捨てられた提督   作:水野クルル

1 / 2
いろいろダメですが楽しんで見てもらえたら嬉しいです


第1話

20xx年、人類は制海権を奪われていた

誰に奪われたか、そう、深海棲艦である。

最初は、各国は勇敢に立ち向かったが、攻撃が効かなかったため、段々戦力が削られていった。

突如現れた脅威に日本を含め多くの国々は、制海権を喪失。瞬く間に海底ケーブルなども破壊された。それにより、日本は資源のないため滅ぼされると覚悟した時、とある古びた戦艦が浮上を始めた。

ボロボロで沈んでいるその船は、壊れているはずの砲を使って深海棲艦を撃退。

その砲とは、46cm三連装砲つまり旧日本海軍の戦艦大和だ。日本はすぐに大和を調べ始め、船の中でとある生命体を発見した。

その生命体を妖精と名付けた。

その妖精の力により艦娘が誕生、日本は少しずつだが海を取り戻していった。

‘‘沖ノ鳥島沖海戦’’艦娘と深海棲艦による大規模な海戦でこの戦いにより太平洋の安全とまではいかないが制海権の大半を手に入れた。

しかし、その海戦から数年経っているが未だ海の平穏を取り戻すことはできていなかった。さて、そんな時代ではよくあることだか、艦娘達の住んでいる鎮守府にはとある二つの噂が流れていた。一つ目は、轟沈もしくは轟沈しかけた艦娘が生きて帰ってきたという噂だ。この時の記憶はほとんどなく何が起きたかわからないが月に数回信じられないことが起こっているらしい。

二つ目の噂は捨て艦ならぬ捨て提督だ。

捨て艦とは、育てていない練度の低い艦娘を戦場にだし、被害担当艦として進軍することだ。それと少し違うが捨て提督とは、艦娘からの信頼のない提督、つまりブラック鎮守府の提督の艦娘を他の鎮守府の艦娘が防衛するからといって別の場所に移動させ、その後、深海棲艦も傍受することのできる回線で守りがいないこと言う。そして、深海棲艦に鎮守府を襲わせ、遠くから提督のいる鎮守府ごと爆撃や艦砲射撃でぶち壊すというものだ。

ブラック提督も処分できるし、深海棲艦を一気に倒せるという、一石二鳥の作戦だ。

これにより日本近海の深海棲艦は戦力を弱めていった。ここまでは良かったのだか遂にはしっかり信頼関係のできている提督すら捨てられることがあるという噂だ。日本海軍は否定しているものの、噂ではほぼ真実だろうと言われた。

 

さて、時は少し過ぎ日本は少しずつだが復興が進んでいた。それにより戦場は東南アジアに移っていた。そして大規模作戦が発令された。多くの鎮守府から、多くの艦娘が参加した。2航戦蒼龍もその1人である、彼女は同じ2航戦の飛龍や、1航戦の赤城、加賀と作戦に参加、制空権の確保に尽力した。だが、進軍の途中に敵の奇襲を受け大破してしまう。

 

『蒼龍さん、大丈夫ですか?』

『余り良くありません、航空機の離発着もできないし、速力もほぼ出ません』

『今すぐ、提督に撤退を進言しましょう』

『私から提督に伝えます』

そう言い飛龍は提督に撤退を進言する通信を入れた、しかし、帰ってきた答えは

『ダメだ。』

信じられない答えだ、何せ大破したのに撤退をダメだというのだから。

『提督…つまり、ここに待機ということでしょうか?』

『違う。進軍しろと言っているのだ。』

『なぜでしょうか?』

『決まっているだろう、今回の大規模作戦で俺が戦果を上げれば昇進できるし、それに蒼龍が居なくなったところで、また、別の空母を補充すればいいことだからな』

『だから、轟沈を恐れず進軍しろ。』

腐っている内心でそう思った

『…蒼龍..ごめん』

涙がでてきた。

『飛龍、泣かないでよ。それにみんなのためだもん、轟沈しても悲しくないよ』ニコッ

嘘だ、嘘だとわかっているのに何も言えない

そして、そのまま進軍そして、ボス戦に突入、ほぼ無防備な蒼龍は敵の攻撃をほとんどすべて受け、ボス戦が終わるとそこに蒼龍の姿はなかった。

他にも多くの犠牲を払いながらも大規模作戦はなんとか勝利した。

 

 

○○『くる..しいよ。』

彼女は走馬灯を見た。それは見たことのない提督とみんなで笑顔で過ごしているものだった。

○○『なんで.だろう?見たことある気がするのに記憶にな...いな。でも、良かった。最後にいいものが見れたな...アハハ』

そして彼女は海に沈んだ




初投稿なので、意見、感想お願いします
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。