Angel Beats! ~永遠の日々に終止符を~ 作:ぼっち
いやー、申し訳ないです;;
更新遅くなってしまいました。。。
なかなか今の時期忙しく書ける時間帯が深夜のみという事態・・・。
頑張って更新していきます;><
今回のお話はなんと、尾形くん、SSSと接触するんですよ!
遂にか、という感じですけども!
後半はなかなかシリアス展開になっております;
諸事情がございまして、今回のストーリーを大きく変更しました。。
なので前回の次回予告とかなりズレています、申し話ありません。
ではでは!
第六話、どうぞお楽しみくださいませ~~!
「それじゃ行くぞ~。全国統一を成し遂げた豊臣秀吉は―――」
くそつまらない授業。
この何千日もの間で日本史というものを何十周したことか。
俺はいっそ教師にでもなれるのではないか。
同じ事を繰り返すってのは、とてもつまらない。
・・・無意味だ。
それと違って岩沢達は新しいものを創り出す。
同じものは二度と創れない。
常に新しいもの。
俺はそれに惹かれたのか。
「音無、遅いぞ。早く席につけ。」
ふと教師がもらす一言。
そこに俺は聞き覚えのある単語が頭に浮かびあがる。
真横の席に座る男子生徒。
赤い髪の毛、そして何より"死んだ世界戦線"の制服を着ている。
あの時、食堂で紹介されていた新人か・・・?
とにかく見つめてみる。
やはり似ている。
名は"音が無い"って書いて、音無。
青髪の男が言っていたのを完璧に覚えている。
・・・声を掛けてみようか?
何か情報を得られるかもしれない。
―――いや、彼はまだ新人だ。
この学園に来てまだ日が浅いのか、戦線に入ったのが遅かったのか。
そんな奴が神のことを知っているのか。
この学園の事を知っているのか―――。
・・・待て。
違う、こいつは記憶喪失だったはずだ。
確か、学食で紹介されていた時、青髪が"名前を思い出した"と言っていた―――。
つまり記憶がなかったんだ。
―――俺と同じ。
声を掛けない理由が見つからなかった。
「アンタ、音無か?」
教師に聞こえないくらいの声の大きさで話し掛ける。
音無は少しビクついてからこちらを見る。
その表情は困惑そのものだった。
確かにいきなり隣の奴が話し掛けてきたらビックリするよな。
「俺は尾形ってんだ。後で話がある。少しいいか?」
「えっ、あ、ああ・・・」
慣れない笑顔を彼に見せる。
少しでも警戒心を解かなければ。
神の為なら・・・俺はなんでもやる・・・ってことだ。
授業のチャイムが鳴る。
教師は黒板を消し始め、生徒達もゾワゾワと会話を始めた。
それに乗っかって俺も音無に話し掛ける。
「よう」
「な、なんだ?」
「俺は尾形だ、尾形相馬」
「よろしく・・・」
やはり警戒心は解けないみたいだな。
そりゃそうか。
「俺も記憶がないんだ―――」
「えっ」
まずは仲間意識を持たせる。
それだけでいい。
計画通りだ。
「音無、アンタも記憶がないって聞いたぜ。実は俺もなんだ。自分が何者か分からない。」
「お前・・・」
「この学園から出たいんだ―――。ある人さえ見つかれば俺はなんでもいいんだ・・・」
「人を探してるのか?」
「あぁ・・・。もうずっと探してる―――」
遠いの記憶。
一瞬足りとも、あの日々を忘れたことなどない。
「そうなのか。記憶さえ取り戻せればな・・・」
音無は少し考える素振りを見せた。
しばらくの沈黙のあと、真っ直ぐな瞳でこちらを見た。
「お前、俺達の仲間になるか―――?」
えっ。
予想だにしない一言。
なんて返答すればいいのか・・・。
ビッグチャンスなのか間違いないが・・・。
「俺もさ、記憶を無事取り戻すまでの間は、俺が入ってるチームに居ようと思ってるんだ。」
「どうして・・・?」
「天使や教師、色々めんどくさいのに追いかけ回されて消されちまうんだと・・・。」
・・・ッッ!
思わず息を飲む。
やはり出てきたか・・・その単語。
"消える"。
この言葉の意味を知る時が来たようだ。
「・・・一体"消える"ってどういうことだ?」
震える声を隠し、告げる。
一体神はどうなったてんだ―――。
「えーと、それは―――――」
「音無さん、臨時徴集です」
「うわあああぁあぁぁあ」
「うおおおおっ」
突然真横から声がした。
音無があまりにも大声を出すもんだから、思わず俺声を出しちまった。
周りのみんな、ごめん。
そこに立っているのは死んだ世界戦線の服を着る女の子。
黄色い髪をツインテールに束ね、まるで人形のような顔立ちをしていた。
だが、それは妖艶という意味ではない。
日本人形のように顔が白く、表情が一切変わらないという意味だ。
不気味なやつもいるもんだな。
「いつもいきなり出てくるなって言ってんだろ!遊佐!」
遊佐って言うのか。
変わってるな。
「だからいきなりではありません。ちゃんと歩いてきています。」
「俺はそれを見たことがねーんだって!」
「幽霊とでも言うつもりですか?」
「じゃあここから歩いてみせろよ!」
「それに何の意味があるのですか?それより臨時徴集です、音無さん。」
歩いているのを見た事がないって・・・。
どんだけやばい集団なんだよこいつら・・・。
「ちょうど良かった。俺もゆりに話があったんだ。」
遊佐は俺をチラッと見てから、察したように頷いた。
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「カミモホトケモテンシモナシ」
ガチャッと解錠される音が鳴り響いた。
・・・待て。
部屋の上にある札っを見る。
・・・校長室じゃねーか。
お前ら、校長室占拠してたのかよ。
そういや、昔生徒指導の今泉とこの事で揉めてたんだっけ?
まぁいいか。
「ようやく来たわね。音無くん」
中に入ると死んだ世界戦線の服を着た男女の集団がぞろぞろといた。
ハルバードを持っている者やドスを持っている者がこちらを睨んでいる。
いやー、個性豊かなこと・・・。
奥に座ってる女は見覚えがある。
死んだ世界戦線のリーダーだろう。
「あれ、後ろの彼は?」
女がこちらを見つめてくる。
音無、説明してくれ・・・。
さっきからひどく野蛮そうなのが睨んでくるのが本当に怖い。
「彼の名前は尾形相馬。俺と同じく記憶を無くしてるところ、俺に声を掛けてくれたんだ!」
女はそれを聞いて目を丸める。
周りからは歓声が上がったりもした。
「えーーと、尾形くんかしら?あなたはこの世界に来たばかり?」
ここは正直に答えた方がいいのか?
この女、ずっと俺から視線を外さない。
嘘をついてもお見通しってことか。
「いや、もう何十年も此処にいる。」
周りからは驚きの声があがる。
「えぇーーー!それじゃあ、僕とほぼほぼ同期じゃないかあぁ!」
「大山、うるさい」
「ごめん」
「ちょっと待って」
ガヤガヤしているところ、女がそれを制する。
「何十年も生きている頃の記憶を取り戻さないってこと?」
な、に?
生きている頃の記憶・・・?
一体どういうことだ―――。
「ゆりっぺ、彼はまだ死んだことすら知らないんじゃないか?」
「そうか・・・そうよね」
「ちょっと待て・・・!死んだってのはどういうことだ!」
「尾形じゃないか!」
ふと声を掛けられる。
その声の持ち主は、俺のよく知る人だった。
「岩沢―――!」
てか今気付いたのかよ・・・。
もっと早くフォローして・・・。
「知り合いなの?」
「こいつ、ガルデモのファンになってくれてさ!なかなか面白い奴なんだ」
「岩沢さんに面白いと言わせるとは・・・なかなかやりますね尾形さんは―――」
「引くな!!」
「なんでですか!!!」
メガネが何やら騒がしい。
「尾形、あたしの"過去"聞いたろ?あれは生前の話だ」
生前・・・。
つまり岩沢は死んだ・・・と?
「この世界に来たってことは"死んだ"んだ、俺達。」
「世界・・・?」
「この学園は"死後の世界"なのよ―――」
死後の・・・世界・・・。
自分の知っていた常識が覆されていく―――。
腰が抜けそうだ。
頭の中がグチャグチャで何も分からない。
「この世界では病気にはならないし、致命傷でも痛みは伴うけど次の日には治る。だから精神的な意味でも病まないの」
「それは・・・死んでるから・・・か?」
「そう」
「そんな―――」
死んだ世界戦線。
その名の意味が、ようやく理解出来た。
ただ名付けたんじゃないんだ・・・。
「じゃあ・・・俺も死んだってのかよ・・・!!!!!」
「そういうことになるわ。」
容赦なく切り捨てられる。
何十年越しに知る真実にしては重すぎる。
俺は本当に無知だった。
馬鹿みたいに授業を受けて・・・神を探して―――。
そうだ・・・神ももしかしたら・・・!
「あなたも抱える生前の記憶があるはずよ。ここにいるメンバー全員も凄惨な生前を抱えてるわ。それが閉ざされているから何も分からなかったのね―――」
「じゃあ"消える"ってどういう意味だ・・・?」
「あら、その言葉を知ってたの?」
「あぁ、教えてくれ」
「あたし達は、こんな理不尽な人生を強いた神に復讐する為、この世界に居続ける―――」
「死んだ世界戦線の目的は、神を倒してこの世界を手に入れる事―――」
「でもそれを拒む者がいる。それが"天使"。彼女の言う通りにすれば私達の魂は"消滅"してしまうの。」
「あたし達はそれを"消える"と呼んでいるわ。どう?回答になったかしら?」
消滅―――。
そういうことだったのか―――。
天使・・・。
奴が俺から全てを奪ったってのか―――。
俺の心に蠢き始める、どす黒いナニカ。
それはこべりついて、離れようとしない。
「でも彼女に歯向かう、抵抗することでこの世界に居続ける事が出来る。抗えるのよ。」
「ここからが大事よ。よく聞きなさい」
「あたし達の生きていた頃に起こる"死"は無作為に、それも予期せぬ時に訪れた。」
「でも、この世界では天使にさえ抵抗し続けていれば、存在し続けられる。魂が消滅せずに―――。」
「なるほどな・・・」
だから風紀を乱しまくる行動を起こし、天使に抗っているわけか。
「記憶を取り戻すのもみんなで手伝うわ。だから共に戦いましょう。尾形くん。共に―――。」
女は手を差し伸べてくる。
この握手を返せば俺は晴れて死んだ世界戦線の一員ってわけか。
「もう一つ手伝ってほしい事がある―――」
「なに?」
「人を探してるんだ―――。"神"って人だ。聞き覚えないか?」
「―――ないわ」
やけに凛をして響く。
やけに即答だな。
まぁ嘘をついているようにも見えないし・・・信じるか。
「その神って人も、あたし達が一緒に探すわ。任せなさい。」
「助かる・・・」
握手を返す。
彼女は微笑みをこぼす。
・・・"人間"だ。
「ありがとう」
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一通りの説明は受けた後、制服を渡され、改めて死んだ世界戦線の一員となった。
ついに風紀を乱す側にきたのだ。
正直、今日は驚きまくった日々だったが、真実を知れて良かった。
これからは俺は1人じゃない。
誰かが隣に居てくれる。
神が消滅したかどうかはこれからジックリと探っていけばいい。
この死後の世界は無限に続くのだから―――。
ふと気付けば、ガルデモの準備教室の前にいた。
岩沢はまだ会議中だからもちろんいないはずだ。
教室を覗けば、中に居るのはひさ子だけだった。
軽くノックをしてから、教室へと入りこむ。
「よう」
「おまっ!それを着てるってことは・・・!!!」
「つまりはそーゆーことだ。改めてよろしく。」
「お前人間だったのか!?」
「NPCだとでも思ったのか?はあ、悲しいな・・・」
NPC、一般生徒。
それがどういうものかは、既にゆりに聞いている。
「いや、誰だってあの服着てれば思うだろ!どうりで個性的だなって思ったぜ~」
「多分、陽動班に行きそうだから、よろしくな。」
「まじかよ!やったぜ!お前ならマネージャーに推薦してやるよ!」
「俺を買いかぶり過ぎだ。やめろ・・・」
ひさ子は満面の笑みで俺に腕をまわしてくる。
そんなに嬉しいものなのか?
「飯でも行こうぜ!記念に先輩が奢ってやる!」
「―――、俺の方がここにいた歴長いけどな。」
聞こえない程度にボソッとつぶやく。
本当に聞こえない程度に。
・・・と思ったのだが、珍しく食堂が人いっぱいで入る事が出来なかった。
この光景に亜然とする。
「奢るのはまた今度な・・・」
「大階段で休んでいくか?」
そのまま戻るのは面倒なので近くの大階段で腰を掛けることにした。
大階段の一番上、ど真ん中にひさ子は座り込む。
気付けば満天の星空が俺らを見下ろしていた。
もうそんな時間だったか。
「そろそろ球技大会の季節か―――」
「えっ?」
「いつもやってんだよ、球技大会。」
「へぇ~。それは俺らも参戦するのか?」
「あぁ。うちらいつもはチーム・ガルデモで出場して一回戦負けなんだけどな・・・」
「普段は陽動やってるんだから仕方ねーよ」
他愛もない会話を繰り広げる。
忘れるくらい時間は過ぎ去っていく。
そのうち、話題が尽き、互いが無言になる。
「アンタと初めて会ったのもこの場所だったな―――」
「あん?」
「ほら、朝でさ。ここでうちら、出会ったじゃん」
ひさ子はずっと前を向いている。
・・・改めてみると横顔美人だな。
うわっ、何を考えてるんだ俺は・・・!
「良かったよ。お前と出会えて。尾形。」
それはどういう意味だろうか。
一瞬だがドキッとした自分がいた。
ときめいた自分がいた。
あぁ、くそ。
「このまま続いてくれればいいな。幸せがさ。」
「―――だな」
「あたしは岩沢がいてくれて、ギターを弾いていられたらそれでいいんだ。」
「そんなに岩沢が好きなのか?」
少し笑いながら告げる。
だがひさ子はこれっぽっちも笑わなかった。
・・・きっと俺と神のような関係なのだろう。
切っても切れない関係。
痛いほど、分かる。
「岩沢がいれば、あたしは何でもいいのさ」
「ひさ子―――」
「そんくらい岩沢が好きなんだ。あたしは。」
「なるほどな。」
ひさ子はどこを見る訳でもなく。
「あたしさ、生前・・・岩沢のような奴に出会えなかったから―――」
死ぬ前の話か。
"あたしをずっと苦しめてきた存在が、この世界でも尚・・・あたしを苛み続けるってことだよ。"
こんな事を言っていた。
聞いてもいいのだろうか。
「何があったんだ―――?」
包む込むように問う。
ひさ子はやっと俺を見た。
・・・まずい。
一瞬で悟る。
瞳の中に蠢く闇が大きくなってやがる。
何も終わってなんか・・・いなかったんだ―――。
ひさ子は静かに語り出した。
「ソイツは岩沢とは正反対の奴だった―――」
「岩沢は歌う事に喜びを持ってる。でもソイツは歌う事を憎み、嫌っていた―――。」
「そんなボーカルのギタリストをしてたんだ・・・あたし。」
「"斬崎"ってんだ。ソイツの名前。」
「シャウトのような歌。誰も真似出来ない歌声。なんといっても斬崎は歌う事に対しての才能があった。」
「でも生きていることに意味を感じないし、歌うことが嫌いだった―――。」
「そのカリスマ性に圧倒的女性ファンが増え、一気に人気になったんだ。」
「でも斬崎はいつも死にたがっていた。」
「斬崎は痛みを感じないんだ。だから本当に死のうとしてる。」
「自傷行為をする日々。それを止める日々。バンドメンバーやマネージャーはそれらを放棄し、気にも留めなかった。」
「一度、斬崎は自殺を図った。」
「おぞましい光景だった・・・あんなもの見た事がなかった」
「病院で彼はあたしにこう告げた。」
「今度はあんたが俺をこの世界に繋ぎとめてくれるのかい?って―――」
「あたしは斬崎を守る責任があった―――。」
「あたししか斬崎を止めることが出来なかった。」
「ただあたしは斬崎を生かすだけの機械になって生き続けた。」
「でもギタリストとボーカル・・・それはあまりにも距離が近すぎた・・・」
「それをよく思わないコアなファンがいてさ、あたしの実家に火を付けて全焼させたんだ―――」
「なんで家族を巻き込んで、不幸せにしてるんだろあたしって思って・・・」
「何のために頑張ってるんだか分からなくなった・・・」
「もう何もかも抱え込む事が出来なくなっちゃって・・・」
「そんな親不孝のあたしに・・・父親は強く抱きしめてくれて・・・"おかえり"って言ってくれてさ」
「あたしは全てを投げだして、実家に帰った―――」
「親戚の家で肩身狭く暮らす日々。それでも幸せだった・・・。」
「別れてから数週間経ったくらいかな?朝の情報番組で斬崎が1人で出演したんだ。」
「司会の人が丁寧にバンドについて説明してさ・・・カメラが斬崎に切り替わった瞬間―――」
「斬崎が銃でこめかみを撃ち抜く光景が映し出された―――」
「斬崎は目と鼻から血を噴き出させて、フレイムアウトしていった。」
「完全なる死だ」
「復讐されたんだ・・・と思った」
「あたしは重度の精神疾患に陥った・・・。そこであたしの人生は幕を閉じた―――。」
その肩は震えていた。
思い出させたくない事を話させてしまった。
ポニーテールが上を向いている。
泣いているのか―――。
それは分からない。
俺はひさ子をそっと抱き締める。
恋愛感情、友情、そういった類のものは一切捨てて。
ただ1人の人間として。
隣に居続けた。
それから何分経っただろうか。
ひさ子は"もう大丈夫だよ"と一言告げた。
そっと離してやる。
「岩沢がいなかったらさ・・・あたしはこの世界でも気が変になっていたと思う」
まっすぐ前を見つめながら、彼女は呟いた。
「それを繋ぎ止めてくれたのは・・・岩沢だ」
「だからか。岩沢と特別視する理由は」
「特別視っていうか、まぁ一番大事な存在だ。」
「あの二人は?」
「入江と関根か?まぁアイツらは後から来たし・・・」
「でも大事な仲間だろ?」
「それは勿論。岩沢が特別なだけさ。それに―――」
「?」
「アイツらは・・・この場所の"意味"を知らない―――。」
「意味―――?」
首をかしげる。
何か深い思い入れでもあるのか。
「この場所は岩沢と初めてライブをした場所なんだ。」
そうか。
始まりの場所だったんだ、この地は。
俺と神も同じように―――。
「大切な場所なんだ。またお前っていう思い入れが増えちまったがな―――!」
笑顔になってくれる。
ひさ子の中で俺という存在が大きくなってくれていることが嬉しかった。
護っていこう。
俺が、ガルデモメンバーを。
俺に光を照らしてくれた、みんなを。
死んだ世界戦線じゃない。
ここに誓おう。
この先何が起こっても、守り切ってみせる。
俺が―――。
君達を―――。
次回予告
「入江、ドラムって難しいの?」
「恋愛フラグを強引に立ててみました!!」
「タイプじゃありません!!違いますからぁ!」
「音合わせるのって難しそう」
「案内してくれ」
「もしかしたら、好き・・・なのかな・・・?」
「みゆきちーーーー、男は獣だぞおぉおおぉお」
「この事は秘密で・・・」
「"絶望への痛み"。それが俺の力だ。」
#7 《Victim Of The Hell》