Angel Beats! ~永遠の日々に終止符を~ 作:ぼっち
よろしくお願いします。
『Angel Beats!』は僕の中ですごく大好きな作品で今でもアニメを見てるくらいです。
ちなみにゲームの『1st Beats!』も購入し一通りプレイしました。
麻枝さんの世界観といいますか、表現力・・・自分は最高に好きです。
この物語は自分がこうだったらいいな~と思うもう一つの物語を展開していきたいと思っています。
どうぞ温かい目で見守ってください・・・。
―――――。
引き裂かれるのなら、いっそ身を引き裂かれた方が遥かにマシだと思った。
信じてた。
いや、信じてる。
今この瞬間でさえも俺は信じてる。
でも薄々は気付いている。
でも俺の泣き声がたまらなく馬鹿馬鹿しくて・・・。
更なる涙が顔をもっとぐちゃぐちゃにさせる。
気付けば、泣いているのは俺だけだった。
他の誰も泣いてなどいなかった。
蝉の声だけが、いやに騒がしい。
なのに、それはまだ聞こえる気がする。
やめろ・・・!
聞こえる筈がないじゃないか。
もう、言うのをやめているのだから。
君が、俺のために流す涙がないのなら、俺にだって。
君のために流す涙はいらないはずだ。
それなのに痛み、目を潤ませてしまうのは・・・どうしてだ?
分からない・・・
俺がこの世界で何をしたいのかも。
俺が何故こんな決断をしたのかも。
君が現われたあの日。
あの瞬間。
あの時から俺は狂ってしまったのかもしれない。
いつからか君を見る目が変わってしまった。
君が想うことを、俺も同じく想いたくなってしまった。
君の瞳に映るモノの中に混じりたくなってしまった。
俺は・・・
1人きりじゃなかったんだね。
ずっと側にいてくれてたんだね。
1人にさせなかったのは君だったんだね。
俺がしたことは間違ってたのかな?
俺がしたことは愚かなことだったのかな?
いつかは誰かがやらなければいけない事だったんじゃないのか―――?
誰かが・・・・・っ!!!
もう充分じゃないのか―――?
内なる、もうひとりの自分がやさしく語りかけてくる。
俺はもう充分に心を痛めたさ。
そして何度も、その痛む心を捨てるべきかどうか迷ったんだ。
だけど俺は頑なに、捨てることを拒んだんじゃないか・・・!
捨てればもっと心が楽になれる。
でも・・・やっぱり無理で。
君を失うなんて無理で。
全てを失っても尚―――
俺は絶望と共に過ごさなければならないのかい?
これ以上俺から何を奪おうってんだ?
これ以上俺は何を失えばいいんだ?
自問自答の日々。
答えは未だに出ない。
その辛かった日々は、きっと俺にしかわからないし、俺にしかねぎらえない。
なぁ俺。
―――俺は充分に頑張ったんじゃないのか?
―――俺がそれを認めてやんよ。
もう終わりにしよう。
これを成し遂げれば全てが終わる。
君に花束を贈ろう。
最初で最後だけど。
これが俺の気持ち。
受け取ってくれると嬉しい。
"それでもまだ引き裂かれていないって信じていたかった―――?"
まぁいいや。
いつか思い出してみよう。
君と一緒にいたことを。
そうしたら、もう前すら見えないほどに、泣き叫ぼう。
己が招いた悲しみと一緒に―――。
次回予告
「・・・食堂行くか」
「お前死んだ記憶・・・あるか?」
「俺の名前は尾形だ。尾形相馬。」
「オペレーション・トルネード!」
「くだらねぇ―――」
「昔、私のミスで1人の男子生徒が天使に消されてしまった―――」
「・・・あそこまでやる必要があるのか?」
「やっぱ俺らがガキだったんだ―――」
「ただ俺は"人間"として為すべき事をやり遂げるまでだ―――!」
#1 《Following Infinity》