すみませんでした。
これがないと話がおかしくなってしまうので追加しました。
今回は少しだけ彼女の過去を公開します。
ですが、思い出しているわけでもなくただ一時的に出てきただけという感じで書いています。
紗矢華さんが死んではいないっておかしかったので変えました。
「____今の気配、"獅子の黄金"だね…ふゥん、普通の人間が第四真祖を食ったって噂、わざわざ確かめに来たのも案外無駄じゃなかったわけだ」
「…"獅子の黄金"を知ってるのか…?」
「"焔光の夜伯"アヴローラ・フロレスティーナの五番目の眷獣だろ。制御の難しい暴れ者と聞いてたけど、うまく手懐けてるじゃないか。よっぽど霊媒の血がよかったんだな」
ディミトリエ・ヴァトラーの言葉を聞いていた私は痛みで顔をしかめたアヴローラ・フロレスティーナ、その言葉の響きはワタシの記憶を思い出してしまう。
私はあの日、絃神島にいたらしい。
私にはお兄ちゃんの記憶以外は何もない。
私の記憶は全て獅子王機関の人から聞かされた物だけで私自身の記憶はお兄ちゃんと過ごした日々だけだった。
「…花?綾……綾花!」
「えっ?何?」
「急に顔が真っ青になってたがどうしたんだ?もしかしてお前もあの日のことを思い出しちまったのか?」
「…うん。思い出しちゃった…」
「で、黒死皇派のクリストフ・ガルドシュって男があんたが絃神島に来た理由に関係しているのか?」
「そうだよ。察しがよくて助かるよ古城。そのとうりだ。ガルドシュが、黒死皇派の部下たちを連れて、この島に潜入したという情報があった」
「…なんでヨーロッパの過激派が、わざわざこんな島に来るんだよ?」
「さあね…まったくなにを考えてるんだか」
「黒死皇派は、差別的な獣人優位主義者たちの集団よ。彼らの目的は聖域条約の完全破棄と、戦王領域の支配権を第一真祖から奪うこと____」
「ますますこの島は関係ねーじゃんかよ」
「いえ、先輩。違います」
「絃神島は魔族特区____聖域条約によって成立している街だ。彼らが、この街で事件を起こすことには意義があるのサ。黒死皇派の印象づけるという程度の自己満足だけどねェ」
「な…」
…黒死皇派、獣人、なんだろう。何か思い出せそうなのに思い出せない。でも何かいや!いや!いや!いや!来ないで!来ないで!こっちに来ないで!お兄ちゃん、逃げて!早くそこから逃げて!…撃たれて、お兄ちゃんが死ん__________
「おい!綾花!綾花!大丈夫か!綾花!」
「…大丈夫よ。ただ、気絶しているだけよ」
「とりあえず寝かせましょう」
「じゃあ、ボクの船にある部屋に行こうか」
「…わかった。そこに案内してくれるか?」
「いいヨ。じゃあ、こっちに来てくれ」
_______________________________________
…あの時に一緒にいたのは誰なのかなぁ?私と一緒にお兄ちゃんに声をかけてる。
でもなんて言ってるのかわからない。
あれは、獣人?いや!やめて!お兄ちゃんを、なーちゃんを、殺さないで!
あれは?アヴローラ?でも何か違う。この子は____