪」

 

 

 きたぞ奴隷告白。この告白を聞くたびに俺は女の子をもっと堕としたいという衝動に駆られる。そして女の子が牝奴隷になる瞬間は、いつ見ても俺の心を騒がせやがる。ドス黒い闇のような感情が俺の身体を支配しているみたいだ……。

 

 あれだけ俺を毛嫌いしていた女が、あれだけこの状況に絶望していた女が、たった携帯をワンタッチするだけで俺に忠誠を誓う従順な奴隷と化した。もはや元のダイヤの意識など消え、俺への恋心で満たされているだろう。もう俺に使われることしか考えていない、ただの雌豚だな……。

 

 

 俺はダイヤの拘束具を全て外し、彼女の身体を解放させる。彼女は自由になったが逃げるなんてことはしない。むしろ真正面から俺に抱きつき、恍惚な表情で俺を見つめてきた。

 

 

「ご主人様を見ていると身体の疼きが止まらないのですわ!!ご主人様の手で早く……早く沈めてください!!」

 

 

 あれほど反抗的だったのに、今となっては自分から俺の身体を求めてくる始末。数分前のダイヤにこの光景を見せたらどうなるのか試してみたいよ。きっとさっきより絶望に染まった表情が見られたのだろう、女の子を無理矢理堕とすのはやはり気持ちがいい。

 

 

「さあ、お前も脱ぐんだ。そして俺に性欲処理されるだけの玩具となれ」

「はい、ご主人様の仰せの通りに……♪」

 

 

 これで6人目。この調子でAqours全員を俺の奴隷にし、誰もが羨むハーレム生活を送ってやる。いっそのことコイツらのファンの前で、9人全員をはべらせてやってもいいかな……。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「やっといた……」

 

 

 次に俺が目を付けたのは津島善子(つしまよしこ)。彼女も催眠術に掛けたAqoursのメンバーを使って適当な教室に呼び出そうと思ったのだが、単独行動が好きなのか上手くいかなかった。仕方ないので歩き回って探していると、ようやく浜辺にいるところを見つけたって訳だ。わざわざお前のご主人様になる俺に手間を掛けさせやがって……意識を書き換えたらどうしてくれようか。

 

 

「おい、探したぞ善子」

「善子って呼ぶな!私はヨハネよ――――って、アンタだれ?」

「誰って失礼だな。お前の恋人だよ、恋人」

「はぁ?堕天使ヨハネは常に孤独で孤高なの。余計な使徒は邪魔なだけよ。それに、ナンパなら他所でやってちょうだい」

 

 

 津島善子は右手を振って俺を追い払う真似をする。

 それにしても、ファンの間で聞いた噂通りの中二病だな。まさか初対面の俺にまで自分のことを堕天使と名乗る痛い子だったとは……。だがその設定は案外利用できそうかもしれない。もう普通に催眠を掛けるのも飽きてきたし、ちょっくらコイツで遊んでみるか。

 

 

「俺のような崇高な堕天使は他にはいないぞ。ほら、お前も堕天使の端くれなら、神に反旗を翻す英雄の俺を崇め奉るがいい」

「…………ちょっと何言ってるのか分からない」

 

 

 コイツ、乗ってやったら乗ってやったで急に態度が冷たくなりやがった!!遊んでやるために仕方なく催眠までの執行猶予を与えてやったっていうのに、馬鹿な奴だ。もう面倒だからやっぱ催眠を掛けて楽しむとしよう。

 

 

 俺はもはや慣れた手つきで催眠アプリを起動し、すぐにシャッターを切れるようにしてポケットに忍ばせる。

 

 

「言うなれば、俺はお前のご主人様だ。下級の堕天使が神に等しい堕天使の使徒になるのは当然だろ?」

「フッ、ヨハネこそが真の闇。永久の闇の深さを知らないアンタなんか崇めたりするものですか」

「そうかそうか、だったら分からせてやる必要があるみたいだな。どちらの立場が上なのか……」

「え……?」

 

 

 俺はそこでポケットから素早く携帯を取り出すと、善子……もといヨハネに向かってシャッターを切った。その瞬間、善子の目から光が消える。良かったな、これで本当の闇を知ることができるようになるぞ。もう俺の恋人兼奴隷として戻ることはできない、これこそが永遠の闇なのだ。

 

 

「あ、あなたはご主人様!?どうしてヨハネの目の前に!?」

「今日はお前に取り憑いてしまった呪いを解くためにやってきたんだ」

「の、呪い!?ヨハネが呪いに掛かるなんてヘマをするはずは……」

「それがお前の知らない間に身体の中へ乗り憑ってしまったみたいなんだ。しかもその呪いは神と同等の闇を持つ俺にしか治せない。だからこうしてお前の元へ出向いたんだ」

「わざわざヨハネのために……?嬉しい!」

「おっと!」

 

 

 善子は笑顔で俺の胸へと飛び込んできた。俺は突然の突進に若干仰け反りつつも彼女を抱きしめて支える。

 

 さっきまでは俺の方を向くこともせずただあしらっていただけなのにこの変わりよう、いつ見ても堪らなくゾクゾクする。だがさっきまで恨みは忘れてないぞ。呪いなんてもちろん嘘だが、それらしい設定を彼女に植え付けた。こういったごっこプレイができるのも催眠の魅力の1つだ。

 

 

「その呪いをお前の身体から抽出するには、胸から吸い出すしかないんだ。だからこの場で脱げ。俺が直々に口で吸い出してやる!」

「こ、ここで!?それに直接口でだなんて……う、うぅ」

「恥ずかしがってるのか?でも早く呪いを取り出さないとお前の身体はどんどん蝕まれていくぞ。それでもいいのか?呪いが進行すれば、堕天使として存在できなくなるんだぞ!」

「そ、それは嫌!!堕天使として存在できないってことは、私自身が消滅しちゃうってことじゃない!!」

「そうだ、俺はお前を守りたい。だから上だけでいい――――――脱いでくれないか?」

「分かった脱ぐ!!早く呪いを浄化してもらわなきゃ!!」

 

 

 すると善子は見知らぬ男が目の前にいるのにも関わらず、躊躇なく制服を脱ぎ始めた。まあ今の俺は彼女の恋人でありご主人様であり堕天使の長でもあるんだがな。

 

 彼女も割りと小柄な体型だと思っていたのだが、ブレザーを1枚脱いだだけでその引き締まった身体のラインがよく分かった。流石スクールアイドルをやっているだけのことはある。

 

 次にシャツのボタンも外され、その隙間から彼女の黒い下着が顕になった。黒という大胆な色なのは、自らを堕天使ヨハネと名乗っている影響なのか。理由は何にせよ俺が興奮できればそれでいい。シャツを完全に脱ぐと、彼女の白い肌と黒の下着が対照的に輝いて非常に艶やかだ。

 

 

 そして、遂に善子が下着へと手を掛けた。海風の音すら聞こえないこの浜辺で、下着と肌が擦れ合う音だけがして思わず息を飲んでしまう。

 

 

「こ、これでいいの……?」

「あ、あぁ……」

 

 

 この世界に上半身裸の堕天使、いや俺から見れば天使が降臨した。いくら決心をしても裸なのは恥ずかしいのか、両腕で胸を挟むように擦り寄せモジモジしている。しかしその行為は胸をより強調していることになるので、俺の興奮を煽るという点では逆効果だ。もちろん俺の欲求はこれまでにないくらい膨れ上がっているのだが。

 

 彼女の胸は形もよく至って普通だが、女の子の胸なんて見られれば大体興奮できる。今から何をされるのか分かっているからなのか、胸の乳首が両方共ピンと立って俺の唇を受け入れる体勢が出来上がっていた。小さな乳輪の中央で、ツンと控えめに主張していた小豆のような乳首は、俺にまじまじ見られるたびにどんどん肥大化していく。

 

 

「こんな綺麗な胸を、呪いなんかに蝕ませる訳にはいかないな」

「綺麗って……うぅ」

「恥ずかしがらなくてもいい。ご主人様である俺には全てを曝け出せ。さあ、胸から腕を離すんだ。お前の胸を俺の口で浄化してやろう」

「よ、よろしくお願いします!!」

 

 

 善子は顔を真っ赤にしながらも覚悟を決めて、胸から腕をどけた。腕の抑え付けがなくなった彼女の胸は、俺に向かってより強調される。俺は程よく張っている双丘とピンと立っている先端を見て、もう我慢が出来ず彼女の右胸にしゃぶりついた。

 

 

「あぁんっ!あっ……!!そ、そんなに強く吸っちゃ……んっ、ふぁ……!!」

 

 

 俺は善子の胸を吸う卑しい音を出しながら、まだ僅か高校一年生の胸の味を堪能する。強く吸い上げるたびに彼女はいい声で鳴くため、手玉に取っているようでやみつきになりそうだ。そしてこれだけやっても一切抵抗しないどころか、むしろ向こうから懇願するように俺を自分の身体に抱き寄せてくるので更に興奮が唆られる。

 

 

「片方だけじゃ呪いを完全には吸い出せない。左も吸うぞ――――んっ」

「ひゃっ!あ、んんっ!!はぁ、あんっ♪」

 

 

 この牝の声こそ俺の心と股間に響き渡る。もっとだ……もっと聞かせろ!!お前が俺の牝奴隷だということを、もっと俺に感じさせろ!!俺に服従し、その身体を差し出すんだ!!

 

 

「ふぅ、これで呪いは全て浄化されたぞ。だがいつまた同じ呪いに掛かるか分からない。だが俺に任せてもらえれば大丈夫。決してお前を呪いの餌食にさせたりはしない」

「ご主人様……はいっ!このヨハネのこと、一生掛けて守ってください!!その代わり、ご主人様が望むことならヨハネは何でもしますから……♪」

 

 

 もう何度目か分からない奴隷告白。こうして俺の右腕、いや片翼がまた増えた訳だ。お望み通り、お前の身体は俺が一生掛けて性処理として使わせてもらおう。それもこれも堕天使ヨハネとして生きるため、そう思い込ませておくのも一興かな……?

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「Oh!ご主人様の手付き……んっ、素晴らしいわ!あっ、はぁ……!」

 

 

 所変わって、再び学院の空き教室へと戻ってきた。もちろんただ戻ってきた訳ではなく、Aqoursメンバーの1人である小原鞠莉(おはらまり)を催眠アプリによって俺の恋人兼奴隷にしてやった。こうしていとも簡単に女の子を奴隷にできるあたり、俺も支配者が板についてきたな。

 

 

 そして女の子を少しずつ焦らせながら堕としていくのも焦れったいので、鞠莉に関してはサッサと上を脱がせ、寝そべっている俺の身体に跨って胸で奉仕させるようにした。俗に言う"ぱふぱふ"というやつなのだが、彼女の胸はAqoursで一番大きいこともあって、胸に顔全体が埋まるほどだ。2つの胸の心地よさと気持ちよさに、意識せずとも勝手に手が胸へと伸びてしまう。

 

 俺の手が胸に触れると、鞠莉の鮮やかなピンク色の乳首は、むっちりぷっくりと……まるで母乳が自然と垂れてくる妊婦かのようにいやらしく膨らんでいた。

 

 

「やっぱ巨乳は乱暴に扱ってこそだな。毎度毎度ステージでぶるぶる揺らしやがってこのやろ!!」

「あっ、ん!……そんなに激しくされたら……あぁっ!!」

 

 

 スタイルの抜群のお姉さんも、催眠の手に掛かれば他の奴と同様ただの牝だ。正直喋り方からして少し近寄り難かったのだが、牝奴隷に堕とし込んでしまえば何の問題もない。さてそろそろ胸だけでなく下半身も使わせてもらうとするか……。

 

 

 

 

 だがその時だった、誰も来ないはずの空き教室の扉が開いたのは――――――

 

 

「えぇっ!?ま、鞠莉!?そんな格好で一体何を……それにその人は……?」

「な、なにっ!?」

 

 

 突然空き教室の扉を開けたのは、鞠莉と同じAqoursのメンバーである松浦果南(まつうらかなん)だ。彼女は後々催眠を掛けようと思って今はスルーしていたのだが、まさか洗脳する前にこの現場を目撃されてしまうとは……。彼女は机と椅子を持っているので、いらなくなったそれらを空き教室へ置きに来たといったところだろう。これは想定外の事態だ!

 

 

「あっ、果南だぁ~♪果南も一緒にご主人様にご奉仕しよ?ほら Hurry up!!」

「ご、ご主人様!?ご奉仕!?全然状況が飲み込めないんだけど……それにどうして男の人の前で服脱いでるの!?」

「だってぇ~ご主人様はご主人様だし。それに彼はAqoursをもっと魅力的にするために私たちを導いてくれる人なんだから、これくらいはして当然でしょ!」

「えぇ……」

 

 

 もうどのような言葉を掛けたらいいのか、どうやってこの状況に対処したらいいのか全然頭が回ってないっぽいな。だがそれでいい。どうせお前も俺の奴隷になって一生を尽くすはめになるんだから、余計なことは何も考えずずっと俺を悦ばせることだけを考えておけばいい。

 

 

 想定外の事態に焦りはしたが、この催眠アプリを使って意識を書き換えてしまえば何の問題もない。そしてこれが最後の催眠となるだろう。果南さえ俺の奴隷にしてしまえば、俺だけのAqoursハーレムが完成する。毎日コイツら全員をはべらせる生活を送ってやるよ!

 

 

「な、なに?こっちに携帯を向けて……」

「お前も俺の下僕にしてやるよ。ダイビングで引き締まったそのエロい身体を、俺に堪能させてくれ」

「は……?そんなこと誰が――――あっ……」

「どれだけ抵抗しようが、催眠には敵わないんだよな」

「…………」

 

 

 遂にAqoursのメンバー全員を催眠に掛けることに成功した。もうAqoursは俺だけのモノなんだ!!この学院のモノでもファンのモノでもない、完全に俺の支配下にある。俺の命令だけに忠実な牝奴隷たちの完成だ!!

 

 その祝杯にそうだな……催眠と言えば一度は命令をしたくなるアレにするか。

 

 

「よし果南、そこに座ってオ○ニーしろ。俺に見せつけるようにいやらしくな」

「はい、ご主人様のためなら……」

 

 

 果南は床に割座、いわゆる女の子座りをすると、ブレザーとシャツのボタンを開けスカートを捲った。そこから見える鮮やかな青色の下着は、高校生のくせに大人の魅力が感じられた。そして彼女は右手を胸に、左手の指を下半身に当てると、自らゆっくりと弄り出す。

 

 

「はぁ……あぁ……」

 

 

 次第に果南の胸を揉む手付き、そして下半身を弄る指の動きが激しくなっていく。表情も蕩け、身体もかなり火照ってきているようだ。ファンの情報ではコイツはダイビングが得意と聞いていたのだが、このスレンダーな身体付きはそのせいか。胸も程よく張っているし、オ○ニー姿がこれほど様になる女は中々いないだろう。

 

 そして段々彼女の下半身から粘りがある水のような音が聞こえてくる。具体的には"くちゅり"と、淫らな音が教室中に響き渡っていた。これだけの短時間で乱れてしまうとは、よほど俺に対して興奮していたらしい。

 

 普段から自慰行為をしているのかは知らないが、こんな姿を男に見られるのは本来なら屈辱的に違いない。だがそんな姿でさえ羞恥心なしで公開させてしまう催眠の恐ろしさ、俺はもうこのチカラから離れられそうにもないな。

 

 

「おい鞠莉、手が止まってるぞ。その無駄にデカイ胸で俺を満足させてみろ」

「Wow!ゴメンなさい!果南のオ○ニーを見ていたら、身体が熱くなっちゃって……」

「だったらお前も果南と一緒にしろ。お互いでお互いを慰め合うんだ」

「私が果南と!?」

 

「あっ……あぁ♪」

 

 

 鞠莉は今もずっと自慰行為を続けている果南を見つめると、ゴクリと唾を飲み込んだ。案外期待していたりするのだろうか?俺は特段女の子同士には興味ないのだが、俺の命令、俺の支配下で女の子同士がエッチし合うのは見ているだけでも男の性が刺激される。

 

 

「果南……私たちでご主人様を楽しませましょ♪」

「鞠莉……うん、ご主人様のためなら鞠莉とでも……ん、ああっ!!」

 

 

 鞠莉が果南の胸を弄り、女の子同士の百合空間が形成され始めた。まあ精々2人でお互いの欲求を高め合うがいい。仕上げは俺の下半身がお前たちの下半身を貫いて、その最高潮にまで上り詰めた欲求を全て解放してやる。その時に見せる、コイツらの性によって緩んだ表情と牝の喘ぎ声が今でも楽しみだよ……。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

 こうして俺はAqoursハーレムの主になった。

 

 彼女たちはスクールアイドルとして活動する裏で、俺の恋人かつ奴隷として生きている。俺は彼女たちのご主人様という立場なので、コイツらが普段ファンに見せないような顔も十分に堪能することができる。俺に恋をしているが故に見せる少女の顔から、快楽に身を任せて性に溺れる恍惚とした表情まで、全て俺だけに向けられる。もう誰にもコイツらを渡さない。いっそのことAqoursを解散させ、ずっと俺の性欲を満たし続けるだけの存在にしてやってもいいかな。

 

 

「今日の晩飯当番は梨子だっけ?」

「はいっ!ご主人様の大好物ばかり作るので、是非ご期待下さい♪」

「曜も早く宿題を終わらせて、梨子の手伝いをするんだぞ?あとでご褒美が欲しかったらな……」

「ご褒美……ただいま全力で終わらせます!ご主人様からご褒美だなんてテンション上がってきたぁあああ!!」

 

 

 Aqoursのメンバーはみんな俺の家に住むようになった。もちろんそのためにはAqours以外の人にも催眠を掛けなければならなかったが、憧れのハーレム同棲生活のためなら関係ない人たちの意識を変えることなど容易いことだ。どうせもうあとには戻れない。

 

 そしてメンバー全員には、なるべく元の性格を崩さずに意識を改変した。やはりありのままの彼女たちに俺を愛してもらいたいからな。梨子も自信なさげな初々しさを取り戻し、曜も普段通りの元気っ子になった。そうすることで、催眠が掛かっていない素の状態で俺を愛してくれているような感覚になるのだ。

 

 今の彼女たちは全員が俺の恋人なのだが、誰もそれを疑うことはしない、むしろメンバー全員が俺のモノになれて幸福に満ち溢れているだろう。

 

 

「ご主人様、お風呂が湧きましたわ。お先に入浴をされてはどうですか?今日は私たちがご主人様のお背中をお流ししますから」

「いつも気が利くなダイヤは。なら果南と鞠莉も一緒に入ろう。俺がお前らの身体を隅から隅まで洗ってやる」

「ご主人様と一緒にお風呂……幸せ過ぎて練習の疲れが吹き飛んじゃいそう♪」

「そうと決まれば早く行きましょ!そしてお風呂でもたっぷりイってくださいね、ご主人様♪」

 

 

 お風呂は毎日メンバーをローテンションさせる形で入浴している。そして俺の身体を洗う時は自分たちの身体(主に胸や股)を使って洗うようにと命令してあるため、浴場の中では全員常に全裸。泡まみれになった彼女たちの綺麗な身体を毎日拝むことができて、いい目の保養になる。Aqoursメンバーのソーププレイなんてどれだけ金を出したとしても味わえない、もうお風呂では毎日発情しっぱなしだ。

 

 

「そういや今日の夜の担当は1年生たちだったな。よろしく頼むぞ」

「ご主人様を気持ちよくさせることがヨハネたちの存在意義なんだから、当たり前でしょ任せといて!!」

「それももちろんだが、今日の練習で溜まったお前らの疲れを癒すためでもあるんだぞ」

「マルたちのことまで考えてくれているなんて……やっぱりご主人様大好き♪」

「私も……粗相のないように精一杯ご奉仕致します!!」

 

 

 1年生たちは小柄だが柔らかい身体をした奴らばかりだから、今晩たっぷり可愛がってあげたあとコイツらを抱き枕にして寝るのも悪くはない。ご主人様に抱きつかれるなんて、嬉しさで興奮してコイツら寝不足になってしまうかもしれないな。奴隷でもありラブドールでもあり抱き枕でもある、いいポジションじゃないか。

 

 

「もうみんなすっかりご主人様の虜ですね♪」

「お前らの恋人でもあるんだから当然だ。お前もそうだろ、千歌?」

「ひゃっ!急に胸を触って……あっ、ん!」

「何を言ってるんだ、お前らは俺のモノだ。だからお前らの身体に何をしようが俺の勝手だろ。それに俺の奴隷になると忠誠を誓ったのは、千歌たち方からじゃなかったか?」

「そうです……ご主人様のいない人生なんて、もう考えられません。私たちを奴隷として一生飼い続けてください。ご主人様の命令は絶対、私たちの身体も好きにお使いください。それが私たちAqoursの最高の悦びなんですから……♪」

 

 

 千歌の告白に、俺の男の欲望が更に活性化する。これから絶対にお前らを手放さない。今まで憧れで手も声も届かなかった彼女たちが、今はこうして俺だけのモノになった。その幸福と欲望の両方を噛み締める。

 

 

 

 

 そう、こうして俺はAqoursハーレムの主となったのだ。




 このサンシャイン企画のテーマが"告白"ということだったのですが、普通の告白を書いては他の作家さんと同じ純愛モノにならざるを得なかったので、今回は思い切って"告白"を捻じ曲げてやりました。他の作家さんたちがあくまで"普通"の域を脱しないことから、私はいっそのことアブノーマルでもいいかなぁと。もちろんどんな"告白"でもいいと事前に情報を頂いていたからできたことなんですけどね(笑)

 こうして執筆してみると、やはり催眠モノはいいですよね!ただ普通に意識を書き換えるのも好きですが、本編の梨子やダイヤみたいに、初めは抵抗しているけど催眠に掛かったあとは従順になる、そのギャップに素晴らしく興奮を覚えるタチなのです!しかしいつもこのような外道な話ばかり執筆している訳ではないので、描写が短調になってしまった感は否めないですね。今回は意識なし催眠だけでしたが、機会があれば意識ありの催眠も執筆してみようかなぁと思っていたり。

 そしてそろそろ真面目な話でも。
 今回の企画によりサンシャインキャラを初めて描写しました。まだドラマCDくらいでしかキャラの特徴を掴めていなかったのですが、いざ執筆してみるとなるとやはり穂乃果たちと比べて描写が難しかったです。いつも私は妄想で文才を補ってきたので、ドラマCDのように声だけだとまだまだ妄想が沸き立たちませんでした。しかしアニメが放送された暁には、今回のような千歌たちのR-17.9描写もパワーアップするかも!?




 長くなりましたが最後に――――

 前書きでも紹介があったかとは思いますが、普段は『ラブライブ!~μ'sとの新たなる日常~』を執筆しています。ラブライブ!のハーレム小説なら評価は抜きん出て高いので、知っている方も多いと思われます。こちらは今回とは違って()()()正統派なμ'sのハーレム小説なので、もしまだ読んだことないという方がいましたら是非よろしくお願いします!




 それではこの辺で。皆さんサンシャイン企画お疲れ様でした!

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