最近は引越しなどの手伝いで休みはずっと手伝っていたので少々遅れてしまいました。
しばらくの間生活リズムが変わってしまいましたので、慣れるまで投稿が遅れる可能性があります。
次回更新はなるべく早くするようにさせていただきます。
少々書くのに時間がかかってしまったため話し方などが違う可能性がありますがその場合は気にせずにスルーしていただけるか、ご指摘を頂ければ幸いです。
「…んぅ」
「おい、綾花!大丈夫か?」
「綾花さん。大丈夫?」
「…えっと多分大丈夫です」
「そうか。…あれ?綾花靴下と靴はどうしたんだ?」
「え…あ、靴とかはどうしたの?」
「…あー多分落ちてる途中で脱げてしまったんだと思います」
「そうか。なら良かった怪我とかしてないみたいだし」
「……そうね怪我もしてないみたいで良かったわ」
なんか今紗矢華さんからの返答が少し遅かったような
「さてと、じゃあここから出るけどいいか?」
「はい。わかりました」
「わかったわ」
「来い!」
お兄ちゃんが眷獣を呼ぶと、緋色のバイコーンが目の前の瓦礫どころか天井まで壊しそして紗矢華さんが目の前を、私が天井から落ちてくる瓦礫を防ぎました。
「…あなたは本当に無茶苦茶ね」
クレーターを見ながら紗矢華さんはそうお兄ちゃんに言った。
「確かに地上には出られたけど、だからってこんなに馬鹿でかいクレーターを造ることはないじゃない。私と綾花が"煌華麟"と"雷神鳴"の障壁で瓦礫を防がなかったら、今頃生き埋めになってたわよ」
「文句は俺じゃなくて、眷獣に言ってくれ。俺は通路を塞いでいる瓦礫をどうにかしてもらえればそれでよかったんだよ」
「やっぱりあなたなんかの近くにいたら、雪菜が危険だわ」
「だから今回だけは、私があなたの面倒を見てあげる。さっさとあいつらを片付けましょう」
「そうですね。早く倒してしまいましょうか」
そして紗矢華さんが視線を向けた先には一番最初に交戦した手負いのナラクヴェーラがいた。
最後に見た時と形は変わっていない。だが、明らかに動きの質が違う。
操縦者の意思を反映した動きだ。
陥没した地表を楯のように使い、副腕から真紅の閃光を放った。
そしてそれはお兄ちゃんを狙っていたが、紗矢華さんがそれを止めていた。
そしてお兄ちゃんが新たな眷獣を呼び出していた。
「疾く在れ、九番目の眷獣"双角の深緋"____!」
そしてお兄ちゃんが呼び出した眷獣は、凶悪な高周波振動を撒き散らしていた。
そしてその眷獣、双角獣は咆哮を放った。
その咆哮は衝撃波の弾丸となりナラクヴェーラを襲った。
「やば……中の操縦者は……死んだ、か?」
「獣人の生命力なら、あのくらいでは死なないはずです。ただ、しばらくの間は身動きが取れないと思います」
「それよりも、あっちの五機を!操縦者が乗り込む前に潰して!」
「お、おう」
紗矢華さんが指差したのは、"オシアナス・グレイヴ"から運び出された五機のナラクヴェーラでした。
操縦者がいないそれらの機体は、いまだに休眠状態である。
それなら、なんの気兼ねもなく叩き潰すことができるはず。
だが、緋色の双角獣が古代兵器の群れへと襲いかかろうとしたそのとき、その機体を、横殴りの巨大な爆発が覆った。
「______なんだ⁉︎」
そして"オシアナス・グレイヴ"の後部看板を切り裂き巨大な何かが出現した。
ナラクヴェーラと同じ材質の装甲を纏っているようだが、桁違いに大きかった。
そしてその胴体を覆う装甲が割れて迫り出してきたのは、ミサイルランチャーの様なものだった。
私はそのミサイルランチャーを認識した瞬間、お兄ちゃんの前に出て雷神鳴の空間断裂を使い、防御障壁を造り出した。
そして紗矢華さんがお兄ちゃんに「伏せて!」と言っていた。
そしてこの一三号増設人工島だけではなく絃神島本体の市街地に黒煙が噴き上がった。
「なんて……ことを……」
その場に弱々しく膝をついたお兄ちゃんが、怒りにまかせて地面を殴りつけた。
「ふゥん……これが本来のナラクヴェーラの力か」
そしてどこか浮かれたような男の声が聞こえて来た。
「やってくれるじゃないか、ガルドシュ。こんな切り札を残しておいたとはね。どうする、古城?やっぱりボクが代わりにやろうか?」
「引っ込んでろって言ったはずだぜ、ヴァトラー……!どいつもこいつも好き勝手しやがって、いい加減こっちも頭にきてるんだよ!」
「相手が戦王領域のテロリストだろうが古代兵器だろうが関係ねぇ。ここから先は、第四真祖の喧嘩だ!」
「______いいえ、先輩。わたしたちの、です」
…左側に紗矢華さん。右側に雪菜…私はどうすればいいのでしょうか?