次回は2巻 戦王の使者です。
手紙は裏まで見よう!
先輩…お兄ちゃんのベットの上で私は起きた。
「…ここは…先輩の部屋?」
お兄ちゃんがいつも着てるパーカーや、鞄などの物があるし、多分そうだろう。
「あの後どうなったんだろう」
「オッサン倒して、聖遺物返す約束して、アスタルテは保護観察だとよ」
「そうだったんですか」
「で、アスタルテさんの血を吸ったんですよね。私をアテ馬として」
「いや、あれはアスタルテの眷獣を支配下に置こうと思ったんだよ。血を吸う準備のためだったんだよ」
「そうですか。でしたら他に綾花さんもいらっしゃいましたが私じゃなくて綾花さんにやるということは考えなかったのですか?」
「いや、なんだか綾花はそういうことをやる気にはならなかったんだよ」
「…先輩は何をやったんですか。一体」
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「獅子王機関には一応報告しておいたほうがいいかな?」
私は自分が行った行動を全て獅子王機関に報告した。
式神を一枚壊したこと。
雪菜の槍である雪霞狼を使ったこと。
特区警備隊の持っていた武器を勝手に使った事などの事を報告した。
「…島から戻されるかなぁ。…やだよ。やっとお兄ちゃんに会えたのに、またさよならなの?」
そうしているとポストに何かが投函された音が聞こえた。
ポストを開くとそこには手紙が入っていた。
中には式神のための紙、そして監視役は継続し、全力を持って真祖に接近せよと書かれていた」
「…全力を持って接近出来るかなぁ?」
裏にも何かが文字が書いてあったが私は気づかなかった。
裏には、貴女には武器を送らせて貰います。
八式突撃降魔機槍 "ストリアータ・レイチブ"です。銘は"雷神鳴"です。
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「私は暁先輩の監視役です」
「監視?ストーカーってこと?」
「違います。私はただ先輩が悪事を働かないようにと思って____」
「そのあなたが、このバカを誘惑してどうするのよ⁉︎」
「そ、それはそう…ですけど…」
「違うだろ、姫柊。そこは否定しろ!」
「誰か、ここに淫魔が!妹さんのクラスメイトに手を出す淫魔がいますよ____!」
「やめろ浅葱!少しは話を聞けっ!」
「すみませーん。暁先輩はいますか?」
「古城くんのドスケベ!変態っ!エロっ!いくらなんでも不潔だよ…!」
「や、やめてください、二人とも。たしかに暁先輩にはいやらしいところもありますけど____」
「凪沙もちょっと黙っててくれ。姫柊も全然フォローになってねーし!」
「お兄ちゃんは一体何をしたんでしょう?」
私はそう呟き教室を後にした。