ラブライブ!~目指すはヒフミトリオの立ち位置~   作:陸奥楓

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第一章 転校!そしてスクールアイドル結成!?
第1話 転校


私は今日から通う音ノ木坂の校門を潜り自分の下駄箱の場所を知らない為外来用の玄関から入り事務員に転校生だという旨を伝えた。

 

星菜「すみません、今日から転校して来た芳野星菜といいます。先生へのお取次ぎをお願いします」

事務員は「分りました」と言うと部屋にあった内線電話を使い連絡を入れた。

おそらく職員室にいるこれから私の担任の先生になる人を呼んだのだろう。

 

それから2~3分まっていると廊下の向こう側から女の先生がこっちへと歩いてきた。

 

「君が芳野さん?」

 

星菜「はい!」

山田先生「私は君の担任の山田だ。」

星菜「よろしくお願いします」

軽く先生と挨拶を交わすと私と先生は直ぐにその場から動き出した。

 

山田先生「意外と来るのが早かったんだね。もう少し後かと思ってたよ」

星菜「編入試験の時に来たくらいですので途中道に迷わない用にと、やっぱり転校初日ですからやらないといけない事も多いのではないかと思いまして早めに来ました」

 

先生は感心した様な視線で星菜を見ると

山田先生「まぁ、確かにそうだ。君の場合まだ下駄箱も知らないもんね。それじゃあ着いておいで案内するから」

 

先生の後に付いて行き私は一番重要な生徒用の昇降口にある下駄箱に案内された。

 

山田先生「下駄箱はここ、芳野さんの出席番号はこれだから覚えておくこと。それとクラスへの合流は始業式と入学式の後にあるHRで私が呼ぶからそれまでは今から案内するから外来者用の応接室で待ってて貰える?」

星菜「わかりました」

 

その後、朝のHR後の予鈴が鳴るまで私は先ほど先生から渡された生徒手帳を一通り目を通して置き、先生が戻ってきた後に講堂まで連れて行かれるのであった。

 

始めに新年殿始業式、そして終了したかと思いきや20分もしない内に入学式が執り行われたのだった。

 

星菜(う~む、流石に3時間座りっぱはお尻にくる・・・。)

などとそろそろ周りも長い式典に飽きがきた頃、理事長の鶴の一声がこの空間にいる生徒達の思考を停止させることとなったのだ。

 

理事長「音ノ木坂学院は近年の入学希望者も少なく、来年度の入学希望者の数によってはこの学院を廃校にすることを決定しました。」

 

嘘だと思いたかった。

そもそも何故に転校初日に来た学校の廃校の知らせを聞かなければならないのか?と・・・。

 

その話しを最後に入学式は終了し、生徒が各教室に戻って暫くしてから私は山田先生の後に付いていき。これから1年間学ぶ教室へと脚を運ぶ。

 

山田先生「驚いた?」

星菜「あ、ああ・・・はい」

山田先生「まぁ、転校初日に廃校のお知らせを聞くなんて思わないもんね 日本探しても芳野さんくらいだよ」

星菜「そんなに厳しい状態なんですか?」

 

私は現在のこの学校の状況を恐る恐る先生に聞いてみる。

 

山田先生「正直言うとね。2.3年前から教師の間でも廃校は時間の問題って話しが上がっててね。最近だと此処よりUTXの方が入学希望者が多いとは知ってたからさ」

 

 

UTX学院・・・秋葉原にあるエスカレーター式の女子高だ。設備も学校とは思えない位良いらしくここ一帯では一番人気の学校らしい。

それに、現在流行っているスクールアイドルの中でも人気が高くUTXの看板ともいえる3人組のアイドルグループのA^RISEの効果もあって入学希望者は年々うなぎ登り状態とも聞く。

 

 

星菜「最近のスクールアイドルブームで凄いですからねUTXは」

山田先生「今時歴史だけあってもそれが好きで来る生徒は居ないからね。強いて言えば制服が好きか他だと親御さんがOGとかが入学希望者の殆ど占めてる状態だよ」

新年度早々というのに廊下は静まり返りただ私と先生の足音だけがその場に響いた。

 

山田先生「何はともあれ、今の1年生が卒業するまでは廃校にはならないから其処は安心して! ほら、教室に着いたよ」

星菜「そうですね!ここでの学校生活を楽しみます!!」

山田先生「よし、それじゃあ私が先に教室に入るから呼ばれたら入ってきて」

 

先生はそういうとサッと教室の戸を開け中に入るとまた素早くその戸を閉めた。

 

星菜「やっていけるかなぁ・・・。いや、ここからなんだ」

 

山田先生「それじゃあ、入ってきて!」

 

私は気合を入れなおすとゆっくりと教室の戸を開け中へと入り、教壇の横で脚を止めクラスメイトの方を向いた。

その間に先生は黒板に私の名前を書いていく。

 

星菜「芳野星菜です。両親の仕事の都合で転校してきました。 これからよろしくお願いします」

私はクラスの皆に向かって一礼をする。

しかし、前世では転校などした事も無かった訳であって、入学式のクラス全体で個人個人挨拶していくのとは違いクラス全員が一人に視線を集中させて見るのだから緊張は測り知れなく、心臓が今にも飛び出しそうとは正にこれではないかと私は実感した。

 

山田先生「それでは皆、分らないことがあれば何でも教えてあげる様に!・・・・高坂はどうしたんだ?具合でもわるいのか?

先生は机に伏せているオレンジ色の髪をした少女に問いかけるが反応がない。

 

「ほ、穂乃果ちゃん!?先生に呼ばれてるよ!!起きてぇ」

「ことりちゃん、落ち込まずには居られないんだよ!学校なくなっちゃうんだよ!!」

灰色のロングヘアでおっとりした少女が机に伏せている少女を起こすと、少女は寝ていた訳ではなく学校が廃校になることがショックで落ち込んでいたのだった。

 

山田先生「んん!高坂学校のことを思ってくれてるのは嬉しいのだが、今はHRで転校生の自己紹介の時間だ」

「えっー!転校生!?・・・・・・・・・・天使」

 

少女は私の方へ視線を向けるなり第一声がそれであった・・・・・。

 

星菜「え、天使?」

 

オレンジ髪の少女の発言で私は呆気にとられてしまうのだった。

 

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