異世界でミリオタが現代兵器を使うとこうなる   作:往復ミサイル

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キメラと吸血鬼の因縁

 

 必死に砲撃するレオパルトたちが、無数のT-14たちが放つAPFSDSの集中砲火を叩き込まれて瞬く間に撃破されていく。分厚い複合装甲を纏った近代化改修型のマウスが大口径の160mm滑腔砲で歩兵もろとも戦車部隊を薙ぎ払うが、滑腔砲が砲弾を放った直後に複数のT-14から放たれた対戦車ミサイルを叩き込まれ、すぐに擱座してしまう。

 

 ヴリシアの戦いで近代化改修型のマウスは猛威を振るったが、無数のT-14や中国の99式戦車の前に立ちはだかる羽目になったマウスたちは、ヴリシアの時よりもはるかに数が少なかった。しかも彼らを支援して猛威を振るった近代化改修型のラーテも既に全滅しているため、たった10両足らずのマウスで無数の戦車と戦わなければならなかったのである。

 

 しかし、だからと言って吸血鬼たちが降伏する気配は全くなかった。

 

 連合軍が銀を使わなければ吸血鬼たちを殺せないのに対して、吸血鬼たちはどんな方法でも連合軍の兵士たちを殺せるのだ。それゆえに殺した兵士から鹵獲した武装でも、ちゃんと連合軍の兵士は殺せるのである。

 

 鹵獲したRPG-7をT-14の車体後部へと叩き込み、その隙に忍び寄った吸血鬼が虎の子のC4爆弾でT-14に止めを刺す。強力な爆薬で爆破される羽目になったT-14が火達磨になり、ハッチの中からズタズタにされた兵士たちが悲鳴を上げながら飛び出していく。

 

 連合軍が勝利するのは確実だったが、すでに連合軍は予想以上の損害を被っていた。

 

 吸血鬼たちの指揮は、連合軍の予想以上に高かったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 聖水で濡れたハルバードが、スコップで白兵戦をしようとしていた吸血鬼の肉体を貫いた。

 

 ハルバードの餌食になった吸血鬼はそれを必死に引き抜こうとするが、ハルバードに塗られた聖水はもう既に彼の肉を溶かし始めており、傷口からは血の臭いと共に真っ白な煙が覗いていた。

 

 左手を強引に引っ張り、ハルバードを引き抜くエリス。右手に持ったPL-14でその吸血鬼に止めを刺した彼女は、白兵戦が始まった戦場を見据えながら息を呑んだ。

 

 防壁の外側に残っている部隊は、残った要塞や防壁の上で重機関銃を構えている敵兵との熾烈な銃撃戦を繰り広げているというのに、防壁の内側では銃弾よりも、兵士たちに支給されたナイフや、彼らの身を守るヘルメットの方が活躍していた。新型の武器を装備しているというのに、その兵士たちは雄叫びを上げながら白兵戦を繰り広げていたのである。

 

 PL-14をホルスターに戻してから、エリスも防壁の内側へと向かう。もし味方が白兵戦を始めずに銃撃戦をしていたのであれば、敵の集団をまとめて氷漬けにすることができたのだが、白兵戦が繰り広げられている状態では味方まで氷漬けにしてしまう恐れがあるため、迂闊に得意な氷属性の魔術を使用するわけにはいかない。

 

 防壁の中へと突入したエリスに、早くも5.56mm弾の弾幕が牙を剥く。咄嗟にハルバードを薙ぎ払って弾丸を弾き飛ばした彼女は、弾丸が飛んできた方向を睨みつけて敵の人数を素早く確認した。

 

 今しがた彼女に弾丸を放ったのは、XM8を装備した3人の兵士だった。立て続けに放たれる5.56mm弾を回避しながら右手をPL-14のホルスターへと伸ばし、9mm弾を連射して牽制しつつ距離を詰めていく。

 

 倒壊した管制塔の残骸を飛び越えつつ、空中で敵兵に狙いを定める。アサルトライフルを手にしていた吸血鬼たちがすぐにセレクターレバーをフルオートへと切り替えて弾幕を張るが、5.56mm弾の群れはエリスが片手で回転させたハルバードの刃や柄でことごとく弾き飛ばされてしまう。

 

 その隙に、エリスは一度だけトリガーを引いた。

 

 右手に持ったPL-14のスライドがブローバックし、ライフル弾よりも小さな薬莢を吐き出す。マズルフラッシュと共に躍り出たその弾丸は、回転するハルバードの間をすり抜けると、必死に弾丸を放っていた若い吸血鬼の兵士の眉間へと喰らい付き、そのまま風穴を穿ってしまう。

 

 がくん、と敵兵の頭が大きく揺れる。鮮血が吹き上がり、脳味噌にも風穴を開けられる羽目になった吸血鬼の兵士が後ろへと崩れ落ちた。

 

 その兵士が崩れ落ちると同時にハルバードの回転をぴたりと止めたエリスが、まるで槍を放り投げようとしているかのようにハルバードを逆手に持つ。落下してくるエリスを回避しようとしている敵兵に狙いを定めながら、彼女はそのまま敵兵に襲い掛かった。

 

 ハルバードの先端部が、逃げようとしていた敵兵の背中に突き刺さる。落下した勢いによって押し出されたハルバードはあっさりと吸血鬼の兵士を串刺しにすると、塗られていた聖水で早くも彼の骨や内臓を溶かし始める。

 

『ギャアアアアアアアアア!!』

 

『こ、このッ!』

 

 もう1人の兵士が背後からエリスに向かって銃剣を突き出そうとするが、XM8に取り付けられた銃剣を突き出されるよりも先にハルバードの柄から手を離していたエリスは、くるりと回転しながらあっさりとその一撃を回避してしまう。

 

 思い切り突き出した銃剣を空振りする羽目になった兵士が、ぎょっとしながら回避したばかりのエリスを睨みつけた。今の攻撃を回避したのかと言わんばかりに彼女を見つめていた兵士を見つめながら、エリスは容赦なくその兵士の肩に銀のサバイバルナイフを突き立てた。

 

 ナイフの切っ先が右側の鎖骨を貫き、鮮血が噴き出す。痙攣し始めた敵兵からナイフを引き抜いたエリスは、後ろでハルバードに串刺しにされていた敵兵から得物を引き抜き、血まみれの得物を持ったまま突っ走る。

 

 ちらりと防壁の中の様子を確認したエリスは、瓦礫をキャタピラで踏みつぶしながら前進してきたレオパルト2に狙いを定めた。

 

 いくら乱戦になっているとはいえ、吸血鬼たちは銀の弾丸や砲弾で攻撃されない限りは再生する。それゆえに、もし仮に通常の砲弾で敵兵もろとも吹き飛ばしたとしても、味方の兵士だけは再生して再び戦うことが可能なのである。

 

(味方ごと砲撃するつもりかしら)

 

 あの戦車が、榴弾で味方ごと吹き飛ばす可能性は高い。

 

 右手を手榴弾へと伸ばし、レオパルトに肉薄してハッチからそれを投げ込んでやろうと考えていたエリスは、愛用のハルバードを背中に背負ってレオパルトへと走り出す。

 

 瓦礫を踏みつぶしながら前進するレオパルトの機銃が火を噴き、数名のモリガン・カンパニーの兵士たちの身体をズタズタにする。漆黒の制服を身につけていた男たちがミンチと化し、瓦礫の山を真っ赤な肉片で彩っていく。

 

 手榴弾を引っ張り出して安全ピンを引き抜こうとした瞬間、主砲同軸の機銃から放たれた数発の弾丸のうちの1発が、エリスと同じように肉薄して仕留めようとしていた若い兵士の足を貫いた。

 

「!」

 

「ぐあっ…………! だ、誰か! あっ、あ、足を撃たれた…………!」

 

 若い兵士は助けを求めるが、彼の仲間たちはそれどころではなかった。身体能力が人間よりもはるかに勝る吸血鬼たちと白兵戦を繰り広げていたため、彼を助けに行くことができなかったのである。

 

 無理に助けに行こうとすれば、その隙に背後から吸血鬼のスコップで叩き潰されるのが関の山だ。それゆえに、モリガン・カンパニーの兵士たちや殲虎公司(ジェンフーコンスー)の兵士たちは敵の隙を伺いつつ、その兵士が自力で逃げることを祈るしかなかったのである。

 

 だが、7.62mm弾によって右足の膝を正確に撃ち抜かれていたその兵士は、動くことができなかった。

 

 彼に止めを刺すつもりなのか、レオパルト2が砲塔を兵士たちの群れへと向けたままその兵士へと進路を変えたのを見たエリスは、ぎょっとしながらそちらへと突っ走った。機銃で薙ぎ払って止めを刺せるにもかかわらず、その戦車の操縦士は若い兵士をキャタピラで踏みつぶそうとしているのだ。

 

 分厚い装甲と巨大な戦車砲を搭載した戦車に踏み潰されれば、兵士はあっという間にミンチになってしまうだろう。

 

「だ、誰か…………た、たっ、た、助けて………ッ! 誰かぁッ!!」

 

 戦車が踏み潰そうとしていることを悟った若い兵士が、必死に絶叫した。

 

 年齢は17歳か18歳ほどだろうか。エルフのように耳は長くないため、彼が人間の兵士であることが分かる。

 

 その兵士は、彼女の子供たちと同い年くらいの少年であった。

 

「くっ!」

 

 安全ピンを引き抜こうとしていた手榴弾をポーチに戻し、全力でその兵士に向かって突っ走る。こっちにも敵がいるぞと言わんばかりにPL-14を戦車の砲塔へと向けて連射したが、アサルトライフルの弾丸よりも威力の低いハンドガンの弾薬で、戦車にダメージを与えられるわけがない。

 

 装甲に弾かれる音を聴きながら、その戦車が若い兵士を踏み潰すことを断念するように祈るエリス。しかしレオパルト2は9mm弾の群れを意に介さずに、エリスすら狙わず、ひたすら主砲同軸の機銃を放ち続けている。

 

 マガジンの中身が空になってしまったPL-14を投げ捨て、その兵士の制服を思い切り掴む。涙を流しながら絶叫して混乱していた兵士がぴたりと叫ぶのを止め、助けに来てくれたエリスの顔を見上げた。まだ彼女が助けに来てくれたという事すら理解できていないのか、涙目になったまま彼女の顔を見つめている。

 

 すぐ近くから響いてくるエンジンの音を聴きながら、エリスは少年の身体を思い切り引っ張る。そのまま接近してくる戦車の真正面から引っ張り出すことに成功した彼女は、安心しながら踵を返して離脱する。

 

 だが―――――――踵を返して片足を前に出した瞬間、右足を何かに突き飛ばされたような感じがした。

 

「…………!?」

 

 足の中で何かが砕ける感覚を感じると同時に、駆け出そうとしていた足に力が入らなくなる。がくん、とそのまま体勢を崩して転倒する羽目になったエリスは、自分の右足を見てぞっとした。

 

 ―――――――右足の脛の部分に、風穴が開いていたのである。

 

 敵に足を撃たれた事を理解したエリスはすぐにエリクサーへと手を伸ばし、即座に治療して離脱しようとしたが――――――――踏み潰すはずだった獲物を逃がされたことに怒り狂ったレオパルトが、今度は倒れているエリスへと進路を変更していたのである。

 

 両腕と左足を使って必死に前へと進んだが、強力なエンジンを搭載した戦車から逃げ切れるわけがない。

 

「―――――――ああああああああああああああああああッ!!」

 

 ブレスト要塞の防壁の中に、エリスの悲鳴が響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やあ、ナガト(ビッグセブン)。久しぶりだな」

 

 俺もそのニックネームを久しぶりに聞いた。

 

 前世の世界で生きていた時の名前は”水無月永人(みなづきながと)”。漢字は違うんだが、よく”永人”ではなく”長門”と勘違いされていたせいで、ビッグセブンというニックネームがついたのだ。

 

 この世界でそのニックネームを知っているのは――――――――同じくあの世界から転生してきた、ブラドしかいない。

 

 かつては親友だった男にハンドガンの銃口を向けながら、ドットサイトの向こうでゆっくりとこっちを振り返るブラドを睨みつける。仲間たちが連合軍の兵士たちに蹂躙されていく映像が映し出されているモニターを見上げていたブラドは、片手をハンドガンのホルスターへと伸ばしながらゆっくりとこっちを振り向くと、ホルスターの中から引き抜いたコルトM1911A1をこっちに向けた。

 

「こいつが…………ブラド…………!」

 

 そういえば、ナタリアとイリナはブラドに会ったことがなかったな。あの戦いでブラドと戦ったのは、俺とノエルとラウラの3人だけだった。

 

 ”中身”は前世の親友だけど、容姿は全くの別人だから、性格や仕草以外に面影は全くない。俺も同じく容姿は全く別人だから最初は永人()だと気付いてもらうことはできなかった。

 

 ブラドは一瞬だけイリナの方を見てから、再びハンドガンのフロントサイトとリアサイトを覗き込む。俺たちと一緒に彼に銃を向けているイリナが自分の同胞だという事を見抜いたのだろうか。

 

「…………なぜ同胞に銃を向ける?」

 

「―――――――自分たちの種族のためだけに、弱い人々を傷つけるような奴らを同胞とは思いたくないだけだよ」

 

 やっぱりイリナが吸血鬼だという事を見抜いていたようだ。

 

「その”弱い奴ら”が、かつて我々を滅亡寸前まで追い詰めたのだぞ?」

 

「でも、僕たちは他の種族と共存してる。いつまでも自分たちが一番優れた種族だとは思ってないよ」

 

 テンプル騎士団には様々な種族の兵士たちが所属している。人間やエルフだけじゃなく、イリナたちのように吸血鬼の兵士たちも一緒に戦っているのだ。しかも今のところは種族に関する差別は全くない。

 

 この世界では種族の差別は当たり前になってしまっているが、ちゃんと共存できるという事を俺たちは実証しているのである。

 

 するとブラドは、左手をイリナへと伸ばした。

 

「考え直せ。お前の隣にいるそいつらも、我らを利用しようとしている連中だ。お前は我々と一緒に戦うべきだ」

 

「はぁ…………。一緒にデートしてキスをした彼氏が、そんなことすると思ってるの?」

 

 お前、何でそんなこと言うんだよ…………。

 

 多分、今の俺の顔は赤いと思う。そういう話をするならタンプル搭に帰ってからにしてほしいものである。どうしてテンプル騎士団の女性はそういう話を敵の目の前でするんだろうか。

 

 ブラドも一瞬だけ顔をしかめてから、再びこっちを睨みつけてきた。

 

「悪いが、イリナは俺たちの大切な仲間だ。裏切るつもりはない」

 

「それは残念だ…………。ならば、ここで因縁を終わらせるしかないな」

 

 そうだな。親父とレリエルが遺してしまった因縁を、ここで終わらせるしかない。

 

 ここでブラドを倒し、因縁に終止符を打つのだ。

 

 この男を説得するのは無理だろう。ブラドの憎悪はかなり強力だ。

 

 いいのか、と思いながら、ちらりとイリナの方を見る。彼女もこっちを見てから首を縦に振り、再びAK-12/76のホロサイトを覗き込んだ。どうやら彼女は同胞を木っ端微塵にする覚悟を決めてしまったらしい。

 

 分かったよ、イリナ。

 

 戦闘開始だ。

 

 ブラドに向けていたPL-14のトリガーを引いた瞬間、漆黒のスライドがブローバックする。小さな薬莢がそこから飛び出して落下していき、割れたモニターの破片で埋め尽くされている床に激突して小さな金属音を奏でる。

 

 自分の生み出したマズルフラッシュすら置き去りにして飛翔した弾丸が、こっちへとコルトM1911A1を向けていたブラドの眉間へと喰らい付いた。がくん、とブラドの頭が後方へと大きく揺れたが、撃ち抜かれる数秒前にブラドはこっちの攻撃を察知していたらしく、9mm弾が眉間に風穴を開ける直前に向こうもトリガーを引いていた。

 

 .45ACP弾が俺の肩に喰らい付く。コートの下で降下していたダズル迷彩のような模様の外殻に激突し、まるで装甲車が銃弾を弾くような音を奏でながら、俺たちの後方にあった世界地図に激突して風穴を開ける。

 

 普通の兵士が相手だったらこれで戦いは終わっていた事だろう。こっちは外殻で弾丸を防ぐことに成功し、向こうは9mm弾で脳味噌を木っ端微塵にされたのだから。

 

 けれども―――――――相手は、吸血鬼の王(レリエル)の遺伝子を受け継いだ男である。太陽の光を浴びても多少身体能力と再生能力が低下する程度で済んでいたほどの吸血鬼の息子なのだから、たった1発の銀の弾丸で死ぬわけがない。

 

 咄嗟に手榴弾を取り出し、安全ピンを引っこ抜く。そのまま放り投げた直後、先ほどモニターの破片と書類で埋め尽くされた床に倒れたブラドが起き上がり、ハンドガンを連射してきやがった。

 

 しかし、自分の足元に落下した対吸血鬼用手榴弾に気付いたらしく、.45ACP弾を連射してこっちを牽制しながらすぐに突っ走り始める。あいつの動きを止めるためにマガジンの中身がなくなるまで連射したが、ブラドは数発被弾してもそのまま走り続け、手榴弾の爆風と水銀が猛威を振るう範囲の外へと逃げてしまう。

 

 そのまま物陰へと隠れたブラドはメニュー画面を開くと、素早く画面をタッチしてメインアームを装備した。

 

 あいつが装備したのは――――――――他の吸血鬼たちと同じく、XM8だった。グレネードランチャーとホロサイトを装備しているらしい。さすがにグレネードランチャーを撃ち込まれたら致命傷を負う羽目になるだろうなと思ったその時、あいつの放った弾丸が胸板の外殻へと牙を剥いた。

 

 あっさりとそれを弾くことに成功したが、5.56mm弾にしては衝撃が強い。

 

 おそらくより大口径の6.8mm弾に弾薬を変更したんだろう。対人戦では小口径の弾丸が有効だし、反動も少ないからかなり扱いやすいんだが、魔物や屈強な外殻を持つ種族との戦いでは大口径の弾丸の方がダメージを与えやすいため、可能な限り大口径の弾丸のほうが好ましいのだ。

 

 咄嗟に姿勢を低くして机の下に隠れ、こっちもAA-12に武器を持ち替える。

 

 キメラの外殻は便利だが、これに頼っていたらおそらくブラドを倒すことはできないだろう。ヴリシアで戦った時も、ブラドは吸血鬼の際能力に全く頼っていなかったのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 


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